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第19回全日本フットサル選手権大会静岡県予選
白熱した試合で盛り上がりをみせたプーマカップ静岡県予選は、昨年の覇者・DELIZIA磐田が連覇。
県2部リーグ首位を走る中東部のFSCが大健闘の準優勝で、東海大会の切符を手にした。
大和撫子は、決定力に欠いてしまい、実力では勝るものの、今年も夢はかなわなかった。
西部リーグのLIONは、こちらも大健闘の4位。準決勝では神がかり的なGKのスーパーセーブの連続で、DELIZIAのエース門田に「ゴールが入る気がしなかった」と言わしめた。
東海大会は、1月11、12日にエコパサブアリーナにて行われる。
全国へのたった2枚の切符をかけて、東海4県の代表チームが集う。
優勝 DELIZIA磐田
2位 FSC/PROVA清水フットサルコート
3位 大和撫子
4位 LION
10/4 アグレミーナ浜松vsエスポラーダ北海道 @掛川さんりーな
試合後の記者会見コメントです。
▼前田監督代行
ホーム初勝利を掛川でしたかった。前半のチャンスを決めることができず、最後に失点してしまった。
ボールを大事に、ディフェンスをしっかりやって、ひとつでも勝ち点を上積みしたい。
今日は2-0で勝つつもりだったので、前半0-0には満足している。後半、不用意な失点をしてしまったが、パワープレーは考えておらず、我慢して残り4分で何とかしようと考えていた。だが、残り6分のところで選手たちが勝ち急いでしまった。ちゃんと自分がコントロールして、落ち着いてプレーさせるべきだった。勝ちたい気持ちが出過ぎてしまった。1試合通してゲームプランを立て、実践していくことが、今後の課題になる。
▼三輪キャプテン
ボールを大事に攻撃して、守備では我慢してカウンターやパスをつないでシュートまで行こう、という意識をした。
我慢比べに負けてしまった感がある。みんなで声を出しあったり、集中力を高めて、改善していけたら。
自分がキャプテンになったからどいって、やる事は今までと変わらない。プレーで引っ張っていけたら。もっと声や気持ちを出せるチームになっていけたらと思う。
次の町田は勝利した事があるチームだけど、意識せず、1戦1戦、目の前の試合を大事にして、その結果勝利につながるようにしたい。
今季から東海フットサル女子リーグに参戦したEstrelado Ladies。
第5節を迎えた9月29日、清水総合運動場体育館で、嬉しい初勝利を手にした。
立ち上がりから試合の主導権を握ったEstrelado Ladies。開始1分、主将の鈴木奈々子が先制点を決める。2分には、estrelaの宮崎に同点に追いつかれるが、終始落ち着いた試合運びをみせたEstrelado Ladiesは、中島未来や杉山紫乃のゴールで、5-1と快勝した。
鮮やかなピンクのユニホームが、彼女たちの満面の笑顔を引き立たせた。
試合後、ベンチに戻った選手たちを、監督やチームメイトがハイタッチで迎える。「東海リーグ初勝利で、選手たちが一番嬉しいのではないかと思います」と岡田監督も選手たちを称えた。
だが、初勝利に浮かれてはいられない。「まだまだ、練習でやろうとしている事の3分の1くらいしかできていない。意識が低いのだと思います。守備の面では、失点の場面は先週の試合と同じような場面だったし、修正しきれていなかったなと思います。攻撃に関しても、練習だとうまくいくが、試合になるとウラを取れなかったり、まだまだタイミングがよくないですね」と、課題点をあげた。
目標は残留と、控えめに語る岡田監督。「県リーグなら個人の力で何とかなるところもあるけど、東海になったらそんなに甘くない。きちんと修正していきたいですね。上位3チームには、経験の面でも、とうてい敵わない。1試合1試合積み重ねていくだけです。」
そう言いながらも、岡田監督は選手たちに高い要求をし続ける。Estrelado Ladiesが、いずれ東海を引っ張る存在のひとつになってほしい。
この日、岡田監督がチームのMVPにあげたのは主将の鈴木奈々子。「初めての勝利で、嬉しかった」と照れながらも笑顔で応えた。「東海のチームはフットサルを熟知しているし、動きもボール回しもうまい。でも、自分たちも課題に対して少しずつ修正できてきていると思う」と手ごたえを感じている。
残り4節。彼女たちの今後の活躍に期待したい。