PUMAカップ2013 全日本フットサル選手権大会への第一歩、静岡県内の各支部にて行われる、いわゆる「支部予選」が昨日より開始されました。
まずは今年のそれぞれの予選を前にして行われました、各支部フットサル委員長による委員長会議での「決定事項」ならびに「確認事項」をご紹介しておきます。
最初に、みなさんが最も気になる(であろう)、各支部へ割り当てられる「予選通過枠」について。
これは毎年、予選参加チーム数などをもとに委員長会議にて決定しています。そして今年の割当は以下の通り。
■西部支部(予選参加21チーム)…4チーム
■中西部支部(予選参加8チーム)…2チーム
■中部・中東部支部(予選参加8チーム)…2チーム
■東部支部(予選参加15チーム)…4チーム
このうちの中部・中東部支部予選については両支部の合同で、一つの予選大会として実施する事となりました。
次に県大会予選ラウンドについて。
こちらは、今年度はこれまでと少々異なる開催となります。
例年、年明け1月下旬に行われる東海大会へ合わせ、12月中旬までに土曜、日曜を連続して利用した県大会(1会場2面開催)を実施してきました。
ところが今年度は東海大会(岐阜県開催)開催日の確保の関係で12月8~9日が東海大会の日程となります。
これに合わせて静岡県でも県予選を終了しなくてはなりませんが、これまでのように土曜日・日曜日と連日で2面が利用できる会場確保が県内でも非常に困難な状況でした。
そこで今年は10月21日(日曜日)に別々の会場にて実施する事となったわけです。その2会場はエコパ・サブアリーナ(袋井市)とデスポルチ・クラップス(駿東郡清水町)です。
次は予選ラウンドの組み合わせについて。
こちらについては例年通り3チーム4ブロックでの実施です。10月14日の日曜日に清水総合運動場体育館にて開催予定の県大会出場チームによる代表者会議で抽選を実施しますが、今年の抽選方法として以下の事項が確認されています。
①各支部予選大会の1位のチーム(4チーム)を第1シードとし、異なるグループへ割り振る事とする。
②西部支部1位、中西部支部1位のチームはエコパ会場(Aブロック、Bブロック)にて試合を行う。
③中部・中東部支部1位、東部支部1位のチームはデスポルチ会場(Cブロック、Dブロック)にて試合を行う。
④第1シードの4チームはブロックならびにブロック内番号を指定できる。(西部支部1位、東部支部1位に優先権を与える)
⑤残りの8枠については抽選により割り振る事とする。
⑥決勝トーナメント(12月2日、日曜日、エコパ・サブアリーナ)の対戦カードは開催日当日に抽選にて決定する。
・・・と、まぁザッとのご紹介です。詳細につきましては県大会出場チームによる代表者会議の際に、実施要項としてお渡しする事となります。
(特に)西部支部1位、東部支部1位のチームについては、地元で予選ラウンドが行なえるアドバンテージがあります。県内東西への移動は距離も長く負担も大きいはずですので、大きなメリットとなるのではないでしょうか?
そして抽選に廻る残りの8チーム、今年の実施方法では同グループに西部あるいは東部の3チームが固まる可能性があります。この件についてはもちろん委員長会議でも議題には上がりました。が、支部チームへの配慮は、「まず最初に支部予選」という形でなされていますので、県大会からは同じ条件で抽選を行うこととなりました。
さて、話を冒頭の支部予選開始に戻しますと・・・。
昨日実施された支部予選は、西部支部の予備予選そして中西部支部予選の2支部です。
西部支部については9月30日に最終予選が行われますが、中西部支部ではすでに県大会へ進出する2チームが決定しました。
振り返れば、昨年の県大会決勝トーナメントに進出した4チームのうち2チームが在籍する中西部支部。筆者としても少々気になりましたのでカメラを持参し会場にお伺いしてきました。
大会は大本命の大和撫子が予選リーグ初戦で支部所属チームに敗れる波乱から始まりました。
そして迎えた県大会出場を懸けた準決勝、その対戦カード・・・ひとつは大和撫子に金星をあげた「Defi/Green Field」と同じ支部リーグ所属の「Ladoroa」の対戦です。どちらが
勝っても支部所属チームとして県大会への出場が決定します。
そしてもう一つの準決勝、なんと昨年の県大会準優勝「大和撫子/VIORA藤枝」と第3位「Estrelado/焼津」の対戦となりました。
地元支部でのレディースリーグの運営もあり、準決勝前半で会場を後にした筆者に届いた連絡は・・・。
優勝:大和撫子/VIORA藤枝(東海リーグ1部所属)
準優勝:Defi/Green Field(中西部支部所属)
というものでした。
準優勝のDefi/Green Fieldのみなさん、おめでとうございます。初戦での金星、そして県リーグチームも撃破、その勢いは本物でした。これで満足することなく、県大会でも台風の目となって欲しいと思います。
そして、大和撫子/VIORA藤枝のみなさん、初戦での敗戦、負傷者発生と苦しい予選大会だったと思います。が、昨年の刈谷(東海大会)での借りを返すためにもここで躓くわけには行かなかったはず。全員のその気持ちで勝ち上がった支部予選だったのではないでしょうか?
両チームの県大会での活躍を期待しています!
※以下、試合の様子だけでなく、あれこれと・・・。