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橋爪レポート【Fリーグ第20節・浜松セントラル】第2弾です!

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【1月9日第2試合】・・・観客数:2,326名 
バルドラール浦安 2-4 エスポラーダ北海道
11分 佐々木洋文(北海道)
17分 高山剛寛(北海道)
18分 上貝修(北海道)
20分 水上玄太(北海道)
27分 新造邦明(浦安)
31分 中島孝(浦安)

バルドラール浦安

バルドラール浦安

エスポラーダ北海道

エスポラーダ北海道

■セサル監督(浦安)
2010年は負けから始まりました。ただ、前の2試合(神戸戦、花巻戦)の引き分けが満足できる勝ち点ではなかったことを考えれば、負けはしましたが今日は特に後半立ち上がりにいい形ができていた。これを続けていけば自分たちが目標としているプレーにつながる。北海道は日本人選手だけで固めているチーム。これからも頑張ってもらいたいと思っています。
▼・・・ファーストセットはパスが回っていたが、点が取れなかった。北海道に対して相性の悪さを感じるか? 今日のような展開になった原因は何だろうか?
北海道が難しい相手と言うよりも、今日は我々の立ち上がりが悪かったですね。あまりにも簡単に失点して流れを悪くしてしまいました。オーシャンアリーナカップ、ホームで敗戦したゲームと同じように、(北海道戦では)そういう面が出やすいと思います。リーグ終盤ですが、我々は失点としては少ない一方で、(攻撃面では)3点までは取れても5得点はなかなか難しい。そのあたりのレベルを上げていかないと、今日のように失点を重ねるゲームはなかなか難しい。それが現状です。2失点以内に抑える自信はある。3点取る自信もある。そういう流れになれば勝てるけれど、今日のようなばかげた失点を繰り消すとゲームを自分たちのものにできなくなります。
▼・・・パワープレーがうまくいかなかった。どのあたりが良くなかったのか?
パワープレーで点が取れないということよりも、インプレー中にチャンスを作っているのに点が取れないことの方が問題です。ゴールを目指しているのに入らない状況の中で、フラストレーションもたまりますし、焦りも生まれます。今日はパワープレーを崩されての3失点目が我々にとってのキーポイントでした。

前半後半共に、稲田をゴレイロにパワープレーを展開した浦安だったが・・・。

前半後半共に、稲田をゴレイロにパワープレーを展開した浦安だったが・・・。

■小宮山友祐選手(浦安)
負けてしまったことは受け入れなければいけない。自分としても、思い描いていた内容とは程遠い試合でした。相手も勝ちたい気持ちで戦っている。自分たちも相手以上にもっと苦しんで戦わなくては勝てないことを実感しました。まだ7試合ありますし、1つ1つ苦しみ抜いて1つでも多く勝ってシーズンを終えたいと思います。

■小野寺隆彦監督(北海道)
2010年の初戦に勝つことができたことは、何よりの喜びです。2009年の最終戦はホームで町田さんに負けてしまって、チームとしてもテンションが難しかったところでした。しかし(その試合から)自分たちで課題を出し、その課題に向かって一生懸命取り組んだ。その結果勝つことができた。自分たちより上の順位の浦安さんに必死に食らいついた選手たちをほめてあげたいです。
▼・・・長いリーグ戦で年末までに疲労もあったと思うが、2週間の休みで疲労は取れたか?
チームとしてはそれほど長いオフがあったわけではありません。休みはお正月三が日ぐらいでした。けが人もいますし、チームとしては正念場が続きます。ただ、その三日間(のオフ)で選手がリフレッシュしてくれたのは事実。年明け1試合目に勝てて良かったです。
▼・・・前半、相手に回されてディフェンスのやり方を変えたか?
前線からのプレスをかけ、後ろも連動してしっかりプレスをかける。今まで多少ルーズなところがあったので、そこを修正しようと練習してきました。まだまだ完璧とは言えませんが、今日は全員が頭を動かしながら、頭で考えながらディフェンスすることができた。次につながると思います。
▼・・・攻撃に対しての評価は?
僕たちのチームでは攻撃は自由。特に決まりごとはありません。僕自身も個人個人が生き生きとしたプレーをして欲しいと思っています。ウチのチームは選手間の信頼関係が日本で一番。すべて選手に任せています。

先制ゴールを奪った北海道の佐々木。

先制ゴールを奪った北海道の佐々木。

今季は、生まれ故郷の北海道に誕生したチームでのプレーとなった水上。新規チームながら上位に踏みとどまる原動力となっている。この試合でもゴールを記録。

今季は、生まれ故郷の北海道に誕生したチームでのプレーとなった水上。新規チームながら上位に踏みとどまる原動力となっている。この試合でもゴールを記録。

小柄な体ながら、すばらしいキープ力、配球力を見せる北海道の菅原。日本代表として静岡でのトレーニングキャンプに参加している。

小柄な体ながら、すばらしいキープ力、配球力を見せる北海道の菅原。日本代表として静岡でのトレーニングキャンプに参加している。

■菅原和紀選手(北海道)
去年の最後に行われた第3クールは負けからのスタートでした。今日は新年最初の試合だったので、気持ちも新たに取り組めました。次も大阪という強豪なので、この勢いを殺さずに、勝つために必要なことに1週間取り組みたいと思います。

(※レポートならびに写真撮影はすべて橋爪氏によるものです。なお、各写真のキャプションにつきましては、フットデ静岡で入れさせていただきました。)

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