本当に遅くなりました。「第3節終わってるだろ!」とのご批判、ごもっともです。
それでも、当日の取材メモと写真、公式記録をもとに、ちょっとだけ第2節の様子も掲載させてください。
昨年度の参入戦からギリギリの県リーグ昇格を果たしたAS PRACA、この第2節で先輩格のObra-Primaを倒し初勝利をあげたいところだ。
一方のObra-Primaは昨年度の上位チームが1部へ昇格をした今季、実質的にもっとも上位のチームとしての存在となり、第1節に続き連勝を狙う。
試合展開は、Obra-Primaが大西(5分)、下田(11分)のゴールで2-0と前半を折り返すと、中村が24分に追加点を奪い3-0となる。
何度となく反撃に出るAS PRACAだがゴール前での詰めが甘く得点を奪う事ができない。
しかし26分に増田が待望のゴールを決めると終了直前の29分、右サイド高い位置でのキックインの落としから後藤がファインゴールを決め2-3と追い上げた。試合はこのままで終了。
敗れはしたが、最後まであきらめない戦いをしたAS PRACAの健闘が記憶に残った一戦だった。
第1節を8-2と大勝したBEN futsal club。対するSOLA MAGIAは第1節の敗戦に加え、豊富な経験を持ち中心的な役割を果たす岡部が前節の退場処分によりこの試合は出場停止と苦しい状況でのキックオフとなった。
試合は第1節の大勝にも気を緩めることのないBEN futsal clubが終始SOLA MAGIAを圧倒。昨シーズンの2部得点王、竹原のハットトリックなどで結局7-0で試合を終えた。
新加入選手の活躍で第1節を8-1と大勝したLOCO☆。第2節の対戦相手は第1節で苦しみながらも1部昇格初戦をものにした、優勝候補の呼び声も高い、大和撫子/VIORA藤枝。
試合は開始早々(1分)、LOCO☆の青崎が第1節で大活躍の沢渡のシュートのこぼれを確実に決め先制点を奪う。第1節の勢いをそのままに試合を進めたいLOCO☆は、4分に大和撫子、望月に同点ゴールを許してしまう。その後しばらく我慢を続けていたLOCO☆だが、10分に川本に逆転ゴールを許すと13分川本、14分阿野と追加点を奪われ1-4で前半終了。後半もめまぐるしくポジションを換える大和撫子のオフェンスに対応できず5失点。結局、1-9の大敗となり、第1節での得失点差+7の貯金を一気に使い果たしてしまった。
▼この試合の詳細なレポートはフットサルタイムズさんにも掲載されています。
http://www.futsal-times.com/news_body.php?id=17733
1部昇格初戦を1-8で敗れ、上位リーグの厳しい洗礼を受けた[sliik]スリークは同じ西部支部の古豪、テレポケット/DOPPOとの対戦となった。
第1節で優勝候補の大和撫子をあと一歩まで追い詰めたDOPPOは是が非でも今季の初勝利を挙げたい一戦だ。
試合は開始早々(1分)にスリークの藤田が先制、4分に同じくスリークの高柳が追加点を挙げる。
6分にはDOPPOの高柳が1点返すが17分にはスリークの高柳が決め3-1、スリークのリードで前半終了。
後半に入るとDOPPOは21分高柳、23分小牧と立て続けにゴールを奪い試合は振り出しに戻ったが、24分に不運なオウンゴールで再びスリークにリードを奪われるとリズムを取り戻せず、その後も3失点。結局3-7で痛恨の連敗となってしまったDOPPOだが、第1節に続きこの試合でもファールが多く後半は何度も第2PKを与えてしまった。
一方のスリークは先輩格からうれしい1部昇格後の初勝利を挙げた。
第1節では同じ新規参入組みのイカイに接戦の末惜しくも敗れた豊友だが、随所に個人の能力の高さを見せていた。この試合で県リーグ初勝利を狙う。
ここ数年、下位に甘んじていたARTISTAは開幕戦での勝利の勢いを持続し連勝と行きたいところだ。
試合は9分にARTISTAの尾崎が先制、14分には相手オウンゴールで2-0とするが、直後に豊友の清水に1点を返されると、続けてPKを与えてしまう。これも豊友の清水に決められ2-2。せめて前半をこのまま終わりたかったARTISTAだが、前半終了直前の19分に豊友、服部に逆転ゴールを許し2-3と試合をひっくり返されてしまった。
後半は一進一退の攻防が続いたが30分に豊友、清水にこの日3点目のゴールを奪われたARTISTAが2-4で逆転負け。開幕2連勝はならなかった。
豊友は県リーグでの初勝利を逆転で掴んだ。
念願の静岡県リーグ制覇、東海リーグ昇格へ向け、第1節を完璧な戦いで勝利したHero
Futsal Club。
かたやINTERIOR S-FUTは開幕戦を落とし、新メンバーによる連携不足が不安なまま迎えた第2戦だ。
試合は2分にHeroの中島が先制するが、直後の3分、INTERIOR S-FUTを引っ張る三寺が同点ゴールを奪う。
しかし試合はその後Heroの一方的な展開となり前半7-1、後半6-0と結局13-1のスコアで試合を終えた。この試合でHeroは8名がゴールを記録。誰が出ていても役割を果たすシステムが機能したともいえる。さらに、東海1部リーグのXEBRA SHIZUOKAからの移籍となった井出もこの試合から出場。今季の目標に向けさらに戦力強化がはかられた。
INTERIORは三寺を中心にチーム作りを急ぎたいところだ。
連携の取れたディフェンスが持ち味のFSCはチーム代表でもあるベテラン小林の活躍などで第1節をものにして臨むこの第2節、一方のセレゾン浜松は、東海リーグ復帰を目標に掲げるものの第1節では優勝候補のHeroに完敗、この試合に今季の初勝利をかける。
試合は開始からFSCのリズムで進み、4分には小林が2点続けてゴール。5分にも白鳥が決めあっという間に3-0となる。
セレゾンは6分に鈴木が1点返すが10分にはFSCの望月がゴール。前半終了間際にセレゾンは鈴木が2点目を記録し前半は4-2でFSCのリードで折り返す。
後半に入りFSCは22分に杉山、27分には小林がこの日3点目を記録し試合を決定付けた。
セレゾンは通常ゴレイロを務めるベテラン坂井がこの日は背番号1のフィールドプレーヤーのユニフォームで終始出場。27分にはゴールも記録するなど健闘した。
6-3でFSCが勝利したが、両チームともベテランがその存在感を見せつけたゲームだった。
※FAMILLE FUTSAL CLUB vs イカイフットサルのゲームは諸事情により延期となりました。