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前回のファミリーフットサルに続き、募集のお知らせをもう一つ。
現在、第11回静岡県レディースフットサル選手権(全日本女子フットサル選手権 静岡県予選)への参加申し込みが行われておりますが、締め切りは7月19日となります。
大会詳細、参加申し込みにつきましては、一般財団法人静岡県サッカー協会のホームページに掲載されておりますのでご確認ください。
第11回静岡県レディースフットサル選手権 詳細≫≫
昨年度までは「スペシャルステージ」の名称で実施されていたファミリーフットサルフェスティバルの大型版が、今年度は「JFA・キリン ファミリーフットサルフェスティバル in 静岡」の名称にて実施されることになっています。
会場はエコパ・メインアリーナ、開催日は8月2日(土曜日)。
ご存知の方も多いかと思いますが、今年度、フットサルチーム登録制度など諸々の手続きが変更されているためか、このファミリーフットサルフェスティバルへの参加についても昨年までの「県協会、役員などへの申込書の提出」から「JFAホームページからのインターネット手続き」へと変更されています。
ご都合のつく方はご家族ご友人などと是非、ご参加いただきたいと思います。
詳細などにつきましては以下のリンク先をご覧ください。
ご紹介したファミリーフットサルフェスティバルの「大規模」版ではありませんが、通常のファミリーフットサルフェスティバルも静岡県内にて開催が予定されていますので、その日程と会場をご紹介しておきます。
こちらにつきましては、募集詳細が決定し次第、ご案内させていただきます。
■JFAファミリーフットサルフェスティバル@沼津→期日:9月20日(土曜日)、会場:テリフィック
■JFAファミリーフットサルフェスティバル@藤枝→期日:9月23日(火曜日、祝日)、会場:VIORA藤枝
第3日第3試合 府中アスレティックFC 3 vs 4 名古屋オーシャンズ
一昨日に神戸に敗れた府中と、昨日大阪を4対0で下した名古屋の対戦。府中、名古屋とも同じメンバーで臨んだ。
序盤からボールキープする名古屋に、引いて守る府中の構図。府中はハーフライン付近から強いプレスをかけ、カウンターを狙う。
先制は名古屋。10分、吉川智貴が得たゴール正面のFKを森岡薫が豪快に蹴りこんだ。森岡は今季初ゴール。
府中は直後に追いつく。11分、ハーフライン付近でボールを奪った柴田祐輔が左前方の上福元俊哉に股抜きパス。これを上福元が名古屋ゴールに突き刺した。
お互いに球際の勝負にこだわった重厚感あふれる試合展開。前半はこのまま1対1で終了する。
後半、先手を取ったのは府中。23分、右サイドを駆け上がった岡山洋介のクロスを三井健が蹴りこむ。真っ向勝負を挑む府中に対し、名古屋もカウンターからペドロコスタ、シンビーニャが枠内シュートを放つが、府中ゴレイロ柿原聡一朗にストップされる。
名古屋は27分に追いつく。森岡からのパスを受けたシンビーニャが左奥に流れてDF2人を引き付け、ファーでフリーになった吉川が押し込んだ。
名古屋の猛攻に対して体を張って対抗していた府中だが31分、山田ラファエルユウゴがPA内で痛恨のハンド。このPKを森岡が難なく決めて名古屋が再びリードを奪う。
2連敗は避けたい府中は直後のキックオフから、山田ラファエルのシュートのこぼれを皆本晃が流し込んでまたしても同点に。会場は大いに盛り上がる。
名古屋は35分、右サイドを持ち上がった吉川のシュートパスを北原亘が合わせ、またまた勝ち越し。府中は残り1分30秒から、小檜山譲をゴレイロにパワープレーを開始。選手の流動性が高いパス回しで崩しにかかるが、結局無得点。4対3で名古屋が勝利した。
試合終了後、観客席からは両チームをたたえる大きな拍手が沸いた。名古屋は2連勝、府中は2連敗。明暗が分かれる滑り出しとなった。
府中・谷本俊介監督コメント
「神戸戦に敗れた府中が名古屋に勝てるわけがないと思う人が多かったかも知れないが、われわれは勝てると信じてゲームに入った。勝つチャンスはあったと思うが、結果的に競り負けた。相手の地力を褒めるしかないだろう。追いつき、追い抜く力を残り31試合で付けていきたい」
府中・皆本晃主将コメント
「名古屋が相手でもこういう試合ができると分かっていた。勝敗を分けたのはセットプレーなどのちょっとした精度などの積み重ね。自分たちがもっと成長しなくてはいけない。次戦は違う顔をしたゲームをしたい」
名古屋・ビクトル・アコスタ・ガルシア監督コメント
「開幕セントラルの2連勝をうれしく思う。昨日の疲れを見せず、こういう(緊迫した)ゲームができた。守備的に臨んで、カウンターを狙うチームに対しては常に難しいところがある。しかし、われわれは守勢に回ってはいけないチーム。常に良いゲームをする責任がある。そういう意味でも、難しいゲームに勝てたことは大きい」
名古屋・吉川智貴主将コメント
「相手が引いてカウンターを狙ってくることで、難しい試合になることは分かっていた。今日はボールの失い方が良くない場面があった。セントラルで2勝できたことは、チームにとって大きい。次戦は自分たちの良さをもっと出して戦いたい」
現地レポート:橋爪 充
掲載:フットデ静岡
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第3日第2試合 バサジィ大分 7 vs 2 アグレミーナ浜松
昨日は神戸との撃ち合いを制した大分と、町田を相手にクラブ創設以来初完封となるスコアレスドローだった浜松の対戦。大分、浜松ともメンバーの入れ替えはなかった。
2分、大分が先制。左ライン際を突破した仁部屋和弘のシュートパスを、ファーの森村孝志が合わせた。
浜松はセカンドセットに和久田章太を起用。徐々にボールキープの時間を増やす。大分は7分、鋭いカウンターから田村龍太郎が持ち上がりシュートパスを放つが、逆サイドの森村には一歩合わず。
7分、浜松が追いつく。セットの入れ替わりの途中だった。「古巣対決」となる中村友亮が左から斜めにドリブル。左サイドライン際でパスを受けた野嶋倫が相手ゴレイロの股を抜くシュートを決めた。
その後は大分の時間帯。11分、森村のカウンターのドリブルから、こぼれを拾った小曽戸允哉がグラウンダーのシュートを右隅に決めた。浜松は中村のドリブル、小池良平のパスなどから何度もチャンスをつくり出すが、3回の枠内シュートはすべて大分ゴレイロの青柳佳祐にストップされる。
前半終了間際、大分が3点目。足を滑らせた浜松・松本行令から小曽戸がボールを奪い、そのまま右足トウでゴールにたたき込んだ。前半はこのまま3対1で終了した。
後半は立ち上がりに浜松がチャンスを作る。江藤正博が立て続けに枠内シュートを放つが、すべて青柳に止められる。
22分、大分に追加点。右サイドキックインから、ディドゥダが「チョンドン」で強烈なシュートを突き刺した。30分あたりから球際の勝負を制するようになった大分は、前に圧力をかけ続ける。31分、自陣から小曽戸がドリブルで持ち上がり、左の北嶋佑一がだめ押しの5点目を決めた。
浜松は直後に曽根田をゴレイロにしてパワープレーを開始。35分に松本のシュートから曽根田が押し込んで1点返すが、その後パワープレー返しで2点を失う。
ゲームは7対2で決した。大分は2連勝の滑り出し。浜松は第3節の浦安戦で初勝利を狙う。
浜松・保田健二朗監督コメント
「結果として大差で負けてしまった。要因はオフェンスでいえば、ゴールに対する意識。ディフェンスではボールに対してのアプローチ。数的不利で取られたものばかりではない。同数で取られたのはなぜか。ボールへのアプローチが正しくなかったということだろう」
―昨年に比較してチーム力は向上していると思うか
「日本代表の2人が入ったことで選手の意識に変化がある。来ていないメンバーを見れば、昨年以上に競争が起きていることがわかると思う」
―今シーズンの目標は
「やる以上はトップを狙う。まずはプレーオフ進出を目指す」
浜松・三輪修也主将コメント
「決めるところで決めていれば違う形になった。大分は隙がなく、しっかり決めてくる。次の試合では自分たちが決めるところを決め、守るところを体を張って守りたい。一人一人がしっかり意識しなくては、上の相手に勝つのは難しい」
大分・吉武茂郎監督代行コメント
「監督がいない中、開幕2連勝できた。優位に前半を進め、後半になっても選手は集中を欠かさずに臨んでくれた。昨日出た課題を踏まえて、良いゲームをしてくれた」
大分・小曽戸允哉主将コメント
「2連勝したが、課題は多く見つかったが、次の大阪線までに修正して臨んでいきたい」
―課題とは
「一番は自分たちがリードしているときの戦い方。失点した後のリズムをつくれない。自分たちが失点しても、ボールポゼッションを高めることに集中したい」
現地レポート:橋爪 充
掲載:フットデ静岡
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第3日第1試合 湘南ベルマーレ 2 vs 2 エスポラーダ北海道
昨日は仙台と引き分けた湘南と、浦安に0対3で敗れた北海道の対戦。北海道は昨日からメンバーを1人変更。堀米将太に替えて穴田涼をベンチに入れた。湘南は中村猛、山中秀太に替えて小野大輔、刈込真人を登録した。
先制は湘南。6分、直前に入った小野が右からシュートパスを入れるとボラが反応。ニアで倒れ込みながらボールキープし、左に出したラストパスを刈込が押し込んだ。
北海道は9分から神敬治を投入。ファーストセットでボールを回す。積極的な攻撃姿勢が目立つようになる北海道。10分、その神が右サイド嵯峨祐太からの折り返しをたたき込んで北海道が同点に追いつく。
13分、湘南小野が北海道穴田の抜け出しを後ろから倒してレッドカードで退場。だが湘南は数的不利の2分間をしのぐ。
北海道優位のまま試合は進む。18分、北海道は右サイド深くのキックインから、神がほとんど角度のないところからのシュートを決めて勝ち越し。前半を2対1リードで終える。
後半は湘南が押し気味の展開。25分、久光邦明のシュートパスをボラが狙うも北海道ゴレイロ関口がセーブ。26分、右からの金井智之のライナー性のクロスは、近藤純也が惜しくも触れず。北海道も何度かあったカウンターのチャンスを決めきれずにゲーム終盤を迎える。
湘南は18分から近藤をゴレイロに据えたパワープレーを開始。残り36秒、左からの内村俊太のシュートをボラが後ろ向きで押し込み、湘南は同点に持ち込む。
直後から北海道も室田翔伍をゴレイロにしてパワープレー。だが得点は生まれず、試合はこのまま2対2のドローに終わった。
北海道・小野寺隆彦監督コメント
「『悔しいな』と口に出したいほど悔しい引き分けだった。連戦の中で疲労はあったが、積極的なプレスをかけて、相手のピヴォ当てにも対応できた。選手は頑張っていたが、自滅といえば自滅。決められるところで決めきれなかった。点数を取れなかったことが悔しい」
―2日間通じて流れを変える役割を果たしていた神選手の起用について
「室田(祐希)は特攻隊長のように飛び込むスタイルなので、時に冷静さを失う。そこで落ち着きをもたらすことを意図している。プレシーズンの時に大きなねんざをしていて、今はセットに入れるか入れないかという状態。クアトロのセットの中でうまくまわらないところで起用している」
北海道・高山剛寛主将コメント
「最後の最後に入れられてしまって残念。ディフェンス、オフェンスとも昨日より良くできた。勝ち点1を前向きに捉えたい。1週間いい準備をして」
湘南・伊久間洋輔監督コメント
「昨日の試合から一晩たって、選手の固さは取れていた。いい状態で入れた。小野の退場はあったが、劣勢の中で同点に追いつけたことは良かった。チームとしての今やっているシステムの形はもうちょっと。シュートの部分が改善されて、点が取れるようになれば勝利が見えてくると思う」
―小野選手の退場でプランを変更せざるを得なかったか
「彼がいなくなったことで、ディフェンスする時間がながくなってしまった。体力を消耗した。ただ、システムが崩れたということではない」
湘南・近藤純也主将コメント
「負けなかったことが救い。チームのシステムは良くなっている。引き続き継続して、もっと個々が生きるようにしたい」
現地レポート:橋爪 充
掲載:フットデ静岡
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