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Archive for the ‘試合結果’ Category

男子より一足早く今季のリーグがスタートしている静岡県レディースフットサルリーグの第3節が7月4日(日曜日)にエコパ・サブアリーナにて行われました。

この日は今季出場の全チームが登場。第1節に続き簡単なレポートで試合をお知らせいたします。

 

▼DANNY FC Ladies 7 vs 0 MARIO FUTSAL SCHOOL/CASA DO FUTSAL

DANNYが経験豊富な蔦木(11)、佐野(5)に加え前半だけでハットトリックを達成した若い戦力の山川(14)らの活躍で中学生主体の若いチームMARIO FSに圧勝した。
消化試合数に違いはあるがこの勝利で2勝1分としたDANNYが暫定ながら首位に立った。
一方のMARIO FSは初戦となった前節での完封負けに続き、1点が遠いリーグ序盤となってしまった。

9分、13分、14分とあっという間に3ゴールを奪いハットトリックを達成した山川歩美(14)。MARIOの3番は加藤美藍。

9分、13分、14分とあっという間に3ゴールを奪いハットトリックを達成した山川歩美(14)。MARIOの3番は加藤美藍。

持ち前の縦へのスピードを生かし、再三MARIOゴールに迫ったベテランの蔦木加代子(11)。この日は2ゴールを記録。

持ち前の縦へのスピードを生かし、再三MARIOゴールに迫ったベテランの蔦木加代子(11)。この日は2ゴールを記録。

後半、自陣ペナルティーエリアやや外側からのロングシュートを決めた佐野久仁子(5)と祝福する野中彩理(7)。パワープレーにでたゴレイラのポジションを見極めた正確なロングキックだった。佐野もこの日2ゴール。

後半、自陣ペナルティーエリアやや外側からのロングシュートを決めた佐野久仁子(5)と祝福する野中彩理(7)。パワープレーにでたゴレイラのポジションを見極めた正確なロングキックだった。佐野もこの日2ゴール。

どちらのチームにも若い選手が含まれている対戦だった。DANNYの12番伊藤まい子はまだ13歳だ。

どちらのチームにも若い選手が含まれている対戦だった。DANNYの12番伊藤まい子はまだ13歳だ。

 

▼聖隷ウィングス 0 vs 2 Frontier FC

昨年の優勝チームFrontierにわずか5人で挑んだ聖隷ウィングス。
スコアこそ2-0でFrontierの勝利だったが、シュート数ではFrontierの12本に対し5人で戦った聖隷が20本と大きく上回った。守備の面でも前後半1失点はしたものの聖隷の思い切りの良さが随所に出ていたゲームだった。Frontierは戦術重視のゲームプランだったが引いて守る聖隷を決定的に崩す場面はほとんどなかった。 

コーナーキックからの展開で先制点を奪った加藤一美(2)。聖隷の9番は村松未己。

コーナーキックからの展開で先制点を奪った加藤一美(2)。聖隷の9番は村松未己。

試合を決める追加点を奪った宮本知実(5)と祝福に駆け寄る志田千尋(6)。

試合を決める追加点を奪った宮本知実(5)と祝福に駆け寄る志田千尋(6)。

5人で戦う聖隷のバランスを上手く整えていた花島実智留(10)。ゴールにこそならなかったが際どいシュートも放っていた。

5人で戦う聖隷のバランスを上手く整えていた花島実智留(10)。ゴールにこそならなかったが際どいシュートも放っていた。

聖隷の高林未奈(20)はまだ中学生のプレーヤーだが、攻守にわたりはつらつとプレー。フロンティア9番は鈴木菜美恵。

聖隷の高林未奈(20)はまだ中学生のプレーヤーだが、攻守にわたりはつらつとプレー。フロンティア9番は鈴木菜美恵。

 

▼エスパルスドリームフィールドフットサルクラブ 4 vs 0 イクマインドア球’s倶楽部Fiore

新たなメンバーが加わりベンチワークにも余裕が出たエスパが今季から県リーグに昇格してきたイクマに4-0で勝利。

チーム合流後、初出場でチームの2点目を記録した山崎智美(2)を、この試合の先制ゴールを決めている池ヶ谷千沙代(11)が祝福。

チーム合流後、初出場でチームの2点目を記録した山崎智美(2)を、この試合の先制ゴールを決めている池ヶ谷千沙代(11)が祝福。

この日はゴールこそなかったがエスパの攻撃の起点となっていた鈴木奈々子(7)。

この日はゴールこそなかったがエスパの攻撃の起点となっていた鈴木奈々子(7)。

エスパのシュート数39本に対しイクマは12本。そのうち8本をこの高田侑佳(10)が打っている。

エスパのシュート数39本に対しイクマは12本。そのうち8本をこの高田侑佳(10)が打っている。

シュートを放つのはイクマの藤森貴子(9)。エスパ13番は大池彩美。

シュートを放つのはイクマの藤森貴子(9)。エスパ13番は大池彩美。

 

▼Infinito/PROVA清水フットサルコート 0 vs 1 Castillon FC

守備を重視した両チームの対戦。
Infinitoは全員が連動しCastillonゴールに迫るがフィニッシュに精度を欠き無得点で前半を終える。前半のシュート数わずか4本のCastillonは後半に入るとゴレイラの川口真奈(1)をフィールドプレーヤーとして起用。前半同様、Infinitoにボールは保持されるものの互いに無得点の時間が続く。シュートまで持ち込めるもののなかなかゴールが奪えないInfinitoは攻めに気を取られたのか、一瞬のマークのズレをつかれ先制ゴールを許してしまう。残り時間もシュート数では圧倒したInfinitoだったが結局無得点で試合終了。Castillonは県リーグ参入後、うれしい初勝利を挙げた。 

この試合唯一のゴールを奪ったCastillonの勝俣遥(7)。チームに初勝利をもたらした。

この試合唯一のゴールを奪ったCastillonの勝俣遥(7)。チームに初勝利をもたらした。

Castillonのゴレイラ川口真奈(1)は後半はフィールドプレーヤーとして出場。身体能力を活かし前線で奮闘。

Castillonのゴレイラ川口真奈(1)は後半はフィールドプレーヤーとして出場。身体能力を活かし前線で奮闘。

長いリーチを活かした独特のリズムでボールを動かすInfinitoの渡辺夕子(9)。

長いリーチを活かした独特のリズムでボールを動かすInfinitoの渡辺夕子(9)。

前後半併せて最も多くシュートを放ったのはInfinitoの左藤ゆりこ(11)だ。チーム29本中12本を彼女が放った。

前後半併せて最も多くシュートを放ったのはInfinitoの左藤ゆりこ(11)だ。チーム29本中12本を彼女が放った。

2010東海フットサルリーグ、ついに開幕しましたね。

フットデ静岡では、数多く組まれた静岡ダービーやその他の県勢の試合の様子を詳細にお伝えしたいところなのですが、久しぶりの東海リーグ2面同時進行で試合になかなか集中出来ずレポートどころではない?のが正直なところで誠に申し訳なく思います。

ですが、昨日は橋爪さん、田代さんという強力な取材陣が会場入りされていましたので、今後様々なメディアに掲載されるであろう、そのレポートを待ちたいと思います。というか、お待ちください・・・。

試合開始前の集合写真も2面同時の進行ゆえ、時間がかぶり橋爪さんとの分担作業となったりでまだ全試合の写真が揃っていませんが、今回の開幕戦のお知らせレポートは全チームの集合写真掲載でご容赦ください。

なお、↑のヘッダー画像ですが、「東海リーグ開幕戦の一こまから更新しよう!」と決めてはいたものの、静岡ダービーでは静岡県の勝者の影にやはり静岡県の敗者もいるわけで・・・。他県勢との対戦だった新生ゼブラも負けてしまいましたし・・・。で、この画像とさせていただきました。

昨年度は本当にもがき苦しんだ東海の古豪、MATO GROSSO。
今季の開幕戦は昨シーズンは1度も見ることが出来なかった、笑顔・喜びに溢れる試合でした。

おめでとう、MATO!、そして頑張れ静岡!!

■東海1部・女子
▼DANNY FC/Emerson 4 vs 6 Praia Grande

昨季、東海リーグのタイトル奪還を見事に成しえて迎えた今季、前人未到の東海連覇を唯一のゴールとしてPraiaのシーズンがスタートした。両チームとも退場者を出すほど激しくゴールを奪い合ったが、プライアが最後まで勝ちにこだわる、ある意味泥臭い試合運びで勝利を掴んだ。

昨季、東海リーグのタイトル奪還を見事に成しえて迎えた今季、前人未到の東海連覇を唯一のゴールとしてPraiaのシーズンがスタートした。両チームとも退場者を出すほど激しくゴールを奪い合ったが、プライアが最後まで勝ちにこだわる、ある意味泥臭い試合運びで勝利を掴んだ。

昨季、著しい成長を遂げた若きDANNYに経験豊富な小嶋が復帰。さらにこの日のベンチには闘将・櫻井監督も姿をみせ若い選手たちを叱咤激励した。敗れはしたが東海王者を充分に苦しめたDANNYの戦いぶりにはさらなる伸びしろを感じる。

昨季、著しい成長を遂げた若きDANNYに経験豊富な小嶋が復帰。さらにこの日のベンチには闘将・櫻井監督も姿をみせ若い選手たちを叱咤激励した。敗れはしたが東海王者を充分に苦しめたDANNYの戦いぶりにはさらなる伸びしろを感じる。

 

▼MEMBER OF THE GANG 1 vs 2 samurai futsal/FUTSAL CAFE AREA

個の能力は誰もが認める選手たちの集まりではあるが、やはり東海の強豪相手の勝利は金星と言ってもいいのではないだろうか?この個性派集団が今季の東海1部を面白くしてくれそうだ。

個の能力は誰もが認める選手たちの集まりではあるが、やはり東海の強豪相手の勝利は金星と言ってもいいのではないだろうか?この個性派集団が今季の東海1部を面白くしてくれそうだ。

今季の東海1部の優勝候補筆頭に推す声も高い中、新規昇格組みに不覚を取ってしまったギャング。ゴール前でのあと一歩の連携にも精彩を欠いていた。

今季の東海1部の優勝候補筆頭に推す声も高い中、新規昇格組みに不覚を取ってしまったギャング。ゴール前でのあと一歩の連携にも精彩を欠いていた。

 

▼田原FC 0 vs 7 ジュビロ磐田フットサルクラブ

トップチームのサポーターも応援に駆けつけたジュビロの初戦。親交も深い磐田勢同士の試合だったが、スコアばかりではなく気持ちの面でも田原を圧倒。この日行われた全10ゲーム唯一の完封ゲームを成し遂げた。

トップチームのサポーターも応援に駆けつけたジュビロの初戦。親交も深い磐田勢同士の試合だったが、スコアばかりではなく気持ちの面でも田原を圧倒。この日行われた全10ゲーム唯一の完封ゲームを成し遂げた。

1部昇格組みでは戦力の充実ぶりや経験値でも1番のアドバンテージを持っているのではと思われた田原FCだったが思わぬ大差でダービーマッチを落とした。経験豊富なスタッフの下、次節からの巻き返しに期待したい。

1部昇格組みでは戦力の充実ぶりや経験値でも1番のアドバンテージを持っているのではと思われた田原FCだったが思わぬ大差でダービーマッチを落とした。経験豊富なスタッフの下、次節からの巻き返しに期待したい。

 

▼ROVERS Ladies 2 vs 4 Frontier FC

昨年逃した東海女子タイトルを奪還すべくこの初戦に臨んだFrontier。2点のリードを一時追いつかれるなど苦しんだが最後は自力に勝り白星スタートとなった。

昨年逃した東海女子タイトルを奪還すべくこの初戦に臨んだFrontier。2点のリードを一時追いつかれるなど苦しんだが最後は自力に勝り白星スタートとなった。

幅広い年齢層から新戦力が加わり昨年からはかなりの戦力アップとなったROVERS。女王相手のこの試合には敗れたものの今季の今後の戦いが楽しみだ。

幅広い年齢層から新戦力が加わり昨年からはかなりの戦力アップとなったROVERS。女王相手のこの試合には敗れたものの今季の今後の戦いが楽しみだ。

 

▼XEBRA 4 vs 5 ROBOGATO

少ないチャンスを効率的にゴールへ結びつけたROBOGATOが1部昇格初戦にして強豪チームから勝ち点3をもぎ取った。

少ないチャンスを効率的にゴールへ結びつけたROBOGATOが1部昇格初戦にして強豪チームから勝ち点3をもぎ取った。

旧メンバーが復帰したとは言え、怪我の選手も多くチームコンディションは充分に整わなかった新生ゼブラ。1部昇格組みとの接戦に敗れ黒星スタートとなってしまった。

旧メンバーが復帰したとは言え、怪我の選手も多くチームコンディションは充分に整わなかった新生ゼブラ。1部昇格組みとの接戦に敗れ黒星スタートとなってしまった。

 

■東海2部
▼NASPA四日市4 vs 2 レインボー垂井

立ち上がりの連続得点でのアドバンテージを、三重県選抜でもゴールを守る森(2)を中心に手堅く守りきったNASPA。3勝3敗3分だった昨季を上回る成績へ向けまずは好スタートだ。

立ち上がりの連続得点でのアドバンテージを、三重県選抜でもゴールを守る森(2)を中心に手堅く守りきったNASPA。3勝3敗3分だった昨季を上回る成績へ向けまずは好スタートだ。

再び東海リーグへの昇格を果たしたレインボー垂井だったが立ち上がりの失点が響き復帰初戦を飾れなかった。

再び東海リーグへの昇格を果たしたレインボー垂井だったが立ち上がりの失点が響き復帰初戦を飾れなかった。

 

▼Futsal Clube UNIAO/IFP/UNION 7 vs 4 蹴球小僧/ONZE

東海リーグ最大級の応援フラッグがスタンドに掲げられる中、昇格最初のゲームで愛知ダービーを制したUNIAO。充実したチーム体制は東海リーグ全体でも上位に位置づけられるのでは。

東海リーグ最大級の応援フラッグがスタンドに掲げられる中、昇格最初のゲームで愛知ダービーを制したUNIAO。充実したチーム体制は東海リーグ全体でも上位に位置づけられるのでは。

昨季は勝ちきれない試合が続き5位の成績で終えていた蹴球小僧だったが、昨年同様シーズン初戦を落とした。個のポテンシャルは高いだけに今後の巻き返しが期待される。

昨季は勝ちきれない試合が続き5位の成績で終えていた蹴球小僧だったが、昨年同様シーズン初戦を落とした。個のポテンシャルは高いだけに今後の巻き返しが期待される。

 

▼大和撫子/VIORA藤枝 5 vs 3 Estrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津フットサル倶楽部
大和撫子にとっては期せずして訪れた東海2部参入ではあったが、先輩格相手に堂々の勝利を掴み取った。そのユニフォームもさることながら、今季の東海2部での注目度が高まったのではないだろうか。

大和撫子にとっては期せずして訪れた東海2部参入ではあったが、先輩格相手に堂々の勝利を掴み取った。そのユニフォームもさることながら、今季の東海2部での注目度が高まったのではないだろうか。

東海リーグ参入初年度の昨季は1部昇格まであと一歩のところまで登りつめたEstrelado焼津。今季の初戦は前半のぎこちなさから失った失点が最後まで響き黒星スタートとなってしまった。

東海リーグ参入初年度の昨季は1部昇格まであと一歩のところまで登りつめたEstrelado焼津。今季の初戦は前半のぎこちなさから失った失点が最後まで響き黒星スタートとなってしまった。

 

 ▼FALCO GIFU FS 9 vs 4 Force Futsal ISE

フォースの勢いに先制されながらも落ち着きを失わなかったFALCO。ゲームの流れを読みきり、見事に勝利をつかんだ素晴らしい逆転劇だった。

フォースの勢いに先制されながらも落ち着きを失わなかったFALCO。ゲームの流れを読みきり、見事に勝利をつかんだ素晴らしい逆転劇だった。

FALCO相手に、あっという間に2点を先制したフォース、その勢いは見事だった。終盤はパワープレーを崩され点差が広がったが最後まで1点を取りに行く姿勢を貫き通した。

FALCO相手に、あっという間に2点を先制したフォース、その勢いは見事だった。終盤はパワープレーを崩され点差が広がったが最後まで1点を取りに行く姿勢を貫き通した。

 

▼TRIDENT/alli hair 2 vs 6 MATO GROSSO FUJI

新加入選手が上手く機能し、昨年の同じカードの雪辱を果たしたMATO。昨年の苦い思いを跳ね除け、上々のスタートを切った。

新加入選手が上手く機能し、昨年の同じカードの雪辱を果たしたMATO。昨年の苦い思いを跳ね除け、上々のスタートを切った。

ギリギリでの残留で今季を迎えたチーム同士の対戦だったが、昨季と同じスコアながら勝敗では逆の立場となってしまったTRIDENT。

ギリギリでの残留で今季を迎えたチーム同士の対戦だったが、昨季と同じスコアながら勝敗では逆の立場となってしまったTRIDENT。

本日、2010東海リーグの開幕です。
試合結果を速報します。

■東海1部・女子
▼10:00
DANNY FC/Emerson:4
vs(試合終了)
Praia Grande:6

▼11:30
MOT GANG:1
vs(試合終了)
samurai futsal:2

▼13:00
田原FC:0
vs(試合終了)
ジュビロ磐田:7

▼14:30(女子)
ROVERS Ladies:2
vs(試合終了)
Frontier FC:4

▼16:00
XEBRA:4
vs(試合終了)
ROBOGATO:5

■東海2部
▼10:00
NASPA四日市:4
vs(試合終了)
レインボー垂井:2

▼11:30
UNIAO:7
vs(試合終了)
蹴球小僧:4

▼13:00
大和撫子/VIORA:5
vs(試合終了)
Estrelado/焼津:3

▼14:30
FALCO GIFU:9
vs(試合開始前)・・・スコア入力が遅れ申し訳ございませんでした。
Force Futsal ISE:4

▼16:00
TRIDENT:2
vs(試合終了)
MATO GROSSO:6

静岡県選抜が登場しない決勝戦でしたが・・・。
試合は非常に白熱した好ゲームでした。写真を中心にお知らせします。

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■決勝戦
三重県選抜 4 vs 3 岐阜県選抜

▲決勝を前にした岐阜県選抜。メンバーは一試合目とまったく同じ。

▲決勝を前にした岐阜県選抜。メンバーは一試合目とまったく同じ。

▲こちらの三重県選抜は数名のメンバーを入れ替えて決勝に臨む。

▲こちらの三重県選抜は数名のメンバーを入れ替えて決勝に臨む。

決勝までのインターバルが数時間あるとはいえ、やはり40分間のプレーイングタイムを一日に2試合行うことは体力的にはかなり厳しいはず。しかしながら全国大会もこのフォーマットで行われる訳で、ベンチを含めた総合力を求められる試合だ。

キックオフから三重県選抜がボール支配をやや有利に進めるが、岐阜県選抜は迫力あるカウンターで三重ゴールを目指す。どちらのチームもピッチに立つ選手が持ち味を発揮し、緊迫した攻防が観客席の視線をひきつける。さらに、両チームとも1試合を消化し、新基準のジャッジへの対応がベンチ一体となって徹底できたようで、ほとんど笛が吹かれずに進んだことも試合にテンポを生み出していたと感じる。

互いに無得点で迎えた14分「やはりこの人!」とも言える三重の木村(2)が先制ゴールを奪い1-0と三重のリードで後半へ。
リードを奪われた岐阜ではあるが、ここから第1試合でも見せた粘りを発揮。28分に松尾(3)が1-1の追いつくゴールを奪うと再びリードされて迎えた35分、またしても松尾が決め2-2の同点で前後半の40分を終了。

東海選抜の決勝は昨年に続き延長戦へともつれ込んだ。

短いインターバルを挟んで開始された延長も激しい攻防が繰り広げられる。
先手を打ったのはまたしても三重。後半32分に一旦勝ち越すゴールを奪っていた峯山(11)がこの試合2点目を奪い3-2。
「これで三重が有利か?」と思わせる時間も与えず、すぐさま岐阜の中島(5)が同点ゴールを奪い3-3で延長後半の残り5分へ。
ここまでくると第1試合からメンバーの入れ換え無しで決勝を戦う岐阜の主力選手には相当な疲労もみられ、延長前半に同点ゴールを奪った中島も両足に痙攣をおこす。
もちろん三重の選手にも疲労の色は隠せない。

白熱したこの試合の行方に最後に影響したのがファールカウントだった。後半からのファールカウントを持ち越す延長で、5までその数が達していた岐阜が残り2分で痛恨のファール。
この第2PKを託されたのはこの試合2ゴールを決めている峯山だった。
最終的に峯山のハットトリックで三重県選抜が初優勝。全国への切符を手にした。

岐阜の森島監督。試合の間ベンチに座る事はほとんどなかった。

岐阜の森島監督。試合の間ベンチに座る事はほとんどなかった。

対照的に三重の布生監督はベンチに座ったまま静かに戦況を見守る。

対照的に三重の布生監督はベンチに座ったまま静かに戦況を見守る。

決勝でハットトリックの三重、峯山(11)はこの大会の2試合で5ゴール。写真左側、岐阜の中島(5)は3ゴールだった。

決勝でハットトリックの三重、峯山(11)はこの大会の2試合で5ゴール。写真左側、岐阜の中島(5)は3ゴールだった。

こちらも峯山(11)と中島(5)のマッチアップ。

こちらも峯山(11)と中島(5)のマッチアップ。

決勝で2度の同点ゴールを決めた岐阜の松尾(3)。大会を通じてはチームメイトの中島と同じ3ゴールを記録。

決勝で2度の同点ゴールを決めた岐阜の松尾(3)。大会を通じてはチームメイトの中島と同じ3ゴールを記録。

今大会2試合ともに突破力、決定力に加え配球にも抜群のキレを発揮した木村(2)。もちろん守備にも労を惜しむ事はなかった。

今大会2試合ともに突破力、決定力に加え配球にも抜群のキレを発揮した木村(2)。もちろん守備にも労を惜しむ事はなかった。

岐阜のゴール前で競り合う両チームの10番、三重の日下と岐阜の杉野。

岐阜のゴール前で競り合う両チームの10番、三重の日下と岐阜の杉野。

岐阜、中島(5)の縦への突破に対応する三重の森(4)。森は守備の面で優勝に大きく貢献した。

岐阜、中島(5)の縦への突破に対応する三重の森(4)。森は守備の面で優勝に大きく貢献した。

こちらは岐阜のフーリオ(11)のゴール前での寄せを冷静に処理する森(4)。

こちらは岐阜のフーリオ(11)のゴール前での寄せを冷静に処理する森(4)。

東海2部昇格を果たしたフォースから招集された池山(13)。

東海2部昇格を果たしたフォースから招集された池山(13)。

同じくフォースから招集の横内(5)。

同じくフォースから招集の横内(5)。

先制ゴールを決めた木村とがっちり握手を交わす里田(14)。彼もまたフォースからの招集メンバーだ。若いチームの主力たちが今季の東海2部開幕へ向け貴重な経験を積み上げた。

先制ゴールを決めた木村とがっちり握手を交わす里田(14)。彼もまたフォースからの招集メンバーだ。若いチームの主力たちが今季の東海2部開幕へ向け貴重な経験を積み上げた。

試合終了直後、宙に舞う布生監督。三重県選抜の主力は選手権では全国大会常連のギャングのメンバーだが選抜のカテゴリーでも全国を経験することになった。

試合終了直後、宙に舞う布生監督。三重県選抜の主力は選手権では全国大会常連のギャングのメンバーだが選抜のカテゴリーでも全国を経験することになった。

最後は優勝決定後の集合写真です。三重県選抜のみなさん、本当におめでとうございます。全国の舞台でも開催地域の代表チームとして頑張ってください!

最後は優勝決定後の集合写真です。三重県選抜のみなさん、本当におめでとうございます。全国の舞台でも開催地域の代表チームとして頑張ってください!

得点経過(※公式記録による)
▼前半
14分→三重県選抜:木村(2)
▼後半
28分→岐阜県選抜:松尾(3)
32分→三重県選抜:峯山(11)
35分→岐阜県選抜:松尾(3)
▼延長前半(5分間)
42分→三重県選抜:峯山(11)
43分→岐阜県選抜:中島(5)
▼延長後半(5分間)
48分→三重県選抜:峯山(11)第2PK

初戦に敗れ3-4位決定戦を戦う事となった静岡県選抜ですがこの記事ではその試合の様子をお知らせします。

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■3-4位決定戦
静岡県選抜 2 vs 0 愛知県選抜

▲この試合には県選抜ルーキーの赤窄(12)、望月(11)、高橋(15)そして北原(20)がベンチ入りした。

▲この試合には県選抜ルーキーの赤窄(12)、望月(11)、高橋(15)そして北原(20)がベンチ入りした。

▲初戦と比べ集合写真に納まる選手たちはだいぶリラックスしているように感じられた愛知県選抜。

▲初戦と比べ集合写真に納まる選手たちはだいぶリラックスしているように感じられた愛知県選抜。

 
どうしても消化試合として捉えられがちな3位決定戦ですが、地元静岡としては応援に駆けつけてくださった方のためにも2連敗は避けなければいけません。

開始3分、公式戦では初めて選抜のゴールを守る赤窄(12)からの高速フィードが左サイドを駆け上がるチームメイトの中澤(8)へピタリと収まると、中澤は素早くカットインし豪快に愛知ゴールへ蹴り込み静岡が先制します。
その後、試合は淡々と進みこのままのスコアで前半終了。この試合だけ20分ハーフのランニングタイムとして行われていることもあり実際のプレー時間は思いのほか短く、シュート数は静岡の6に対して愛知は2、ファール数も今大会3試合目にして初めてどちらのチームも第2PKに至らずハーフタイムを迎えました。

後半も静かに時間が過ぎていきます。終了5分ほど前から愛知はパワープレーを仕掛けますが、決定機を作れず時間だけが過ぎます。逆に静岡は終了2分ほど前に、愛知のパワープレーのミスから奪ったボールを内藤(7)がハーフライン付近から無人の愛知ゴールへ正確に蹴り込み2-0とリードを広げると試合はこのまま終了、静岡は今大会を3位の成績で終えることとなりました。

県選抜ルーキーとして初の公式戦となった赤窄はランニングタイムとはいえ40分間を無失点で終えた。もう一人のルーキーゴレイロ北原(20)はベンチ入りはしたが出場機会はなかった。

県選抜ルーキーとして初の公式戦となった赤窄はランニングタイムとはいえ40分間を無失点で終えた。もう一人のルーキーゴレイロ北原(20)はベンチ入りはしたが出場機会はなかった。

赤窄同様にPraia Grandeから招集の選抜ルーキー、望月(11)。Praiaセットで先発出場。

赤窄同様にPraia Grandeから招集の選抜ルーキー、望月(11)。Praiaセットで先発出場。

同じく県選抜ルーキーの高橋(15)。上の望月とは中学サッカー部時代の先輩、後輩にあたる。(望月が一年先輩。)

同じく県選抜ルーキーの高橋(15)。上の望月とは中学サッカー部時代の先輩、後輩にあたる。(望月が一年先輩。)

腰に不安を抱えながらも強行出場となった昨季の東海1部得点王、門田(13)。

腰に不安を抱えながらも強行出場となった昨季の東海1部得点王、門田(13)。

昨年度の選抜招集はなかったが第20回大会では静岡県選抜の全国初制覇も経験しているベテランの鈴木(4)。

昨年度の選抜招集はなかったが第20回大会では静岡県選抜の全国初制覇も経験しているベテランの鈴木(4)。

鈴木同様に選抜の中ではベテラン組みの一人、内藤(7)。

鈴木同様に選抜の中ではベテラン組みの一人、内藤(7)。

前評判の高かった愛知は結局2連敗、この試合でも前後半合わせてシュート数7と元気がありませんでした。やはり初戦を落としモチベーションが維持できなかったのではないでしょうか。しかしながら東海地域で唯一のFリーグ加盟チーム、しかもそのFリーグで3連覇の名古屋オーシャンズが存在している愛知県ですので、本気になったときのポテンシャルは計り知れないものがあるでしょう。来季はさらに手強い相手となるに違いありません。

シュート体勢に入る愛知のマティアス(9)。今年1月の全日本選手権東海大会ではエコパ・メインアリーナでの3試合で6ゴールを奪っている。

シュート体勢に入る愛知のマティアス(9)。今年1月の全日本選手権東海大会ではエコパ・メインアリーナでの3試合で6ゴールを奪っている。

愛知の磯太智(13)は初戦の三重県選抜戦で2得点を奪った。マティアス(上の写真9番)とともにゴール前では要注意の選手だったが静岡はルーキーゴレイロ赤窄(12)を中心に完封した。

愛知の磯太智(13)は初戦の三重県選抜戦で2得点を奪った。マティアス(上の写真9番)とともにゴール前では要注意の選手だったが静岡はルーキーゴレイロ赤窄(12)を中心に完封した。

戦況を見守る愛知県選抜のベンチスタッフ。今大会は東海2部に昇格したUNIAOの斉藤監督が指揮を執った。

戦況を見守る愛知県選抜のベンチスタッフ。今大会は東海2部に昇格したUNIAOの斉藤監督が指揮を執った。

 

得点経過(※公式記録による)
▼前半
 3分→静岡県選抜:中澤(8)
▼後半
38分→静岡県選抜:内藤(7)

 

最後になりますが、エコパまで駆けつけ応援をしていただいたみなさんには良い結果を残すことが出来ず申し訳なく感じます。
ご声援そして応援をいただき本当にありがとうございました。今後も静岡県選抜をよろしくお願いいたします。

応援ありがとうございました。

応援ありがとうございました。