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今年度も残すところ1ヶ月と少々、フットサル界ではその短期間に3つのタイトルを決する全国大会(チーチャン、全日本選手権、トリムカップ)が「ギュッ!」と詰め込まれています。
そのひとつ、まずは明日から鹿児島県で開催されるのが「第12回FUTSAL地域チャンピオンズリーグ」です。
この大会に東海地域の代表として出場するのはDELIZIA磐田。ジュビロ磐田フットサルクラブの名で活動していた昨年に続き、事実上2年連続での出場となります。
チームは明日の早朝に静岡を発ち空路、鹿児島入りとの事。昨年は同大会取材のためグリーンアリーナ神戸まで出掛けた筆者ですが、さすがに鹿児島までは「ちょっと気軽に!」とは行きません。と、言う事で残念ですが静岡からの応援となってしまいます。
「その代わり」と言っては何ですが、チームの磐田市役所への表敬訪問(全国大会出場報告会ということでしたが)に立ち合わせて頂きました。
私以外にも市役所の広報の方と静岡新聞社の記者の方などがカメラを持って取材に訪れていました。
報告会の本質(?)については、翌日の静岡新聞地域版やWEB版に掲載されましたのでご覧になった方も多かったのではないかと思います。
フットデ静岡では、予期せぬ(?)進行を見せた報告会の「大手新聞社が書けない裏事情!」についてもちょっとだけご紹介したいと思います。(←安っぽいタイトルですが!)
実は私、磐田市の渡部修(わたなべ おさむ)市長にお会いするのは初めてでしたが、何とも穏やかなそして気さくな市長さんでした。
そしてこの日報告を行ったデリッツィア磐田の河合高宏選手兼コーチは何を隠そう、この磐田市役所に勤務する磐田市職員なのです。
当然、渡部市長もそのことはご承知(ご存知)で、大会への意気込みを語る河合選手にこんなツッコミを入れたのです。
渡部市長・・・「ところで河合君、いくつになるの?」
河合選手・・・「来月で37歳になります。」
渡部市長・・・「そう言えば河合君・・・まだ独身でしたよね?」
河合選手・・・「えっ、あっハイ、そうです。」
渡部市長・・・「どうなの?結婚は?」
河合選手・・・「もちろんしたいです。良い出会いがあればですが。」
渡部市長・・・「そうですよね!頑張ってくださいね!」
河合選手・・・「ありがとうございます。」
と、これにはやや緊張感が漂っていた応接室の空気も一気にリラックスムードに、そして報告会に立ち会っていた磐田市職員の方、デリッツィア磐田出席者、取材陣にも思わず笑顔がこぼれます。
報告会終了後もチームメイトにその話題で突っ込みを入れられていた河合選手ですが、試合では市長の言葉を胸に頑張ってくれるはず!
大会もそして独身生活にも良い結末が訪れると良いですね!
「何を書いているんだい!?」とお叱りの声も聞こえて来そうではありますが、河合選手ご本人にも了解を頂いての掲載とさせて頂きました。
以下、写真とキャプションで報告会の様子などを少しだけご覧ください。(※取材当日夜にはブログへの掲載を行いたかったのですが、諸事情により本日の掲載となってしまいました。関係者のみなさま、申し訳ございません。)
▼第12回FUTSAL地域チャンピオンズリーグ
会場:鹿児島アリーナ(〒890-0023 鹿児島県鹿児島市永吉1-30-1)
【DELIZIA磐田】スケジュール
24日14:00 vsLEON福岡
25日10:00 vsMIKI HOUSE Futsal Club
25日15:00 vs広島F・DO
26日10:00 準決勝
26日13:00 決勝
最後に・・・フットデ静岡では昨シーズンのジュビロ磐田フットサルクラブから今季のデリッツィア磐田による事実上の東海1部リーグの連覇を記録した小冊子の発行を企画しています。
編集作業はわずかづつではありますが進めています。
とは言え、最終的には「印刷費などの捻出が可能になったら。」の条件付での制作案なのです。
当ブログをご覧の方で制作へのご支援をお願いできる方がいらっしゃいましたら、デリッツィア磐田の北本代表またはフットデ静岡までご連絡をお願いいたします。
昨日開催されたトリムカップ2012の東海予選、なんとか全国への切符を手にすることは出来ました。
が、今年も「東海第2代表として」と加えなければならない結果であったことは、応援していただいたみなさんに一番良い結果報告が出来なかったということ。申し訳なく思います。
ただ、昨年の全国優勝を経験した選手、再び戻ってきてくれた選手、まったく新しい選手・・・みんな頑張ってくれました。
この日参加できなかった選手も、移動距離の長い静岡県内での練習を一緒に行ってきました。
スタッフも含め全員で勝ち取った全国への切符である事は間違いありません。
全国大会へはディフェンディング・チャンピオンとして臨む事になります。
これまでより予選から本大会までのインターバルが短い今季ですが、静岡の代表として、そして東海地域の代表として、さらに成長できるよう選手を支え良い準備を行いたいと思います。
今季の全国の舞台ですが、これまでの土佐・高知「高知県民体育館」から大阪府大阪市の「大阪市中央体育館」に会場が移されます。
開催日は3月23、24、25日の3日間。
高知と比べたら「グッと近い!」会場です。「会場まで応援に!」なんて小旅行の計画はいかがでしょうか?!
■平成23年度 静岡県女子フットサル選抜
▼選手
1 GK 清水 美晴(シミズ ミハル):Frontier FC
2 FP 長谷川 絵梨 (ハセガワ エリ):Estrelado Ladies/いちまるスポーツヴィラ/焼津フットサル倶楽部
3 FP 小林 千春 (コバヤシ チハル):Frontier FC
4 FP 稲葉 恵子 (イナバ ケイコ):golrira shizuoka
5 FP 青山 実苗 (アオヤマ ミナエ):golrira shizuoka
6 FP 松島 千佳 (マツシマ チカ):golrira shizuoka
7 FP 川添 沙緒莉 (カワゾエ サオリ):Frontier FC
8 FP 宮本 知実 (ミヤモト トモミ):Frontier FC
10 FP 志田 千尋 (シダ チヒロ):Frontier FC
11 FP 竹下 佳歩 (タケシタ カホ):golrira shizuoka
13 FP 村岡 麻紀子 (ムラオカ マキコ):ROVERS Ladies
14 FP 齋藤 希 (サイトウ ノゾミ):golrira shizuoka
15 FP 川添 宏美 (カワゾエ ヒロミ):Frontier FC
16 FP 谷下 友希 (タニシタ ユキ):golrira shizuoka
17 FP 小野 あかね (オノ アカネ):Frontier FC
18 FP 石川 晴郷 (イシカワ ハサト):Frontier FC
20 GK 奥平 みどり (オクダイラ ミドリ):PARAISSO
▼スタッフ
代表:鎌田 晃司(一般財団法人 静岡県サッカー協会フットサル委員長・静岡県フットサル連盟理事長)
副代表/庶務:松本 裕二
監督:新村 祐介
コーチ:今川 保
マネージャー:戸塚 響生
トレーナー:海野 正史
GKコーチ:増田 英人
▼トリムカップ2012 第4回全国女子選抜フットサル大会 日程など
■期日:2012年3月23日(金)~25日(日)
■会場:大阪市中央体育館(〒552-0005 大阪市港区田中3-1-40 大阪市営地下鉄 朝潮橋駅より徒歩約3分)
最後に、今後の静岡県女子選抜の活動予定を一つだけご紹介しておきます。
2月19日の日曜日、ジュビロカップに合わせて開催される「O-30レディースフットサル大会」のお昼休みの時間帯に、今年の全国大会開催地である大阪から大阪府女子選抜のみなさんが来場、静岡県女子選抜とのエキシビジョンマッチを行います。
開催地枠で出場が決定している大阪府女子選抜ですが、早い時期から精力的な強化に取り組んでいるようです。
実は昨年12月には静岡県女子選抜が大阪まで出掛け、トレーニングマッチを行っています。
もともと優れた女子チーム、女子選手が多い地域ですのでその実力は相当なもの、エキシビジョンマッチとは言えかなり熱い試合の予感がします。
お時間のある方は是非ご来場、ご観戦ください!
ハーフタイムにはご来場の方を対象にしたプレゼント抽選会なるものも企画中!(←後日、正式発表いたします。)
豪華賞品(←か、どうかわかりませんが?)が「あ・な・た・に!」当たるかもしれませんよ!
2月19日(日曜日)12:00、エコパサブアリーナにてキックオフ予定です!
(※エコパサブアリーナ2階には約300席の観客席があります。ご観戦は観客席よりお願いいたします。また2階観客席までは通常お履きの靴で入場可能です。)
再び全国の舞台に立つために選手たちは頑張ってくれるはずです。
東海地域の4県、その4チームによる総当りのリーグ戦、今年も東海地域に2枠が割り振られたことに感謝です。
岐阜県は中津川より速報します!
▼10:00
三重県 5vs0 岐阜県
▼11:00
静岡県 3vs0 愛知県
▼13:00
三重県 3vs0 愛知県
▼14:00
静岡県 3vs0 岐阜県
▼16:00
愛知県 1vs1 岐阜県
▼17:00
三重県 0vs0 静岡県
以上の結果、静岡は得失点差で東海第2代表として全国大会に進む事となりました。
県内各支部で行われている支部リーグ、その中でも特に女子のリーグ戦については、これまであまり触れる事がなかったのですが、今回の記事は中西部、中部、中東部で活動する女子6チームによって行われてきた今年度のレディースフットサルリーグについてです。
選手数もチーム数も男子に比べて圧倒的に少ない女子のカテゴリーでは、支部単独でリーグ戦を成立させることは簡単ではありません。
しかしながら、その地域で活動するチームにとって、公式な戦いの場が必要であることも間違いないでしょう。
さらに競技としての第一線を退いた女性プレーヤーの受け皿としても、地域で活動できる場は必要です。
今回ご紹介する「中部地域レディースフットサルリーグ」、まず何よりもそんなチーム・選手たちに活動の場を提供する事を最大の役割と捉え昨年度より実施してきました。
もちろん、蹴球経験をあまり持たない選手が数多く在籍するチームもありますし、競技レベルの差など考慮しなければならない部分も数多くあります。
そういった意味では、各チーム・選手にとって100%満足できる体勢が整ったリーグではないかもしれません。
それでも、練習のためのモチベーションの維持・継続、床を体験できる貴重な場、そして競技スキルの高いレディースプレーヤーのプレーを実際の対戦の中で肌で知る事が出来ることなど、勝ち負けを抜きに考えれば役立てていただける部分も多いリーグ戦なのです。
今季もU-15だけでの編成チームも含め、下は13歳から上は40オーバーの選手たちまでが真剣に試合に取り組んでくださいました。その真剣さ、掲載させていただく試合中の写真の表情からもお解かりいただけると思います。
そして試合だけではなく会場設営や片付け、オフィシャル業務なども参加全チームで担当して頂き、無事に日程を終了する事が出来ました。お手伝いいただいた運営スタッフのみなさんもご苦労様でした。
スケジュールの巡り合わせで、なんとクリスマスの夜に最終節を実施する事になってしまった今季。試合終了後に行った簡単な表彰式、閉会式では主催者からのクリスマスプレゼントとして「バラの花」をご用意させて頂きました。
以下に最終節での集合写真をご紹介し、試合の様子もフォトギャラリーとして掲載させて頂きます。
みなさん、本当にありがとうございました。
新年度(来年4月以降)もリーグ戦は開催予定ですので、今年以上の盛り上がりとなるよう運営を頑張りたいと思います。
もちろん新規参入希望チームからのお問い合わせも大歓迎です。
また来年3月にはワンデー形式でのカップ戦(交流戦)を企画いたします。
このリーグ戦に参加していただいたチームにはもちろんですが、地域を越えて参加を働きかけ、県内で活動するレディースチームの幅広い交流の場に出来ればと考えています。
お楽しみに!
※以下、フォトギャラリーにて最終節での試合の様子などをご覧ください。
去る11月19日、三重県鈴鹿市の鈴鹿スポーツガーデンにて東海ユース(U-15)フットサル大会が行われました。
静岡県からは男子が静岡県予選を突破したHero FC JrユースAと浜松開誠館中学校が、女子にはトレセン活動などで数回の練習後に結成されたU-15女子選抜が参加しました。
この「おやつカンパニーカップ 第17回東海ユース(U-15)フットサル大会および第2回東海女子ユース(U-15)フットサル大会」を勝ち上がったチームは、年明け早々に岐阜県にて行われる全国大会に出場できます。(男子2枠、女子1枠)
昨年、初戦で名古屋FCレディース(愛知)敗れている女子は、今年の初戦(準決勝)で三重県代表の鈴鹿グローリーFSと対戦。開始直後の不用意な失点にもかかわらず、その後は素晴らしいフットサルを展開、4-1で逆転勝利を収めます。
昨年は進めなかった決勝戦、対戦相手は2連覇を狙う名古屋FCレディースとの対戦です。
そしてその結果は・・・。0-2で負けてしまいました。
個々の能力の高い名古屋FCレディースに、わずかな練習で挑む静岡の選手たちがどれだけ対抗できるかが楽しみな対戦でもありました。
結果的に完封負けではありましたが、静岡の攻めもシュートクロスが名古屋ゴール前を何本も横切るなど、可能性を感じさせてくれる試合が出来ました。
名古屋との最も大きな違いは、ボールを持っていない選手の動きの質の高さだったかな?と感じています。動くべきスペースの選択、判断の速さ、思い切り、そしてそのスピードなど少しだけかなわなかったのかな?と。
練習量を確保できるクラブチームと違い、選抜チーム故に思うように練習ができなかった無念さはありますが、負けは潔く受け入れなければいけませんね。
今回参加した静岡の選手たちは個人個人の能力では素晴らしいものを持っています。フットサルの練習をもう少し積み重ねれば、必ず全国に出場できるチームになれるはずです。
静岡県フットサル連盟としても、ふたたび今回のようなチーム編成の機会が作れるよう、活動を継続させていきたいと思います。
選手のみなさん、しばらくは各自が所属する少年団やクラブチームでサッカー・フットサルに打ち込んで欲しいと思います。
次に男子についてです。
静岡県第2代表の浜松開誠館中学校は残念ながら敗退となってしまいましたが、第1代表として出場したHero FC JrユースAは最終戦での死闘の末、グループ1位となり全国出場を掴み取りました。
その最終戦、引き分け以上で全国確定のヒーローは先制点こそ奪われてしまいましたが、その後の4連続ゴールで4-1とリードを広げます。
ところが、一つ前の試合でも1-5からの逆転勝ちを演じている対戦相手のJUVEN FC(岐阜県代表)は、地元開催の全国大会出場へ向けてこの試合でも脅威の粘りを見せます。
ヒーローは試合時間を2分残し4-4の同点に追いつかれてしまいました。
このままなら勝点1を加え全国決定なのですが・・・。
同点に追いついたJUVEN FCの勢いは止まりません。そして大応援団の前でついに試合をひっくり返すゴールをヒーローゴールに決めてしまったのです。
そしてその結末は・・・!?
以下がその試合の得点経過です。
▼得点経過
前半
3分 0-1 JUVEN
4分 1-1 HeroFC→増田脩
8分 2-1 HeroFC→町優津樹
9分 3-1 HeroFC→益田十太
後半
13分 4-1 HeroFC→増田脩
14分 4-2 JUVEN
17分 4-3 JUVEN
18分 4-4 JUVEN
19分 4-5 JUVEN
20分 5-5 HeroFC→森中巧
試合終了1分前に奪われた逆転ゴール、このままでは昨年同様、全国を逃してしまうヒーローはJUVENにも劣らぬ集中力を発揮。
そして試合終了の数十秒前に得た相手陣内中央からやや右より、ミドルレンジの直接フリーキックを8番の森中選手が豪快に蹴りこみ5-5と再び全国への切符を呼び戻しました。
残り試合時間は20秒、その間のJUVENの攻撃も凄まじいものがありましたが、なんとか5-5のまま試合終了となったのです。
ヒーローの八木監督は東海2部を戦うXEBRAの代表も務めていますが、対戦したJUVENの監督を務める森島さんは同じく東海2部リーグを戦うFALCO GIFU FSの監督さんでもあります。
良く知る二人なだけに、試合後は互いに健闘を称えあっていました。
そう言えば今季の東海2部での対戦ではFALCOがXEBRAに5-1で勝利していましたね。その雪辱を将来の東海リーガーたちが果たしてくれたということでしょうか?
とにかく、チーム史上初めて臨む「全国」と名が付く大会で、ヒーローの活躍を期待したいと思います。
その全国大会は、2012年1月7日(土)、8日(日)、9日(月・祝)に岐阜県岐阜市の岐阜メモリアルセンターにて開催されます。
頑張れ!ヒーロー!!
(※東海地域からのもう一つの代表は三重県の「津ラピドフットボールクラブ U-15」に決定しています。)