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県内各支部で行われている支部リーグ、その中でも特に女子のリーグ戦については、これまであまり触れる事がなかったのですが、今回の記事は中西部、中部、中東部で活動する女子6チームによって行われてきた今年度のレディースフットサルリーグについてです。

選手数もチーム数も男子に比べて圧倒的に少ない女子のカテゴリーでは、支部単独でリーグ戦を成立させることは簡単ではありません。
しかしながら、その地域で活動するチームにとって、公式な戦いの場が必要であることも間違いないでしょう。

さらに競技としての第一線を退いた女性プレーヤーの受け皿としても、地域で活動できる場は必要です。

今回ご紹介する「中部地域レディースフットサルリーグ」、まず何よりもそんなチーム・選手たちに活動の場を提供する事を最大の役割と捉え昨年度より実施してきました。

もちろん、蹴球経験をあまり持たない選手が数多く在籍するチームもありますし、競技レベルの差など考慮しなければならない部分も数多くあります。
そういった意味では、各チーム・選手にとって100%満足できる体勢が整ったリーグではないかもしれません。

それでも、練習のためのモチベーションの維持・継続、床を体験できる貴重な場、そして競技スキルの高いレディースプレーヤーのプレーを実際の対戦の中で肌で知る事が出来ることなど、勝ち負けを抜きに考えれば役立てていただける部分も多いリーグ戦なのです。

今季もU-15だけでの編成チームも含め、下は13歳から上は40オーバーの選手たちまでが真剣に試合に取り組んでくださいました。その真剣さ、掲載させていただく試合中の写真の表情からもお解かりいただけると思います。

そして試合だけではなく会場設営や片付け、オフィシャル業務なども参加全チームで担当して頂き、無事に日程を終了する事が出来ました。お手伝いいただいた運営スタッフのみなさんもご苦労様でした。

スケジュールの巡り合わせで、なんとクリスマスの夜に最終節を実施する事になってしまった今季。試合終了後に行った簡単な表彰式、閉会式では主催者からのクリスマスプレゼントとして「バラの花」をご用意させて頂きました。

以下に最終節での集合写真をご紹介し、試合の様子もフォトギャラリーとして掲載させて頂きます。

みなさん、本当にありがとうございました。

優勝:spica☆・・・誰もが認める組織力での無敗優勝でした。個人個人の基礎技術の安定感に加え攻守の柱となる選手の加入でさらにチーム力が高まったと言えるでしょう。5節の消化で失点が最終節の2点だけと言う結果も素晴らしいと思います。優勝おめでとうございます。

準優勝:PIRLIM PIM PIM・・・競技経験のない選手から元県リーガに東海リーグ在籍中の選手、さらには中学生からその母親まで、最もバリエーションに富んだ編成のチームでした。得点を記録した選手が8名と参加6チームで最多を記録しています。

3位:PARAISO・・・このチームにも高いレベルでの競技経験を持つ選手が含まれています。蹴球経験の少ない選手との連携を大切に試合に臨んでいました。リーグ最多得点(7ゴール)の寺田選手(5)が在籍しています。

4位:PARAISO U-15・・・唯一、U-15年代の選手だけで編成されたチームですが、少年団やクラブチームでサッカー活動もほぼ全員が行っており高い基礎技術を持った選手ばかりです。ただボール際では大人の体格に押し切られる場面も多く苦戦もしましたが、元気の良さと伸びしろへの期待はダントツ1番だったと言えるでしょう。

5位:Dt.・・・元々、中西部の施設を拠点に活動していたチームだけに、全ての試合が静岡市内で行なわれたこのリーグ戦への参加は移動距離の面でも他のチームよりご苦労が多かったと思います。それでも多くの選手で全節を戦いきりました。力強さと勢いは1番感じるチームでした。

6位:Loiseau bleu・・・清水区内の施設を拠点に活動するこのチーム、県リーグ登録選手も含むもののチーム全体でのフットサル競技歴は参加チーム中最も少なかったと言えるでしょう。第4節まで奪ったゴールが一つもない状況で迎えた最終節、豪快な先制ゴールそして今季チーム初ゴールのシーンでの全員の笑顔が忘れられません。

新年度(来年4月以降)もリーグ戦は開催予定ですので、今年以上の盛り上がりとなるよう運営を頑張りたいと思います。
もちろん新規参入希望チームからのお問い合わせも大歓迎です。
また来年3月にはワンデー形式でのカップ戦(交流戦)を企画いたします。
このリーグ戦に参加していただいたチームにはもちろんですが、地域を越えて参加を働きかけ、県内で活動するレディースチームの幅広い交流の場に出来ればと考えています。

お楽しみに!

※以下、フォトギャラリーにて最終節での試合の様子などをご覧ください。

昨日、静岡市中央体育館にて行われた静岡県社会人フットサルリーグ。

日中の県リーグの試合が行われていた時間帯は、駐車場係として朝8:00~夕方4:00過ぎまで、陽のある時間のほぼ全てを体育館の外にいたため、1部、2部共に行われた試合の取材はまったく出来ませんでした。

県リーグ開催会場にいたにもかかわらず1試合の観戦も、また1枚の写真撮影も出来なかったことは今回が初めてです。

いつも掲載を楽しみにしていただいている県リーガーのみなさんには本当に申し訳ないのですが、今回はご容赦ください。

しかしながら!公式記録を整理しながら対戦表を埋めていくと・・・!?

県1部リーグは年明け1月15日に最終節を残すだけとなりましたが、この日を終えて単独首位のBEN Yoshiwaraの勝点が【16】。2位に続くセレゾン浜松フットサルクラブの勝点が【13】。

そして今季の県リーグ実施要項には、順位の決定として(1)勝点→(2)対戦成績・・・とあります。

と、いうことは、つまり・・・前節の全勝対決でセレゾン浜松に勝利を収めているベンは、たとえ最終節で敗れ勝点でセレゾン浜松に並ばれたとしても、リーグ戦首位の座を明け渡すことなくシーズンを終えることが確定した、と言う事になります。

と、同時に、最も早い時期から県リーグに参戦、1度も2部リーグへ降格した事がなかったロコの来季2部落ちも確定となってしまったようです。

そんな大事な一日だったにもかかわらず、取材できなかった事は返す返すも残念でなりません。

これまで県1部リーグへ昇格したその年に優勝を果たし、東海リーグへ戦いの場を移していったチームはありません。
例外的に一昨年の大和撫子/VIORA藤枝(現、東海1部)が1年間しか県1部に在籍しませんでしたが、優勝したヒーローFCの解散による繰り上がりでの東海進出でした。

今年度のベンは正真正銘、昇格初年度での優勝により、東海リーグへ進む初のチームとなります。

ただ、残念な事に同日行われた東海2部リーグでは、スリーク浜松の降格がやはり最終節を待たず決定しています。昨年は県リーグを制覇したスリークですが、1年で逆戻りとなってしまいます。

しかしながら、その東海2部、静岡県から参戦中のEstrelado/焼津は残留決定、もう1チームの静岡県勢、XEBRAは「直接対戦結果優先」のレギュレーションにより現在第3位、東海1部復帰へ向け、まだまだ大きなチャンスが残されていますね!

さらに上位陣の足踏みにより東海1部への自動昇格あるいは入れ替え戦行きの決定はすべて最終節まで持ち越したようです。

県2部リーグでも上位から下位までが大混戦!残り2節での順位の予想はまったく出来ません!

新年1月は年明け早々(8日・エコパ)の東海1部【最終節】での下位リーグの熾烈な争い、15日・エコパの県リーグ1部【最終節】と2部、22日・富士体育館の東海2部【最終節】、そして29日の県リーグ2部【最終節】と毎週注目の試合が繰り広げられるわけです!

最後になりますが改めまして、ベンのみなさん、優勝決定おめでとうございます。

今季の開幕戦での集合写真です。最終節ではこの日の結果で2部降格が確定したロコとの対戦となりますが、気を引き締めて無敗優勝を成し遂げてください。

ユニフォーム規定・・・大会前にあらためてその遵守への通達がされるなど、チーム・選手側にとってだけでなく運営側にとっても今年度は昨年以上にユニフォームへの表示などに気を使わなければいけないケースが多くなったと感じる。

今回の記事では、これまで筆者が目にした、あるいは耳にした事例を含め、ユニフォーム規定にまつわる「あれこれ」を写真を交え、とりとめもなくつづりたいと思う。

最初にお断りしておくが、今回の記事は「これはダメ!」「必ずこうでなければいけない。」とか「いつもそういう判断をされる。」などと決め付ける事を意図したものでは決してない。さらに使用させていただいた写真のチーム・選手に「このユニフォームは今後使えませんよ。」と申し渡しているわけでもなく、ましてやユニフォームのあら探しをしているわけでもない。

これを機に、筆者本人もユニフォーム規定への意識を高めたいとの想いも含め、今回、テーマとして取り上げた次第だ。

さて、いわゆるユニフォーム規定だが、JFAオフィシャルサイトの中の「JFA規約・規程」から「3.関連規定」→「1.ユニフォーム規程」と進むとPDFファイルによって閲覧できる。

あるいは、フットサル競技規則冊子の巻末の「日本語版付録」の中にも掲載がある。

読んだことがある方も多いとは思うが、一言一句記憶にとどめている方は少ないだろう。筆者にいたっては、何度読んでも「あれ?どうだったかな?」と事あるごとに読み返さねばならない程度の記憶力しか持ち合わせていない。

また、ここに掲載のユニフォーム規定以外にも、フットサル競技規則【第4条】競技者の用具の部分に記載のある、アンダーシャツに関する記述なども、広く捉えればユニフォーム規定の一部ともいえるだろう。さらに加えれば、同項目の最後に記述のあるシューズの靴底に触れた部分も、各大会の実施要項での定めと共に選手側としては気に止めるべき内容であると感じている。

ここまで、これまで気軽?に掲載してきた試合レポートなどとは、やや内容を異にしたテーマの掲載に少々緊張気味の記事の書き出しではあるが、以下しばらくは写真とそのキャプションに目を通して頂きたい。

▲こちらは筆者個人持ちのユニフォーム。ちょっと古いプーマのフットサルラインナップのユニフォームだが、フロント部分にチーム名あるいはエンブレムの表示さえあればユニフォーム規定に適合し公式戦にも使用できると思ってはいたが・・・。先日、このプーマ純正の背番号の中のロゴが原因で、あるチームがサッカーの全国大会で着用を認められなかったとの話を耳にした。「そんな制約まで受けてしまうのか?」と最も気になる出来事であった。

▲こちらは11月の全日本女子フットサル選手権でのもの。決勝トーナメントに進出したベイルの背番号にもアスレタの文字がレイアウトされていたが、特別な制限を受けず試合で着用していた。ただ、背番号の下の「VALE」はチーム名ではあるものの本来チーム名の表示が許されないシャツ背面への掲示であり、広告表示の扱いとなるのではないかと思われる。

▲こちらは県リーグを戦うドッポの背番号。メーカー名ではないがチーム名がレイアウトされている。左袖のDOPPOの文字、チーム名は本来表示できない箇所なので「消す」または「広告表示として申請する」などの対応が必要だろう。

▲左上、東海女子を戦うアタドゥーラのユニフォームにはチーム名ではないがチームエンブレムがレイアウトされている。前出のベイル同様に全日本女子フットサル選手権では制限を受ける事はなかった。このように背番号内にメーカー名やロゴなど何かしらのデザインが施されたものも多く見かける。このような背番号についての判断基準があるかないかは正直わからない。ただ、最初にご紹介したような事例も発生しているようなので、やはり何の表示もない読みやすいフォントの背番号が最も望ましいのだと思う。実際、メーカー純正の背番号のデザインを使用せずオーダーするチームもあるようだ。いずれにしてもすでに表示入りで出来上がっている場合、急遽、テープを張ったり塗り潰したりするための準備と覚悟を持っていたほうが良いのかもしれない。

▲ゴレイロ用のグローブに表示できるメーカーロゴについては規定されている。「一ヶ所」の規定に合わせマスキングなどで消す必要があるものが多いようだ。

▲こちらは11月に行われたU-15女子全日本ユースの東海大会に出場した静岡県選抜の試合後の集合写真。わかりにくいかもしれないがユニフォーム姿のまま写る選手の左袖に張られた白いテープが確認できると思う。ここに何が書かれていたのかと言うと・・・。次の写真を見て欲しい。

▲この写真は昨年の大会参加時のもの。上の写真のテープが張られている部分にはFUTSALのアルファベットが表示されている。今年のU-15東海大会ではこの表示を隠すよう現場で指示されたためテープにてマスキングした次第だ。確かにユニフォーム規定で袖に表示が許された文字ではない。

▲気をつけてピッチに視線を送ると、不要な文字、ロゴなどと思われる部分をテープでマスキングしたユニフォームは良く目にする。運営側から指摘されての場合もあるだろうし、自らユニフォーム規定をリスペクトして行う場合もあるのだろう。こちらは今年の全国選抜で準優勝の三重県選抜。この大会に向け新調したユニフォームの袖にもマスキングが。

▲こちらは東海1部のエマーソン。やはり今季、新調したユニフォームだが、背中部分には大きくマスキングがされている。

▲こちらは県リーグのナトゥレーザのシーズン初めのユニフォーム。背中上部にはNaturezaGrandeのチーム名が、そして下部にもデザイン上の文字が見える。

▲そのナトゥレーザの全日本選手権の際のユニフォームがこれ。背中上下に大きくマスキングを施してあった。背中への表示については広告申請での対応という手段もあると思うが、今回はマスキングを選択したようだ。

▲もう1枚ナトゥレーザ。もともと背中にチーム名を入れて制作したためかフィールド用のユニフォーム前面には胸番号以外の表示がない。ユニフォーム規定第6条には「チーム名・選手番号を必ず表示するものとする。」とある。正式にユニフォーム規定に適合させるためにはエンブレムなどでチーム名を表示する必要があるようだ。ちなみにゴレイロ用にはチーム名が表示されていた。トラウザーの番号は片方を塗り潰して修正。

▲チーム名といえばこんなケースも。県リーグのベン。昨年までのチーム名はBEN futsal club、そして今年はBEN Yoshiwaraの名で活動している。ユニフォームの胸は旧チーム名のままの表示だ。県リーグでは制約無しに出場を認めているようだが、上位のリーグ、大会での扱いはどうなのだろう?少なくともエンブレムについては創部時からの意匠の継続なので個人的には問題ないものと思うのだが。

▲支援企業などの名称をチーム名に含む場合、その表示が話題になることもあった。支援企業のロゴイメージをそのまま流用した「広告か?チーム名か?」の判断に迷うケースだ。

▲全日本女子フットサル選手権での出来事を紹介したい。試合直前の集合写真に収まるアタドゥーラ、前列8番の進藤選手、この時点ではレフリーの用具チェックも終わり試合に出る準備は整っていたはずだったが・・・。

▲こちらは試合中の彼女。試合前に着用していたインナー(アンダーシャツ)が見えないが、試合直前に片腕のインナーの色が袖と違う事を運営関係者に指摘され脱がなければならなかった。ユニフォームの色彩についてはレフリーの判断が優先されると思っていた筆者にとっては意外ではあった。さらに、これまでアンダーシャツについては「シャツの主たる色」と同じであれば良いと思い込んでいたが、あらためてフットサル競技規則の【第4条】基本的な用具の部分を読み返してみると、「シャツの袖の主たる色と同じでなければならない。」とあった。確かに片袖は黒が主たる袖の色といえるだろう。

▲上記のように両袖の色違いのデザインのユニフォームは最近特に増えてきたように思う。こちらはプライアグランジ、東海リーグでのもの。上の判断基準に当てはめるとNGといわざるを得ないのだが。

▲こちらは県リーグ所属のカリエンテのユニフォーム。最近はあまり目にしなくなった選手名を背中に表示した数少ないデザインだ。もちろん選手名の表示は認められているので問題ないが、袖の主たる色は何色と判断したらよいのだろう。

▲こちらも同様にインナーの色がレフリーの間で話題になった、先日の全日本県大会での田原FC、松本選手。あくまでも個人的にではあるが、上のカリエンテの選手を含め袖の主たる色は何色かにかかわらず、まったく違和感を感じない色彩だと思うが。

▲別の生地を縫いあわせて番号を修正したユニフォームも時々見かける。4隅だけでなくしっかりと周囲を縫い合わせることが必要だと思うが、こういった加工自体が許されなかった大会もあったと聞く。いずれにしてもこのような加工が避けられない状況では事前の確認が必要なのだろう。

▲ノンマーキング素材によるカラーソールのフットサルシューズも増えてきたが、まだ会場の利用規定などにより実施要項で白色やあめ色に限定された大会が多いので注意が必要かもしれない。

▲試合の際の怪我の予防やすねあての落下防止のため足首などに巻くバンデージの色について。昨年度の全日本選手権あたりから厳しい通達も出されていたようだが、今後はいずれの大会・リーグ戦などにおいてもソックスと同色など、これまで以上に気を配らなければならない事態となりそうだ。

▲この写真はあるトレーナーの方のバッグを撮らせていただいた写真だ。白、黒、肌色、灰色、赤、オレンジ、ピンク、青、水色、紺色、黄色・・・。あらゆるカラーのバンデージが備えられていた。この色についてはバレーボールや(球技ではないが)新体操などの大会ですでに厳しい制約が課されているそうだ。白以外のソックスを着用する機会が多いフットサル競技、今後、各選手にとっては試合の現場で困らぬよう事前の準備、対応がこれまで以上に必要だろう。

 

と、あくまでも筆者が出掛けた現場で見聞きしたユニフォーム規定などに関するいくつかをご紹介させていただいた。

すでにユニフォーム規定に厳格に対応しているチーム、あるいは規定に沿って新調しているチームも多いので不要の記事かとも思うが、公式戦に参加している、あるいは公式戦出場を目指すチームが、今後、ユニフォームを作る(作り直す)際には、JFAユニフォーム規定に今一度そしてしっかりと目を通し、制作をお願いする販売店やメーカーと打ち合わせをして欲しいと思う。

決して安い出費ではないはずなので、せっかく作ったユニフォームが目標の大会で使用できなくなる事態はあまりにも悲しすぎる。

昇華プリントが主流となりつつある昨今、そのデザインや色彩の配置も一昔前とは比べものにならないほど自由度が増しバリエーションも増えてきた。

ほとんどのチームにとって、デザインを決めるまでの作業もフットサル競技に臨む際の一つの大きな楽しみだ。

メーカー側でもマーケットの要望を少しでも多く満たすべく、受注システムや製造方法に工夫や投資もしている事だろうし、また、マーケットの活性化もメディアへの露出あるいはスポンサーの出現などの面においてフットサルの公式競技を少なからず支えている部分があると思う。

しかし、規定は規定、日本サッカー協会やフットサル連盟主催による各種大会に参加する選手・チーム側は遵守しなければいけない。

つまり、公式戦用のユニフォームを作るのであれば「デザイン性よりもユニフォーム規定を優先させるべき」と言う事だろう。

ここで、今年度の全日本選手権の東海大会に出場を決めている各チームのユニフォームを、筆者の手元に残る東海リーグのシーンなどからの写真であらためて見てみたい。

(※各チームが東海リーグで使用しているユニフォームを本大会で使用するか否かは不明。岐阜県の第2代表のレインボー垂井については今季の写真なし。)

▼DELIZIA磐田

チーム名の変更にあわせて新調し今季から着用のユニフォーム。サブ用として同じデザインの赤いユニフォームも準備しているようだが、これまで撮影する機会がなかった。

背中に広告表示はなくすっきりとしている。

気になるのがこれ。両肩に入ったプーマのロゴだ。正面と合わせ3箇所に表示されている事になる。

 

▼大和撫子/VIORA藤枝

昨年の東海リーグデヴュー時から使用のユニフォーム。筆者には衝撃的だった色彩もだいぶ見慣れてきた。そういえば静岡からの今季の全日本東海大会への2チームはどちらもプーマ製のユニフォームを使用している。

青いもう1着は同じプーマ製だがデザインが違う。こちらのユニフォームではデリッツィア同様、肩のロゴが気になる。

どちらのユニも背中を含め、広告表示はなし。

 

▼member of the gang

ギャングと言えばこのユニフォーム。袖にホームタウンである「伊賀上野」そして背中に広告表示1社。

ゴレイロ用も基本的に同じデザイン。

こちらはオレンジのフィールド・ユニ。バンデージを巻く選手が多いので、ソックス各色への準備が必要か。

 

▼NASPA四日市

こちらは赤白のユニ。左袖に広告1社。

もう1着、緑色ベースのユニとゴレイロ用がこちら。

こちらのユニ、やはり両肩(袖)のロゴが気になる。

 

▼名古屋オーシャンズ・サテライト

さすがプロチームの下部組織だけあって、広告もユニフォーム規定で定められた最大の4ヶ所(シャツ3ヶ所、ショーツ1ヶ所)に表示。

青いこちらはまったく同じデザインの色違い。赤同様に右袖にはマスキングが施されているが、目に見える部分は「NAGOYA」のホームタウン名。

 

▼ROBOGATO

背番号、胸番号の表示の仕方や色彩など文字の見易さにも気を使ったデザイン。こちらは赤ベースのフィールドとダークなゴレ用。

青系のフィールドと黄色のゴレ用。4色ともすべて同じデザインのようだ。

胸と背中に広告1社ずつ。

 

▼FALCO GIFU FS

胸番号、背番号そしてエンブレムだけのシンプルなユニフォーム。

サブ用のシャツは白/紺だったと思うが手元に写真なし。

 

▼レインボー垂井

※昨年度の全日本選手権東海大会出場時の集合写真。

 

最後に、静岡県フットサル連盟の役員の立場として少しだけ・・・。

静岡県内で言えば、ジュビロカップのように公式戦ではあるが静岡一を決めたその先がない大会であれば、県内役員の判断でユニフォームの使用の可否を伝えればよいのだが、県リーグや全日本の予選のように勝ちあがればその先がある大会などでは状況が違う。

静岡で認められていたことが東海そして全国でNGとなることだけは避けなければいけないからだ。

県内での予選大会と勝ち上がった先の地域や全国大会とでユニフォーム規定の解釈が違う事は参加チームにとっては戸惑う事にもなるだろう。

しかしながら今回の記事でご紹介したように、チーム側からの確認依頼に県内の役員の立場では安易に答えられない場面も多いのだと気付かされた。

確かにこれまでも何度か県協会経由でJFAにその確認をお願いした事もあった。ただJFAは、あるユニフォームをその試合で使える使えないの最終判断を下す組織ではないことも忘れてはならない。

もちろん参加チームが「完璧に規約に適合したユニフォーム」を着用してくれれば何の懸念もないのだが、チームで一式そろえて10数万ともなるユニフォーム、「あと1年だけ使いたい!」などの事情も汲み取ってあげたいとも思う。
特に県内支部レベルでは公式戦の普及の面においても、ユニフォーム規定への厳格な対応が必ずしもこの競技のプラスになるとも思えない。

もちろん運営側に立つ機会も多い筆者としては、規約を遵守して試合に臨んでもらうことをチーム側に要請する立場ではある。しかしながら、個人的には広告表示に関する内容を除き、ユニフォーム規定の詳細部分についての解釈や判断は「選手同士、審判、オフィシャルそして観戦している方がわかりやすければそれでいいのでは?」と感じている事もまた事実だ。

ただ、その表示に申請料が発生する広告表示に関する規約部分は、しっかりと対応しているチームがある以上、「正直者が馬鹿をみる」ことがあってはならないと思うし、チーム側としても事前に申請処理を済ませるべきだろう。

筆者が今年度行った広告表示の申請へのJFAからの回答(承認)。この用紙をいわゆるユニフォームチェック時に用意しておけば万全だ。

当然、運営側としては、これを行っていないチーム側への確実な申請処理を要求すべきだとも思う。ただ現場としての問題は、試合直前のマッチコーディネーションミーティングなどの際に未申請の事実が判明した場合、あるいは明らかな規定違反が認められた場合、そのユニフォームの使用を許可するかしないかではないだろうか。

少なくとも筆者には、このチームに代替のユニフォームがない場合、使用不可(=試合ができない。)を申し渡す勇気は持ち合わせていない。
もしこの記事を目にされた方の中に、立場上そういった判断をしなければならなかった経験をお持ちの方や、チーム関係者の方がいらっしゃれば、是非ともその経験談をお聞きしたいとも思う。

色々書いてきたが、気にしはじめるとキリがないユニフォーム規定にまつわるあれこれ、これまで実際に使用可能や不可能になった実例の公開やガイドラインなどがあれば少しは判断の参考になるのかもしれないが、よくよく考えると規定に適合したユニフォームを用意してもらえれば何の心配もない話なのだ。

今後、選手側にユニフォーム規定への意識が高まることを望むのはもちろんだが、運営側としても、そのための周知徹底をこれまで以上に心掛けたいと思う。

大会の種類、種別を問わず、使用する用具で気を揉むことなく、選手たちが試合そのものに集中できることこそが最も大切である事は間違いない。

先週末の土曜日そして日曜日に行われた「PUMAカップ2012第17回全日本フットサル選手権静岡県大会」の結果、静岡県代表として東海大会へ進む2チームはDELIZIA磐田(静岡1位)と大和撫子/VIORA藤枝(静岡2位)に決定しました。

優勝はDELIZIA磐田。2年連続での東海大会進出となる。県から東海まで幾度ものリーグ制覇など「常勝」のイメージがあるが、この選手権での静岡県のタイトルは初。東海大会では昨年度の東海地域代表の2チームを倒した先に全国の舞台が待つ。

優勝はDELIZIA磐田。新チーム名ではもちろん初めてだが事実上2年連続での東海大会進出となる。県から東海まで幾度ものリーグ制覇など「常勝」のイメージがあるが、この選手権での静岡県のタイトルは初。東海大会では昨年度の東海地域代表の2チームを倒した先に全国の舞台が待つ!?

準優勝は大和撫子VIORA藤枝。初の東海大会進出を決めた。決勝では野木の体調不良、剣持の故障などでややペースダウンも見られたが、これまでリーグ戦などでたびたび露呈した試合終盤の弱々しさは大きく改善された。

準優勝は大和撫子VIORA藤枝。チーム創部からの歴史で初の東海大会進出を決めた。決勝では野木の体調不良、剣持の故障などでややペースダウンも見られたが、これまでリーグ戦などでたびたび露呈した試合終盤の弱々しさは大きく改善された。一気に全国の舞台へ駆け上がって欲しい。

大会MVPに選出されたのはDELIZIA磐田の横山選手。

大会MVPに選出されたのはDELIZIA磐田の横山選手。

その2チームが静岡代表となる2枠を掴み取るまでの戦いや両チームによる決勝戦などは、今大会開催の2日間とも会場入りし2面同時進行のスケジュールにぼやきながらも・・いや失礼!手を焼きながらもバッチリと取材してくださった橋爪氏によるレポートが掲載されるはずです。

ちなみに、すでに掲載されています速報記事などについては以下のリンクからご覧いただけます。

   ▼デリッツィア磐田などがベスト4/全日本選手権静岡県大会
    http://www.futsal-times.com/news_body.php?id=32488

   ▼デリッツィア磐田、大和撫子/VIORA藤枝が東海大会進出
    http://www.futsal-times.com/news_body.php?id=32508

   ▼選手権静岡県大会雑感1
    http://www.re-po.jp/hashi/2011/12/post-52.html

そして、(おそらく)当ブログをご覧の方はお気づきのように、ご紹介した橋爪レポートに掲載されていた写真をヘッダー画像とさせていただいております。
「えっ、予選通過チームじゃないの?」という突っ込みも聞こえてきそうですが、今回、ベスト4に進出した唯一の県リーグ所属チーム、しかもいわゆるカップ戦用のスペシャルな追加登録を行なわず、いつもどおりのメンバーで臨んだオブラプリマのカットを転用させて頂きました。(私担当の支部予選からの勝ち上がりで、本当に良く頑張ってくれたオブラの選手たちへのご褒美といったところでしょうか?!)

ブログ掲載の画像をみて「この写真、雰囲気いいですね!」と気に入り、さっそく橋爪氏にご了解頂いた次第です。
(※今のところ1週間程度の短期掲載!の予定です。)

 

さてさて、話は大きく横道にそれてしまいましたが本題に戻し・・・。

東海地域、他県の代表チームはすでに以下のように決定しています。

▼岐阜県
1位:FALCO GIFU FS
2位:レインボー垂井

▼三重県
1位:member of the gang
2位:NASPA四日市

▼愛知県
1位:名古屋オーシャンズ・サテライト
2位:ROBOGATO

そして、みなさん気になるそのトーナメント表ですが「2011年度 東海サッカー協会各種大会組み合わせ」によると、次の対戦が決定してます。

(静岡1位)vs(三重2位)┐
(愛知1位)vs(岐阜2位)┘

(岐阜1位)vs(静岡2位)┐
(三重1位)vs(愛知2位)┘

で、各県の予選通過チームをそのまま当てはめると、

DELIZIA磐田 vs NASPA四日市
名古屋オーシャンズ・サテライト vs レインボー垂井

FALCO GIFU FS vs 大和撫子/VIORA藤枝
member of the gang vs ROBOGATO

となりますね。

2年連続で全国行きを逃している静岡勢ですが、今年の東海大会に向け「せめてどちらか1チームでも!」なんて想いは筆者の胸にはありません!

もちろん「東海2枠の独占!!」を心の底から願うからです。

何と言っても、今年度の全国大会1次ラウンド(予選ラウンド)はエコパ・アリーナが会場なのですから!!

余談ですが、決勝トーナメント終了後、全国大会の運営へ向けた最初の会議がJFA(日本サッカー協会)関係者、SFA(静岡県サッカー協会)関係者そしてSFF(静岡県フットサル連盟)さらにエコパ・ハウスの担当者により行われました。エコパでの開催は、まだ3ヶ月も先のことですがこの時期から運営会議はスタートしているのです。

余談ですが、日曜日の決勝トーナメント終了後、全国大会の運営へ向けた最初の会議がJFA(日本サッカー協会)関係者、SFA(静岡県サッカー協会)関係者そしてSFF(静岡県フットサル連盟)関係者、さらにエコパ・ハウスの担当者により行われました。エコパでの開催は、まだ3ヶ月も先のことですがこの時期から運営会議はスタートしているのです。

 

■PUMAカップ2012 第17回全日本フットサル選手権 今後のスケジュール

▼東海大会:刈谷市体育館(愛知県)
 平成24年1月28日(土曜日)・・・東海大会 第1日目
 平成24年1月29日(日曜日)・・・東海大会 第2日目【全国大会への予選通過枠:2】

▼全国大会 1次(予選)ラウンド:エコパアリーナ/大阪市中央体育館
 平成24年3月9日(金曜日)・・・全国大会予選ラウンド 第1日目
 平成24年3月10日(土曜日)・・・全国大会予選ラウンド 第2日目
 平成24年3月11日(日曜日)・・・全国大会予選ラウンド 第3日目

▼全国大会 決勝トーナメント:代々木第1体育館/(東京都)
 平成24年3月16日(金曜日)・・・全国大会第1日目 準々決勝
 平成24年3月17日(土曜日)・・・全国大会第2日目 準決勝
 平成24年3月18日(日曜日)・・・全国大会第3日目 決勝

今季の東海リーグ各カテゴリーの中で最も早く、昨日、東海女子フットサルリーグの優勝チームが決定しましたので短くご報告いたします。

終了した県リーグや昨日の全日本静岡県大会など、まだまだ未掲載の下書き記事の仕上げが終わっていないにもかかわらず、順序を無視した?掲載ですがご容赦を!

 

2011東海女子フットサルリーグ
★優勝:member of the gang(メンバーオブザギャング)/三重県

こちらは今季の開幕戦での集合写真です。振り返れば、あっと言う間の半年間でした。残り1節、彼女達の無敗優勝を懸けた最後の対戦は1月8日、エコパ・サブアリーナにて行なわれます。

こちらは今季の開幕戦での集合写真です。振り返れば、あっと言う間の半年間でした。残り1節、彼女達の無敗優勝を懸けた最後の対戦は1月8日、エコパ・サブアリーナにて行なわれます。

筆者のプランとしては、年明け早々(1月8日開催予定)の東海1部リーグ最終節に組み込まれた「ゴリラvsギャング」が今季の東海女子の優勝を懸けた大一番となるはずだったのですが・・・。

その最終節を待たず、ギャングの優勝が決定してしまいました。

何はともあれ、ギャングのみなさん、【優勝】おめでとうございます!

ギャングのみなさん、1月8日にお会い出来る事を楽しみにしています。フットデ静岡的なお祝い!?も検討してみますよ。

ギャングのみなさん、1月8日にお会い出来る事を楽しみにしています。フットデ静岡的なお祝い!?も検討してみますよ。