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ウイダーFリーグ第21節アグレミーナ浜松対シュライカー大阪が11月15日に浜松アリーナで行われた。

前期わずか1勝で最下位、後期を迎え2敗で2試合未勝利のアグレミーナ浜松だが保田監督が就任してから徐々に「変化」が現れてきている。

ホーム初采配でのホーム初勝利という最高の結果を得るべくリーグ屈指の強豪シュライカー大阪に挑んだ。

対するシュライカー大阪は前期を好成績の2位で終えたが、後期に入ってからは1分1敗で2試合未勝利。

ここ数試合は怪我人の影響もあり経験の少ない若手選手の出場機会が増えざるを得ない状態だったが、徐々にチームコンディションは上がってきていた。

松宮は約2ヶ月ぶり、永井は約3ヶ月ぶりの公式戦出場となった。

プレーオフ進出に向け波に乗るべく、後期初勝利を奪いに浜松に乗り込んだ。

残念ながらDELIZIA磐田出身の本田は怪我でこの試合に帯同していなかった。

 

三輪が不在のアグレミーナ浜松は曽根田がキャプテンマークを巻いた。

DELIZIA磐田出身の本田は残念ながら怪我により欠場。

 

浜松のスタメンは赤窄(GK)、剣持、曽根田、中島(千)、田中。

大阪のスタメンは宮竹(GK)、永井、ヴィニシウス、一木、瀬戸。

キックオフから早々に浜松の守備に変化が見えた。

大阪がサイドへボールを運ぶと浜松のアラは積極的にプレッシングをかけて自陣の危険なエリアで仕事をさせない。

試合後、浜松保田監督は「守備の時に両サイドのアラの位置が低く、アプローチが遅れてやられてしまっていた課題を修正した。」と説明してくれたようにまずはポジティブな守備の変化が見られた。

剣持の配給力や曽根田のキープ力でボールを保持し、ゴール前まで進入するシーンも何度かあった。

 

ファーストセットの核となる曽根田。鋭いドリブルは浜松の武器の1つだ。

 

そして浜松は3分が経過したところでセカンドセットの向島、萩原、松本、蓮池がピッチイン。

ここである事に気づいたのだが、この4選手は東海地区で長年活動しチームの母体となった田原FC出身である。

筆者が「田原FCセット」と勝手にネーミングしたこのセットは長年一緒のチームでやってきた4選手のコンビネーションの良さを保田監督が評価したものと感じた。

ファーストセット同様にアグレッシブな守備をみせ、ボール回しにも徐々にリズムが生まれ始める。

対する大阪はヴィニシウスを中心にシュートまでいく機会を増やしていくが最後のところで浜松が体を張って失点を許さない。

ヘドンドなどのオーソドックスなパス回しもこの4選手はコンビネーションが良く素早いタッチでボールが周り松本→萩原がシュート放つなど惜しいシーンが続く。

また大阪のプレスが激しい場面でもアドリブが効いたパスワークでボールを失わずに打開する場面も見られた。

そして前半5分、萩原から展開されたパスを受けた松本が左サイドからシュート。

大阪GK宮竹が弾いたボールをゴール前に詰めていた蓮池がダイレクトで流し込み価千金の先制点を奪う。

 

蓮池が決めた先制点は松本の積極的なシュートがもたらした。

前半、積極的にゴール前に顔を出した蓮池。

 

試合後、大阪ドゥダ監督は「先制点を奪われて改めてこのゲームは簡単じゃないと思った。なので全員で戦う事が大事だった。」と話した。

中島(千)から笠井を入れ替えたファーストセットでも剣持を中心としたパスワークの中で曽根田がGKとの1対1の場面や笠井が積極的にシュートを放つなど惜しい場面が続く。

 

数的有利のチャンスを惜しくも決めきれず天を仰ぐ曽根田。

 

大阪はフィジカルの強さを生かした攻勢でリズムを掴んでいくがゴール前で得たFKがポストに当たるなどここまでの展開はツキは浜松にあった。

GKの宮竹は時折パワープレーに近い形で前線にポジションを上げ、リスクを冒して早々の同点弾を狙いにいく。

厚みのある攻撃を繰り返す大阪はゴール前の混戦から中央にいたヴィニシウスがゴール右に突き刺し同点とする。

 

大阪はヴィ二シウスを攻撃の中心に攻勢をかける。

 

ここから浜松にCKの回数が増えるが大阪の激しいシュートブロックに得点を奪うまでには至らない。

15分、大阪は右サイドから崩しにかかり小林が中央に送ったクロスパスが不運にも帰陣していた浜松田中に当たりオウンゴール。

大阪がアグレッシブな攻撃で浜松ゴールをこじ開けて逆転する。

ここで浜松保田監督はGKを赤窄から怪我から復帰し復調してきた山本にスイッチする。

 

途中出場にも安定したパフォーマンスを見せた山本。

 

試合後、浜松保田監督は「赤窄はミスを理由に下げたわけではないです。2失点してしまい少し平面的になっていたのとコーチングの問題でした。」とコメント。

ピッチインした山本は際どいコースのシュートにも俊敏に反応し何度かピンチを救った。

ここまま引き離されていく印象が強い浜松だったがその「変化」をここでも感じる事になる。

先制点を奪ったセカンドセット「田原FCセット」が再び輝きを見せる。

萩原が左サイドからのシュート性のパスがファーサイドに詰めていた蓮池に向かうが大阪の選手に触れて軌道が変わり、ゴール前に詰めていた向島がこのボールをダイレクトでゴールに押し込み同点。

 

同点ゴールを決めた向島がサポーターへ人差し指を向ける。

 

前半で追いつくという部分は保田監督の細かい采配がもたらしたものと言えるだろう。

ファーストセットに戻ると曽根田を中心に大阪ゴールへ向かってアグレッシブな攻撃を見せる。

 

隙があれば最後尾から正確なロングキックを配給する剣持。またミドルシュートも積極的に狙っていた。

 

剣持は予測能力が高く絶妙なカバーリングで前半数多くのピンチを救った。

前半終了間際には大阪が高い位置でキックインを獲得。

すかさずドゥダ監督はタイムアウトを取ってセットプレーの指示をするが、この場面も浜松が守りきって前半を2-2で折り返す。

会場に駆けつけた浜松のサポーター、関係者が「勝利する予感」が予感で終わらないと思わせるには十分過ぎるほどの前半の試合内容だった。

 

気迫の込もった曽根田のプレーは味方選手にも良い影響をもたらしチームの士気を高めていた。

 

後半、浜松はキックオフとGKのみ変わって山本(GK)、剣持、曽根田、中島(千)、田中でスタートする。

3分の大阪片山のシュートはポストをかすめ、その直後のヴィニシウスのシュートもギリギリで枠を外れるなど浜松のアグレッシブな守備がツキも引き寄せている印象がまだ続いていた。

再びセカンドセット「田原FCセット」になると松本、向島らが惜しいシュートを放ち、大阪の裏へのロングボールも山本が絶妙な飛び出しを見せ一進一退の攻防が続く。

 

セカンドセットの一角を担った萩原。

 

浜松はファーストセットに笠井と内野を組み込み相手に的を絞らせない選手交代で勝ち越し点を狙いにいくが得点には至らない。

11分には浜松田中にイエローカード。

しかしこのファウルは数的不利になるピンチを救った勝ち気なプレーとも評価出来るプレーだった。

12分には浜松が5ファウル。

13分のセットプレーのチャンスでは保田監督が素早くタイムアウトを取って指示を出すが惜しくも得点にはならず。

大阪のCKのサインプレーからブラインドになった状態の低く速いシュートがゴールへ向かったが山本が左足の俊敏な反応でビックセーブを見せる。

しかし15分、バックパスからボールを受けた山本が右サイドに位置した蓮池にパスを出すが、少しコンビネーションが合わず大阪永井がその隙を見逃さずボールを奪取。

そのまま駆け上がった永井がゴール前に制度の高いパスを通し、ファーサイドのヴィニシウスが押し込み大阪が勝ち越し弾を決めて再び逆転。

 

ほんの少しのズレで失点をしてしまった浜松。大阪は試合のツボをしっかり押さえた形となった。

 

粘り強い守備を見せていた浜松だったがほんの少しの連携のズレが招いた痛い失点となってしまった。

続く18分には大阪に第2PKを与えてしまうが山本のセーブで追加点は許さない。

 

ゴール前にFKのチャンスに剣持が狙うもGKに阻まれる。

 

残り時間が少なくなった状態でも浜松は勝ち点を奪うべく笠井、剣持、曽根田、田中のフィニッシャーを揃える布陣で最後まで気迫溢れるプレーで攻め続けたが無情にもタイムアップとなり大阪が3-2で後期初勝利を手にした。

 

どんな試合展開にも最後まで声援を送り続けた浜松サポーター。

試合後、記者会見での保田監督と曽根田主将。

 

▼試合後の記者会見でのコメント

 

アグレミーナ浜松/保田監督

「攻守共に完成度はまだまだですが良くなってきています。守備ではアプローチの仕方など成果もありました。しかし何より結果が大事なので、良い試合をしても自分達のミスでの失点は無くしてしっかり勝ちきりたいです。アグレミーナはホームでの勝利が1年半無かったので今日は勝ち星を取りたかったです。」

「攻撃ではもっと意図と勇気を持って相手の懐に入っていくようにしていきたいです。今後は真剣さの中にもテンションをもっと上げて盛り上げて、いい意味で余裕を持って戦っていきたいと思います。」

 

アグレミーナ浜松/曽根田選手(C)

「簡単なミスを無くせば勝てる試合も増えてくるはずなので練習でしっかり修正していきたいです。監督のフットサルを継続的に表現していけば結果はついてくると感じています。本当に勝ちたい試合だったので守備から激しくいけばチーム全体の集中力が高まると思い最初から守備の激しさは意識していました。攻撃でもチャンスは増えてきていますがゴールを決めないと駄目です。3-1などの場面もあって決めれなかったのでそこが勝負の分かれ目でした。今日の試合は主将としてチームの一体感を意識してやりました。三輪選手の欠場が大きかったのはありますが、ここからは一緒に助け合ってチーム一丸となるようにしていきたいです。」

 

シュライカー大阪/ドゥダ監督

「コンディションの問題がいろいろあって松宮も2ヶ月ぶりに復帰したばかりでした。村上や林の怪我もあり若い選手を使っていますが、今日の試合は今の段階でのベストが出せたと思います。先制点を奪われてプラン変更になりましたがこの勝利をきっかけにこれから良いフットサルが出来ると思います。」

「ヴィニシウスは特徴的な選手ではありますがこのチームはそれぞれの選手のスタイルを活かしてやっています。攻撃力がある選手でも守備も頑張るように求めています。」

 

シュライカー大阪/一木選手(C)

「どちらもとにかく勝利が欲しかった中でチーム全員で戦って勝利する事が出来ました。久しぶり勝利に嬉しさがあります。ここから新たなスタートとして次のセントラルの2試合が大事になってきますので気持ちを入れてしっかり戦いたいと思います。」

 

 

惜しくも浜松は保田監督の初勝利&ホーム初勝利を逃してしまったが良い試合をするだけではなく勝利を手にしたいという気迫は強く感じられる試合内容だった。

その勝利を手にするために保田監督がもたらす「変化」は着実にチーム内に浸透してきている事も実感出来た。

就任から間もない保田監督がこの3試合で見せた即効性のある戦術・戦略はその日がすぐそこに来ていると大きな期待を持たせてくれるものだった。

またそれを体現する選手達のパフォーマンスも向上しているのも好材料。

「変化」から「完成」へ。

「リーグ内上位進出」へ。

そう遠くは感じないその日を焦らず待ってもいいのではないだろうか。

 

●アグレミーナ浜松  2-3  シュライカー大阪

5分 蓮池(浜松) 1-0
9分 ヴィニシウス(大阪) 1-1
15分 OG(大阪) 1-2
19分 向島(浜松) 2-2
36分 ヴィニシウス(大阪) 2-3

写真・レポート:奥山泰博

エコパフットサルクリニックでは静岡県男子フットサル選抜が参加した子供達と一緒になってフットサルを楽しんだ。

 
11月9日(土)10日(日)で行われたECOPA FUTSAL WEEKENDのレポートを運営スタッフが静岡視点でお届けします。
 
続いて11月10日(日)の2日目のレポートです。
 
>>>「11/9-10 ECOPA FUTSAL WEEKEND・・・静岡スタッフレポート・・・1日目」はこちらから。
 
 
 
午前中は昨日に引き続き県内外数チームがトレーニングマッチを実施しました。
 
参加チームはこちら。
 
▼男子
ZOTT WASEDA
大和撫子/VIORA藤枝
EMERSON FC
Estrelado/焼津
 
※SWH futsal clubは北コートを利用してチームトレーニングを行いました。
 
▼女子
静岡県女子フットサル選抜
SWH Ladies futsal club
VEEX Tokyo Ladies
埼玉県女子フットサル選抜
 
 

この日も午前中からトレーニングマッチに参加した静岡県女子フットサル選抜。

 

この2日間の様々なチームとのトレーニングマッチで若い静岡県女子フットサル選抜は多くの経験を手にした。

 
 
そして13:00からはエコパフットサルクリニック。
 
小学生低学年、小学生高学年、一般男女の参加者の皆様が続々と集結し2時間に渡るフットサルクリニックがスタートしました。
 
 

受付業務を手伝う静岡県女子フットサル選抜のメンバー。

 

エコパフットサルクリニック開会式の様子。この日の各チームのコーチ陣が参加者の皆さんに紹介された。

 
 
 フットサルクリニックに参加したチームは小学生低学年~高学年を担当した静岡県男子フットサル選抜。
 
一般男女担当にはZOTT WASEDAとSWH futsal clubがゲスト参加してくれました。
 
またアグレミーナ浜松から数選手に各カテゴリーに混ざって頂き静岡県男子フットサル選抜と一緒に子供達のクリニックに参加してくれました。
 
 

アドバイスをもらいながらこの日に用意されたメニューに一所懸命取り組む子供達。

 

まずはコーチ陣が子供達に自己紹介。スタート直後から笑顔が多く見られた。

 

子供達の良いプレーにはコーチが祝福。

 

メニューの意図を伝えるコーチの話に真剣に耳を傾ける子供達。

 

コーチからボールを奪おうと懸命に挑む子供達。

 

ドリブルやシュートのメニューに子供達は新鮮で新しい感覚を得た様子。

 

ゲーム形式のメニューではコーチ陣が絶えず声をかけてアドバイスをしていた。

 

コーチのアドバイスに積極的に質問をする子供達。

 

他の子のプレーを見ながらコーチからアドバイスを受けていた。

 

対戦が終わったあとは相手と握手。それを積極的にコーチ陣は促していた。

 

コーチを囲んでお話をする子供達。ピッチ外でも様々な交流が見られた。

 

クリニック終盤にはコーチ陣と子供達が心から打ち解けた様子が見れた。

 

子供達は充実した表情でこのクリニックを終えた。

 

一般参加男子を担当して頂いたSWH futsal club。

 

一般参加女子を担当して頂いたZOTT WASEDA。

 

クリニック後に行われたプレゼント抽選会のバー当てゲームにてデモンストレーションを披露するZOTT WASEDAの阿部選手。白熱したこのゲームで参加者は豪華商品を手にし笑顔でクリニックを終えた。

 

最後は全員で集合写真。ご参加頂きました皆様ありがとうございました!

 
 
フットサルクリニック終了直後に開催されたのが静岡県男子フットサル選抜 vs アグレミーナ浜松のエキシビジョンマッチ。
 
クリニックにご参加頂いた皆様や観戦に訪れた多くの皆様の前でエキシビジョンマッチながら好ゲームを披露してくれました。
 
 

静岡県男子フットサル選抜 vs アグレミーナ浜松。

 

静岡県男子フットサル選抜 vs アグレミーナ浜松 その2。

 

静岡県男子フットサル選抜 vs アグレミーナ浜松 その3。 就任したばかりの保田新監督からも本番さながらの指示が出ていた。

 

静岡県男子フットサル選抜 vs アグレミーナ浜松 その4。

 

静岡県男子フットサル選抜 vs アグレミーナ浜松 その5。

 

静岡県男子フットサル選抜 vs アグレミーナ浜松 その6。

 
試合序盤からどちらもアグレッシブな守備をみせて0-0で前半を折り返す展開。
 
後半に入り第2PKを得た静岡県選抜は14番薮崎選手がGK21番石原選手に一度はセーブされたボールを自ら押し込んで先制。
アグレミーナ浜松がその直後のセットプレーから18番中島選手が決めて同点に。
 
再び第2PKが静岡県選抜与えられると19.大澤選手がコースを狙った強いシュートを決めて再びリード。終了直前にアグレミーナ浜松14番蓮池選手が前線に抜け出しシュートを決めて再び同点2-2の同点でこのエキシビジョンマッチは終了。
 
観ている人達を大いに楽しませてくれました。
 
 
 
終了後にはアグレミーナ浜松 vs SWH futsal clubという好カードのトレーニングマッチも行われました。
 

アグレミーナ浜松 vs SWH futsal club。

 

アグレミーナ浜松 vs SWH futsal club その2。

 

アグレミーナ浜松 vs SWH futsal club その3。

 
 
2日間最後のスケジュールは多くの単独チームによるトレーニングマッチでした。
 
参加チームはこちら。
 
▼男子
SWH futsal club
DELIZIA磐田
XEBRA
大和撫子/VIORA藤枝
EMERSON FC
Estrelado/焼津
 
▼女子
SWH Ladies futsal club
golrira shizuoka
楽笑舎レディース
 

静岡県男子選抜に多くの選手を送るDELIZIA磐田。エキシビジョンマッチに出場した選手も疲労を感じさせずトレーニングマッチでもチームとしてのパフォーマンスを維持していた。

 

大和撫子/VIORA藤枝 vs Estrelado/焼津

 
最後までチーム強化の絶好の機会を充実したものにするべく各チームは真剣に取り組んでいました。
 
 トレーニングマッチを行った全チームにてコート撤収と片付けをして2日間に渡ったECOPA FUTSAL WEEKENDは幕を閉じました。
 
この2日間に関わって頂いた全てのチーム関係者の皆さん、ありがとうございました!
 
エコパフットサルクリニックにご参加頂きました皆さん、ありがとうございました!
 
また運営、審判団の皆さん、ご協力ありがとうございました!
 
 
運営スタッフが静岡視点でお届けしました2日間のレポートでした。
 
>>>「11/9-10 ECOPA FUTSAL WEEKEND・・・静岡スタッフレポート・・・1日目」はこちらから。
 
 
 

新生静岡県女子フットサル選抜は強豪チームとの数多くのトレーニングマッチで経験を積んだ。

 
11月9日(土)10日(日)で行われたECOPA FUTSAL WEEKENDのレポートを運営スタッフが静岡視点でお届けします。
 
 
まずは11月9日(土)の1日目のレポートです。
 
 
 
9日はメインアリーナにて静岡県1部リーグ、2部リーグ、U-15リーグ、サブアリーナでもU-8の県内交流戦、10日には「エコパフットサルクリニック」がメインアリーナにて開催されました。
 
その前後のピッチを利用して県内外から多くの競技フットサルチームが集結しトレーニングマッチを実施、そして10日のクリニック終了後には静岡県男子フットサル選抜 vs アグレミーナ浜松(Fリーグ/浜松市)のエキシビジョンマッチも行われ数多くの対戦カードが組まれた贅沢な2日間となりました。
 

9日午前中から開催された県リーグの様子。mobile storeとセレゾン浜松フットサルクラブの試合終了残り13秒でmobile storeが3-2で逆転勝利するなど熱いゲームがいくつも繰り広げられた。

 

1部リーグ第6節ではこれまで無敗だったObra-Primaとセレゾン浜松の両チーム共に今季初黒星となりました。

いよいよ残り3節となり年度末に開催予定の東海リーグ参入戦への出場切符をかけた戦いが終盤戦へと突入する事になります。

 

さて9日の県リーグ戦終了後のトレーニングマッチに参加したチームは下記の10チームでした。
 
男子チームが県1部リーグ選抜(2チーム)、2部リーグ選抜、ZOTT WASEDA、SWH futsal club、DELIZIA磐田。
 
女子チームは静岡県女子フットサル選抜、埼玉県女子フットサル選抜、VEEX Tokyo Ladies、SWH Ladies futsal club。 
 
県内の選抜チームに加え、全国的にも著名な強豪チームが強化遠征の一環して参加してくれました。
 

県リーグ1部選抜A。監督は男子県選抜の渡邉監督。

 

県リーグ1部選抜B。監督は男子県選抜の菅谷コーチ。

 

県リーグ2部選抜。監督は東海1部リーグ所属大和撫子/VIORA藤枝の野木選手。

 
 
まずは男子のトレーニングマッチですが県リーグ1部選抜が2チーム、県リーグ2部選抜が1チームを構成しZOTT WASEDA、SWH futsal club、DELIZIA磐田という全国でもトップレベルのチームと対戦をしました。
 
このような機会に初参加の県リーグ所属の選手にとっては貴重な経験になりました。
 
 

ゲーム前に監督の指示を真剣に聞く県リーグ2部選抜の選手達。

 

ZOTT WASEDA vs 県リーグ1部選抜A。

 

SWH futsal club vs 県リーグ2部選抜。

 

ZOTT WASEDA vs 県リーグ1部選抜B。

 

DELIZIA磐田 vs 県リーグ1部選抜A。

 

数本のトレーニングマッチが行われる中で、合間合間に監督が課題や修正箇所を伝えながら進めていく。

 
 
県リーグ1部選抜と県リーグ2部選抜は強豪チームの速いプレッシャーや卓越したパス回しに翻弄される場面もありましたが、ゲームを重ねるにつれて各個人それぞれの特徴を出してシュートまでボールを運びゴールを奪うシーンも多く見られました。
 
県リーグの選手のレベルアップ、それは県選抜を含む静岡県全体のレベルを上げる大事な要素の1つである中でこのようなトレーニングマッチは良い経験となり今後に生かされていくものになるでしょう。
 
対戦して頂きましたZOTT WASEDA、SWH futsal club、DELIZIA磐田の皆様にはこの場をお借りして感謝申し上げます。
 
 
 
続いて女子のトレーニングマッチですが参加チームはこちら。
 
静岡県女子フットサル選抜、埼玉県女子フットサル選抜、VEEX Tokyo Ladies、SWH Ladies futsal clubの4チームです。
 
 
全国的にも著名なチームで眞境名オスカー率いるVEEX Tokyo Ladies。
 
兵庫県選抜選出選手を多く擁するSWH Ladies futsal club。
 
そして静岡と埼玉の2つの選抜チーム。
 
 
日本代表選出経験を持つ選手が多く参加しているなど顔ぶれを見てもかなり注目のトレーニングマッチでした。
 
 
また静岡県女子フットサル選抜は昨年のトリムカップ準優勝メンバー数名以外は年齢も若い初選出の選手が多い構成となり、レベルアップを図る絶好の機会となりました。
 

静岡県女子フットサル選抜 vs 埼玉県女子フットサル選抜。

 

静岡県女子フットサル選抜 vs 埼玉県女子フットサル選抜 その2。

 

静岡県女子フットサル選抜 vs 埼玉県女子フットサル選抜 その3。

 

静岡県女子フットサル選抜 vs SWH Ladies futsal club。

 

静岡県女子フットサル選抜 vs SWH Ladies futsal club その2。

 

静岡県女子フットサル選抜 vs SWH Ladies futsal club その3。

 
若いチーム構成の静岡県女子フットサル選抜は始動して初めてのトレーニングマッチでこれだけの強豪チームと対戦出来たのはとても貴重な良い経験となりました。
 
静岡県女子フットサル選抜今川監督はまだ未成熟な部分がある選手達に的確なアドバイスを与えてこのレベルアップ絶好の機会を有意義なものにしていました。
 
今後の静岡県女子フットサル選抜の活動にも是非注目して頂けましたら幸いです。
 

VEEX Tokyo Ladies vs 埼玉県女子フットサル選抜。どちらのチームも流動的なパスワークやプレッシャーの速さを発揮しトレーニングマッチながら好ゲームを演じた。

 

東京からエコパに駆けつけてくれた眞境名オスカー 監督率いるVEEX Tokyo Ladies。

 
 
 
 
その後行われたZOTT WASEDA、SWH futsal club、DELIZIA磐田のトレーニングマッチでは全国トップクラスとも言える3チームの対戦を会場に来ている選手、関係者が数多く見守る中で水準の高いゲームを披露してくれました。
 
県外から参加のZOTT WASEDA、SWH futsal clubの2チームは移動やチームトレーニング実施、県リーグ選抜との対戦などで疲労も蓄積されているにも関わらず公式戦さながらのアグレッシブなフットサルを見せてくれました。
 
 

DELIZIA磐田 vs ZOTT WASEDA。

 

DELIZIA磐田 vs ZOTT WASEDA その2。

 

DELIZIA磐田 vs ZOTT WASEDA その3。

 

DELIZIA磐田 vs ZOTT WASEDA その4。

 
現在東海フットサル1部リーグで首位をキープするDELIZIA磐田は土曜日にも関わらずベストメンバーでこのトレーニングマッチ参加していました。
 
昨年PUMA CUPで全国ベスト8に進出し、名実ともに「全国区」となった風格も感じます。
 
新戦力も加わり12月のPUMA CUP静岡県大会、そしてリーグ制覇に向け順調にチームの士気が高まってきている印象でした。
 
 

ZOTT WASEDA vs SWH futsal club。

 

ZOTT WASEDA vs SWH futsal club その2。

 
ZOTT WASEDA とSWH futsal clubの対戦も攻守の入れ替わりが激しい好ゲームになりました。
 
会場に駆けつけた選手、関係者の皆さんも大変勉強になった事でしょう。
 
 
そしてこの日の全日程を終了し、ECOPA FUTSAL WEEKENDは翌日の10日へと続きます。
 
 
 
 
>>>11/9-10 ECOPA FUTSAL WEEKEND・・・静岡スタッフレポート・・・2日目に続く。。。
 
 

4年ぶり4度目の全国大会へ出場するFrontier FC。

 
11月2日(土)~4日(祝)福岡県北九州市総合体育館にて開催される第10回全日本女子フットサル選手権全国大会に静岡県からFrontier FCが出場する。
 
4年前の第6回全日本女子フットサル選手権での雪辱を晴らしに「東海の古豪」が本当の強さを証明しに4度目の全国大会へ挑む。
 
 
 
4年前のFrontier FCの選手、スタッフの悔しさは相当なものだった。
 
そして当時1次ラウンド最終戦で対戦し、黒星を付けられたFC ALEGRE KAMINHO(九州代表)も運命なのか今回も同グループで戦う。  
 

前回出場した全国大会でチームはグループ敗退したものの抜群の存在感で活躍した石川美郷選手。今季も中心選手として全国の舞台に挑む。。※写真は第6回大会時に撮影。写真提供:UN@PANNA様

日本代表キャンプに招集された経験を持つ宮本知実選手。今季もコンダクターとしてタクトを振るう。※写真は第6回大会時に撮影。写真提供:UN@PANNA様

 

2004年創部以来、富士市をホームタウンとし全国制覇を目標に現在東海女子フットサルリーグで活動中。
 
現在、富士市・富士宮市を中心に静岡県内から17~35歳までの14名の女子選手が在籍。
 
創部以来、元日本代表候補4名、静岡県選抜経験者も多く輩出している。
 
Frontier FCは創部以来、全国大会出場3回、東海リーグ優勝2回・準優勝3回(現在、東海リーグ首位)静岡県及び東海地域の女子フットサル界を牽引してきたチームだ。
 
今年のチームにも元日本代表候補3名、静岡県選抜経験者6名が名を連ね、なでしこリーグでもプレイをしていたGKも新加入し選手層も厚くなっている。
 
 

3年前からのスローガンとしている”心はひとつ”のバナー。

 
Frontier FCは”心はひとつ”をスローガンとし、3年前からプレイを通してフットサルの魅力、楽しさを発信する”見せるフットサル”に拘ると共にチームの結果も求めてきた。
 
現在監督は2011年から就任した3年目の曽根田盛将(33歳)監督。
 
富士市出身で現在Fリーグ”アグレミーナ浜松”に所属しておりチームの中心選手として活躍中だ。
 
2007年Moto Grosso(富士市)から湘南ベルマーレへ、2013年アグレミーナ浜松へ移籍。
 
Frontier FCのホーム施設で育ち飛躍した選手の1人である。
 
コーチは曽根田監督の妻である曽根田かおり(36歳)コーチ。
 
Frontier FC出身で選手として2回全国大会に出場、静岡県選抜でキャプテンとして全国優勝を経験。
 
経験豊富な夫婦がチームの新しいスタイルを作り上げてきた。
 
 

東海大会では東海地区もう1つの「古豪」member of the gangに1-2で惜敗したが準優勝で「東海2枠」の座を見事勝ち取った。

富士市役所にて全国大会出場報告の表敬訪問。

富士ニュース掲載紙面。

 
 
全国で古豪女子フットサルチームと呼ばれているFrontier FCの強さを証明するチャンスの今大会。
 
万全を期し静岡代表、そして東海代表としての誇りを持ち全国大会に臨む。
 
 

主将として強いメンタリティでチームを引っ張るNO.10石川選手。

 

【NO.10主将 石川晴郷選手インタビュー】

長きに渡りチーム、そして静岡県の女子フットサルを牽引してきたFrontier FCの象徴でもある石川選手に話を伺ってみた。
 
 
Q.全国大会を間近に迎えて現在のチームの状態はいかがですか?
 
石川選手「前節の東海リーグでは丸岡RUCKレディースさんと対戦し引き分けという結果となってしまい勝ち星を上げることが出来ませんでした。しかし先日行われた京都のBAMB GREENPARK LFCさんとのトレーニングマッチではチームとしてとても良い内容のゲームが出来ました。全国大会に向けて順調に仕上がってきていると思います。」
 
 
 Q.4年前のグループリーグ敗退を経験した石川選手は今大会への想いも強いのでは?またFC ALEGRE KAMINHO(九州代表)さんが今回も同グループとなりましたが?
 
石川選手「もちろんリベンジしたい気持ちはあります。しかし今のチームは新加入選手も加わり、スタイルや戦術も変わってきているので今のチームでどのくらいやれるかが非常に楽しみです。FC ALEGRE KAMINHO(九州代表)さんは若くて良いチームなので慌てず、冷静に戦いたいと思います。」
 
 
 Q.全国の舞台では石川選手自身はどんなプレーをみせたいですか?
 
石川選手「試合内容や得点状況に関わらず、主将として気持ちを前面に出してチームを引っ張っていきたいと思ってます!」
 
 

注目選手の1人のNO.9長谷川選手。優れた得点感覚は群を抜いている。写真提供:UN@PANNA様

全国大会へ向けてトレーニングを重ねる今シーズンのメンバー。元日本代表候補3名、静岡県選抜優勝経験者がズラリと名を連ねる。

 
<Frontier FC 2013-14メンバー>
代 表/寺田昭彦
監 督/曽根田盛将
コーチ/曽根田かおり
マネージャー/柳恵理子
トレーナー/大久保寛子
 
NO.1 GK 清水美晴 ※元静岡県選抜
NO.2 FP 川添宏美
NO.3 FP 井口恵里子
NO.4 FP 小林千春 ※元静岡県選抜
NO.5 FP 宮本知実 ※元静岡県選抜 元日本代表候補
NO.6 FP 山川歩美
NO.7 FP 寺田凪 ※2013年静岡県選抜候補
NO.8 FP 稲葉恵子 ※元静岡県選抜 元日本代表候補
NO.9 FP 長谷川絵梨 ※元静岡県選抜
NO.10 FP 石川晴郷(C) ※元静岡県選抜
NO.11 FP 渡辺有紀 ※2013年静岡県選抜候補
NO.14 GK 奥平みどり ※元静岡県選抜 元日本代表候補
NO.16 FP 遠藤果奈
NO.21 GK 門西亜紀子 ※2013年静岡県選抜候補
 
 
<戦歴>
2004年 静岡県レディースフットサルリーグ準優勝
2005年~2007年 静岡県レディースフットサルリーグ 3連覇達成
2005年 第1回女子全国施設連盟選手権 全国大会3位
2006年 第2回女子全国施設連盟選手権 全国大会3位
2007年 第10回COPA JAL2007 全国大会3位
2008年 第3回東海女子フットサルリーグ優勝、第5回全日本女子フットサル選手権東海代表
      第4回女子全国施設連盟選手権 全国大会3位
2009年 第4回東海女子フットサルリーグ準優勝、第6回全日本女子フットサル選手権東海代表
      第12回COPA JAL2009 全国大会優勝
2010年 第5回東海女子フットサルリーグ優勝、第6回女子全国施設連盟選手権 全国大会3位
2011年 第6回東海女子フットサルリーグ準優勝 
2012年 第7回東海女子フットサルリーグ準優勝、第8回女子全国施設連盟選手権 全国準優勝 
2013年 第8回東海女子フットサルリーグ 首位(平成25年10月14日現在)
      第10回全日本女子フットサル選手権 東海代表出場決定
 
 
 
<第10回全日本女子フットサル選手権大会>
 
開催期間:2013年11月2日(土)~11月4日(月・祝)

会場:福岡県/北九州市立総合体育館

▼Frontier FCの試合日程

<1次ラウンド グループB>

2日 11:10 KICK OFF  vs  FC ALEGRE KAMINHO(九州代表)

2日 15:50 KICK OFF  vs  ForestANNEX(関東代表)

3日 13:30 KICK OFF  vs  シェラインLFC(東北代表)

<準決勝>

4日 10:00 KICK OFF

<決勝>

4日 14:00 KICK OFF

JFA公式サイトはこちらから>>>http://www.jfa.or.jp/match/topics/2013/150.html

 
 
Frontier FCへのご声援何卒宜しくお願い致します!
 
それではFrontier FCの勇姿をフォトギャラリーでどうぞ!
 

最終節の舞台は静岡市葵区の静岡中央体育館。第1試合はZEAL vs PEACH。

 
今季より中西部支部、中部支部、中東部支部の3支部合同での開催となった中部地域フットサルリーグが10/26(土)に最終節を迎えた。
 
全10チームがそれぞれの順位目標を達成するため全5試合の戦いが繰り広げられた。
 
1位と2位のチームは県リーグ参入戦への出場権を獲得出来るレギュレーション。
 
特に焦点となったのは今節の結果次第で3チームに可能性があった「2位争い」。
 
その2つのイスを獲得した2チームを中心に最終節を振り返る。
 
 
 ▼中部地域フットサルリーグ 【優勝】 Ladroa

最終節のReBORN戦で4-0で勝利し全勝優勝を成し遂げたLadroa。

 
スピードとフィジカルを兼ね備えた選手が多いLadroaは他チームより力強いフットサルを展開し全勝優勝という最高の形でリーグを終えた。
 
得失点差もプラス25と得点力の高さを最後まで維持して戦い抜いた。
 
前節にすでに優勝を決めていたものの今節のReBORN戦は消化試合ではなく全勝優勝がかかっていたゲームだったため立ち上がりからアグレッシブな攻撃をみせて4点を奪った。
 
今節を無失点で終え、完封した3試合を含む9試合を8失点という数字で守備力の成長も示した。
 
チーム内得点者も満遍なく数人の選手が名を連ねている事から仕掛けれる選手が多い特徴を惜しみなく発揮した9試合となった。
 

試合後、胴上げされるNO.9勝治選手兼代表。PUMA CUP予選敗退直後のチームを盛り立ててきた。

 
試合後、NO.9勝治選手兼代表は「リーグ全勝優勝はチームにとって大きな出来事。今日の試合に関してはもっと点が取れる場面があったので練習でやっている事をしっかり試合に出せるようにこれからもっと頑張っていきたい。入れ替え戦まで必死で練習しなければ。」と喜びを味わいながらも入れ替え戦を見据えたチーム作りにすでに意識は向いていた。
 
 
▼中部地域フットサルリーグ 【2位】 CRAYON/静岡球’s倶楽部

最終節の6つのゴールで見事得失点差での2位を獲得したCRAYON/静岡球’s倶楽部。

 
最終節を迎える前の時点ではCRAYON/静岡球’s倶楽部とZEALが勝ち点19、Ballantainが勝ち点18で追う三つ巴状態での2位争いとなっていた。
 
CRAYON/静岡球’s倶楽部とZEALは2-2で直接対決を引き分け、最終節前の得失点差も同じプラス25と今節での得失点差争いが1番の焦点だ。
 
第1試合でZEALはPEACHに6-3で勝利し得失点差を3積み上げプラス28としCRAYON/静岡球’s倶楽部の試合結果を待つ事になり、この時点で勝ち点が1少ないBallantainは2位争いから脱落する事になったが最終節の対戦相手は注目のCRAYON/静岡球’s倶楽部だ。
 
総得点ではZEALと差が開いているCRAYON/静岡球’s倶楽部はきっちり4点差以上のスコアを目指さなければいけない苦境に立たされた。
 
そしてキックオフした第3試合 CRAYON/静岡球’s倶楽部 vs Ballantain。
 
立ち上がり数秒でCRAYON/静岡球’s倶楽部が先制するも大きく点差が開かない試合展開で進んでいく。
 
しかし後半疲れが見え始めたBallantainに対してCRAYON/静岡球’s倶楽部が波状攻撃をみせる。
 
勢いよく連続得点を奪い6-1でBallantainに勝利。
 
得失点差プラス2の差をつけてZEALとの2位争いに競り勝ち終止符を打った。
 

怒涛のゴールラッシュから歓喜のタイムアップを迎えたCRAYON/静岡球’s倶楽部。

 
試合後、NO.8杉山選手兼代表は「気持ちが入ってた事が結果がに繋がった。得失点差に関しては取りにいくしかないと。この勢いを入れ替え戦にも繋げたい。」と安堵の表情で締めくくった。
 
 
 
 
優勝のLadroaと2位のCRAYON/静岡球’s倶楽部は少し先となる3月30日の静岡県リーグ参入戦まで勝つための準備をスタートする事になった。
 
 
 
 
▼中部地域フットサルリーグ 【最終節結果】
 
PEACH  3-6  ZEAL
 
jogada 6-4  Nっぱ
 
Ballantain 1-6 CRAYON/静岡球’s倶楽部
 
VRAVO 2-1 Ley/L
 
Ladroa 4-0 ReBORN
 
 
▼中部地域フットサルリーグ 【最終順位】
1位 Ladroa 勝ち点27
2位 CRAYON/静岡球’s倶楽部 勝ち点22、得失点差+30
3位 ZEAL 勝ち点22、得失点差+28
4位 Ballantain 勝ち点18
5位 PEACH 勝ち点12
6位 ReBORN 勝ち点10
7位 VROVO 勝ち点9
8位 Nっぱ 勝ち点7
9位 jogada 勝ち点4
10位 Ley/L 勝ち点1
 
 
また得点王は12得点で5位PEACHのNO.9吉川選手が獲得。
 
フェアプレー賞はCRAYON/静岡球’s倶楽部が獲得。
 
3支部合同での開催初年度となった中部地域フットサルリーグは幕を閉じた。