選抜ユニフォームサプライヤー
デスポルチ
デスポルチ

連盟スポンサー
デスポルチ
デスポルチ

ミカサ
(株)ミカサ

宝くじのマスミ
宝くじのマスミ

■ カテゴリー
■ アーカイブ

12月10日、11日に行なわれたPUMAカップの静岡県大会をこれまで4回にわたりご紹介してきましたが、5回目の今回が最終回となります。
準決勝2試合、決勝戦と3位決定戦の4試合の様子をまとめてフォトギャラリーにて掲載いたします。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++//+++++

予選ブロックを勝ち上がったチームにとって、決勝トーナメントの初戦、いわゆる県大会準決勝こそが支部予選からの長い戦いの中で最も大切な試合となる。
この試合に勝ちさえすれば、たとえ決勝戦で敗れても次のステップである東海大会に進出できるからだ。

この決勝トーナメント初戦で勝利を収めた過去の東海大会進出チームを振り返ってみると、昨年が田原とジュビロ磐田の西部勢2チーム、その前の年がプライアとイカイの東部勢2チーム、そのまた前がイカイとマトの東部勢2チーム、さらにその前の年がイカイとプライアの東部勢2チーム、もう1年前がマトとプライアの東部支部勢2チーム、そして平成17年の大会ではエマーソンとジュビロの西部支部勢2チームと、過去6年間ともに西部あるいは東部の同支部2チームが東海大会へ進出している。

全日本選手権の県大会において、圧倒的に西部支部と東部支部の勢力が強かった構図を顕著に表すデータではないだろうか。

そして今年の決勝トーナメント、フットデ静岡として集計した資料が残る過去の大会では、初めて東部支部からの勝ち上がりがなかった年となった。

さらに、中西部支部の2チームと中東部支部の1チーム、すなわち中部地域勢3チームがベスト4に顔を揃えたこともこれまでの決勝トーナメントの構図とは異なるものとなった。
付け加えれば、ここ何年も同支部の2チームが勝ち上がり続けている状況の継続のためには、大和撫子とエストレラードの中西部支部2チームの決勝進出が条件となったのだが・・・。

決勝には中西部支部の大和撫子/VIORA藤枝と西部支部のDELIZIA磐田が進出。同支部揃い踏みの構図は一旦途切れる事となった。

準決勝では毎年のように好試合が繰り広げられてきた。そして今年の準決勝もまた、どちらも緊張感のある良い試合だったと思う。
ただ、残念な事にバックヤードでの諸作業などで決勝トーナメントの4試合はいずれの試合も詳細なレポートが書けるほどしっかりと見ることが出来なかった。
会場に足を運ぶ事が出来なかったみなさんには大変申し訳なく思うがレポートの掲載は控えさせていただく事とし、作業の合い間に撮影した写真の掲載のみでご容赦いただきたい。

それでも少しだけ付け加えさせていただくのなら・・・唯一県リーグ勢としてベスト4入りしたオブラプリマが大和撫子相手に大健闘。彼等が勝ち上がった支部予選を担当した筆者としては非常に嬉しく思うと同時に、最終的に敗れはしたもののその健闘に素直に拍手を送りたいと感じた。
もう一つの準決勝では、先制点を奪ったエストの闘将、名取栄治のゴール後の雄叫びやデリッツィアの鈴木孝博がみせたカットインからの豪快な同点シュート、そして勝ち越し点を奪った門田雄輔のシュートフェイントからのしなやかな切り替えしとバランス感覚に富んだフィニッシュなど、各選手の持ち味を存分に発揮した得点シーンを見ることが出来た。

オブラプリマはキャプテンの西谷を中心にチームワークで予選を突破。準決勝でも東海1部の大和撫子を相手に大健闘を見せた。

準決勝終盤、パワープレーに出た内藤修弘がみせた自陣からのドリブル突破にはシビレた。

地域チャンピオンズリーグではゼブラ在籍時に全国準優勝そして得点王の経験を持つ剣持貴充だが、意外にも全日本選手権での県予選突破は初めての経験だ。

ここ2年間、静岡県が送り出した代表チームが全国の舞台へ進めなかった事は連盟関係者としても、そして一フットサルファンとしても非常に残念だった。
そして今年度は、第14回大会以来となる全国大会・1次ラウンドの開催会場の一つにエコパアリーナが決定している。
それだけに、デリッツィアと大和撫子の両チームには東海大会をも突破し、エコパアリーナでその雄姿を見せて欲しいと強く思う。

最後に表彰式後の各チームの集合写真を掲載しておきたい。

優勝はDELIZIA磐田。選手権での県内タイトルは初となる。過去に施設選手権枠が存在していた時代に全国出場したことはあるが、地域予選からとなると昨年度の悔しい敗退を含め全国行きを獲得したことが無い。それだけに新しいチーム名の1年目ではあるが全国への想いは昨年にも増して大きいはずだ。

大会MVPに選出されたのはデリッツィアの横山正浩選手。大会を通してのゴールは決勝戦での1ゴールのみだったがプレーの安定感が受賞につながったようだ。

準優勝の大和撫子/VIORA藤枝。東海大会進出はもちろん初めてだが、県内ベスト4も選手権では初めてだった。他チーム在籍時に東海大会や全国大会の舞台を経験しているメンバーもおりチームとしての経験不足に心配はいらないだろう。苦戦してきた東海1部での経験もまた、全国を目指す上で大きな助けとなるに違いない。

第3位はEstrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津フットサル倶楽部。一昨年の第15回大会に続き準決勝敗退となり、第10回大会以来の東海大会進出はまたしても成し遂げられなかった。しかし今大会で数多く目にした若手の活躍はチームにとって明るい材料ではないだろうか。東海2部残留を確定させるためにも、気持ちを切り替え残りの東海リーグを戦って欲しい。

第4位のObra-Prima。何度も書くが大健闘の2日間だった。この写真、後列右端にジャージ姿で写る西谷はイエローカードの累積により3位決定戦に出場できなかった。より上位のチームとの対戦のチャンスにピッチに立てなかった悔しさを口にした西谷だったが、試合に飢えた発言にまだまだ伸びしろを感じた。

■PUMAカップ2012 第17回全日本フットサル選手権 今後のスケジュール

▼東海大会:刈谷市体育館(愛知県)
 平成24年1月28日(土曜日)・・・東海大会 第1日目
 平成24年1月29日(日曜日)・・・東海大会 第2日目【全国大会への予選通過枠:2】

▼全国大会 1次(予選)ラウンド:エコパアリーナ/大阪
 平成24年3月9日(金曜日)・・・全国大会予選ラウンド 第1日目
 平成24年3月10日(土曜日)・・・全国大会予選ラウンド 第2日目
 平成24年3月11日(日曜日)・・・全国大会予選ラウンド 第3日目

▼全国大会 決勝トーナメント:代々木第1体育館/(東京都)
 平成24年3月16日(金曜日)・・・全国大会第1日目 準々決勝
 平成24年3月17日(土曜日)・・・全国大会第2日目 準決勝
 平成24年3月18日(日曜日)・・・全国大会第3日目 決勝

※以下、フォトギャラリーにて僅かずつですが各試合の様子をご覧ください。

コメントの投稿はできません。