Archive for the ‘Fリーグ’ Category
7/26(土)に開催されたFリーグ2014/2015 powered by in ゼリー第6節アグレミーナ浜松vsデウソン神戸戦にてキリンビールマーケティング株式会社静岡支社様とキリンビバレッジ株式会社静岡支社様によるマッチデーイベントとしてKIRINスペシャルサッカークリニックが開催されました。
クリニック講師を務めた安永聡太郎氏とアグレミーナ浜松の選手達は参加した子供達へ熱心な指導を時間の許す限り繰り返していました。
サッカーの指導だけでなくAEDの重要性や感謝の気持ちを持つ事などについても話していた安永氏。
アグレミーナ浜松オフィシャルクラブスポンサーイベントはトップリーグの現役選手に直接指導してもらえる貴重な機会となりました。
またこの日はアグレミーナ浜松vsデウソン神戸戦にてKIRIN PRESENTS MATCH DAYスペシャルイベントとしてKIRIN製品が当たる大抽選会もハーフタイムに実施されました。
マッチレポートに続きます!
レポート・写真:奥山泰博
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Fリーグpowered by in ゼリー第4節アグレミーナ浜松対エスポラーダ北海道が7月14日に浜松アリーナで行われた。
現役日本代表の川原、中村らを補強した浜松はシーズン開幕戦をクラブ初の無失点で勝ち点1を獲得。
しかし続く第2節、第3節と連敗となり今季のホーム開幕戦を迎えた。
上位進出を果たすためには今節でホームゲーム初勝利をして波に乗りたい重要なゲームとなった。
その初勝利を目撃するべく浜松アリーナには1200人を超える観客が集まった。
対する北海道は川原と同じく現役日本代表ゴレイロ関口を擁する好チーム。
日本を代表する両チームのゴレイロ対決も注目を集めた。
前半中盤まで浜松は川原を中心に良い守備を見せ、時折カウンターでチャンスを作った。
2セットに分けて選手をスイッチしながら投入する浜松は中村、野嶋の素早い動きでアクセントをつけ先制点を狙う。
CKからの田中のヘディングシュートがポストに当たるなどあと1歩という場面が増えていく。
しかし前半12分、北海道は左サイズのスペースを室田(祐)が持ち上がり中央の水上にパスを送る。
水上が反転しながら放ったシュートは1度は川原がセーブするも跳ね返りを水上が粘りゴール天井に押し込んで先制点を奪った。
前半で追いつきたい浜松は幾度となくゴールに迫るが北海道のゴレイロ関口の好セーブもあって1点ビハインドで前半を折り返す。
後半キックオフから38秒で同点ゴールが生まれる。
浜松は川原の素早いスローイングが左サイドの中村へ、2人の選手を引きつけて逆サイドを駆け上がった曽根田にパスを送る。
これを曽根田がダイレクトで流し込み後半開始早々に試合を振り出しに戻した。
昨季までは後半に失速してしまう印象があった浜松だがこの日はタイムアップまでチーム全体のパフォーマンスを維持した。
逆転を狙う浜松はゴール前に人数をかけて攻めていくが松本、野嶋らのシュートは惜しくも阻まれてしまう。
押し込まれてても効果的なカウンターを繰り返していた北海道は31分にルーズボールに飛び出した川原の隙をついて中央に折り返し、そこに詰めていた高山のゴールで再び勝ち越しに成功する。
直後の33分、浜松は江藤の鋭いミドルシュートですぐさま同点にする。
気迫で引っ張るベテラン選手がチームの息を吹き返えさせる1発を決めた。
会場に駆けつけたファンからは勝利をたぐり寄せる逆転弾を期待してコールの大きさが増していく。
しかし34分、ゴール前中央でFKを得た北海道がテクニカルなアクションで最後は十川が左足で突き刺し三度目の勝ち越しゴールを決める。
5ファイルが後半中盤には溜まってしまった北海道。
1度だけ訪れた第2PKのチャンスに浜松は曽根田をキッカーとするが北海道ゴレイロ関口が気迫の顔面セーブを見せた。
浜松は後半終盤でも運動量が落ちない中村や仕掛けの緩急が特徴の野嶋、そしてスピードと高さがある松浦らが前線で奮闘するも北海道ゴールをこじ開けることが出来ない。
最後は曽根田をゴレイロにてパワープレーに出たがスコアは動かずタイムアップとなり、ホーム開幕戦勝利を惜しくも逃してしまった。
昨季に比べて戦力補強の影響もあってチーム力が向上しているのは明らかだったが結果だけが出せなかった。
アグレミーナ浜松公式サイトにて>>>第4節 vs.エスポラーダ北海道戦 監督・主将コメント
そして昨日速報をお届けしたとおり記者会見後、クラブより保田健二朗監督の無期限休養が発表された。
昨日の当サイトによる速報はこちらから>>>浜松保田監督、無期限休養へ
アグレミーナ浜松公式サイトにて>>>監督 保田健二朗の休養及び監督代行について
次節からは渡辺義朗コーチが監督代行として指揮を執り、和泉秀実社長がコーチとして補佐する。
クラブ関係者は「成績不振が理由ではない。早期復帰を望んでいる」と話した。
今節惜しくも敗れはしたものの保田監督のチーム作り、また采配は確実にチームの士気を高める効果的なものだったと言える。
長いリーグ戦が続いていく中、今後のクラブの動向にも注目していきたい。
アグレミーナ浜松 2-3 エスポラーダ北海道
12分 水上(北海道) 0-120分 曽根田(浜松) 1-1 31分 高山(北海道) 1-2
33分 江藤(浜松) 2-2
34分 十川(北海道) 2-3
写真・レポート:奥山泰博
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アグレミーナ浜松は7月13日の第4節北海道戦後、保田健二朗監督の無期限休養を発表した。クラブによれば、腸の病気で入院加療が必要という。1週間ほど前に本人から申し出を受けたという。
次節からは渡辺義朗コーチが監督代行として指揮を執り、和泉秀実社長がコーチとして補佐する。クラブ関係者は「成績不振が理由ではない。早期復帰を望んでいる」と話した。
第3日第3試合 府中アスレティックFC 3 vs 4 名古屋オーシャンズ
一昨日に神戸に敗れた府中と、昨日大阪を4対0で下した名古屋の対戦。府中、名古屋とも同じメンバーで臨んだ。
序盤からボールキープする名古屋に、引いて守る府中の構図。府中はハーフライン付近から強いプレスをかけ、カウンターを狙う。
先制は名古屋。10分、吉川智貴が得たゴール正面のFKを森岡薫が豪快に蹴りこんだ。森岡は今季初ゴール。
府中は直後に追いつく。11分、ハーフライン付近でボールを奪った柴田祐輔が左前方の上福元俊哉に股抜きパス。これを上福元が名古屋ゴールに突き刺した。
お互いに球際の勝負にこだわった重厚感あふれる試合展開。前半はこのまま1対1で終了する。
後半、先手を取ったのは府中。23分、右サイドを駆け上がった岡山洋介のクロスを三井健が蹴りこむ。真っ向勝負を挑む府中に対し、名古屋もカウンターからペドロコスタ、シンビーニャが枠内シュートを放つが、府中ゴレイロ柿原聡一朗にストップされる。
名古屋は27分に追いつく。森岡からのパスを受けたシンビーニャが左奥に流れてDF2人を引き付け、ファーでフリーになった吉川が押し込んだ。
名古屋の猛攻に対して体を張って対抗していた府中だが31分、山田ラファエルユウゴがPA内で痛恨のハンド。このPKを森岡が難なく決めて名古屋が再びリードを奪う。
2連敗は避けたい府中は直後のキックオフから、山田ラファエルのシュートのこぼれを皆本晃が流し込んでまたしても同点に。会場は大いに盛り上がる。
名古屋は35分、右サイドを持ち上がった吉川のシュートパスを北原亘が合わせ、またまた勝ち越し。府中は残り1分30秒から、小檜山譲をゴレイロにパワープレーを開始。選手の流動性が高いパス回しで崩しにかかるが、結局無得点。4対3で名古屋が勝利した。
試合終了後、観客席からは両チームをたたえる大きな拍手が沸いた。名古屋は2連勝、府中は2連敗。明暗が分かれる滑り出しとなった。
府中・谷本俊介監督コメント
「神戸戦に敗れた府中が名古屋に勝てるわけがないと思う人が多かったかも知れないが、われわれは勝てると信じてゲームに入った。勝つチャンスはあったと思うが、結果的に競り負けた。相手の地力を褒めるしかないだろう。追いつき、追い抜く力を残り31試合で付けていきたい」
府中・皆本晃主将コメント
「名古屋が相手でもこういう試合ができると分かっていた。勝敗を分けたのはセットプレーなどのちょっとした精度などの積み重ね。自分たちがもっと成長しなくてはいけない。次戦は違う顔をしたゲームをしたい」
名古屋・ビクトル・アコスタ・ガルシア監督コメント
「開幕セントラルの2連勝をうれしく思う。昨日の疲れを見せず、こういう(緊迫した)ゲームができた。守備的に臨んで、カウンターを狙うチームに対しては常に難しいところがある。しかし、われわれは守勢に回ってはいけないチーム。常に良いゲームをする責任がある。そういう意味でも、難しいゲームに勝てたことは大きい」
名古屋・吉川智貴主将コメント
「相手が引いてカウンターを狙ってくることで、難しい試合になることは分かっていた。今日はボールの失い方が良くない場面があった。セントラルで2勝できたことは、チームにとって大きい。次戦は自分たちの良さをもっと出して戦いたい」
現地レポート:橋爪 充
掲載:フットデ静岡
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第3日第1試合 湘南ベルマーレ 2 vs 2 エスポラーダ北海道
昨日は仙台と引き分けた湘南と、浦安に0対3で敗れた北海道の対戦。北海道は昨日からメンバーを1人変更。堀米将太に替えて穴田涼をベンチに入れた。湘南は中村猛、山中秀太に替えて小野大輔、刈込真人を登録した。
先制は湘南。6分、直前に入った小野が右からシュートパスを入れるとボラが反応。ニアで倒れ込みながらボールキープし、左に出したラストパスを刈込が押し込んだ。
北海道は9分から神敬治を投入。ファーストセットでボールを回す。積極的な攻撃姿勢が目立つようになる北海道。10分、その神が右サイド嵯峨祐太からの折り返しをたたき込んで北海道が同点に追いつく。
13分、湘南小野が北海道穴田の抜け出しを後ろから倒してレッドカードで退場。だが湘南は数的不利の2分間をしのぐ。
北海道優位のまま試合は進む。18分、北海道は右サイド深くのキックインから、神がほとんど角度のないところからのシュートを決めて勝ち越し。前半を2対1リードで終える。
後半は湘南が押し気味の展開。25分、久光邦明のシュートパスをボラが狙うも北海道ゴレイロ関口がセーブ。26分、右からの金井智之のライナー性のクロスは、近藤純也が惜しくも触れず。北海道も何度かあったカウンターのチャンスを決めきれずにゲーム終盤を迎える。
湘南は18分から近藤をゴレイロに据えたパワープレーを開始。残り36秒、左からの内村俊太のシュートをボラが後ろ向きで押し込み、湘南は同点に持ち込む。
直後から北海道も室田翔伍をゴレイロにしてパワープレー。だが得点は生まれず、試合はこのまま2対2のドローに終わった。
北海道・小野寺隆彦監督コメント
「『悔しいな』と口に出したいほど悔しい引き分けだった。連戦の中で疲労はあったが、積極的なプレスをかけて、相手のピヴォ当てにも対応できた。選手は頑張っていたが、自滅といえば自滅。決められるところで決めきれなかった。点数を取れなかったことが悔しい」
―2日間通じて流れを変える役割を果たしていた神選手の起用について
「室田(祐希)は特攻隊長のように飛び込むスタイルなので、時に冷静さを失う。そこで落ち着きをもたらすことを意図している。プレシーズンの時に大きなねんざをしていて、今はセットに入れるか入れないかという状態。クアトロのセットの中でうまくまわらないところで起用している」
北海道・高山剛寛主将コメント
「最後の最後に入れられてしまって残念。ディフェンス、オフェンスとも昨日より良くできた。勝ち点1を前向きに捉えたい。1週間いい準備をして」
湘南・伊久間洋輔監督コメント
「昨日の試合から一晩たって、選手の固さは取れていた。いい状態で入れた。小野の退場はあったが、劣勢の中で同点に追いつけたことは良かった。チームとしての今やっているシステムの形はもうちょっと。シュートの部分が改善されて、点が取れるようになれば勝利が見えてくると思う」
―小野選手の退場でプランを変更せざるを得なかったか
「彼がいなくなったことで、ディフェンスする時間がながくなってしまった。体力を消耗した。ただ、システムが崩れたということではない」
湘南・近藤純也主将コメント
「負けなかったことが救い。チームのシステムは良くなっている。引き続き継続して、もっと個々が生きるようにしたい」
現地レポート:橋爪 充
掲載:フットデ静岡
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