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Archive for the ‘フォトギャラリー’ Category

▼第11回静岡県フットサル1部リーグ【第1節】

セレゾン浜松 2 (1 前半 2) 6 浜西フットサル

 

セレゾン浜松フットサルクラブ (※試合終了後の撮影となってしまいました。申し訳ございません。)

浜西フットサル/イクマインドア球's倶楽部 (※試合終了後の撮影となってしまいました。申し訳ございません。)

 

※以下、フォトギャラリーにてご覧ください。

先週の土曜日に開幕した今季の静岡県リーグ、その様子をお伝えするフォトギャラリーの掲載まで1週間のタイムラグとなってしまいました。

 

今回の記事から連続投稿で当日行われた1部リーグ、2部リーグの全8試合の様子をフォトギャラリーとしてお伝えしたいと思います。

 

今季の開幕と言う事で、一枚でも多く、一人でも多くの選手を撮影したいとの意気込みで当日を迎えたのですが、残念ながら「県リーグ【第1節】を振り返って」の記事でも書いたように、当日は自分自身が撮影に積極的にかかわることが出来ませんでした。
だからと言って開幕戦の様子を記録しない訳には行きませんので、カメラの操作に心得のある運営スタッフにズームレンズを装着した機材を託し、ピッチの様子を撮影してもらいました。

 

試合毎に掲載する写真の数が大きく異なりますが、使える写真は出来るだけ多くご紹介したいと思い、あえて掲載枚数の数合わせは行いませんでした。
何卒、ご理解ご容赦をお願いいたします。

 

それでは第1試合の「IKAI FUTSAL vs Mato Grosso Fuji」の試合からフォトギャラリーにてご覧ください。

 

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▼第11回静岡県フットサル1部リーグ【第1節】

IKAI FUTSAL 0 (0 前半 0) 1 MATO GROSSO

 

IKAI FUTSAL

Mato Grosso Fuji

 

※以下、フォトギャラリーにてご覧ください。

第11回東海選抜大会を伝える橋爪レポートはこちら。

  ▼東海選抜大会/三重県選抜、継続性を生かした3連覇
   http://www.futsal-times.com/news_body.php?id=35158

 

三重県選抜関係者にとっては昨年登りつめる事が出来なかった頂への再挑戦の権利を手にするために絶対に勝たなければならない戦い、そして静岡県関係者にとっては地元開催の東海選抜での3年連続敗退だけは避けたい強い想いが詰まった決勝戦だった。
結末は冒頭でご紹介した橋爪レポートのタイトルや、当ブログでも既報のとおり三重県選抜の3連覇で大会は終了した。

 

「2度ある事は3度ある!」のか「3度目の正直!」なのか!? それぞれのチームが、それぞれの想いで目指した北の大地「北海道」への1枠を掴み取る戦いを簡単に振り返ってみたい。

今年もまた参加チーム以外にも数多くの方がエコパサブアリーナに足を運んでくれた。

三重県選抜は第1試合から、池山隼也に代えて小久保武がベンチ入りした。その小久保だけが、唯一、昨年の全国経験を持たない選手だ。

▲三重県選抜

3位決定戦のハーフタイムにアップを行う三重県選抜。長いインターバルのあとボールを使わず軽いジョグから始動。

 

一方の静岡県選抜は初戦とまったく同じ12名がベンチ入りとなる。負傷の影響が心配されたゴレイロの皆川も先発リストに含まれていた。

▲静岡県選抜

 

試合は静岡県選抜のキックオフで開始。
先制ゴールは今季、三重県選抜のキャプテンを任された本渡幸一が奪う。
決して闘志を前面に出し味方を鼓舞するタイプの選手ではないが、この日の第1試合でも先制ゴールを奪いチームのエネルギーを引き出すきっかけを作っている。

初戦に続き先制ゴールを奪った本渡が木村とハイタッチ。

決勝でのこのゴールは、第1試合から決勝戦まで約5時間のインターバルで冷めきった体と頭を甦らせたゴールでもあった。好天に恵まれた屋外で思い思いに時間を費やしていた選手たち、頭ではわかっていても、そのインターバルの長さは目に見えぬ敵となりえるほど選手のコンディションに影響を与えていたのではないだろうか?

今季の三重県選抜キャプテンの本渡。端正な顔立ちで静かに黙々とプレーする姿が印象的な選手だ。

対する我等が静岡県選抜、昨年の決勝でも開始早々に先制され、さらに連続失点でペースを握られた苦い経験がある。が、今季、静岡のキャプテンとして「結果を出す!」ことにこだわってきた伊藤豊大が三重の勢いにストップをかけた。

三重ゴール正面、ペナルティエリアライン上からの間接フリーキックを松浦公亮が小さく動かし、伊藤が決め同点に追いついた。
さらに1分後、今季、久しぶりに選抜のリストに名を連ねたベテラン向島雅之の頑張りから松浦が足元の技を披露し逆転ゴールを奪う。

松浦を祝福する伊藤。右端2番の向島がアシスト役だった。静岡県選抜にとっては2008年大会の初戦以降、久しぶりに三重県選抜から奪った勝越しゴールだ。

この日の初戦同様に一旦は逆転を許した三重県選抜だったが、試合展開にあせりは見せない。
ギャングセットを軸に静岡にその後の主導権を奪われる事なく試合を進めると、森重則が試合を振り出しに戻すゴールを奪う。
ペナルティーエリア内でボールの処理に各選手間の明確な連携が取れなかったその隙を突かれ、森に押し込まれてしまった。

静岡にとっては、このゴールシーンはもちろん、リードしてからこの時間帯までにもう一押し出来なかったことが悔やまれる。

今季選抜に復帰した門田に食い下がる石川勝也。ピッチの随所で見られたこのマッチアップだが、石川は三重にとって最も危険な男を終盤の1アシストに押さえ込んだ。攻守にわたるハードワークで三重の3連覇に大きく貢献。

それでも2-2とある意味、悪くないスコアで折り返した静岡だったが、後半開始直後、三重の峯山宗丈に決められ勝ち越されてしまう。
気を引き締めて入ったはずの後半立ち上がりにしては、あまりにあっけない失点だった。
さらに木村雄一のシュートをきっかけに、そのこぼれ球を石川哲也から石川勝也と丁寧につながれ連続失点。2点のビハインドとなってしまった。

反撃に転じたい静岡は残り10分を切り今季選抜に復帰した門田雄輔のアシストでベテラン野木武臣が1点を返したものの、その後は特に策を施せぬまま時間だけが経過する。
終了間際には木村にとどめの一撃を喰らい万事休す、今年もまた全国大会に静岡の名を進めることが出来なかった。

静岡はこの男を自由にさせすぎた。第1試合では比較的おとなしかった木村雄一。決勝では(静岡にとって)嫌な時間帯のゴールにはすべて絡んでいた。終了間際には中央突破から自らのゴールで静岡にとどめを刺した。

 

今年の男子選抜活動を振り返ってみよう。
年度が変わって間もない4月8日、静岡市中央体育館で今年の選抜チームはスタートを切った。
その後、追加招集も行いながら数度の練習、数度のトレーニングマッチを消化し本番に臨んだ静岡県選抜、昨年と比べ活動の中身も雰囲気も間違いなく向上していたと思う。
チーム活動を優先したい時期にあっても選抜としての集まりに時間を割いてくれた選手、スタッフには心からお疲れ様の言葉をかけてあげたい。また今季の選抜活動に施設を提供していただいたデスポルチ・クラップス関係者のみなさんにもお礼をさせて頂きたいと思う。

今年、ベンチ入りを果たした12名の顔ぶれは、昨年の決勝戦から7名が入れ替わっていた。ベンチ入りできなかった中にも選抜初招集を含めた若くのびしろのある選手が多く含まれている。
今年のように豊富な競技経験を持つコーチ陣も含めたベテラン勢と共に活動する事で、若い力がさらに伸びるきっかけになることと思う。
また、昨年の選抜メンバーから、剣持貴充、蓮池紳吾、本田拓磨の3名が今季、Fリーグのステージへと歩みを進めた静岡県選抜。各選手の今季の活躍を願う事はもちろんであるが、今年の選抜メンバーの中からも日本のトップリーグを視野に入れた選手が育つ事を期待したい。

 

最後に今年の東海選抜大会を終えての筆者なりの想いではあるが・・・3年連続での地域予選敗退に頭を抱えている暇はない。冒頭の橋爪氏のレポートタイトルにも含まれる「継続」の文字、今の静岡にとって必要なものはその二文字に尽きると思う。

 

◆得点経過(※公式記録による)
  ▼前半
    4分→三重:本渡幸一(11)
    8分→静岡:伊藤豊大(9)
    9分→静岡:松浦公亮(8)
    14分→三重:森重則(13)

  ▼後半
   21分→三重:峯山宗丈(4)
   28分→三重:石川勝也(3)
   31分→静岡:野木武臣(4)
   38分→三重:木村雄一(14)

 

※以下、第11回東海選抜大会の決勝戦、「静岡 vs 三重」のフォトギャラリーを掲載させて頂きます。

準決勝2試合が終了した後、やや時間を開けて行われた3位-4位決定戦。
岐阜県選抜は新しいユニフォームを着用、愛知県選抜は田中監督自らがピッチに立ったゲームでした。

▲岐阜県選抜

▲愛知県選抜

 

そのキックオフを待つ間に、バックヤードでは静岡県フットサル連盟の委員長会議、各種打ち合わせが行われました。

この試合については、公式記録からの得点経過、そして会議から戻ってドタバタと撮影した試合の様子をフォトギャラリーにて掲載いたします。

 

 ◆得点経過(※公式記録による)
  ▼前半
    10分→愛知:田中勝利(11)
    13分→愛知:浦上浩生(16)

  ▼後半
   21分→愛知:西森磨彦(4)
   31分→愛知:石野真士(17)

第1試合の熱戦の余韻が冷めやらぬまま、わずかなインターバルを挟み今年の静岡県選抜の初戦の時を迎えた。

▲静岡県選抜

▲岐阜県選抜

 

岐阜県選抜のキックオフで開始された試合は、直後から静岡県選抜が積極的なプレスでボールを奪いに行く。
そして開始からわずか数十秒、ボールを奪ってからの最初のプレーを先制ゴールに結びつけた。

 

ゴールスコアラーはこの日のベンチ入りの中で最年少の浦輝だ。奪ったボールをスピードに乗ったドリブルで縦に運び、そのまま思い切り良くシュート。これが岐阜ゴールに突き刺さった。彼らしさを存分に発揮した一連のプレーそしてフィニッシュだった。

先制ゴールを奪った浦のシュートシーン。

昨年、選抜に始めて招集された浦だが、その年は足の故障の影響で練習会ですら一度もボールを蹴る事がなかった。
そして今年の選抜メンバーにも名を連ねた彼は、「今年こそ選抜でプレーする。」という気持ちを強く持っていたに違いない。
まだ23歳と若く、もちろんフットサルの経験値も決して高くはない選手だが、大会まで何度か行われたトレーニングマッチでは、持ち前の身体能力の高さとスピードを発揮した精力的なプレーを見せていた。
そして初めて経験する選抜での公式戦初戦でも「らしさ」をいきなり発揮、彼自身の選抜初ゴールを記録したのだ。
これからの静岡の若い世代の中心選手であることは誰もが認めるだろうし、フットサルプレーヤーとしての伸びしろに大きく期待したいと思う。

 

さて、この「あっという間」の先制ゴール以降のこの試合の印象を簡単にご紹介したい。
結局、前半は終わってみれば開始直後の浦のゴールが両チームにとって唯一のゴールだった。
岐阜県選抜は開始直後の失点以降はしっかり守ってカウンターの機会を伺う展開に、そして静岡県選抜は先制後もボールを保持する時間が長く、それなりにシュートも放ってはいるのだが、連携やフィニッシュに精度を欠き追加点を奪えなかった。

 

1-0で折り返した後半開始まもなく、静岡県選抜が追加点を奪う。左コーナーキックから小さく動かしたボールを栗原正翔が角度のない位置からトゥで突付くと、ボールはゴレイロの足元を抜けゴールネットに達した。
やや幸運ではあったが静岡が2-0と点差を広げた。

栗原にとっては、昨年の決勝戦に続くゴールだった。(※当初、選抜初ゴールとお伝えしていました。申し訳ありません。)

「このゴールで落ち着きのある試合運びに持ち込めるだろ。」と思ったのも束の間、26分に岐阜県選抜の村瀬智哉に1点を返されると、つまらないファールを積み重ね後半を10分以上残し5ファールを溜め込んでしまう。
その後、第2PKまで献上してしまうがこれはゴレイロの皆川広紀が好セーブ。

試合の行方を左右する好セーブをみせた皆川。その後、負傷によりこの試合ではピッチを離れることとなった。

振り返れば、このシーンで同点にならなかったことが試合結果に大きく影響したと思う。

 

その後、やや粘りの足りなくなった岐阜の守備網を、中澤晋平、野木武臣の連続ゴールで破り4-1とリードを広げると、パワープレーに出た岐阜の布陣に対しても終了間際に2点を加え最終的に6-1での勝利となった。

 

静岡にとっては「点差ほど中身があったゲームではない。」ことは明らかだった。第2PKの場面でもし追い付かれていれば岐阜は勢いを増したであろうし、静岡はファールトラブルでさらに窮地に追い込まれただろう。
それでもトーナメント戦は勝つことがすべて。3年ぶりの全国大会出場へ向け、次につながる結果を残した事だけは間違いはない。

 

 ◆得点経過(※公式記録による)
  ▼前半
    1分→静岡:浦輝(3)

  ▼後半
   22分→静岡:栗原正翔(11)
   26分→岐阜:村瀬智哉(8)
   33分→静岡:中澤晋平(17)
   35分→静岡:野木武臣(4)
   39分→静岡:門田雄輔(10)
   39分→静岡:伊藤豊大(9)

 

※以下、第11回東海選抜大会の第2試合、「静岡 vs 岐阜」のフォトギャラリーを掲載させて頂きます。