【第1節2日目第2試合】
バルドラール浦安 8-1 湘南ベルマーレ
4分 1-0 小倉勇(浦安)
4分 2-0 小倉勇(浦安)
13分 3-0 中島孝(浦安)
15分 4-0 浅野佑多(浦安)
19分 5-0 オウンゴール
20分 5-1 刈込真人(湘南)
28分 6-1 荒牧太郎(浦安)
37分 7-1 星翔太(浦安)
39分 8-1 小倉勇(浦安)
湘南は安藤、刈込、中村、浦上、ゴレイロ鈴木、浦安は荒牧、中島、星、高橋、ゴレイロ藤原でスタート。
素早いパス回しを披露する両チーム。浦安は4分、左キックインから小倉が相手ゴレイロの頭上を抜くシュートを決めて先制。その40秒後にはまたしても小倉が、PA外で粘った加藤の落としに反応して2点目。13分、巧妙なボール回しから中島がフィニッシュ。浦安は15分にも加藤とのワンツーから浅野がゴールを陥れ、4点のリードを奪った。
浦安は前半残り1分を切ってから、左サイド荒牧の突破からオウンゴールを誘発して加点。湘南も直後に刈込のゴールで食い下がるが、前半は5対1浦安リードで終了する。
後半も終始浦安が主導権。28分、右キックインを星がクイックスタートさせ、荒牧が突き刺して6点目。湘南は33分から岡村ゴレイロのパワープレーを開始するが、星、小倉にパワープレー返しを決められ万事休す。浦安が8対1で大勝した。
▼浦安米川正夫監督コメント
「初戦ということもあって、チーム自体は状態が良くなかった。前半の早い段階で先制して、ゲームを楽に進めることができたのが勝因。新シーズンを迎え、相手のやり方はやってみないとわからないと思っていたが、ふたを開けてみたら昨シーズンとほぼ一緒だった。ボールを持てる選手が減っているように見えた。点差はついたが、よりよいやり方はあった。そこを突き詰めればもっと点は入ったと思う」
-昨シーズンと、チームとしてどんなところが変わったか。
「ほぼ違いはないのかもしれない。ただ、僕自身2年目で、同じようなことをやるモチベーションがない。リーグを盛り上げようという気持ちはあるが、同じようなコンセプトで普通にやっていくのがいいのか、Fリーグの発展につながるのか、その点で葛藤があった。何を上積みしていくか悩んだ。本を読んだり、いろいろな人と話をして情報を得る中で。答えがみつかった。フットサルという競技にかかわる選手は、パーフェクトスキルを見つけてほしい。ゲームで結果を出しつつ、お客さんを楽しませることが必要だ。今季も浦安は、リーグを引っ張っていく。ぜひ注目してください」
▼湘南横澤直樹監督コメント
「見ての通りの大敗。(試合前は)昨年から築きあげてきたものはあるが、とにかく一体感をもって取り組もうと。負けはしたが、一体感は終始見られた。自分たちがやってきたもので、通じるところ通じないところが今日の試合でよく表れた。あとはトレーニングしかない。困難や強敵を『一蹴』するという今シーズンのチームスローガン通り、最後の最後まであきらめずにシーズンを戦っていきたい」
-チームの完成度をどう評価するか。
「フットサル自体を変え、フットサルとはどういうものかを選手に伝えたが、消化しきれていない。状態としては悪くはないと思う。最後の最後でゴールを狙うところ、勝負を分けるディフェンスなどの面で、集中力が欠けている」
▼湘南浦上浩生選手コメント
「大敗だが、ネガティブにとらえず、先を見据えたい。33試合のうちの1試合が終わったばかり。次はホーム開幕戦なので、必ず勝利して応援してくださるサポーター、スポンサーと勝利の喜びを分かち合えるようにトレーニングしていく」
-キャプテンとしての抱負は。
「特別に何かをする、ということは考えていない。チームの盛り上がり、一体感に貢献できるように、一選手としてより良いプレーを心掛けたい」