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Super Sports XEBIO Fリーグ2015/2016が5月2日、東京都渋谷区の代々木第一体育館で開幕。現地から、試合の模様と、静岡県、東海リーグにゆかりのある選手の活躍ぶりをお伝えします。

【第1節第1試合】
名古屋オーシャンズ 5-3 フウガドールすみだ
1分 0-1 岡山和馬(すみだ)
3分 1-1 吉川智貴(名古屋)
14分 2-1 セルジーニョ(名古屋)
18分 3-1 森岡薫(名古屋)
33分 4-1 星龍太(名古屋)
35分 4-2 諸江剣語(すみだ)
39分 4-3 西谷良介(すみだ)
40分 5-3 森岡薫(すみだ)

すみだは1分、右サイドで粘った稲葉からのパスを、裏に抜け出した岡山が決めて先制。名古屋はすかさず3分に前鈍内のキープから吉川が同点ゴール。14分にはペドロ・コスタからワンタッチパスを2本通してセルジーニョが右サイドから逆転ゴールを決めた。
前半終了間際に森岡の第2PKで突き放した名古屋は後半も開始直後に星が加点。すみだのパワープレーを2点に抑えて5対3で開幕節を飾った。

▼すみだ須賀雄大監督コメント
「熱い試合をして、普段負けないチーム(名古屋)が負けるところを皆さんに見せたかったが、かなわなかった。ただ、個人的には今後どんどん良くなる手応えを感じたのが収穫。フウガドールの変化を見て、Fリーグが面白くなったなと思ってもらえるようにチームを向上させていきたい」
-前後半でセットの入れ替えをした意図は。
「今は、いろいろな可能性を広げている過程。一方で、この試合に勝つことも重要だった。試合の途中で点差も離れたので、昨年の良い関係の4人(太見、宮崎、金川、岡山)のセットに戻した。少しリズムを変える意図だった」
-新戦力はどの程度フィットしているか。
「今日は、出場した4人が4人とも良さを出してくれた。また、周囲の良さを引き出してもくれた。まだ遠慮があるところもある。改善していきたい」

▼名古屋ビクトル・アコスタ監督コメント
「オフ明けから3週間後の開幕。フィジカルの調整をしながらやっている時期で、万全ではない中で、結果にこだわって試合をしてくれた選手に満足している。体が重い中でプレーしていたが、しっかりやってくれた。パワープレーで失点はしたが、全体の流れは満足できるものだった」


 

▼名古屋中村友亮選手コメント
-名古屋での初出場を振り返ると。
「ほかの選手とはまだかみ合っていない。浜松とはやり方も違うし、選手も違う。もっと自分の色を出していきたい」
-高い位置でプレーすることが多かった。
「監督からは、ペドロコスタやセルジーニョがボールを持った時に、(相手DFの)間や裏に入ってくれと言われている。浜松時代は後ろでゲームを作りながらプレーしていたが、名古屋は前に走るとどんどんボールが出てくる。積極的に動くと、それを見てくれていいボールが来る。やりやすい」
-個人のプレーで変わったところはあるか。
「浜松では守備の際に1対1で取りに行くが、名古屋はゾーンで守ったりピヴォ当てさせないなどの原則があるので、そこに合わせている。ボールのある位置に応じて、カバーを作りながら逆サイドを絞ったりするが、まだ合わせきれない面もあり、ずれる場面もあった」
-練習はいつから参加しているか。
「3週間前ぐらい。最初は走りだけだったので、ボールを使ってみんなと練習したのは2週間ぐらい」
-外国人選手など、コミュニケーションの面で不便はないか。
「彼らもちょこちょこ日本語をしゃべることができる。監督とは通訳を通じて問題なくやっている」
-名古屋での生活は慣れたか。
「家族とは別に、僕だけ寮に入った。練習に集中することができている」
-課題は。
「出場時間を増やしながら、コンビネーションの質を高めていきたい。名古屋ではボールの保持時間が長くなる。連携を高めていきたい」

 

▼すみだ渡井博之選手コメント
「今季のチームの目標はボールを持つ時間を長くすること。そういう意味では、合わせる時間がまだ足りていない。このチームには『復帰』した形だが、メンバーは半分ぐらい変わっている。選手の能力と戦術が、いまはまだきちんと合わさっているわけではない。今後、もっとすり合わせていきたい」
-チームの方向性を変えることは監督も明言している。
「一つの試合に勝つだけではなく、リーグ戦を勝っていくためには、ボールを保持して主導権を握る時間帯を作る必要がある。自分が呼ばれたのはそういう意図だと思う。(プレースタイル上)攻守の速い展開は望めないだろうから(笑)。ボールの収まりどころとして期待されていると思う」
-17日には浜松と対戦する。浜松戦に強い印象があるが。
「浜松との対戦は、いつもちょっと嫌(笑)。今年は特にうるさい二人(田中、須藤)がいるので(笑)。楽しい試合をしたい。ただ負けたくはないので、精一杯頑張る」


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