【第1節2日目第1試合】
バサジィ大分 5-2 シュライカー大阪
9分 1-0 森村孝志(大分)
11分 2-0 北嶋佑一(大分)
12分 3-0 田村龍太郎(大分)
25分 3-1 永井義文(大阪)
26分 3-2 永井義文(大阪)
39分 4-2 北嶋佑一(大分)
40分 5-2 青柳佳祐(大分)
大分は田村、白方、森村、斎藤、ゴレイロ青柳、大阪はヴィニシウス、小曽戸、田村、村上、ゴレイロ宮竹でスタート。
キックオフからお互いにゴール前まで持ち込む見ごたえのある攻防。9分、大分は大阪陣内でのルーズボールの競り合いを制した森村が、ゴールネットを強烈に揺らして先制。11分には右キックインから2人のDFの間に入り込んだ北嶋が決めて2点目。12分は左CKから田村がダイレクトシュートを決めた。前半は3対0、大分リードで終了。
後半は立ち上がりから大阪ペース。25分、右サイドを突破した稲田のライナー性のシュートパスを永井が胸で押し込んでまず1点。26分には右から佐藤が入れたボールを永井が押し込み1点差とする。
大阪は残り4分半から稲田をゴレイロに据えたパワープレーを開始。だが、決定機をものにできないまま時間が過ぎ、大分にパワープレー返しで2点を追加される。試合は5対2で終了した。
▼大阪木暮賢一郎監督コメント
「いいフットサルをして、来てくれたファンの方が楽しめるゲームをすることを目指した。立ち上がりに多くのチャンスがありながら、ミスから失点してしまった。もったいないゲームだった。フットサルは名前では勝てない、ミスをしては勝てないことをあらためて痛感した。今日が開幕戦。残り32試合あるので、(問題点を)修正して、ホームでは勝ち点3を取る。自分たちの目標である優勝にたどり着きたい」
-移籍加入の小曽戸選手に期待することは。
「彼の特徴と昨年まで培ってきたチームとしてのベースを融合させるのが大事。特に違和感なくプレーしてくれている。さらにいいパフォーマンスが期待できる。今日は、多少足の痛みがあったので無理せずに(後半はあまり出さなかった)。戦術的な理由ではない」
▼大阪佐藤亮選手コメント
「望んだとおりの結果ではない。事前に準備してきたものを、ピッチで表現できず残念。来週はホーム開幕戦なので、失点につながるミスを修正して、勝ち点3を必ず取りたい」
▼大分吉武茂郎監督コメント
「ゲームに勝てたのは良かったが、内容は大阪に圧倒されていた。チームの完成度は低いと実感した。勝ちはしたが、いろいろな課題が見えた。次の試合にむけてしっかり修正したい」
▼大分仁部屋和弘選手コメント
「足の調子が良くないため、状況に応じて時間制限でプレーする予定だった。状況によって。リードした展開だったので、(監督が)出さなかったのだと思う」
-試合内容をどう見るか。
「0点に近い試合。唯一良かったのは勝てたこと。今後は、次につながる試合をしていきたい」
▼北嶋佑一選手コメント
「パス回しをメインにした戦術に取り組んでいたが、それを全く出せなかった。勝ててしまったことをよしとするかどうか。迷うところだ」
-キックインからゴールを決めた。チームとして取り組んだ成果か。
「あの場面はどちらかというと、個人戦術。2人のDFの間に入って、ブロックしながら打った。(田村)龍太郎さんと2人の関係で生まれたゴールだと思う」
-今年の目標は。
「去年は、なかなか試合に出られなかった。今年は全試合出場を目指したい。来年のW杯のメンバーに選ばれるように、リーグ戦出場を重ねたい」
-名古屋サテの後輩にあたる北川選手が加入したが。
「合流して約1カ月。うまくやっていると思う。聞いてきたときには、いろいろアドバイスをしている」
▼北川祐選手コメント
-セカンドセットのメンバーとして、早い時間に出場機会を得た。
「なかなか自分の良さを出せなかった。チームが勝ったことが一番だが、2つのセットに入る生き残り競争の中で、もっとやれることがあったと思う。CKも蹴らせてもらったが、ゴールにつながればもっと良かった」
-Fリーグの選手と相対して、重圧は感じたか。
「正直なところ、思ったほどのプレッシャーは感じなかった。特別指定選手としてオーシャンズに帯同させてもらったことがよい経験になっている。ただ、余裕はあった中で自分らしいプレーができなかったという印象だ」
-今年の目標は。
「チームとしてはリーグ制覇。リーグ戦の名古屋戦は特別な試合になるだろう。ぜひメンバーに入って得点を決めたい。個人としては、チームの歯車として欠かせない存在になりたい。あいつがいなければチームが回らない。そう言われる選手になりたい」