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本日は東海女子の開幕日、名古屋市北スポーツセンターにて4試合が行われます。
速報します。
■2011東海女子フットサルリーグ【第1節】@北スポーツセンター
▼10:00・・・(15分ハーフ、プレイングタイム)
golrira shizuoka:4
vs(前半:2-0)・・・試合終了
蹴球小娘:1
▼11:30・・・(15分ハーフ、プレイングタイム)
BANFF feminino:1
vs(前半:1-2)・・・試合終了
GANG Ladies:4
▼13:00・・・(15分ハーフ、プレイングタイム)
Adatura:1
vs(前半:0-0)・・・試合終了
FALCO Ladies:0
▼14:30・・・(15分ハーフ、プレイングタイム)
estrela:2
vs(前半:2-2)・・・試合終了
Frontier FC:2
本日、静岡県社会人フットサル1部リーグのみの4試合が行われます。
■平成23年度 第10回静岡県社会人フットサル1部リーグ【第2節】@エコパ・サブアリーナ
▼9:30・・・1部リーグ(20分ハーフ、プレイングタイム)
セレゾン浜松:3
vs(前半:1-1)・・・試合終了
F.S.C/PROVA:2
▼11:10・・・1部リーグ(20分ハーフ、プレイングタイム)
IKAI FUTSAL:5
vs(前半:3-0)・・・試合終了
LOCO☆:3
▼12:50・・・1部リーグ(20分ハーフ、プレイングタイム)
テレポケット/DOPPO:3
vs(前半:0-4)・・・試合終了
BEN YOSHIWARA:7
▼14:30・・・1部リーグ(20分ハーフ、プレイングタイム)
Obra-Prima:3
vs(前半:0-0)・・・試合終了
MATO GROSSO:2
真新しい守山スポーツセンターでの開幕戦も残り1試合。実はこの試合、本日最も気になっていた対戦カードなのです。ピッチからの速報を行っている携帯のバッテリー、そしてカメラのバッテリーも少々心配ではありますが・・・。
最後まで見届けなくてはいけません!
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■NASPA四日市 4 vs 2 Praia Grande
昨季の東海2部で2位となり1部に昇格してきたNASPA四日市(以下、ナスパ)。昨シーズンは全日本選手権での全国大会出場も果たしておりチーム全体の勢いは高まるばかりだ。加えて全国行きを決めた三重県選抜にも選手、スタッフを送り込み、あらゆる経験を積み重ねてきた。
昨シーズンのPraia Grande(以下、プライア)は東海1部での4位の成績を含め、静岡県内でのタイトルにも無縁だった。東海リーグに昇格した最初の年(2005年)以降ではチームワーストの成績だったとも言える。今季は数名のメンバーの離脱でさらに苦しい戦力状況が予想されるが、まずは新規昇格チームとの初戦でしっかりと結果を出したい。
1部への昇格を決めてから今季へのインターバルで、これまでになくフィジカルを仕上げてきたナスパにとって、かつて前プレの代名詞とも例えられたプライアとの初戦は自分達の現在地を知るうえで格好の対戦相手だったといえるかもしれない。
もちろん対戦するのはあの時のプライアではないが、その知名度の大きさは彼等の意欲を燃え上がらせるに値した事は間違いないだろう。
キックオフはプライア。
チームの代表でもあり、今年もチームの牽引役を担うであろう渡邉純(9)はベンチスタート。ベテラン草場が中澤、野島、杉原と組んでピッチに立った。ゴレイロにはニ渡(フタワタリ)が12番のユニフォームで初めての東海リーグのピッチに立つ。
ナスパは森恵輔(1)をゴレイロに、まずは西口(3)、水谷(4)、石川(12)、森下(20)でスタート。石井佑一(30)、石井誠(25)、三上(9)、太田(10)、松山(18)らが時にはセットで、あるいは状況に応じて2枚ずつのローテーションを繰り返えしピッチ上の4人のエネルギーを維持する。
前半立ち上がりから、そのナスパの出足がやや優れ、攻守でプライアより一瞬先を行くプレーが出来ていた。
さらにスピードだけに偏らず、大型選手の松山のキープ力を生かすパターンも効果的だった。
プライアは新しい若い戦力、藤井なども積極的に起用、さらにスピードでは負けない中澤、栗原らが攻守に運動量を発揮、あるいは野島が対人の強さでナスパのセットに対抗する。
10分過ぎ、初めて試合が動く。
ナスパの勢いに押され気味だったプライアだが、強烈なシュートが武器の野島が彼の持ち味を発揮する。
やや右サイドの位置からピッチを斜めに横切りナスパゴールに向かった野島の強烈なミドルシュートが、ゴール前まで詰めていた大石に合わせた(当たった?)形でコースが変わりナスパゴールへ飛び込んだ。
公式記録上は大石の得点となったこのゴールでプライアが先制点を奪った。
リードを許したナスパだが、このゴールにあせることなく、ナスパ流で試合を継続。
そして誰もがハーフターンを意識し始めた頃、試合の流れは一気にナスパに向かう事になる。
プライア陣内、左サイドで得たコーナーキックからの流れで石井佑一(30)が同点ゴールを決めた。この時点で前半の残り時間はわずか1分。
リードして前半を終えたかったプライアは同点に追いつかれたばかりか、残り1分を示すタイマーが再び動き始めたのち、最悪の終わり方を強いられる事になる。
同点ゴールで勢いを増したナスパは気落ちするプライアに襲いかかり、残り数秒で西口(3)が逆転ゴールを奪ったのだ。
1-2と逆転されハーフタイムを迎えたプライア。当然、気持ちの切り替えを全員で話し合ったに違いない。
ところが、後半開始直後、致命的なゴールをナスパの森下に奪われることになる。
後半のタイマーが動き出してわずか数十秒、ハーフライン付近からドリブルで突き進む森下を誰も止められず、シュートレンジに入った森下はそのままフィニッシュ、これが決まってナスパのリードが2点に広がった。
ナスパはハーフタイムを挟んではいるものの、わずか2分足らずのプレー時間で3ゴールを奪ったわけだ。
対するプライアは、前半はどちらかと言えば引いた位置でのプレーが多く全体のバランスに気を使っていた渡邉純が本来の彼のプレースタイルを見せ始める。
ライン際での強引な突破とシュートを狙う渡邉にナスパは人手を掛けざるを得ない。その影響で自由度が増した中澤がドリブルで仕掛け、あるいは野島がこれまでより大きくなったナスパ陣形の隙間を狙いシュートを放つ。
プライアの反撃をゴレイロ森の好セーブで凌ぐとナスパに待望の追加点が生まれた。
前半から身長を生かしキープ力を見せていた松山がゴール正面から決め4-1。
プライアも、第2PKのポイント付近、やや左寄りからのフリーキックを渡邉が直接決めて1点を返す。さらに攻めるしかないプライアは引き続き、渡邉、野島のシュートと中澤の仕掛けに頼るがナスパの集中力は途切れない。
その後も攻め続けたプライアだったが結局、これ以上のゴールを奪うことは出来なかった。
4-2で試合終了。初めて東海1部を戦ったナスパがプライアを撃破した瞬間だった。
ナスパは身に付けてきたフィジカルを最後までピッチで出し続け、見事な逆転勝ちを収めた。
敗れたプライアだが、前半終了間際、石井佑一に奪われた同点ゴールはまだしも、続く2失点はプライアらしからぬものだった。
だからと言って、プライアは決して絶望的な試合をしたわけではない。
事実、先取点を奪い、あと1分を我慢できればシーズン最初のハーフタイムを1-0とリードして向かえることが出来たのだから。
中心選手としてどの試合にも出場していた五味や望月亮太、あるいはFリーグへ巣立っていった藤原のあとを受け継いできた守護神、赤窄などの戦力がチームを離れ、さらに最年長ながら圧倒的な存在の奥山もこの日は不在。
残された若い選手にも、また一つ年を重ねたベテラン勢にも、そして新たに加わった若い戦力にも、もし試合前から、あるいはこの敗戦で、「自分(達だけ)で大丈夫だろうか?」と言うような弱気な迷いがあるのだったら一刻も早い自信回復を願いたい。
対戦相手との個人レベルでの技術的な差はチーム戦術である程度補う事が出来るかもしれないが、どんな名監督でも個人の迷いを戦術で補う事は不可能だろう。
強かった頃のプライアはすべてにおいて洗練されていた。その歴史を持つチームのメンバーとして戦う事に大いに誇りは持ち続けて欲しいが、チーム体制が大きく変わりつつあるこの時期に攻守のスタイルが洗練されていなくても構わないではないか。まずはひとり一人が自信を持ったプレーを繰り返し、がむしゃらに足を動かす事が大切だと思う。
■得点経過(※公式記録による)
▼前半
10分→Praia Grande:大石英徳(18)
20分→NASPA四日市:石井佑一(30)
20分→NASPA四日市:西口敦志(3)
▼後半
21分→NASPA四日市:森下直紀(20)
25分→NASPA四日市:松山竜二(18)
28分→Praia Grande:渡邉純(9)
※公式記録の詳細はこちらのページから≫≫
予想してはいましたが、次々と消化されていくスケジュールはかなりタイト。加えて2会場全試合の速報作業。
終了した試合の両チームへの直接取材は涙を飲む事にしてピッチに戻る筆者なのでした・・・。
どうでも良い事を付け加えさせていただくと、今季の東海1部前期リーグのスケジュールで静岡県勢が登場しない対戦カードは全28試合中わずか3試合。ある意味、貴重な対戦かもしれません!?
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■ROBOGATO 0 vs 1 MEMBER OF THE GANG
1部昇格最初のシーズンとなった昨季、下位リーグに回りながらも何とか残留を果たしたROBOGATO(以下、ロボガト)。多くのサポータに支えられる地元開催の今季初戦で好結果を残しシーズンへ弾みをつけたい。
ここ数年、全日本選手権での全国出場を連続して果たしているMEMBER OF THE GANG(以下、ギャング)。東海1部リーグでも昨年、一昨年と2位でシーズンを終えている。悲願の東海制覇に向け総力戦を全員が心して臨むシーズンが始まる。
ロボガトはこの日、運営担当と言う事もあり朝早くからチーム全員が会場入り。今季から移籍加入のゴレイロ遠藤選手も先週の愛知選抜での試合で痛めたという膝を気にしながらもピッチの設営に精を出していた。
一方、先週の東海選抜を制した三重県選抜の主力を占めるギャング。誰もが認める東海の雄であることは間違いないが、気が付けば中心選手の多くがベテランと呼ばれる域に達している。練習やトレーニングマッチに相当の時間を注ぐチームでもあり、長いシーズンを戦うためには疲労の蓄積にもこれまで以上に気を使わねばならない。この初戦でも主力の一人、日下を怪我で欠く布陣を余儀なくされた。
そして試合開始。ギャングのキックオフで始まった試合だったが、立ち上がりからロボガトの積極さが目に付く。
日下を怪我で欠き、木村、峯山がベンチスタートのギャングは、なかなかボールが足につかず自分達のリズムがつかめない。
最初のローテーションで木村や峯山がピッチに入ってからも、ロボガトの厳しいプレスに潰される場面が目立った。
このあと試合は一進一退に。どちらのチームにも完全に相手ディフェンスを崩しきる場面はなく、結局一つのゴールも生まれないまま前半は終了。
後半の立ち上がりも、キャプテンの東を中心に前半にも増してロボガトの厚みある攻撃がギャングゴールを次々と襲う。特に東(7)、青木(9)、山本(11)、田中充彦(22)のセットは好守にバランスの良さ発揮しつつ、ギャングゴールに迫っていた。
この苦しい時間をこの日ギャングゴールを守る松本が好セーブを連発し凌ぎきるとギャングも落ち着きとリズムを取り戻す。
後半が5分ほど経過した頃、ロボガト陣内の右サイドから峯山が思い切りの良いミドルシュートを放つと、これがロボガトゴールを良く守っていた市川の手をかすめネットを揺らした。
峯山はその後、ロボガトの6個目のファールで得た第2PKもチームから託されたが、こちらは市川に止められ、緊迫した試合からの脱却はならなかった。
どちらのチームにも疲労が大きく見られる試合終盤となったが、結局、1-0のスコアのまま試合終了。
惜しくも敗れたロボガト。もちろん昨季の得点源だった芝田の移籍を少なからず不安視する声もあるだろう。
しかしながら大きく悲観する材料は皆無の試合だったと思う。と言うより「今年はやるかも!?」との想いを筆者が感じたのも事実。
もちろん悔しさが込み上げる心情も容易に想像できるが、気持ちを切り替え次節のデリッツィア磐田(事実上のディフェンディングチャンピオン)との戦いに向け準備をして欲しい。
一方のギャングだが、初戦での勝点3に浮かれることなく次へ進まねばならないことは全員が理解しているはず。この試合で決勝ゴールを奪った峯山以降の若手世代の成長、あるいは新戦力の出現がシーズンを通して期待される。
次節ではギャングとは対照的に、今季の新戦力として経験値の高い松本が加入(←復帰でもあるが。)、石野、萩原ら若手の成長著しい田原FCとの対戦を控える。
楽しみな対戦カードだ!!(※残念ながら筆者は当日鈴鹿に出掛けることが出来ません。ガッカリ・・・。)
■得点経過(※公式記録による)
▼前半
※両チーム得点なし
▼後半
35分→GANG:峯山宗丈(4)
※公式記録の詳細はこちらのページから≫≫
上の画像ですが、しばらく前より今季の静岡県レディースフットサルリーグ開幕戦からの写真を使用しています。
今季、県内のレディースチームは施設を拠点にしたり、男子チームの女子部門として位置づけられたりと、その活動が活発になる傾向を見せています。
絶対的に競技人口の少ない女子のカテゴリーですので、これからもより活発な活動でその数を増やして欲しいと思います。
さて、前置きはこれくらいで本題に。
一般財団法人 静岡県サッカー協会フットサル委員会、女子委員会より、今年度の全日本女子フットサル選手権出場への第一歩となる、「第8回静岡県レディースフットサル選手権」の募集案内が発表されました。
ここ数年、全国大会の舞台は静岡のエコパアリーナ、愛知のパークアリーナ小牧、そして昨年の三重県営サンアリーナと東海地域で連続して開催されていましたが、今年の会場は兵庫県のグリーンアリーナ神戸が予定されているようです。
残念ながら単独女子チームでの日本一を決めるこの大会、静岡からはまだ全国で好成績を残したチームが出ていませんね!
東海地域から全国大会へ進めるチーム数(いわゆる予選枠)の決定には、各地域で予選に参加したチーム数が大きな影響を及ぼします。 つまり東海4県それぞれで、1チームでも多くの参加で予選大会を行うことが、地域全体の活性化につながるわけですね! それだけに今回募集が開始された「第8回静岡県レディースフットサル選手権」への、1チームでも多い参加が期待されます。
静岡には東海地域でも強豪と呼ばれるチームが複数ありますが「どうせ出たって・・・」なんて気持ちじゃ、チームも個人も成長はありません!強いチームとの対戦は貴重な経験になりますし、何より試合はやってみなくてはわからないのですから!
要項によると中学生以上であればこの予選大会に参加可能なようです。
女子チームあるいはその指導者のみなさん、是非チャレンジしてみてください!!