男子県リーグ、男子東海リーグそしてFリーグが一挙に開幕したためか(?)すっかり埋もれてしまいましたが、今季の静岡県レディースフットサルリーグも熱戦の火蓋がすでに切られています。
今季の開幕戦となったのは、東海2部と同日、同会場で行われた「Praia Grande LHC vs Infinito /PROVA」の一戦でした。この日行なわれた県女子のもう1試合「MARIO FUTSAL SCHOOL vs イクマインドア/Fiore」は日程の編成上、第2節の前倒し試合の扱いとなります。
そして昨日、第1節の残り3試合が舞阪総合体育館「舞童夢」にて行われ、今季のリーグ戦へ参加する全8チームがすべて登場したこととなります。ちなみに第2節の残り3試合は8月26日にエコパ・サブアリーナにて実施予定で、これを消化すれば各チームの実施試合数が揃い、以降、残りのスケジュールを消化していく事となります。
今年の県女子リーグ参加チームについてですが、大きな特徴として比較的最近まで競技レベルのサッカーを行っていた選手が数多く登録された事があげられます。以前からサッカーとフットサル相互間の選手交流を望んでいた筆者にとっては、嬉しい出来事と言えます。
もちろんそんな彼女達が今回初めてフットサルをプレーすると言うわけではありません。人工芝の、いわゆるエンジョイ・フットサルとしてレディースチームやミックスチームで楽しんでいた選手がほとんどなのですが、今季、公式戦としてのフットサルも選択してくれた事は、県女子リーグ全体の競技レベルを押し上げていく大きな要因となりえるでしょう。
蹴球経験者が少ないチームや年齢層がやや高め(!?)のチームにとっては「え~っ!」と言う声も聞こえてきそうですが、個人としてあるいはチームとしてサッカー経験が豊富な選手たちにどう対応するのかをテーマに練習やミーティングを重ねることで、チーム力が一歩も二歩も前進するのではないでしょうか。そして「個の技術にチーム戦術で対抗しそれを封じる。」そんな事が出来た時、フットサル競技の大きな魅力をあらためて感じるに違いありません。
いずれにしても、今季の県内のレディースフットサルは、リーグ戦だけではなく全日本女子フットサル選手権やあるいは県女子選抜の編成なども含め、非常に楽しみなシーズンを迎えたと思います。もちろん、各チームのレベルアップ、選手個々のスキルアップを大いに期待したい筆者なのです。
それでは、以下に「平成24年度 第9回静岡県レディースフットサルリーグ」へ参加するチームの第1節での集合写真を掲載させて頂きます。加えて、試合中の様子もフォトギャラリーとしてご紹介させて頂きますので、どうぞご覧ください。
開催日は前後しますが、第2節の前倒し試合を戦った両チームメンバーもご紹介させて頂きます。