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12月10日、11日に行なわれたPUMAカップの静岡県大会をこれまで4回にわたりご紹介してきましたが、5回目の今回が最終回となります。
準決勝2試合、決勝戦と3位決定戦の4試合の様子をまとめてフォトギャラリーにて掲載いたします。

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予選ブロックを勝ち上がったチームにとって、決勝トーナメントの初戦、いわゆる県大会準決勝こそが支部予選からの長い戦いの中で最も大切な試合となる。
この試合に勝ちさえすれば、たとえ決勝戦で敗れても次のステップである東海大会に進出できるからだ。

この決勝トーナメント初戦で勝利を収めた過去の東海大会進出チームを振り返ってみると、昨年が田原とジュビロ磐田の西部勢2チーム、その前の年がプライアとイカイの東部勢2チーム、そのまた前がイカイとマトの東部勢2チーム、さらにその前の年がイカイとプライアの東部勢2チーム、もう1年前がマトとプライアの東部支部勢2チーム、そして平成17年の大会ではエマーソンとジュビロの西部支部勢2チームと、過去6年間ともに西部あるいは東部の同支部2チームが東海大会へ進出している。

全日本選手権の県大会において、圧倒的に西部支部と東部支部の勢力が強かった構図を顕著に表すデータではないだろうか。

そして今年の決勝トーナメント、フットデ静岡として集計した資料が残る過去の大会では、初めて東部支部からの勝ち上がりがなかった年となった。

さらに、中西部支部の2チームと中東部支部の1チーム、すなわち中部地域勢3チームがベスト4に顔を揃えたこともこれまでの決勝トーナメントの構図とは異なるものとなった。
付け加えれば、ここ何年も同支部の2チームが勝ち上がり続けている状況の継続のためには、大和撫子とエストレラードの中西部支部2チームの決勝進出が条件となったのだが・・・。

決勝には中西部支部の大和撫子/VIORA藤枝と西部支部のDELIZIA磐田が進出。同支部揃い踏みの構図は一旦途切れる事となった。

準決勝では毎年のように好試合が繰り広げられてきた。そして今年の準決勝もまた、どちらも緊張感のある良い試合だったと思う。
ただ、残念な事にバックヤードでの諸作業などで決勝トーナメントの4試合はいずれの試合も詳細なレポートが書けるほどしっかりと見ることが出来なかった。
会場に足を運ぶ事が出来なかったみなさんには大変申し訳なく思うがレポートの掲載は控えさせていただく事とし、作業の合い間に撮影した写真の掲載のみでご容赦いただきたい。

それでも少しだけ付け加えさせていただくのなら・・・唯一県リーグ勢としてベスト4入りしたオブラプリマが大和撫子相手に大健闘。彼等が勝ち上がった支部予選を担当した筆者としては非常に嬉しく思うと同時に、最終的に敗れはしたもののその健闘に素直に拍手を送りたいと感じた。
もう一つの準決勝では、先制点を奪ったエストの闘将、名取栄治のゴール後の雄叫びやデリッツィアの鈴木孝博がみせたカットインからの豪快な同点シュート、そして勝ち越し点を奪った門田雄輔のシュートフェイントからのしなやかな切り替えしとバランス感覚に富んだフィニッシュなど、各選手の持ち味を存分に発揮した得点シーンを見ることが出来た。

オブラプリマはキャプテンの西谷を中心にチームワークで予選を突破。準決勝でも東海1部の大和撫子を相手に大健闘を見せた。

準決勝終盤、パワープレーに出た内藤修弘がみせた自陣からのドリブル突破にはシビレた。

地域チャンピオンズリーグではゼブラ在籍時に全国準優勝そして得点王の経験を持つ剣持貴充だが、意外にも全日本選手権での県予選突破は初めての経験だ。

ここ2年間、静岡県が送り出した代表チームが全国の舞台へ進めなかった事は連盟関係者としても、そして一フットサルファンとしても非常に残念だった。
そして今年度は、第14回大会以来となる全国大会・1次ラウンドの開催会場の一つにエコパアリーナが決定している。
それだけに、デリッツィアと大和撫子の両チームには東海大会をも突破し、エコパアリーナでその雄姿を見せて欲しいと強く思う。

最後に表彰式後の各チームの集合写真を掲載しておきたい。

優勝はDELIZIA磐田。選手権での県内タイトルは初となる。過去に施設選手権枠が存在していた時代に全国出場したことはあるが、地域予選からとなると昨年度の悔しい敗退を含め全国行きを獲得したことが無い。それだけに新しいチーム名の1年目ではあるが全国への想いは昨年にも増して大きいはずだ。

大会MVPに選出されたのはデリッツィアの横山正浩選手。大会を通してのゴールは決勝戦での1ゴールのみだったがプレーの安定感が受賞につながったようだ。

準優勝の大和撫子/VIORA藤枝。東海大会進出はもちろん初めてだが、県内ベスト4も選手権では初めてだった。他チーム在籍時に東海大会や全国大会の舞台を経験しているメンバーもおりチームとしての経験不足に心配はいらないだろう。苦戦してきた東海1部での経験もまた、全国を目指す上で大きな助けとなるに違いない。

第3位はEstrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津フットサル倶楽部。一昨年の第15回大会に続き準決勝敗退となり、第10回大会以来の東海大会進出はまたしても成し遂げられなかった。しかし今大会で数多く目にした若手の活躍はチームにとって明るい材料ではないだろうか。東海2部残留を確定させるためにも、気持ちを切り替え残りの東海リーグを戦って欲しい。

第4位のObra-Prima。何度も書くが大健闘の2日間だった。この写真、後列右端にジャージ姿で写る西谷はイエローカードの累積により3位決定戦に出場できなかった。より上位のチームとの対戦のチャンスにピッチに立てなかった悔しさを口にした西谷だったが、試合に飢えた発言にまだまだ伸びしろを感じた。

■PUMAカップ2012 第17回全日本フットサル選手権 今後のスケジュール

▼東海大会:刈谷市体育館(愛知県)
 平成24年1月28日(土曜日)・・・東海大会 第1日目
 平成24年1月29日(日曜日)・・・東海大会 第2日目【全国大会への予選通過枠:2】

▼全国大会 1次(予選)ラウンド:エコパアリーナ/大阪
 平成24年3月9日(金曜日)・・・全国大会予選ラウンド 第1日目
 平成24年3月10日(土曜日)・・・全国大会予選ラウンド 第2日目
 平成24年3月11日(日曜日)・・・全国大会予選ラウンド 第3日目

▼全国大会 決勝トーナメント:代々木第1体育館/(東京都)
 平成24年3月16日(金曜日)・・・全国大会第1日目 準々決勝
 平成24年3月17日(土曜日)・・・全国大会第2日目 準決勝
 平成24年3月18日(日曜日)・・・全国大会第3日目 決勝

※以下、フォトギャラリーにて僅かずつですが各試合の様子をご覧ください。

12月10日、11日に行なわれたPUMAカップの静岡県大会、第4回目は予選【Dブロック】です。

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東海1部のエマーソン、東海2部のエストレラードが顔を揃えたこのブロックに名を連ねたもう1チーム、ナトゥレーザは東部支部予選を4位で勝ち上がった県2部リーグに参戦中のチームだ。

県2部所属ではあるが、このチームにはエマーソンやエストをも凌ぐ、高いレベルでの競技経験を持つ選手が数多く含まれる。その全員がプライアグランジに主力として在籍経験を持つわけだが、気が付けばセットが組める4人の名が含まれていた。

吉村匡史(13)、渡辺忍(9)、五味義通(15)、そして渡邊純(5)がそのベテラン達であるが、若手の運動量にも負けない豊富なエネルギーそしてスピードをピッチで披露、予選敗退とはなったが、同組みのエマーソンと共に参加全チームの中で予選最多得点(8点)を記録する原動力となった。

さて、肝心な勝ち上がりであるが、初戦でのエマーソンとの対戦を終了直前の奥山泰博(5)のゴールで決着を付けた東海2部のエストが名乗りを上げた。

このDブロックで生まれた総ゴール数は23。2番目に多かったCブロックの13ゴールを大きく凌ぎ、「得点シーンを見る楽しみ」を存分に感じさせてくれた。

念のため、橋爪レポートはこちら

    ▼選手権静岡県大会雑感4
     http://www.re-po.jp/hashi/2012/12/post-55.html

※以下、フォトギャラリーにて試合の様子をご覧ください。

12月10日、11日に行なわれたPUMAカップの静岡県大会、第3回目は予選【Cブロック】です。

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今年の静岡県大会へ駒を進めたチームの中で唯一、東海フットサルリーグや県社会人フットサルリーグに所属しないチームがこのブロックに振り分けられた。

静岡のフットサルファンならすでにお気づきだと思うが、今年度のフットデ静岡ガイドブックにチーム紹介のない「チームいろはす」がそれだ。

中部支部の代表として県大会へ駒を進めてきたわけだが、中部支部といえば東海2部のゼブラが活動している地域。支部予選での直接対決は引き分けだったようだが、そのゼブラを得失点差で退けて勝ち上がったこのチーム、実は東海社会人サッカー1部リーグに参戦する矢崎バレンテのメンバーで構成された、蹴球スキルの非常に高い選手たちの集まりだ。

そして、これも抽選の妙、同組みのデリッツィア磐田には彼等とチームメイトの鈴木孝博(矢崎バレンテ在籍中)あるい千葉武(元在籍)が名を連ねている。

その能力を互いに認め合う者同士、多少のやりにくさも感じていたではあろうが、フットサル競技では圧倒的に先輩格のデリッツィアが無難と言えば無難に、このブロックを勝ち上がることになった。

県2部リーグ所属ながら、東部支部予選を第2位で勝ち上がって来た沼津蹴球団は、サッカーの東海1部チームと引き分け、そしてフットサルの東海1部、デリッツィア戦では先制ゴールを奪うなど健闘をみせた。

念のため、橋爪レポートはこちら

    ▼選手権静岡県大会雑感3
     http://www.re-po.jp/hashi/2012/12/post-54.html

※以下、フォトギャラリーにて試合の様子をご覧ください。

12月10日、11日に行なわれたPUMAカップの静岡県大会、第2回目は予選【Bブロック】です。

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大会を前にして行った抽選結果で、筆者がその偶然性に最も驚いたのがこのBブロックだ。

この時点で県1部リーグの2位(セレゾン浜松)、3位(Obra-Prima)、4位(IKAI FUTSAL)が顔を揃えた。
さらに3チームによるリーグ戦なので全部で3試合行うわけだが、2節を残した県1部リーグで消化済みなのはセレゾンvsイカイだけ、オブラが戦う2試合は県リーグの前哨戦ともなる。

この抽選結果に「出来ればやりたくなかった。」と漏らしたオブラのキャプテン西谷だったが、そのオブラが組織力を生かした試合運びで2連勝、初めて決勝トーナメントに進出となった。

大きな注目を集めていたイカイの核弾頭、ベッチーニョは初戦でレッドカードを受け退場処分、予選2試合目にも出場できず大会を終えた。
試合終盤、思いどうりにことが進まないチームや自分自身へのイライラが一つのファールのジャッジを機に爆発してしまった。

試合序盤からミドルレンジからの強烈なシュートやDF4人に囲まれながらのピヴォらしいプレーなど「さすがベッチ!」を見せていただけ残念な出来事だったと言わざるを得ない。

もう1チームのセレゾン、先日の県リーグではベンとの全勝対決に敗れ一歩後退してはいるものの、いずれの試合も僅差で明暗を分けている。この日敗れたオブラとは県リーグ最終節での再戦となるが、この敗戦が大きなモチベーションとなるに違いない。

念のため、橋爪レポートはこちら

    ▼選手権静岡県大会雑感2
     http://www.re-po.jp/hashi/2011/12/post-53.html

※以下、フォトギャラリーにて試合の様子をご覧ください。

12月10日、11日に行なわれたPUMAカップの静岡県大会。その様子をお伝えする記事を5回に分けてフォトギャラリーとして掲載したいと思います。

第1回目は予選【Aブロック】です。が、その前に少しだけ。

毎年、県大会を前に行われる役員会議の場で議題となるのが「組み合わせ抽選」についてです。

フットサル委員会では県内各支部での活動を組織の幹と考え、その活動を尊重すると言う観点から、「前年度の決勝トーナメント進出チーム所属支部」を「第1シード」への割り振りの基準としてきました。

さらに今年の抽選では、西部支部、東部支部そして中西・中・中東をまとめた中部地域の3支部(地域)が予選ブロックで同居しないよう、抽選方法を決定しました。

しかしながら、毎年予選通過チームが変わる可能性があり、支部に割り振られるチーム数も定数ではないことを考えれば、「シード」と言う呼び名がふさわしいか、あるいはこの抽選方法が最適であるかどうかにも意見が分かれるところでしょう。

事実上、これまでもシードの呼び名は抽選を進めるためのグループ分けの役割が大きかったと言えるかもしれませんし、個人的にも本来のシードの意味を考えればその年の各支部1位通過のチームに割り振られるべきと考えます。

とは言え、結果として今年の静岡県大会を制したデリッツィア磐田(後の事にはなりますが東海1部を2連覇したチームでもあります。)は西部支部の3位通過チーム、いわゆる「ノーシード」でした。

そんな事実も踏まえると、来年度はシードなど設けず全12チームで一斉に抽選を行うこともありなのでは?との気持ちもあります。

ただ、昨年度のベスト4は全て東海1部のチームでしたし、今年の県代表2チームも結局、東海1部勢でした。
抽選を担当した者として、妙な安堵感を感じた事も事実です。

さて、本来のテーマに戻しPUMAカップ静岡県大会の予選【Aブロック】です。

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抽選結果とはいえ、田原と大和撫子の東海1部勢が2チーム、さらに県1部リーグで現在首位、来季の東海リーグ昇格を目指すベンが同居したこのブロックに注目が集まったことは言うまでもない。

オープニングゲームは「ベン vs 田原」。
田原が開始早々の松本(14)のゴールと試合終盤の金城(12)の追加点で2-0とリード、波乱のない幕開けかと思われたゲームだったが、残り3分間で今季の県リーグで好調のベンが踏ん張り、高橋(13)、田中(18)の連続ゴールで同点に追いつき試合終了。

田原は続く大和撫子との東海1部対決でも先制ゴールを奪い前半を1-0とリードして終えたが、後半に4失点を喫し「今年こそは!」の全国への道は早々に断たれてしまった。

決勝トーナメント進出を懸けた「ベン vs 大和撫子」のゲームは、前半に大和撫子の鈴木(8)が奪った1点のみで終了。
敗れたベンだったが、東海1部勢との戦いでも互角に渡り合うなど、そのチーム力をあらためて感じたゲームだった。チームの目標を「県リーグ残り2節」へしっかりと切り替え、来季の東海2部入りを目指すに違いない。

念のため、橋爪レポートはこちら

    ▼選手権静岡県大会雑感1
     http://www.re-po.jp/hashi/2011/12/post-52.html

※以下、フォトギャラリーにて試合の様子をご覧ください。