抽選終了と同時にどよめきが起こったDブロック。
まさしく「死のグループ」を予感させる顔ぶれだが、その各チームのメンバー構成にも注目が集まった。
【XEBRA SHIZUOKA 3 vs 4 MARIO FUTSAL SCHOOL/CASA DO FUTSAL】
フランキ(畠山タダシ)にとっては、わずかとは言え一時期在籍した古巣ゼブラとの対戦。ハットトリックを達成するも、試合終盤には2枚目のイエローカードでピッチを離れる事となってしまった。
元日本代表、比嘉リカルド(5)のドリブルに、激しくアタックするゼブラの横山拓也(9)。
マリオフットサルスクールの山田(6)は、前週には蹴球小僧(愛知県、東海2部)のメンバーとして三島市民体育館でもプレー。
追加登録で古巣に戻りプレーした中森(1)。試合終盤、パワープレーから致命的ミスを犯し一発退場。チームはその数的不利な状況から決勝点を奪われ敗れた。
元日本代表、比嘉リカルド(5)。5枚ものレッドカードが出されるほど荒れた展開の中、自らも判定への異議でイエローカードを受けたものの、その一線は超えず最後までピッチに残りセットプレーからオヌキ(9)の決勝点を演出した。
この試合の1週間後、デウソン神戸の監督就任が電撃的に発表された。
▼前半
3分→XEBRA:小池(8)
6分→MARIO:畠山(10)
6分→XEBRA:佐野(10)
▼後半
20分→MARIO:畠山(10)
22分→MARIO:畠山(10)
27分→XEBRA:井出(24)
29分→MARIO:オヌキ(9)
【XEBRA SHIZUOKA 1 vs 3 IKAI FUTSAL】
久しぶりにイカイに戻りプレーする中里(9)は、開始早々に先制点を奪う。
佐藤(11)の追加点に、歓喜のガッツポーズを見せるイカイの板山(3)。
佐藤(11)はチームの3点目も奪い、サポーターの声援に両手のVサインで答える。
イカイのゴレイロ、落合弘則。この力強く拳を握り締めるポーズを何度目撃した事か。
イカイのゴール前でキープ力を見せる佐野(10)だが、さすがに一人で劇的な流れをチームに呼び込むことは出来なかった。
▼前半
2分→IKAI:中里(9)
13分→IKAI:佐藤(11)
▼後半
21分→IKAI:佐藤(11)
26分→XEBRA:松浦(18)
【MARIO FUTSAL SCHOOL/CASA DO FUTSAL 1 vs 1 IKAI FUTSAL】
ゼブラ戦で2得点の佐藤(11)は、引き分け以上がノルマとなったマリオ戦でも先制ゴールを奪い、チームへ流れを呼び込んだ。
この試合でも、このポーズ。
全日本限定でイカイに戻ったベッチーニョ(18)は得点こそなかったが、やはり危険な男を感じさせた。
ゼブラ戦での退場処分で、多くの主力を欠く戦いを余儀なくされたマリオフットサルスクール。
マリオフットサルスクールは、後半にオヌキ(9)が同点ゴールを奪いこの試合を引き分けた。が、得失点差で予選リーグ敗退となった。イカイにとっては、まさに漁夫の利と言えるグループ1位通過だったかもしれない。
▼前半
11分→IKAI:佐藤(11)
▼後半
20分→MARIO:オヌキ(9)
【Dブロック・・・最終順位】
1位→IKAI FUTSAL(1勝1分、勝ち点4、得失点差+2)※決勝トーナメント進出
2位→MARIO FUTSAL SCHOOL/CASA DO FUTSAL(1勝1分、勝ち点4、得失点差+1)
3位→XEBRA SHIZUOKA(0勝2敗、勝ち点0)
Dブロックから決勝トーナメントに進出したのは、イカイフットサル。