先週の土曜日、6月16日に「第11回静岡県フットサルリーグ」が開幕した。
開幕戦はどのチームにとっても新シーズンへ向けた新体制での最初の公式戦となる。観る側にとっても補強選手、移籍選手の公式戦でのプレーを初めて目にすることが出来る訳だ。
新たなチームとしてFリーグへの歩みを進めるため昨季限りでその活動に終止符を打った「田原フットサルクラブ」に所属していた何人かの選手も今季のプレーの場を静岡県リーグへと移している。もちろん、引き続き東海リーグでのプレーを選択した選手も多いのだが、この日の県リーグ開幕戦でも彼等のプレーを目にすることが出来た。
Fリーグを経験している「山田マルコス勇慈」のイカイへの加入も静岡県リーグにとって嬉しい出来事だ。
今季の静岡県リーグの大きな財産ともいえるのではないだろうか。リーグ戦だけでなく、PUMAカップやジュビロカップなども含め、少しでも多くの試合に出場して欲しいと思う。
また、この日は関東を中心にフットサルの取材活動をされている田代由美子カメラマンが会場に駆けつけてくださった。翌日の東海2部と合わせての取材遠征だったが、静岡県リーグを少しでも取り上げていただける事は、選手たちの「やる気!」を大きく増幅してくれるに違いない。(※今季、彼女は中国リーグなどへも足を延ばしたいとの計画があるようだ。もう1度、静岡県リーグの会場へ足を運んでいただければ!)
さらにもう1点、今季の開幕戦では、観戦、応援に駆けつけてくださった方の数が非常に多かったと感じた。
西部地域から足を運びやすいエコパ開催だった事もあり、西部支部からの県リーグ新規参入チームや1部昇格チームへの歓声が特に大きかったようにも思うが、支部に関係なく客席から声援を送るサポーターの姿が見られた。
もちろん応援や歓声のほとんどは贔屓のチームへ向けたものに違いはないが、多くの方の視線や歓声はピッチで戦う選手たちにとってエネルギーにもなるだろうし事実、彼等の背中を力強く押していたと思う。
さて、この日の対戦カードに目を向けると、1部と2部、同時に行われた全8試合のうちの5試合が同支部対決となった。
特に1部の開幕カードの2試合はどちらも支部ダービーであるだけでなく、今季のリーグの行方を占う上で興味深い対戦でもあった。2部リーグでも「古豪」LOCO☆と「新入り」楽笑舎フットサルクラブの思わぬ(?)熱戦や、中西部ダービー、東部ダービーでの支部の意地を懸けた対戦も白熱した。
この日、一日を振り返れば「盛り上がり!」への大きな期待を感じる開幕戦だったと感じる。
▼1部リーグ【第1節】
IKAI FUTSAL 0 (0 前半 0) 1 MATO GROSSO
セレゾン浜松 2 (1 前半 2) 6 浜西フットサル
F.S.C/PROVA 4 (1 前半 3) 5 Obra-Prima
Natureza Grande 3 (2 前半 1) 1 mobilestore/テレポケット
▼2部リーグ【第1節】
BIG HIP 3 (1 前半 1) 2 FARANG Futsal Club
LOCO☆ 4 (2 前半 2) 3 楽笑舎フットサルクラブ
沼津蹴球団FC 7 (3 前半 1) 3 ARTISTA
VRAVO 2 (1 前半 3) 6 豊友
個人的には、1部リーグでのFDS(フットサルデータシステム)の導入準備など「やらなければならない事の消化が充分かどうか不安なままの開幕だった」と言うのが正直なところだ。実際、9:30キックオフの試合直前までドタバタとしてしまった。
また、県リーグのスケジュールプログラムは作ったものの、肝心のこのブログへの掲載、特に2部リーグ(レディースもしかりだが・・・)については、何の告知もさせていただいていない事など大きな反省点だ。
取り急ぎ、会場でお配りしたスケジュールプログラムをPDFファイルとして【静岡県リーグ】の各ページに掲載をさせていただいた。
さらにこの日は、今季のガイドブック掲載写真の撮影などをチームへ連絡させて頂いたにもかかわらず、私自身が充分な対応をさせていただけなかったことについても深く反省するところだ。他の役員の協力を得て何とか集合写真は全チーム撮影してはいるが、撮影のタイミングなど必ずしも最善でない対応となってしまったチームが発生した事にはお詫びを申し上げなければいけない。
そのガイドブック制作の進捗状況についてはご案内できるほど進んでいないのが現状だが、今後しばらくはその作業に全力で取り組みたい。
いずれにしても、優先順位を見失わずに(←すでにかなり混乱しているのだが・・・。)諸作業に励みたいと思う。
当ブログをご覧のみなさん、今季の静岡県リーグそしてフットデ静岡を今後ともよろしくお願いいたします。