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明日はエコパ・メインアリーナにて県リーグ【第2節】が行われます。
フットデ静岡ではもちろん、これまでどおり試合速報を行う予定です。(※さらにガイドブックの配付も行いますよ~!)
会場のエコパ・メインアリーナ、県リーグでは南と中央の2面を使用するのですが、明日は北コートを使用して、第6回全日本大学フットサル大会 東海地域予選が同時に行われることになっています。
あまり耳にしない大会ですが、一昨年まではこの大会の全国大会での優勝チームには全日本選手権への出場資格が与えられていたのです。
さて、その出場チームですが以下の6チームとなります。
▼静岡県
浜松大学フットサル部、静岡産業大学、静岡産業大学 藤枝 フットサル部
▼愛知県
愛知教育大学 SIMONS、名古屋学院大学フットサルクラブ
▼三重県
鈴鹿医療科学大学
大会フォーマットは、トーナメント方式。優勝チームのみが全国大会進出となるようです。
■スケジュール
▼第1試合・・・10:00~
名古屋学院大学:
vs
愛知教育大学:
▼第2試合・・・11:00~
静岡産業大学 藤枝:
vs
浜松大学:
▼第3試合(準決勝)・・・12:00~
鈴鹿医療科学大学:
vs
(第1試合の勝者):
▼第4試合(準決勝)・・・13:00~
静岡産業大学:
vs
(第2試合の勝者):
▼第5試合(5-6位決定戦)・・・14:00~
(第1試合の敗者):
vs
(第2試合の敗者):
▼第6試合(3-4位決定戦)・・・15:00~
(第3試合の敗者):
vs
(第4試合の敗者):
▼第7試合(決勝戦)・・・16:00~
(第3試合の勝者):
vs
(第4試合の勝者):
忙しい1日になりそうです・・・。
静岡県選抜が登場しない決勝戦でしたが・・・。
試合は非常に白熱した好ゲームでした。写真を中心にお知らせします。
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■決勝戦
三重県選抜 4 vs 3 岐阜県選抜
決勝までのインターバルが数時間あるとはいえ、やはり40分間のプレーイングタイムを一日に2試合行うことは体力的にはかなり厳しいはず。しかしながら全国大会もこのフォーマットで行われる訳で、ベンチを含めた総合力を求められる試合だ。
キックオフから三重県選抜がボール支配をやや有利に進めるが、岐阜県選抜は迫力あるカウンターで三重ゴールを目指す。どちらのチームもピッチに立つ選手が持ち味を発揮し、緊迫した攻防が観客席の視線をひきつける。さらに、両チームとも1試合を消化し、新基準のジャッジへの対応がベンチ一体となって徹底できたようで、ほとんど笛が吹かれずに進んだことも試合にテンポを生み出していたと感じる。
互いに無得点で迎えた14分「やはりこの人!」とも言える三重の木村(2)が先制ゴールを奪い1-0と三重のリードで後半へ。
リードを奪われた岐阜ではあるが、ここから第1試合でも見せた粘りを発揮。28分に松尾(3)が1-1の追いつくゴールを奪うと再びリードされて迎えた35分、またしても松尾が決め2-2の同点で前後半の40分を終了。
東海選抜の決勝は昨年に続き延長戦へともつれ込んだ。
短いインターバルを挟んで開始された延長も激しい攻防が繰り広げられる。
先手を打ったのはまたしても三重。後半32分に一旦勝ち越すゴールを奪っていた峯山(11)がこの試合2点目を奪い3-2。
「これで三重が有利か?」と思わせる時間も与えず、すぐさま岐阜の中島(5)が同点ゴールを奪い3-3で延長後半の残り5分へ。
ここまでくると第1試合からメンバーの入れ換え無しで決勝を戦う岐阜の主力選手には相当な疲労もみられ、延長前半に同点ゴールを奪った中島も両足に痙攣をおこす。
もちろん三重の選手にも疲労の色は隠せない。
白熱したこの試合の行方に最後に影響したのがファールカウントだった。後半からのファールカウントを持ち越す延長で、5までその数が達していた岐阜が残り2分で痛恨のファール。
この第2PKを託されたのはこの試合2ゴールを決めている峯山だった。
最終的に峯山のハットトリックで三重県選抜が初優勝。全国への切符を手にした。
得点経過(※公式記録による)
▼前半
14分→三重県選抜:木村(2)
▼後半
28分→岐阜県選抜:松尾(3)
32分→三重県選抜:峯山(11)
35分→岐阜県選抜:松尾(3)
▼延長前半(5分間)
42分→三重県選抜:峯山(11)
43分→岐阜県選抜:中島(5)
▼延長後半(5分間)
48分→三重県選抜:峯山(11)第2PK
初戦に敗れ3-4位決定戦を戦う事となった静岡県選抜ですがこの記事ではその試合の様子をお知らせします。
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■3-4位決定戦
静岡県選抜 2 vs 0 愛知県選抜
どうしても消化試合として捉えられがちな3位決定戦ですが、地元静岡としては応援に駆けつけてくださった方のためにも2連敗は避けなければいけません。
開始3分、公式戦では初めて選抜のゴールを守る赤窄(12)からの高速フィードが左サイドを駆け上がるチームメイトの中澤(8)へピタリと収まると、中澤は素早くカットインし豪快に愛知ゴールへ蹴り込み静岡が先制します。
その後、試合は淡々と進みこのままのスコアで前半終了。この試合だけ20分ハーフのランニングタイムとして行われていることもあり実際のプレー時間は思いのほか短く、シュート数は静岡の6に対して愛知は2、ファール数も今大会3試合目にして初めてどちらのチームも第2PKに至らずハーフタイムを迎えました。
後半も静かに時間が過ぎていきます。終了5分ほど前から愛知はパワープレーを仕掛けますが、決定機を作れず時間だけが過ぎます。逆に静岡は終了2分ほど前に、愛知のパワープレーのミスから奪ったボールを内藤(7)がハーフライン付近から無人の愛知ゴールへ正確に蹴り込み2-0とリードを広げると試合はこのまま終了、静岡は今大会を3位の成績で終えることとなりました。
前評判の高かった愛知は結局2連敗、この試合でも前後半合わせてシュート数7と元気がありませんでした。やはり初戦を落としモチベーションが維持できなかったのではないでしょうか。しかしながら東海地域で唯一のFリーグ加盟チーム、しかもそのFリーグで3連覇の名古屋オーシャンズが存在している愛知県ですので、本気になったときのポテンシャルは計り知れないものがあるでしょう。来季はさらに手強い相手となるに違いありません。
得点経過(※公式記録による)
▼前半
3分→静岡県選抜:中澤(8)
▼後半
38分→静岡県選抜:内藤(7)
最後になりますが、エコパまで駆けつけ応援をしていただいたみなさんには良い結果を残すことが出来ず申し訳なく感じます。
ご声援そして応援をいただき本当にありがとうございました。今後も静岡県選抜をよろしくお願いいたします。
■準決勝・・・第2試合
愛知県選抜 5 vs 6 三重県選抜
もうひとつの準決勝、愛知vs三重は序盤から激しくゴールを奪い合う展開だった。
キックオフから愛知がテンポ良くボールを繋ぐフットサルでペースを掴むと田中(11)が先制ゴール、開始3分でリードを奪う。
一方、先制されはしたものの、あわてることなくゲームを組み立てる三重は次第に流れを引き戻し、7分に若松(3)、9分に峯山(11)の連続ゴールであっさり逆転。13分には木村(2)が追加点を奪い3-1とリードを広げる。愛知は14分に田中(11)の2ゴール目で1点差に迫ると前半のうちに両チームともさらに1点ずつを奪い合い4-3で三重がリードし後半へ。
前半とはうって変わって得点が動かない時間帯が10分以上続いたが、33分に愛知の芝田(8)が試合を振り出しに戻すゴールを奪い4-4。
両ベンチが延長戦も視野に入れ始めた残り1分、ハーフライン付近でインターセプトした三重の木村(11)がそのまま中央をドリブルで駆け上がるとゴレイロとの1対1を左足トゥを振り切りゴールネットを揺らし再び勝ち越し。続けて峯山(11)が加点し試合は決したかに思えたが、あきらめない愛知もパワープレーから1点を返す攻防がわずか1分間に詰め込まれ観客席は最後の最後までどよめいた。
この結果を受け、決勝戦は岐阜vs三重(昨年の3位決定戦と同じ)、そして3位決定戦が静岡vs愛知(昨年の決勝と同じ)と決定した。
2つの準決勝を終えやはり気になるのが新基準でのジャッジだ。この試合の前半でも愛知のファールカウントは9まで到達した。手を使ったプレーがより厳格に裁かれるとの事だが、試合を見ている限りハンドオフを上手く使ったドリブルなどがオフェンス側のファールとされた場面も多かったように感じた。
これまでは手を使った側も使われた側も何も感じなかったプレー(感じる必要がなかったプレー)に笛が吹かれる機会が多くなる訳で、とられた選手も相手側も「えっ?!」という場面が多く発生しそうな気配だ。
もちろん、選手側が新基準に適合していかなければいけないのだが、レフリーによる判断基準の違いなどしばらくは戸惑う場面が予想され、ベンチワークに新たな気配りが必要となるかもしれない。
得点経過(※公式記録による)
▼前半
3分→愛知県選抜:田中(11)
7分→三重県選抜:若松(3)
9分→三重県選抜:峯山(11)
13分→三重県選抜:木村(2)
14分→愛知県選抜:田中(11)
16分→三重県選抜:峯山(11)
17分→愛知県選抜:磯(13)
▼後半
33分→愛知県選抜:芝田(8)
39分→三重県選抜:木村(2)
39分→三重県選抜:池山(13)
39分→愛知県選抜:磯(13)
昨年7月に石川県で行われた第25回全国選抜大会で静岡県選抜の予選敗退をお伝えした際にも感じた事ですが、やはり静岡勢の敗北を伝えることは辛いですね・・・。
第9回東海選抜大会に出場できる東海地域からの代表枠は【1】。
予選はトーナメント方式で行われ優勝チームが唯一の代表枠を掴み取ります。
組合せは昨年度のこの大会の順位により決められるのですが、最初の試合では昨年度の優勝チーム静岡と同第4位の岐阜、続いて2位の愛知と3位の三重という対戦カードになります。
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■準決勝・・・第1試合
静岡県選抜 4 vs 5 岐阜県選抜
静岡県選抜のキックオフで始まった試合は、今季から適用されるという新基準(?)のジャッジからか短いインターバルでファールの笛が鳴る展開に。
そんな中、開始数分で訪れた岐阜県選抜の決定機をこの試合ゴレイロに抜擢された杉本陽一(1)が勇敢にビッグセーブで凌ぐと、前半半ばにして岐阜県選抜のファールカウントが5に到達。時間をあけずして訪れた第2PKのチャンスには門田(13)、蓮池(9)と相次いで失敗してしまいますが3度目のチャンスに蓮池が決め静岡が先制です。
その後、一進一退を続ける中で静岡のファールカウントも5を数えますが何とか持ちこたえ残り時間1分を切ります。
前半をこのまま終えたい静岡でしたが、自陣でボールを奪われると岐阜のショートカウンターに振り回され最後はまったくのフリーで待つ中島(5)に押し込まれ1-1、後半へ折り返す事になりました。
後半に入ると早い段階から試合が動きます。22分に静岡の中澤(8)のゴールで勝ち越すと27分に岐阜の杉野(10)が同点ゴールで2-2。29分には静岡の向島(2)が正面から決めると同じ29分に本田(14)が執念のワンタッチで連続ゴールを決め4-2とリードが広がります。
あきらめない岐阜は34分に松尾(3)が決め1点差に詰め寄ると35分には馬渕(14)が起死回生の同点弾を静岡ゴールに鮮やかに蹴り込みます。
4-4で残り4分、ここで静岡に思いがけない事態が訪れてしまいます。この試合先制ゴールを決めた蓮池(9)が2枚目のイエローカードで退場処分となってしまったのです。
この判定で余儀なくされた2分間の数的不利な状況をほぼ守りきったかと思えた38分、岐阜の中島(5)に再び決まられこの試合初めて岐阜にリードを許すと、このゴールがそのまま決勝点となり試合終了、この瞬間に地元開催の全国大会への出場が断たれました。
公式記録上、岐阜県選抜のシュート数16に対し静岡は30。岐阜県選抜の勝利への執念、あと一歩の寄せの厳しさやゴールへの意欲が、わずかながら静岡県選抜に勝っていたのでしょう。
東海選抜の開催レギュレーションに変更がなければ、来年も準決勝では今年同様に岐阜県(最終的にこの大会で岐阜が2位、静岡が3位)と対戦することになるはずです。もちろん、その時選抜に招集されている選手が誰なのかはわかりませんが、今年の【借り】は必ず返してくれるはず!と確信しています。
さらに加えれば、4年前の東海選抜で愛知県に破れ今回同様に全国出場を逃した翌年には、静岡県選抜は2度目の全国制覇を成し遂げています。
いずれにしても静岡県開催の全国大会に地元静岡が出場できない訳ですが、静岡県フットサル連盟役員一同、しっかりと全国大会の運営を行うことはもちろん、全国選抜大会を盛り上げ「俺も選抜でプレーしたい!」と感じる環境を作り出し、来季へ向かいたいと思います。
その静岡開催の全国選抜は10月の9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)に行なわれます。
多くの方のご来場をお待ちしております。
得点経過(※公式記録による)
▼前半
12分→静岡県選抜:蓮池(9)第2PK
19分→岐阜県選抜:中島(5)
▼後半
22分→静岡県選抜:中澤(8)
27分→岐阜県選抜:杉野(10)
29分→静岡県選抜:向島(2)
29分→静岡県選抜:本田(14)
34分→岐阜県選抜:松尾(3)
35分→岐阜県選抜:馬渕(14)
38分→岐阜県選抜:中島(5)