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【第1節第3試合】
府中アスレティックFC 6-1 アグレミーナ浜松
2分 1-0 皆本晃(府中)
6分 2-0 完山徹一(府中)
8分 3-0 渡邉知晃(府中)
8分 3-1 小池良平(浜松)
21分 4-1 皆本晃(府中)
25分 5-1 山田ラファエルユウゴ(府中)
38分 6-1 渡邉知晃(府中)

府中は皆本、上福元、渡邉、柴田、ゴレイロ田中、浜松は和久田、松本、剣持、田中、ゴレイロ石黒でスタート。
1分、府中はゴール左からのFKを皆本が決めて先制。浜松の壁2枚の右を抜いてゴールネットを揺らした。府中は6分に追加点。右サイドライン際でルーズになった浮き球を永島がうまく体を入れて保持し、中央の完山がプッシュした。8分に3点目。右CKから、渡邉が強烈なシュートをダイレクトで叩き込んだ。
ここまで防戦一方の浜松も、3点目を取られた後のキックオフボールから反撃の1点。左サイドを曽根田が切り裂き、ファーで小池が合わせた。前半は3対1で終了。
後半も府中ペースで試合が進む。開始直後の21分に皆本がこの日2点目を挙げ、25分には山田ラファエルユウゴがCKからミドルシュートを決めた。
4点差をつけられた浜松は30分から曽根田をゴレイロに据えたパワープレーを開始。須藤、田中も入れた新編成だったが、2度のチャンスを得点に結びつけられず、38分には渡邉にパワープレー返しを食らう。試合は6対1府中勝利で終了した。
府中の完勝だった。サイズの大きさのみならず、体のキレの良さでも浜松を圧倒。球際の攻防をほとんど制し、最後まで主導権を渡さなかった。浜松は新加入の須藤、田中らが個人技を見せた。ただ、全体的にボールを前に運ぶスピードとその経路についての意思統一に欠け、ゴール前のシーンが少なかった。

▼府中谷本俊介監督コメント
「府中はFリーグに加入してから開幕戦で勝ったことがなかった。初勝利をうれしく思う。昨年は開幕6連敗でスタートした。そんな僕らだからこそ、喜びは強い。初という意味では、府中の監督で、3年目を任されたのは初めてだという。そういう立場として、今シーズンは結果を残したい。その覚悟を今日の試合で多少見せることができた。チームのメンバーに感謝したい」
-今シーズンの目標は「優勝」なのか。
「メンバー(の充実)的にも優勝を目指す。そのつもりでいる。今シーズンは20人体制その中で12人だけが試合のメンバーになれる。残りの8人が不満分子になればマイナスになるだろうが、今シーズンは競争を楽しめるメンバーがそろっていると思う。入ってきた選手を含め、競争力が強みだと思う。対戦するすべての相手を倒していきたい」

▼府中皆本晃選手コメント
「コンディションはよくなかった。それだけに、自分ができるプレーに徹した。得点、ゲームコントロールの2点だけに絞って試合に臨んだ。最低ラインの仕事はできたと思う」

▼浜松保田健二朗監督コメント
「1対6という引き離されたゲーム。応援してくれた人に申し訳ない。どのチームもそうだろうが、オフの期間が例年より短かく、チーム戦術の浸透が難しい状況だった。一方で相手の府中は、新メンバーが入ってもピヴォを使う戦術が徹底していた。浜松はディフェンスもオフェンスも昨シーズンとは違うものを取り入れてやっている。選手間の受け渡し、コミュニケーションが完成度としては低かった」
-昨年と異なるやり方とは。
「昨シーズンはピヴォを1枚入れ、単調にそこに入れる形だった。今シーズンは新しく入ったメンバーが技術的に優れているので、既存の選手も含めて、クアトロという形で、後ろから構築していこうと考えている。ボール回しがうまくいっていた時間帯もあったが、相手が崩れるところまで回し続けるのか、早いタイミングで前に送るのか(の判断)が重要。特に後半はなかなかそれができなかったという印象だ」

▼浜松剣持貴充選手コメント
「5点差の試合で課題が明確になった。引き続き、継続してやっていきたいと思う」

▼浜松須藤慎一選手コメント
「点差が開いてしまった。修正点がたくさん見えて、伸ばせるところもたくさんある。悲観しないで次につなげたいと思う。監督からの話は具体的。それを現実化する時間がなかった。時間帯によって、前から来ているときに2、3本ダイレクトでつないで崩せるシーンもあった。そういうものを見せていきたい」
-前に運ぶやり方が、昨年とは違うようだ。個人としてドリブルのパスの選択についてどう考えるか。
「ドリブラーというタイプではない。パスコースを探す役割を果たさなくてはいけない。半分を超えたら、どんどん仕掛けて見ている人が楽しめる試合をしたい。みんながそういう意識を持たなくてはいけない」
-今シーズンの抱負は。
「みんなが思っているような結果にはしたくない。チームが変わったと思ってもらえるように貢献したい」

▼浜松小池良平選手
「準備期間が短い中で難しいところがあった。セットプレーからの早い時間帯の失点で、ゲームを難しくしてしまった。ただ、ボールが回っているときもあったし、崩せているところもあった。守備もはまっている時間帯はあった。ある程度時間が経過すれば、戦えるようになると思う」

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