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今年の「全日本フットサル選手権静岡県大会」への進出を決めた、各支部からの代表チームをご紹介いたします。

県大会は12月10日(土曜日)に予選ラウンド、翌11日(日曜日)に東海大会への2枠を懸けた決勝トーナメントが行われます。

予選通過枠が複数の支部については、ご紹介の順序は上位のチームから、そして掲載写真は支部予選当日に撮影されたものです。
(※なお、西部支部からの勝ち上がりチームについては予選大会時の写真がありません。ご了承ください。)

また、今年度の県大会の組み合わせ抽選についてですが、現在、その詳細について実施要項を作成中です。近日中に各支部委員長経由にて各チームへご案内いたしますので、もうしばらくお待ちください。

 

■全日本フットサル選手権静岡県大会出場チーム

▼西部支部(予選通過枠:4)
 1)田原フットサルクラブ
 2)Emerson FC
 3)デリッツィア磐田
 4)セレゾン浜松フットサルクラブ

 

▼中西部支部(予選通過枠:2)
 1)大和撫子/VIORA藤枝

大和撫子/VIORA藤枝

 2)Estrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津フットサル倶楽部

Estrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津フットサル倶楽部

 

▼中部支部(予選通過枠:1)
 1)チームいろはす

チームいろはす

 

▼中東部支部(予選通過枠:1)
 1)obra-prima

obra-prima

 

▼東部支部(予選通過枠:4)
 1)IKAI FUTSAL

IKAI FUTSAL

 2)沼津蹴球団FC

沼津蹴球団FC

 3)BEN Yoshiwara

BEN Yoshiwara

 4)Natureza Grande

Natureza Grande

 

■PUMAカップ2012 第17回全日本フットサル選手権 今後のスケジュール

▼静岡県大会:エコパアリーナ(メインアリーナ)
 12月10日(土曜日)・・・静岡県大会 予選ラウンド
 12月11日(日曜日)・・・静岡県大会 決勝トーナメント【東海大会への予選通過枠:2】

▼東海大会:刈谷市体育館(愛知県)
 平成24年1月28日(土曜日)・・・東海大会 第1日目
 平成24年1月29日(日曜日)・・・東海大会 第2日目【全国大会への予選通過枠:2】

▼全国大会 予選ラウンド:エコパアリーナ/大阪
 平成24年3月9日(金曜日)・・・全国大会予選ラウンド 第1日目
 平成24年3月10日(土曜日)・・・全国大会予選ラウンド 第2日目
 平成24年3月11日(日曜日)・・・全国大会予選ラウンド 第3日目

▼全国大会 決勝トーナメント:代々木第1体育館(東京都)
 平成24年3月16日(金曜日)・・・全国大会第1日目 準々決勝
 平成24年3月17日(土曜日)・・・全国大会第2日目 準決勝
 平成24年3月18日(日曜日)・・・全国大会第3日目 決勝

■全国選抜観戦記【その7】・・・その他の写真をフォトギャラリーで

ここまで駆け足で掲載を連投した全国選抜観戦記ですが今回で最終回となります。

思い返せば大会そのものは2ヶ月近くも前に行われたのですが、今こうして写真の整理を進めながら作業をしていると、懐かしくもあり、また、昨日の事のように鮮明に記憶がよみがえる瞬間を捉えた写真もあります。

前回、決勝戦をお伝えさせていただいたのですが、最終回では三重県選抜以外の対戦カードから、決勝トーナメント進出を果たした神奈川県選抜、大阪府選抜そして岡山県選抜の戦いを中心にピックアップ、さらに閉会式後の集合写真なども加えさせて頂きました。

三重県以外の全国大会参加チームの戦いも、全国の地域リーグの選手たちを知る大変貴重なものでした。

そんな選手たちにも何かのきっかけで当ブログをご覧頂き、拙い写真ではありますがご自身やチームメイトの試合の様子を見つけ、懐かしくそして大会を振り返るきっかけとなれば嬉しく思います。

ただ、こんなに掲載が遅くなってしまった事については、申し訳なく思うばかりです。

そして何より、来年こそ静岡県選抜を追いかけての全国選抜取材行脚になることを願い、全国選抜観戦記を締めさせて頂きます。

地域リーグレベルでは間違いなくビッグネームの2人、石川県選抜として出場の稲田祐介選手と大阪府選抜の丸山哲平選手(左端の2人)のオープニングゲームでの直接対決に間に合うよう会場に無事到着。

ピッチの間隔やベンチ裏のスペースは多少窮屈だったが40m X 20mのピッチサイズで2面が収まる小瀬スポーツ公園体育館。ウォーミングアップはサブアリーナを使用。

プレースタイルもファッションも視線を惹き付けた神奈川県選抜の大場徹選手。間違いなく神奈川県初優勝の立役者の一人だ。

スキルフルな選手の集団をまとめていた大阪府選抜の丸山哲平選手。攻守にわたり寡黙なプレーでチームを支えた。ここぞの場面でのプレーの質の高さはさすが!

神奈川県選抜と大阪府選抜による準決勝はPK戦へもつれ込んだ。緊迫したPK戦を制した神奈川県選抜が喜びを爆発させた瞬間だ。敗れた大阪府選抜にはなんの慰めにもならないだろうが、本当に緊張感のある良いPK戦だった。

日本フットサル連盟の大仁会長から優勝の表彰を受ける神奈川県選抜。

優勝した神奈川県選抜。

準優勝の三重県選抜。

第3位は大阪府選抜。

同じく第3位は岡山県選抜。

 

以下、フォトギャラリーにてゲームの様子などをご覧ください。

先週に引き続き、県リーグが1部、2部ともにエコパにて開催されます。

■平成23年度 第10回静岡県社会人フットサルリーグ1部/2部【第5節】@エコパアリーナ

▼9:30・・・2部リーグ(15分ハーフ、プレイングタイム)
ARTISTA:0
vs(前半:0-1)・・・試合終了
Natureza Grande:2

CALIENTS:1
vs(前半:0-0)・・・試合終了
豊友:3

▼11:00・・・1部リーグ(20分ハーフ、プレイングタイム)
テレポケット/DOPPO:1
vs(前半:0-1)・・・試合終了
F.S.C/PROVA:6

Obra-Prima:2
vs(前半:1-0)・・・試合終了
LOCO☆:3

▼12:40・・・2部リーグ(15分ハーフ、プレイングタイム)
沼津蹴球団FC:4
vs(前半:2-2)・・・試合終了
BIG HIP:4

浜西フットサル:5
vs(前半:3-0)・・・試合終了
FARANG Futsal Club:0

▼14:10・・・1部リーグ(20分ハーフ、プレイングタイム)
IKAI FUTSAL:4
vs(前半:3-1)・・・試合終了
MATO GROSSO:2

セレゾン浜松:1
vs(前半:0-1)・・・試合終了
BEN YOSHIWARA:2

■決勝トーナメント【決勝戦】・・・神奈川県選抜 vs 三重県選抜

三重県選抜はこれまで戦った4試合中3試合で逆転勝ち。しかしその全てで三重らしさを存分に発揮した逆転劇を演じてきた。

決勝戦に臨む三重県選抜のメンバー

対する神奈川県選抜は予選リーグこそ危なげない3連勝で決勝トーナメントに駒を進めたが、大阪府選抜との準決勝では残り時間4分まで1-3のビハインドを終了直前の同点劇からのPK戦でしぶとく勝ち上がって来た。

こちらは神奈川県選抜。

さて、この両チームによるゲームの詳細は、大会後、フットサルネットさんに掲載された橋爪レポートにてじっくりご覧いただくこととしよう。

   ▼第27回全国選抜フットサル大会決勝 「神奈川県選抜対三重県選抜」レポート
    http://www.futsalnet.com/fn2009/2011/10/topics-001658.php

と、これだけではあまりに橋爪レポートに甘えすぎとのご批判!?も受けそうなので、私からも少しだけ。

本文とは関係ないが、決勝戦の主審を務めたギャヴィン・サーティン氏。サッカーでも行われているがイングランドFA(The FA)とのレフリー交流プログラムの一環で来日。この試合以外でも数試合を担当していた。

三重県選抜の決勝トーナメント進出に引きづられ3日間とも会場に出向いた筆者であったが、開催会場が関東地域の山梨県と言う事もあり、連日どちらかといえば関東贔屓、特にこの試合では(当たり前だが)神奈川県贔屓のギャラリーやメディアの方が多かったと感じた。

そして、筆者の記憶に一番残っている事・・・それは準決勝の神奈川県選抜vs大阪府選抜のカードだ。PK戦までもつれ込んだその試合展開、試合内容はともかく「事実上の決勝戦!」とか「決勝で観たかった!」の声が聞こえてきた事に「ちょっと待ってよ!」と声を上げたい心境に何度となくさせられたものだ。

予選リーグでの神奈川県選抜の破壊力は一歩抜き出た印象であった事も間違いないし、初戦こそ出来の悪さで石川県選抜と引き分けた大阪府選抜もその後は本来の力強さを示していた。
どちらも実力あるチームに間違いないわけだが、三重県選抜の評価が高まらない会場の空気には少なからず不満を感じていた。

そして決勝のキックオフから約6分後、スコアは2-0と三重県選抜が大方の予想に反してリードを広げたのだ。

右サイドからのコーナーキックからキッカーの木村(14)と池山(10)がドンピシャのタイミングで先制ゴールを奪った。

しかしながらそのアドバンテージにも、なぜか関東贔屓の多数派意見を覆すことに自信が持てない自分がいた。

確かに開始1分のコーナーキックから奪った先制点は、神奈川県選抜の一瞬の隙をついた鮮やかなゴールだったし、追加点も見方によっては「三重県にツキがあるのでは?」とも思わせるラッキーゴールだった。

「でも、これはこの大会での三重県ペースではないな・・・」 そう思うと同時に、神奈川ベンチにも慌てる雰囲気が存在しない事を感じた。

事実、ピッチ上ではリードを奪った三重県選抜のほうが、本来のボール運びやパスワークが出来ていなかった。
神奈川県選抜のプレスを嫌い、シンプルな回避に終始しているうちに完全に自分達のリズムを失ってしまったのかもしれない。

結局、橋爪レポートの通り三重県選抜は2-5のスコアで敗れてしまった。

東海地域の代表である三重県選抜の初優勝を期待していた筆者にとって、試合開始前の会場の空気を覆せなかった事は残念ではあるが、決勝戦での神奈川県選抜の戦いの素晴らしさを素直に認めたいと思う。

試合終了。ベンチ前の大きな輪とピッチ内での小さな輪が両チームの明暗を表していた。

敗れた三重県選抜も恥ずべき戦いは一試合もなかった。自信を持って東海地域にそして三重県に持ち帰って欲しい準優勝だ。

最後に・・・三重県選抜の選手、スタッフのみなさん、お疲れ様でした。そして、準優勝おめでとう!

以下、フォトギャラリーにてゲームの様子を掲載いたします。

■決勝トーナメント【準決勝】・・・三重県選抜 vs 岡山県選抜

初の決勝トーナメントとなる三重県選抜。

予選最終戦で石川県選抜に競り勝ち、ワイルドカードでの決勝トーナメント進出を果たした岡山県選抜。

昨年、男子の三重県選抜史上はじめて東海大会を突破した三重。
2年連続での全国大会となる今大会での最終目標を全国制覇と掲げてはいるものの、まずはそのための第1段階をクリアしたばかり。
目標達成への次なるステップはこの準決勝突破ということになる。

昨年の予選敗退から一歩前進したとも言える今年の決勝トーナメント進出だが、そこは誰もが初めて臨む未知の舞台だ。

対戦相手の岡山県選抜はワイルドカードでの決勝トーナメント進出とは言え、最大の激戦区だったAグループでの3試合を経験しているだけに、その勝負強さは侮れない。

三重県選抜のゲーム観戦の合間で見た予選ラウンドでの岡山県選抜の戦いは、ハイプレスを軸にゲームを進めるチームが多い中、いわゆるハーフでの守りを徹底し奪ったボールをシンプルなカウンターで攻めきるスタイルを見せていた。

大会最終日、午前10:30、定刻どおり準決勝開始のホイッスルが吹かれた。

岡山県選抜はこの試合でも自陣での守りを軸にゲームを進める。
立ち上がりに数度のチャンスを作った三重県選抜だが、ポストに嫌われるなど先制ゴールにあと一歩で手が届かない。
その後もボールはつながるがシュート際への岡山の寄せが厳しく、たびたびシュートブロックを受け岡山ゴールを脅かすまでに至らない。

前半10分過ぎ、ボールを奪った岡山県選抜が右サイドをドリブルで突破。ゴールライン付近までえぐっての折り返しにゴール正面で10番の山下が合わせ1-0。

先制ゴールは岡山県選抜が奪い前半はそのままのスコアで終了した。

岡山県選抜が狙い通りの速攻から先取点を奪った。

岡山県選抜が狙い通りの速攻から先取点を奪った。

後半は開始から5分が過ぎた頃、ハーフライン付近で岡山ボールを奪った三重県選抜の本渡が右サイドで縦にボールを運び、ゴール前の横内へ。予選リーグで無得点だった闘将についにゴールが生まれた瞬間だった。

この横内のゴールで三重県選抜が1-1に追いつく。

予選3試合中、2試合で逆転勝ちを収めている三重県選抜だが、この試合ではその後、勝越しゴールが奪えないまま時間を消費してしまう。
両陣営ともPK戦を意識していたであろう残り30秒、やはり予選ではゴールを決めていなかった三重県選抜の大黒柱とも言える木村が大仕事を成し遂げた。

岡山陣内でボールを奪った木村が、自らドリブルでボールを進め中央から強烈に決めた。

東海リーグでは何度も目撃している木村らしい試合を決めるゴールだったが、その一撃が全国大会での決勝進出を決める大事な試合の残り30秒でも炸裂したわけだ。

木村のゴールに雄たけびをあげて喜びを表す森恵輔監督。試合再開後のわずか30秒を耐えるだけで決勝戦への進出が決まった。

木村のゴールに雄たけびをあげて喜びを表す森恵輔監督。試合再開後のわずか30秒を耐えるだけで決勝戦への進出が決まった。

「あと一つ!」、気持ちを一つに三重県選抜は足早にロッカールームへ引き上げた。

以下、フォトギャラリーにてゲームの様子を掲載いたします。