Archive for the ‘全日本選手権’ Category
■第2日目
【準決勝】
▼9:30
田原FC:5
vs(前半:3-1)(前後半終了:4-4)試合終了
NASPA四日市:8
▼11:10〜(※11:50)
ジュビロ磐田:1
vs(前半:0-1)試合終了
オーシャンズ サテ:4
【決勝戦】
▼14:30〜
NASPA四日市:2
vs(前半:1-3)試合終了
オーシャンズ サテ:3
東海地域に与えられる全日本選手権への切符は【2】。
会場の鈴鹿スポーツガーデンから大会初日のスコアを速報します!
■第1日目
【1回戦】
▼10:30
田原FC:4
vs(前半:0-0)試合終了
レインボー垂井:0
▼12:15
Futsal Clube UNIAO:3
vs(前半:2-4)試合終了
NASPA四日市:4
▼14:00
MOT GANG:1
vs(前半:0-1)試合終了
ジュビロ磐田:3
▼15:45
FALCO GIFU F.S.:4
vs(前半:1-1)(後半終了2-2)試合終了
オーシャンズ サテ:8
■第2日目
【準決勝】
▼ 9:30〜
田原FC:
vs
NASPA四日市:
▼11:10〜
ジュビロ磐田
vs
オーシャンズ サテ
【決勝戦】
▼14:30〜
決勝トーナメントへの出場は4チーム、その4チームが準決勝でもこの決勝戦、3位決定戦でも同時に試合を行うのでオフィシャルスタッフは連盟の役員が務めるわけですが、今年のボールパーソンにはサブアリーナで試合を行っていたU-15クラスの県リーグ参加チームがお手伝いしてくれました。
準決勝ではHero FCの選手が、そして決勝戦と3位決定戦では丸塚ジュニアユースの選手がボールパーソンを担当してくれました。
選手のみなさん、そして手配をしていただいたチーム関係者のみなさん、ありがとうございました。
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【決勝戦】田原フットサルクラブ vs ジュビロ磐田フットサルクラブ
両チームとも、この日の最大のノルマをクリアした後とあって肩の荷は下りてはいるが、静岡県大会優勝と言うタイトルの重みは意識しているはず。
同じ磐田市を拠点とし、日頃から交流もある仲間同士とは言え、やはり負けるのはイヤ。
何より今年無敗で東海1部リーグを突っ走るジュビロにしてみれば、このまま黒星なしで年を越したい想いだろう。
田原にとっては「勝てないはずがない!」と思いながらもこれまで良い結果を出せなかったチームと公式戦、しかも決勝の舞台での対戦チャンスを得たのだから気持ちも高まり試合に集中。
田原のキックオフで始まったこの試合、その田原をキャプテンとして引っ張る蓮池紳吾(9)が先制ゴールを奪った。
その後は両チームとも好機を数多く作れずに時計が動き、前半はこのまま終了か?と誰もが思った残り数十秒、和泉秀実(7)、石野潤(10)が立て続けにゴールを決め3-0とリードを広げ前半を終えることとなった。
後半は開始早々にジュビロの門田雄輔(10)に待望のゴールが生まれ1-3と反撃開始。
しかし、そのアグレッシブさがファールの数へと反映されてしまい、なかなか良いリズムが掴みきれないまま時間が過ぎる。
試合終盤には田原に立て続けに第2PKを与えてしまうが、ゴレイロ皆川広紀(1)のセーブなどで守りきると、終了直前、横山正浩(20)のゴールで2-3と追いすがった。が、時すでに遅し。
東海1部下位リーグを必死で戦う田原FCの下克上が成立した。
田原にとってはもちろんうれしい初優勝であるが、終盤の第2PKでの決定力不足、あるいはジュビロの前半終了間際の集中力不足など、東海予選へ向けての課題も突きつけられた両チームだった。
静岡のフットサルの聖地、エコパの神様がそれぞれのチームに課した宿題だろう。
両チームには昨年の静岡代表が掴み取れなかった全国行きの切符を是非とも手にして欲しいと思う。
その東海予選は平成23年1月22日(土)と23日(日)、三重県鈴鹿市、鈴鹿スポーツガーデン体育館にて開催予定だ。
▼得点経過・・・公式記録による
前半
3分→田原:蓮池紳吾(9)
14分→田原:和泉秀実(7)
15分→田原:石野潤(10)
後半
16分→ジュビロ:門田雄輔(10)
29分→ジュビロ:横山正浩(20)
▼Game Photo
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【3位-4位決定戦】XEBRA vs Praia Grande
会場やスケジュールの調整で行われたり行われなかったりの3位決定戦、今年は決勝戦と並行して行われることとなった。
この決定戦を戦うチームにしてみると最もモチベーション的に辛いゲームなのかもしれない。
1年間の想いの結集が実らなかった両チームの心中を察すればその辛さも容易に理解できるのだが・・・。
個人的には、この決定戦の実施そのものには賛成だ。
大会は上位トーナメントへと継続して行くわけだし、そのための予選大会としてはしっかりとした順位付けを行っておくことも無意味ではないと思う。
また、例年通りの原則で組み合わせ抽選を行う場合を想定すると、第1シード内の優先順位は少なからず各チームの心の持ち方にも影響を及ぼしかねない。
もちろん同じチームが同じシード順で勝ちあがってくるかどうかはまったくわからない訳だが、ひとつでも上のシード位置を所属支部に持ち帰る、そのプライドを懸けた戦いを期待したい思う。
試合はパスを繋ぐ相手を追い詰めるプライアのプレススタイルが発揮される前に、開始から僅か数十秒、右サイドから左サイドへ大きく展開されたそのボールを待ち構えていた剣持貴充(10)の右足が空中で炸裂。
強烈なダイレクトボレーがあっという間にプライアゴールに突き刺さった。
その後しばらく一進一退が続くが、9分、剣持が決めた位置とほぼ同じ場所で待ち構えていた榎戸亮介(21)がロングフィードされたボールをジャンプしながら胸でトラップ、ワンフェイクとフェイントでマークを外し、鮮やかなシュートを決め2-0と得点が動くと、その3分後には曽根宏文(13)が追加点を奪い3-0とXEBRAリードで前半を終えた。
後半も桜井淳也(19)のゴールで4-0とリードを広げたXEBRAに対し、攻撃の持ち味をまったく出せずにいたPraiaは、24分に五味義通(15)、26分に中澤晋平(8)、28分には栗原正翔(11)の連続ゴールで1点差に詰め寄ったものの試合は結局このまま4-3で終了。
勝ったXEBRAには東海1部残留という大仕事が残っている。
残り2節、今月19日にはエコパサブアリーナで、そして年明けの2月6日は静岡市中央体育館で初開催となる東海リーグで正真正銘のホームゲームを迎える。
▼得点経過・・・公式記録による
前半
1分→XEBRA:剣持貴充(10)
9分→XEBRA:榎戸亮介(21)
12分→XEBRA:曽根宏文(13)
後半
18分→XEBRA:桜井淳也(19)
24分→Praia:五味義通(15)
26分→Praia:中澤晋平(8)
28分→Praia:栗原正翔(11)
▼Game Photo
▼全日本フットサル選手権 静岡県大会、決勝トーナメントに勝ち上がった4チームはすべて今季の東海1部リーグを戦うチームとなりました。
Cブロック1位:ジュビロ磐田フットサルクラブ vs Dブロック1位:Praia Grandeの一戦です。
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■ジュビロ磐田フットサルクラブ vs Praia Grande
先週の東海リーグで2節を残し早々と今年の東海王者を確定させたジュビロ磐田。
だがチームには浮かれた表情のかけらもなく、もうひとつの大きな目標を見据え集中力が高まる。
対するプライアは東海1部の連覇を絶たれはしたが、もうひとつディフェンディングチャンピオンとして臨むこの全日本選手権静岡県大会にチームのすべてを結集し予選リーグを無失点で勝ち上がって来た。
この両チームの今季の東海リーグ(前期)での対戦(8月15日、ゆめドーム上野)は門田雄輔の2発でジュビロが2-1と勝ってはいるものの、その結末は紙一重だった。
キックオフの瞬間から、両チームとも予選リーグでは見せることがなかった、より高いレベルでボールも人も動くスピーディーなゲームを繰り広げる。
先手を取ったのはジュビロ、前半4分、右サイドの角度のない位置から赤堀隆寛(9)が豪快に蹴り込んだ。
門田、鈴木の点取り屋の影に隠れた赤堀のゴールにベンチは総立ちで喜びを表した。
次に得点が動いたのは前半10分、ジュビロのオウンゴールでプライアが同点に追いつく。
プライアがカウンターから左サイドに展開、ゴールライン寸前でジュビロゴール前に強く蹴り込まれたボールがジュビロ選手にあたり、自らのゴールネットを揺らしてしまった。
ジュビロのフィールドプレーヤー全員が自ゴールへ向かってディフェンスしなければならない状況を作り出したプライアのスピード溢れる速攻が呼び込んだ同点ゴールだ。
試合は1-1で後半へ折り返す。
後半もジュビロが先手を取る。
右サイド、ほとんど角度がないほど深い位置でボールを裁いた横山正浩(20)がそのまま思い切り良くシュートを放つと、ボールは低い弾道のままプライアのゴレイロ赤窄孝(20)の左手をかすめゴールイン、2-1と再びジュビロがリードを奪う。
プライアはこのゴールからそう間を空けずして渡邉純(9)がゴレイロのユニフォームを着てピッチに入りパワープレーを開始。
最初の1プレー、2プレーこそボールの落ち着きが悪かったプライアだが、すぐに確実なボールポゼッションを回復、ジュビロ陣内でテンポ良くボールを動かすと、試合終了3分前にプライア望月亮太(6)が試合を振り出しに戻すゴールを決めた。
2-2、試合はこのまま前後半を終えPK戦へと続く。
ジュビロにとっては2年連続の準決勝でのPK戦となる。
そして・・・昨年ジュビロが流した涙は、今年、プライアが流す事となった。
東海大会を決めたジュビロ、その道が絶えたプライア、その両チームを応援していたサポーター、すべてに熱いものがこみ上げてくる結末だった。
敗れたプライアにはどんな言葉も慰めにはならないだろうが・・・本当に良いゲームでした。
▼得点経過・・・公式記録による
前半
4分→ジュビロ:赤堀隆寛(9)
10分→Praia:(ジュビロのオウンゴール)
後半
20分→ジュビロ:横山正浩(20)
27分→Praia:望月亮太(6)
PK戦
Praia:渡邉純(9)→○、奥山保司(10)→○、中澤晋平(8)→×、野島勇(17)→○、増田慈雄(2)→×
ジュビロ:門田雄輔(10)→○、横山正浩(20)→○、河合高宏(6)→○、本田拓磨(18)→○
▼Game Photo
▼全日本フットサル選手権 静岡県大会、決勝トーナメントに勝ち上がった4チームはすべて今季の東海1部リーグを戦うチームとなりました。
昨年度のサブアリーナ開催と違い、2試合同時進行は観戦や取材には少々辛い(もったいない?!)感じもしますが、何はともあれ、その4チームで繰り広げられた熱い!準決勝の2試合を簡単にではありますがご紹介いたします。
まずはAブロック1位:XEBRAとBブロック1位:田原FCとの一戦。
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■XEBRA vs 田原フットサルクラブ
静岡県に与えられている東海大会への切符は2枚、つまりこの準決勝での結果がすべてと言っても過言ではないかもしれない。
さらに、どちらのチームも全日本選手権で県大会突破経験がないこと、どちらのチームも東海1部リーグ後期下位リーグを戦っている事、その後期リーグ初戦ではどちらのチームも東海1部残留へ向け大きな1勝をあげている事、直接対決を残している事など、置かれたチーム事情に共通点も多く、戦力やチームコンディションあるいは県大会突破へのモチベーションが上昇している中での対戦だったのではないだろうか。
10:00、定刻どおりに試合はキックオフ。
負けられない、いや、負けたくない両チームは新ルールでもギリギリのコンタクトをピッチのあちこちで繰り広げる。
もちろん笛が鳴ることもあれば、そうでないこともある。当たり前と言えば当たり前。
公式記録でファール数を確認すると、前半に田原が5つ、後半はXEBRAに5つが記録されている。
さて、肝心のゴールシーンだが、先にも記したが2面同時進行のため両ピッチを行ったり来たりの観戦取材と成らざるを得ず、巡り合わせだろうか?こちらのゲームの得点シーンに遭遇する機会が少なく残念だった。
得点経過は公式記録を転記する事でご容赦いただきたい。
ただひとつ、田原の4点目となったシーンはその顛末をしっかりと見ていたので振り返りたい。
直前に失点し1-3のビハインドとなったXEBRAが田原ゴール正面で間接フリーキックを得る。
すでに小池良平(8)をゴレイロにパワープレーを展開していたXEBRAは田原ペナルティーエリア内に全員を配置し1点を奪う姿勢を見せる。
キッカーの剣持貴充(8)は小細工無しに密集した田原ゴールめがけシュートを放つ。
ボールは田原のゴールネットを揺らした、が、間接フリーキックが故に田原のゴールクリアランスとなる。
このボールを拾い上げた田原のゴレイロ杉本陽一(1)がXEBRAゴールへ走り出していた向島佑介(2)にフィード。
ゴールインをアピールするXEBRAの選手は誰一人自陣への戻りを見せなかった。
ボールを受けた向島は無人のXEBRAゴールへ決定的な4点目をいともたやすく流し込んだ。
試合に「もしも!?」は無いのだが、もしも誰かに触れてゴールに入っていたのなら、2-3とXEBRAの追撃ムードが高まるゴールだった事は間違いがない。
しかし「触れたか、触れないか」その事実がどうであったかを議論することは意味がない。
唯一、向島がゴールした事実のみが、公式記録に書き込まれる。
もちろん笛が鳴ることもあれば、そうでないこともある。当たり前と言えば当たり前。
「笛が鳴るまでボールを追いかけろ!」・・・隣のピッチで同時に行われているU-10交流戦のベンチからしきりに発せられていた監督、コーチの声がこの中央コートにまで届いていたのなら。
いずれにしても、最後まで集中力を切らさなかった田原がXEBRAを寄り切ったゲームだった。
▼得点経過・・・公式記録による
前半
7分→田原:(XEBRAのオウンゴール)
14分→田原:石野潤(10)
後半
22分→XEBRA:松浦公亮(18)
25分→田原:石野潤(10)
26分→田原:向島佑介(2)
▼Game Photo