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12月12日の土曜日にエコパアリーナにて行なわれました、第8回静岡県社会人フットサルリーグ。
1部リーグ、残りの2試合の簡単レポートです。

【Hero Futsal Club vs テレポケット/DOPPO】
この日、先に行なわれたゲームで首位大和撫子を勝点差1で追っていたLOCOが敗れたため、隣で同時に進む試合の結果次第とは言え、LOCOと同勝点で首位を追うヒーローがこの試合に敗れると、最終節を待たずして今季の優勝の行くへが決してしまう可能性を秘めた試合。

ヒーローは今季途中で加入したメンバーがベンチ入りせず、内藤(7)を中心とした、ほぼオリジナルなメンバーで臨む。さらに、国際試合の監督を経験した保田監督が帰国しベンチ入りと、K-MIXカップ支部予選で敗れた気持ちを切り替え、しっかり勝って最終節にわずかな可能性を残したいところだ。

対するDOPPOはリーグ戦での結果が出ず、苦しいシーズンではあるが、先に行われたK-MIXカップでは激戦区、西部支部で準優勝の結果を残し、県大会へ駒を進めている。

結果は、リーグ戦での勢いに勝るヒーローがベテラン鈴木哲(11)の先制ゴールから試合を優位に進め6-2の快勝。
司令塔の内藤(7)はパス良し、ドリブル良し、ゴールありで久しぶりの県リーグでその存在感を示した。

DOPPOはこの敗戦で、来季の2部降格が決定してしまったが、週末に迫ったK-MIX静岡県大会へ向け仕切り直しをしてほしい。

▼前半
10分→Hero:鈴木(11)
13分→Hero:櫻井(19)
▼後半
22分→Hero:田中(6)
23分→Hero:櫻井(19)
25分→DOPPO:小牧(3)
32分→Hero:内藤(7)
33分→DOPPO:杉本(4)
36分→Hero:中島(5)

この日の先制ゴールを奪った、ヒーローの鈴木哲(11)。

この日の先制ゴールを奪った、ヒーローの鈴木哲(11)。

久しぶりの県リーグ出場で、気合十分のプレーを見せたヒーローの櫻井(19)。

久しぶりの県リーグ出場で、気合十分のプレーを見せたヒーローの櫻井(19)。

ドリブルで切り込むヒーローの田中(6)。

ドリブルで切り込むヒーローの田中(6)。

この日2ゴールの櫻井(19)と1ゴールの田中(6)。

この日2ゴールの櫻井(19)と1ゴールの田中(6)。

この日、存在感を見せつけた内藤(7)。

この日、存在感を見せつけた内藤(7)。

伸びしろが期待される、ヒーローの若手ゴレイロ、北原(12)。

伸びしろが期待される、ヒーローの若手ゴレイロ、北原(12)。

 

【セレゾン浜松フットサルクラブ vs 大和撫子/VIORA藤枝】

セレゾンはこの試合を2勝3敗の負け越しで迎えはしたが、怪我で長期離脱を余儀なくされていた山村(14)も復帰、たとえ対戦相手が首位のチームであっても勝にこだわる試合で5割復帰を目指したい。

勝点差わずか1で首位をいく大和撫子。
この試合を含め残りの2試合に勝さえすれば昇格初年度にして県リーグを制覇、最短で東海リーグへ駆け上がることになる。
K-MIXカップで負傷した向島(5)が戦線離脱した事は痛いが、個々の能力の高さ、豊富な運動量でその不安を解消できるか?

大和撫子のキックオフで試合開始。
大和撫子は、野木(4)、阿野(11)がさかんにゴールを目指し突破を計るが、セレゾンも集中した守りでゴールを許さない。
無失点でこらえていた前半8分、セレゾンは今年の得点源の大場(7)が先制ゴールを奪う。

大和撫子は攻撃が単調でなかなかリズムがつかめなかったが、12分、今季、向島に次ぐ得点を挙げている阿野(11)が同点ゴールを奪うと17分には、石上(7)が逆転ゴールを奪い、後半へ折り返すこととなった。

後半26分、大和撫子は再び阿野(11)がゴールを奪うと、その直後にもドリブルで抜け出しゴレイロと1対1かと思わせる場面を作る。
この場面でセレゾン安間(13)が後方からスライディング。このプレーにレッドカードが示され1-3のビハインドに加え2分間の数的不利な状況に追い込まれた。
しかし、3人のFPの頑張りに加え、ゴレイロ坂井の集中した守備で耐える中、相手ゴール前でセットプレーのチャンスを得る。
このプレーの流れから、鈴木政紀(9)が右足でゴールを決め1点差に追いすがる。数的不利な状況下で、その瞬間に力を発揮できる集中力はさすがだ。

「もしや!?」を思わせたセレゾンだが、34分に川本(3)、終了直前には石上(7)に決められ結局2-5の敗戦。
敗れはしたが、この日、インテリオール、DOPPOが共に敗れたため、来季の1部リーグ残留が決定。
低迷した今季ではあるが、残りの公式戦で来季、古豪復活への足がかりを掴んでほしいと思う。

大和撫子は、内容よりも結果がほしい残り2試合だっただけに、まずは1つ勝てたことで良しと感じている事だろう。
最終戦は堅守のFSCとの対戦、楽しみな試合が最終節に残された。

▼前半
8分→セレゾン:大場(7)
12分→大和撫子:阿野(11)
17分→大和撫子:石上(7)
▼後半
26分→大和撫子:阿野(11)
29分→セレゾン:鈴木政紀(9)
34分→大和撫子:川本(3)
39分→大和撫子:石上(7)

セレゾン、大場(7)の先制ゴールで動き出した試合だった。

セレゾン、大場(7)の先制ゴールで動き出した試合だった。

向島の欠場を補う活躍の、大和撫子の阿野(11)。

向島の欠場を補う活躍の、大和撫子の阿野(11)。

ベンチに向かいポーズを決める阿野(11)。

ベンチに向かいポーズを決める阿野(11)。

ゴールこそなかったが、やはりチームの中心となっていた、大和撫子の野木(4)。

ゴールこそなかったが、やはりチームの中心となっていた、大和撫子の野木(4)。

ベンチワークでチームをサポートする向島(5)。しっかりと怪我を治し再び元気な姿を見せてほしい。

ベンチワークでチームをサポートする向島(5)。しっかりと怪我を治し再び元気な姿を見せてほしい。

久しぶりの県リーグでのプレーとなったセレゾンの山村(14)。

久しぶりの県リーグでのプレーとなったセレゾンの山村(14)。

セットプレーからゴールを奪うセレゾン鈴木政紀(9)。

セットプレーからゴールを奪うセレゾン鈴木政紀(9)。

大和撫子、望月(10)にタイトなマークで食い下がるセレゾンの安間(13)だったが。

大和撫子、望月(10)にタイトなマークで食い下がるセレゾンの安間(13)だったが。

後半28分、セレゾンの安間(13)にレッドカードが。それにしても、レッドカードが数多く出された一日だった。

後半28分、セレゾンの安間(13)にレッドカードが。それにしても、レッドカードが数多く出された一日だった。

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