静岡県リーグと同時に幕を開けた今季のFリーグ。東京は代々木第1体育館でのセントラル開催の初戦に注目のアグレミーナ浜松が登場した。
現地入りしていた橋爪記者より、その試合についての第1報が届いたので早速ご紹介したい。
後日詳細レポートも掲載予定だが、この第1報は監督や選手のコメントを中心に仕上げられていた。
試合を見ることが出来なかった一人として、貴重な速報レポートであると同時に、詳報が待ち遠しいと心より思う。
橋爪記者、いつもありがとうございます。
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アグレミーナ浜松の初陣は1対8の敗戦だった。
6月16日、代々木第一体育館で名古屋オーシャンズと対戦した浜松は、前半7分にオウンゴールを献上。前半を0対2で折り返すと、後半開始早々にも失点。向島佑介が一矢報いるも26分からは4分間に4ゴールを喫した。
浜松は17日、エスポラーダ北海道と対戦する。
(文・写真/橋爪充)※後ほど詳報します。
▼前田健一監督コメント(記者会見)
アグレミーナ浜松としての開幕戦という歴史的なゲームを、勝利で飾ることができず残念。今日の課題を明日、来週のゲームに生かしたい。連戦の中でFリーグの他チームに追いつき追い越したいと思う。先週のプレシーズンマッチでは試合全体を通じてうまくDFできていて4失点という印象だったが、今日は選手がボールに気を取られすぎてマークを外すシーンが多かった。半数の選手は試合途中でモチベーションを下げてしまっていたように見えたのが残念だ。
▼蓮池紳吾選手コメント(記者会見)
見ての通りの結果。ふがいない形で終わってしまい、後悔している。明日の試合は、今日の悔しさをぶつけたい。
▼山本浩正選手コメント
力の差が歴然としていた。前半を0対2で終えたが、雰囲気は悪くなかった。後半開始早々の失点で(チームの集中力が)切れてしまったようだった。個人的には皆、もう少しリラックスしてプレーできたらいいと思う。
▼向島佑介選手コメント
3000人以上の観客の中でアグレミーナ浜松として歴史的な一歩を踏み出すことができた。感慨深い。だが1対8という結果は真摯に受け止めて次の一歩につなげていきたい。今日の試合は、一人一人が場の雰囲気に慣れるまでに5~10分ほどかかってしまった。前半を0対2で終えたが、もう少しなんとかできたような気がする。自分の得点はボールを拾った時点で川原選手と1対1になることが分かっていた。ミドルの方が相性がいいので、選手みんなの気持ちを込めて打った。
▼萩原洪拓選手コメント
王者チームにやられてしまったという印象。試合の途中で気持ちが切れてしまった。前半の最初のようなかたちでプレーできていれば、全体的にもっと見せ場のある試合になったはず。明日の北海道戦は、相手どうこうではなく、まず自分たちのプレーができるように。名古屋はそれができている。自分たちの色が出せるようにしたい。
▼ 笠井健太選手コメント
0対2で前半を終えたが、ハーフタイムには「気持ちで負けないこと。チームの決めごとは徹底しよう」と声を掛け合った。名古屋はプレシーズンマッチのときとはフォーメーションを変えてきた。自分への対策を施してきたように感じた。多少うれしさはあったが、その中で自分の欠点が浮き彫りになった。悲観していても仕方がない。明日はチームとしての自信につながるような試合をしたい。
▼名古屋オーシャンズ・川原永光選手コメント
新参入の浜松が相手だったが、Fリーグの王者として「なかなか簡単には勝てないんだ」ということを見せたかった。前週のプレシーズンマッチは4対0で、なかなか点が入らなかったが、今日は早い段階で2点取れたので展開は楽だった。
(静岡県にFリーグチームができたことについて)うれしい。サッカーと同じように、「東海ダービー」で盛り上がりをつくることもできる。頑張ってほしい。