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明日はエコパ・メインアリーナにて県リーグ【第2節】が行われます。
フットデ静岡ではもちろん、これまでどおり試合速報を行う予定です。(※さらにガイドブックの配付も行いますよ~!)

会場のエコパ・メインアリーナ、県リーグでは南と中央の2面を使用するのですが、明日は北コートを使用して、第6回全日本大学フットサル大会 東海地域予選が同時に行われることになっています。
あまり耳にしない大会ですが、一昨年まではこの大会の全国大会での優勝チームには全日本選手権への出場資格が与えられていたのです。

さて、その出場チームですが以下の6チームとなります。

▼静岡県
  浜松大学フットサル部、静岡産業大学、静岡産業大学 藤枝 フットサル部

▼愛知県
  愛知教育大学 SIMONS、名古屋学院大学フットサルクラブ

▼三重県
  鈴鹿医療科学大学

大会フォーマットは、トーナメント方式。優勝チームのみが全国大会進出となるようです。

■スケジュール

 ▼第1試合・・・10:00~
  名古屋学院大学:
  vs
  愛知教育大学:

 ▼第2試合・・・11:00~
  静岡産業大学 藤枝:
  vs
  浜松大学:

 ▼第3試合(準決勝)・・・12:00~
  鈴鹿医療科学大学:
  vs
  (第1試合の勝者):

 ▼第4試合(準決勝)・・・13:00~
  静岡産業大学:
  vs
  (第2試合の勝者):

 ▼第5試合(5-6位決定戦)・・・14:00~
  (第1試合の敗者):
  vs
  (第2試合の敗者):

 ▼第6試合(3-4位決定戦)・・・15:00~
  (第3試合の敗者):
  vs
  (第4試合の敗者):

 ▼第7試合(決勝戦)・・・16:00~
  (第3試合の勝者):
  vs
  (第4試合の勝者):

忙しい1日になりそうです・・・。

静岡県選抜が登場しない決勝戦でしたが・・・。
試合は非常に白熱した好ゲームでした。写真を中心にお知らせします。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

■決勝戦
三重県選抜 4 vs 3 岐阜県選抜

▲決勝を前にした岐阜県選抜。メンバーは一試合目とまったく同じ。

▲決勝を前にした岐阜県選抜。メンバーは一試合目とまったく同じ。

▲こちらの三重県選抜は数名のメンバーを入れ替えて決勝に臨む。

▲こちらの三重県選抜は数名のメンバーを入れ替えて決勝に臨む。

決勝までのインターバルが数時間あるとはいえ、やはり40分間のプレーイングタイムを一日に2試合行うことは体力的にはかなり厳しいはず。しかしながら全国大会もこのフォーマットで行われる訳で、ベンチを含めた総合力を求められる試合だ。

キックオフから三重県選抜がボール支配をやや有利に進めるが、岐阜県選抜は迫力あるカウンターで三重ゴールを目指す。どちらのチームもピッチに立つ選手が持ち味を発揮し、緊迫した攻防が観客席の視線をひきつける。さらに、両チームとも1試合を消化し、新基準のジャッジへの対応がベンチ一体となって徹底できたようで、ほとんど笛が吹かれずに進んだことも試合にテンポを生み出していたと感じる。

互いに無得点で迎えた14分「やはりこの人!」とも言える三重の木村(2)が先制ゴールを奪い1-0と三重のリードで後半へ。
リードを奪われた岐阜ではあるが、ここから第1試合でも見せた粘りを発揮。28分に松尾(3)が1-1の追いつくゴールを奪うと再びリードされて迎えた35分、またしても松尾が決め2-2の同点で前後半の40分を終了。

東海選抜の決勝は昨年に続き延長戦へともつれ込んだ。

短いインターバルを挟んで開始された延長も激しい攻防が繰り広げられる。
先手を打ったのはまたしても三重。後半32分に一旦勝ち越すゴールを奪っていた峯山(11)がこの試合2点目を奪い3-2。
「これで三重が有利か?」と思わせる時間も与えず、すぐさま岐阜の中島(5)が同点ゴールを奪い3-3で延長後半の残り5分へ。
ここまでくると第1試合からメンバーの入れ換え無しで決勝を戦う岐阜の主力選手には相当な疲労もみられ、延長前半に同点ゴールを奪った中島も両足に痙攣をおこす。
もちろん三重の選手にも疲労の色は隠せない。

白熱したこの試合の行方に最後に影響したのがファールカウントだった。後半からのファールカウントを持ち越す延長で、5までその数が達していた岐阜が残り2分で痛恨のファール。
この第2PKを託されたのはこの試合2ゴールを決めている峯山だった。
最終的に峯山のハットトリックで三重県選抜が初優勝。全国への切符を手にした。

岐阜の森島監督。試合の間ベンチに座る事はほとんどなかった。

岐阜の森島監督。試合の間ベンチに座る事はほとんどなかった。

対照的に三重の布生監督はベンチに座ったまま静かに戦況を見守る。

対照的に三重の布生監督はベンチに座ったまま静かに戦況を見守る。

決勝でハットトリックの三重、峯山(11)はこの大会の2試合で5ゴール。写真左側、岐阜の中島(5)は3ゴールだった。

決勝でハットトリックの三重、峯山(11)はこの大会の2試合で5ゴール。写真左側、岐阜の中島(5)は3ゴールだった。

こちらも峯山(11)と中島(5)のマッチアップ。

こちらも峯山(11)と中島(5)のマッチアップ。

決勝で2度の同点ゴールを決めた岐阜の松尾(3)。大会を通じてはチームメイトの中島と同じ3ゴールを記録。

決勝で2度の同点ゴールを決めた岐阜の松尾(3)。大会を通じてはチームメイトの中島と同じ3ゴールを記録。

今大会2試合ともに突破力、決定力に加え配球にも抜群のキレを発揮した木村(2)。もちろん守備にも労を惜しむ事はなかった。

今大会2試合ともに突破力、決定力に加え配球にも抜群のキレを発揮した木村(2)。もちろん守備にも労を惜しむ事はなかった。

岐阜のゴール前で競り合う両チームの10番、三重の日下と岐阜の杉野。

岐阜のゴール前で競り合う両チームの10番、三重の日下と岐阜の杉野。

岐阜、中島(5)の縦への突破に対応する三重の森(4)。森は守備の面で優勝に大きく貢献した。

岐阜、中島(5)の縦への突破に対応する三重の森(4)。森は守備の面で優勝に大きく貢献した。

こちらは岐阜のフーリオ(11)のゴール前での寄せを冷静に処理する森(4)。

こちらは岐阜のフーリオ(11)のゴール前での寄せを冷静に処理する森(4)。

東海2部昇格を果たしたフォースから招集された池山(13)。

東海2部昇格を果たしたフォースから招集された池山(13)。

同じくフォースから招集の横内(5)。

同じくフォースから招集の横内(5)。

先制ゴールを決めた木村とがっちり握手を交わす里田(14)。彼もまたフォースからの招集メンバーだ。若いチームの主力たちが今季の東海2部開幕へ向け貴重な経験を積み上げた。

先制ゴールを決めた木村とがっちり握手を交わす里田(14)。彼もまたフォースからの招集メンバーだ。若いチームの主力たちが今季の東海2部開幕へ向け貴重な経験を積み上げた。

試合終了直後、宙に舞う布生監督。三重県選抜の主力は選手権では全国大会常連のギャングのメンバーだが選抜のカテゴリーでも全国を経験することになった。

試合終了直後、宙に舞う布生監督。三重県選抜の主力は選手権では全国大会常連のギャングのメンバーだが選抜のカテゴリーでも全国を経験することになった。

最後は優勝決定後の集合写真です。三重県選抜のみなさん、本当におめでとうございます。全国の舞台でも開催地域の代表チームとして頑張ってください!

最後は優勝決定後の集合写真です。三重県選抜のみなさん、本当におめでとうございます。全国の舞台でも開催地域の代表チームとして頑張ってください!

得点経過(※公式記録による)
▼前半
14分→三重県選抜:木村(2)
▼後半
28分→岐阜県選抜:松尾(3)
32分→三重県選抜:峯山(11)
35分→岐阜県選抜:松尾(3)
▼延長前半(5分間)
42分→三重県選抜:峯山(11)
43分→岐阜県選抜:中島(5)
▼延長後半(5分間)
48分→三重県選抜:峯山(11)第2PK

初戦に敗れ3-4位決定戦を戦う事となった静岡県選抜ですがこの記事ではその試合の様子をお知らせします。

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■3-4位決定戦
静岡県選抜 2 vs 0 愛知県選抜

▲この試合には県選抜ルーキーの赤窄(12)、望月(11)、高橋(15)そして北原(20)がベンチ入りした。

▲この試合には県選抜ルーキーの赤窄(12)、望月(11)、高橋(15)そして北原(20)がベンチ入りした。

▲初戦と比べ集合写真に納まる選手たちはだいぶリラックスしているように感じられた愛知県選抜。

▲初戦と比べ集合写真に納まる選手たちはだいぶリラックスしているように感じられた愛知県選抜。

 
どうしても消化試合として捉えられがちな3位決定戦ですが、地元静岡としては応援に駆けつけてくださった方のためにも2連敗は避けなければいけません。

開始3分、公式戦では初めて選抜のゴールを守る赤窄(12)からの高速フィードが左サイドを駆け上がるチームメイトの中澤(8)へピタリと収まると、中澤は素早くカットインし豪快に愛知ゴールへ蹴り込み静岡が先制します。
その後、試合は淡々と進みこのままのスコアで前半終了。この試合だけ20分ハーフのランニングタイムとして行われていることもあり実際のプレー時間は思いのほか短く、シュート数は静岡の6に対して愛知は2、ファール数も今大会3試合目にして初めてどちらのチームも第2PKに至らずハーフタイムを迎えました。

後半も静かに時間が過ぎていきます。終了5分ほど前から愛知はパワープレーを仕掛けますが、決定機を作れず時間だけが過ぎます。逆に静岡は終了2分ほど前に、愛知のパワープレーのミスから奪ったボールを内藤(7)がハーフライン付近から無人の愛知ゴールへ正確に蹴り込み2-0とリードを広げると試合はこのまま終了、静岡は今大会を3位の成績で終えることとなりました。

県選抜ルーキーとして初の公式戦となった赤窄はランニングタイムとはいえ40分間を無失点で終えた。もう一人のルーキーゴレイロ北原(20)はベンチ入りはしたが出場機会はなかった。

県選抜ルーキーとして初の公式戦となった赤窄はランニングタイムとはいえ40分間を無失点で終えた。もう一人のルーキーゴレイロ北原(20)はベンチ入りはしたが出場機会はなかった。

赤窄同様にPraia Grandeから招集の選抜ルーキー、望月(11)。Praiaセットで先発出場。

赤窄同様にPraia Grandeから招集の選抜ルーキー、望月(11)。Praiaセットで先発出場。

同じく県選抜ルーキーの高橋(15)。上の望月とは中学サッカー部時代の先輩、後輩にあたる。(望月が一年先輩。)

同じく県選抜ルーキーの高橋(15)。上の望月とは中学サッカー部時代の先輩、後輩にあたる。(望月が一年先輩。)

腰に不安を抱えながらも強行出場となった昨季の東海1部得点王、門田(13)。

腰に不安を抱えながらも強行出場となった昨季の東海1部得点王、門田(13)。

昨年度の選抜招集はなかったが第20回大会では静岡県選抜の全国初制覇も経験しているベテランの鈴木(4)。

昨年度の選抜招集はなかったが第20回大会では静岡県選抜の全国初制覇も経験しているベテランの鈴木(4)。

鈴木同様に選抜の中ではベテラン組みの一人、内藤(7)。

鈴木同様に選抜の中ではベテラン組みの一人、内藤(7)。

前評判の高かった愛知は結局2連敗、この試合でも前後半合わせてシュート数7と元気がありませんでした。やはり初戦を落としモチベーションが維持できなかったのではないでしょうか。しかしながら東海地域で唯一のFリーグ加盟チーム、しかもそのFリーグで3連覇の名古屋オーシャンズが存在している愛知県ですので、本気になったときのポテンシャルは計り知れないものがあるでしょう。来季はさらに手強い相手となるに違いありません。

シュート体勢に入る愛知のマティアス(9)。今年1月の全日本選手権東海大会ではエコパ・メインアリーナでの3試合で6ゴールを奪っている。

シュート体勢に入る愛知のマティアス(9)。今年1月の全日本選手権東海大会ではエコパ・メインアリーナでの3試合で6ゴールを奪っている。

愛知の磯太智(13)は初戦の三重県選抜戦で2得点を奪った。マティアス(上の写真9番)とともにゴール前では要注意の選手だったが静岡はルーキーゴレイロ赤窄(12)を中心に完封した。

愛知の磯太智(13)は初戦の三重県選抜戦で2得点を奪った。マティアス(上の写真9番)とともにゴール前では要注意の選手だったが静岡はルーキーゴレイロ赤窄(12)を中心に完封した。

戦況を見守る愛知県選抜のベンチスタッフ。今大会は東海2部に昇格したUNIAOの斉藤監督が指揮を執った。

戦況を見守る愛知県選抜のベンチスタッフ。今大会は東海2部に昇格したUNIAOの斉藤監督が指揮を執った。

 

得点経過(※公式記録による)
▼前半
 3分→静岡県選抜:中澤(8)
▼後半
38分→静岡県選抜:内藤(7)

 

最後になりますが、エコパまで駆けつけ応援をしていただいたみなさんには良い結果を残すことが出来ず申し訳なく感じます。
ご声援そして応援をいただき本当にありがとうございました。今後も静岡県選抜をよろしくお願いいたします。

応援ありがとうございました。

応援ありがとうございました。

■準決勝・・・第2試合
愛知県選抜 5 vs 6 三重県選抜

▲愛知県選抜は昨年度の全日本選手権東海大会を勝ちあがった、実質名古屋オーシャンズサテライトの大洋薬品/BANFF名古屋のメンバーを中心に、今季東海1部へ昇格のsamurai futsal、同じく2部昇格のFutsal Clube UNIAOなどからのメンバーで編成。

▲愛知県選抜は昨年度の全日本選手権東海大会を勝ちあがった、実質名古屋オーシャンズサテライトの大洋薬品/BANFF名古屋のメンバーを中心に、今季東海1部へ昇格のsamurai futsal、同じく2部昇格のFutsal Clube UNIAOなどからのメンバーで編成。

▲三重県選抜はギャングの布生が監督に就任。そのギャングからの木村(2)を筆頭に東海2部のNASPA四日市、Force futsal Iseからも兵(つわもの)が結集。早い時期から練習を重ねてこの大会へ臨んできた。

▲三重県選抜はギャングの布生が監督に就任。そのギャングからの木村(2)を筆頭に東海2部のNASPA四日市、Force futsal Iseからも兵(つわもの)が結集。早い時期から練習を重ねてこの大会へ臨んできた。

 

もうひとつの準決勝、愛知vs三重は序盤から激しくゴールを奪い合う展開だった。
キックオフから愛知がテンポ良くボールを繋ぐフットサルでペースを掴むと田中(11)が先制ゴール、開始3分でリードを奪う。
一方、先制されはしたものの、あわてることなくゲームを組み立てる三重は次第に流れを引き戻し、7分に若松(3)、9分に峯山(11)の連続ゴールであっさり逆転。13分には木村(2)が追加点を奪い3-1とリードを広げる。愛知は14分に田中(11)の2ゴール目で1点差に迫ると前半のうちに両チームともさらに1点ずつを奪い合い4-3で三重がリードし後半へ。
前半とはうって変わって得点が動かない時間帯が10分以上続いたが、33分に愛知の芝田(8)が試合を振り出しに戻すゴールを奪い4-4。
両ベンチが延長戦も視野に入れ始めた残り1分、ハーフライン付近でインターセプトした三重の木村(11)がそのまま中央をドリブルで駆け上がるとゴレイロとの1対1を左足トゥを振り切りゴールネットを揺らし再び勝ち越し。続けて峯山(11)が加点し試合は決したかに思えたが、あきらめない愛知もパワープレーから1点を返す攻防がわずか1分間に詰め込まれ観客席は最後の最後までどよめいた。

この結果を受け、決勝戦は岐阜vs三重(昨年の3位決定戦と同じ)、そして3位決定戦が静岡vs愛知(昨年の決勝と同じ)と決定した。

2つの準決勝を終えやはり気になるのが新基準でのジャッジだ。この試合の前半でも愛知のファールカウントは9まで到達した。手を使ったプレーがより厳格に裁かれるとの事だが、試合を見ている限りハンドオフを上手く使ったドリブルなどがオフェンス側のファールとされた場面も多かったように感じた。
これまでは手を使った側も使われた側も何も感じなかったプレー(感じる必要がなかったプレー)に笛が吹かれる機会が多くなる訳で、とられた選手も相手側も「えっ?!」という場面が多く発生しそうな気配だ。
もちろん、選手側が新基準に適合していかなければいけないのだが、レフリーによる判断基準の違いなどしばらくは戸惑う場面が予想され、ベンチワークに新たな気配りが必要となるかもしれない。

ゴールを決めたForce Futsal Iseの池山(13)を祝福するギャングの3人。この試合、もちろん選抜チームでの戦いなのだが、三重県選抜を構成するギャングとフォース伊勢のメンバーにとっては昨年の全日本選手権東海大会で共に敗れた相手、大洋薬品/BANFF名古屋に借りを返す場(メインとサブの違いこそあれ同じエコパが会場でもある)としてのモチベーションが加わった分だけ競り勝った!と見るのは深読みし過ぎだろうか??

ゴールを決めたForce Futsal Iseの池山(13)を祝福するギャングの3人。この試合、もちろん選抜チームでの戦いなのだが、三重県選抜を構成するギャングとフォース伊勢のメンバーにとっては昨年の全日本選手権東海大会で共に敗れた相手、大洋薬品/BANFF名古屋に借りを返す場(メインとサブの違いこそあれ同じエコパが会場でもある)としてのモチベーションが加わった分だけ競り勝った!と見るのは深読みし過ぎだろうか??

小柄な体の何処にあれだけのエネルギーを秘めているのだろうか?所属のギャングではもちろんだが、選抜チームの中でも間違いなく攻守にわたるキーマンだった木村(2)。

小柄な体の何処にあれだけのエネルギーを秘めているのだろうか?所属のギャングではもちろんだが、選抜チームの中でも間違いなく攻守にわたるキーマンだった木村(2)。

先制ゴールを奪った愛知の田中(11)。昨年度の東海2部では蹴球小僧のメンバーとしてプレー、個のスキルを活かし静岡勢を苦しめた。この試合では2得点。

先制ゴールを奪った愛知の田中(11)。昨年度の東海2部では蹴球小僧のメンバーとしてプレー、個のスキルを活かし静岡勢を苦しめた。この試合では2得点。

今季東海2部へ昇格のFutsal Clube UNIAOからは大柄な選手が2人参加していた。愛知3番の平宮はその一人。ところでこのシーン、レフリーの目にはどう写る?!

今季東海2部へ昇格のFutsal Clube UNIAOからは大柄な選手が2人参加していた。愛知3番の平宮はその一人。ところでこのシーン、レフリーの目にはどう写る?!

Futsal Clube UNIAO所属のもう一人の大柄な選手、長沼(10)。競り合うのはギャングの石川(6)。ここでも手の使い方に目が向いてしまうが・・・。

Futsal Clube UNIAO所属のもう一人の大柄な選手、長沼(10)。競り合うのはギャングの石川(6)。ここでも手の使い方に目が向いてしまうが・・・。

得点経過(※公式記録による)
▼前半
 3分→愛知県選抜:田中(11)
 7分→三重県選抜:若松(3)
 9分→三重県選抜:峯山(11)
13分→三重県選抜:木村(2)
14分→愛知県選抜:田中(11)
16分→三重県選抜:峯山(11)
17分→愛知県選抜:磯(13)
▼後半
33分→愛知県選抜:芝田(8)
39分→三重県選抜:木村(2)
39分→三重県選抜:池山(13)
39分→愛知県選抜:磯(13)

昨年7月に石川県で行われた第25回全国選抜大会で静岡県選抜の予選敗退をお伝えした際にも感じた事ですが、やはり静岡勢の敗北を伝えることは辛いですね・・・。

第9回東海選抜大会に出場できる東海地域からの代表枠は【1】。
予選はトーナメント方式で行われ優勝チームが唯一の代表枠を掴み取ります。

組合せは昨年度のこの大会の順位により決められるのですが、最初の試合では昨年度の優勝チーム静岡と同第4位の岐阜、続いて2位の愛知と3位の三重という対戦カードになります。

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■準決勝・・・第1試合
静岡県選抜 4 vs 5 岐阜県選抜

▲静岡県選抜の初戦の対戦相手、岐阜県選抜は東海2部リーグに所属するFALCO GIFUやレインボー垂井のメンバーにより編成されているようです。そしてそのメンバーのほとんどが、チームを率いる森山監督から指導を受けた経験があるとの事で、選抜チームとはいえチーム内のコミュニケーションは整っているはずです。

▲静岡県選抜の初戦の対戦相手、岐阜県選抜は東海2部リーグに所属するFALCO GIFUやレインボー垂井のメンバーにより編成されているようです。そしてそのメンバーのほとんどが、チームを率いる森山監督から指導を受けた経験があるとの事で、選抜チームとはいえチーム内のコミュニケーションは整っているはずです。

▲対する静岡県選抜ですが、怪我などコンディション不良の選手の発生で急遽、新たな選手が招集されるなどまさにスクランブル体勢で臨む試合となってしまいます。

▲対する静岡県選抜ですが、怪我などコンディション不良の選手の発生で急遽、新たな選手が招集されるなどまさにスクランブル体勢で臨む試合となってしまいます。

 

静岡県選抜のキックオフで始まった試合は、今季から適用されるという新基準(?)のジャッジからか短いインターバルでファールの笛が鳴る展開に。

そんな中、開始数分で訪れた岐阜県選抜の決定機をこの試合ゴレイロに抜擢された杉本陽一(1)が勇敢にビッグセーブで凌ぐと、前半半ばにして岐阜県選抜のファールカウントが5に到達。時間をあけずして訪れた第2PKのチャンスには門田(13)、蓮池(9)と相次いで失敗してしまいますが3度目のチャンスに蓮池が決め静岡が先制です。
その後、一進一退を続ける中で静岡のファールカウントも5を数えますが何とか持ちこたえ残り時間1分を切ります。
前半をこのまま終えたい静岡でしたが、自陣でボールを奪われると岐阜のショートカウンターに振り回され最後はまったくのフリーで待つ中島(5)に押し込まれ1-1、後半へ折り返す事になりました。

後半に入ると早い段階から試合が動きます。22分に静岡の中澤(8)のゴールで勝ち越すと27分に岐阜の杉野(10)が同点ゴールで2-2。29分には静岡の向島(2)が正面から決めると同じ29分に本田(14)が執念のワンタッチで連続ゴールを決め4-2とリードが広がります。
あきらめない岐阜は34分に松尾(3)が決め1点差に詰め寄ると35分には馬渕(14)が起死回生の同点弾を静岡ゴールに鮮やかに蹴り込みます。
4-4で残り4分、ここで静岡に思いがけない事態が訪れてしまいます。この試合先制ゴールを決めた蓮池(9)が2枚目のイエローカードで退場処分となってしまったのです。
この判定で余儀なくされた2分間の数的不利な状況をほぼ守りきったかと思えた38分、岐阜の中島(5)に再び決まられこの試合初めて岐阜にリードを許すと、このゴールがそのまま決勝点となり試合終了、この瞬間に地元開催の全国大会への出場が断たれました。

公式記録上、岐阜県選抜のシュート数16に対し静岡は30。岐阜県選抜の勝利への執念、あと一歩の寄せの厳しさやゴールへの意欲が、わずかながら静岡県選抜に勝っていたのでしょう。
東海選抜の開催レギュレーションに変更がなければ、来年も準決勝では今年同様に岐阜県(最終的にこの大会で岐阜が2位、静岡が3位)と対戦することになるはずです。もちろん、その時選抜に招集されている選手が誰なのかはわかりませんが、今年の【借り】は必ず返してくれるはず!と確信しています。

さらに加えれば、4年前の東海選抜で愛知県に破れ今回同様に全国出場を逃した翌年には、静岡県選抜は2度目の全国制覇を成し遂げています。

いずれにしても静岡県開催の全国大会に地元静岡が出場できない訳ですが、静岡県フットサル連盟役員一同、しっかりと全国大会の運営を行うことはもちろん、全国選抜大会を盛り上げ「俺も選抜でプレーしたい!」と感じる環境を作り出し、来季へ向かいたいと思います。

その静岡開催の全国選抜は10月の9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)に行なわれます。
多くの方のご来場をお待ちしております。

静岡のゲームキャプテンを務める関根(5)。追加招集された一人だ。岐阜のキャプテンを務めるのは杉野(10)。

静岡のゲームキャプテンを務める関根(5)。追加招集された一人だ。岐阜のキャプテンを務めるのは杉野(10)。

18番のユニフォームを身に付ける渡邉。関根とともにプライヤから緊急招集された。

18番のユニフォームを身に付ける渡邉。関根とともにプライヤから緊急招集された。

静岡県選抜のメンバーとしては初めての公式戦に臨んだゴレイロの杉本(1)。

静岡県選抜のメンバーとしては初めての公式戦に臨んだゴレイロの杉本(1)。

岐阜県選抜で最も危険な男、中島(5)とマッチアップする中澤(8)。

岐阜県選抜で最も危険な男、中島(5)とマッチアップする中澤(8)。

先制ゴールを奪った蓮池(9)。

先制ゴールを奪った蓮池(9)。

得点経過(※公式記録による)
▼前半
12分→静岡県選抜:蓮池(9)第2PK
19分→岐阜県選抜:中島(5)
▼後半
22分→静岡県選抜:中澤(8)
27分→岐阜県選抜:杉野(10)
29分→静岡県選抜:向島(2)
29分→静岡県選抜:本田(14)
34分→岐阜県選抜:松尾(3)
35分→岐阜県選抜:馬渕(14)
38分→岐阜県選抜:中島(5)