県内各支部で行われている支部リーグ、その中でも特に女子のリーグ戦については、これまであまり触れる事がなかったのですが、今回の記事は中西部、中部、中東部で活動する女子6チームによって行われてきた今年度のレディースフットサルリーグについてです。
選手数もチーム数も男子に比べて圧倒的に少ない女子のカテゴリーでは、支部単独でリーグ戦を成立させることは簡単ではありません。
しかしながら、その地域で活動するチームにとって、公式な戦いの場が必要であることも間違いないでしょう。
さらに競技としての第一線を退いた女性プレーヤーの受け皿としても、地域で活動できる場は必要です。
今回ご紹介する「中部地域レディースフットサルリーグ」、まず何よりもそんなチーム・選手たちに活動の場を提供する事を最大の役割と捉え昨年度より実施してきました。
もちろん、蹴球経験をあまり持たない選手が数多く在籍するチームもありますし、競技レベルの差など考慮しなければならない部分も数多くあります。
そういった意味では、各チーム・選手にとって100%満足できる体勢が整ったリーグではないかもしれません。
それでも、練習のためのモチベーションの維持・継続、床を体験できる貴重な場、そして競技スキルの高いレディースプレーヤーのプレーを実際の対戦の中で肌で知る事が出来ることなど、勝ち負けを抜きに考えれば役立てていただける部分も多いリーグ戦なのです。
今季もU-15だけでの編成チームも含め、下は13歳から上は40オーバーの選手たちまでが真剣に試合に取り組んでくださいました。その真剣さ、掲載させていただく試合中の写真の表情からもお解かりいただけると思います。
そして試合だけではなく会場設営や片付け、オフィシャル業務なども参加全チームで担当して頂き、無事に日程を終了する事が出来ました。お手伝いいただいた運営スタッフのみなさんもご苦労様でした。
スケジュールの巡り合わせで、なんとクリスマスの夜に最終節を実施する事になってしまった今季。試合終了後に行った簡単な表彰式、閉会式では主催者からのクリスマスプレゼントとして「バラの花」をご用意させて頂きました。
以下に最終節での集合写真をご紹介し、試合の様子もフォトギャラリーとして掲載させて頂きます。
みなさん、本当にありがとうございました。
新年度(来年4月以降)もリーグ戦は開催予定ですので、今年以上の盛り上がりとなるよう運営を頑張りたいと思います。
もちろん新規参入希望チームからのお問い合わせも大歓迎です。
また来年3月にはワンデー形式でのカップ戦(交流戦)を企画いたします。
このリーグ戦に参加していただいたチームにはもちろんですが、地域を越えて参加を働きかけ、県内で活動するレディースチームの幅広い交流の場に出来ればと考えています。
お楽しみに!
※以下、フォトギャラリーにて最終節での試合の様子などをご覧ください。