橋爪レポート【Fリーグ第20節・浜松セントラル】第5弾です!
あっという間に浜松セントラル最後の試合を迎える事になりました。
やはり3,000人に近い観客がその瞬間を待つ会場の雰囲気は独特ですね。
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【1月10日第2試合】・・・観客数:2,761名
名古屋オーシャンズ 3-1 デウソン神戸
3分 原田浩平(神戸)
11分 木暮賢一郎(名古屋)
17分 木暮賢一郎(名古屋)
18分 森岡薫(名古屋)
■比嘉リカルド監督(神戸)
選手として代表になって、Fリーグも戦って引退しました。その後指導者になって、子供を教えていたんですが、もう一度勝負の世界に戻りたいという気持ちが強かった。今回チャンスをもらえて嬉しく思っています。ただデビュー戦に負けてしまった(のが残念)。これから頑張っていきたいと思っています。
▼…就任後短い期間だったが、どんな名古屋対策と思ったか?
最初の6分か7分はウチノペースだった。練習してきたとおりのことができたんじゃないかと思います。でも名古屋も強いし試合も40分。40分そのペースでできるようにもっと練習したいと思います。
▼…入団前に見た試合から感じた神戸の修正点は?
タイミングです。寄せるタイミング、仕掛けるタイミング、ボール回すタイミング…。今後はそれらをうまくコントロールできたらいいなと思います。
▼…これまで神戸ではほとんど見られなかったパワープレーを行った意図は?
負けていて、(FP)4対4でやっても追いつけなかった。5人目が必要だと思いました。負けているときはパワープレーをやるのが僕のやり方。今後は負けているときには、そういう場面が増えていくと思います。
■鈴村拓也選手(神戸)
たくさんのお客さん、素晴らしい会場で素晴らしい相手と戦うことができて本当に幸せでした。1つ足りなかったことと言えば、勝利できなかったことです。本当に悔しい。比嘉リカルド監督が合流し、僕もちょうど同じタイミングで入って1週間。連携が合わないのは僕自身十分わかっていますが、形は見せることができた。この(短い)準備時間の中では、周りに合わせるよりも自分のよさを出した方がいいと思いました。ただ相手は名古屋。難しい試合になりました。彼らは負けているときも勝っているときも、自分たちのプレーをたんたんとやっていた。さすが王者だなと思いました。でも僕たちには彼らを乗り越えていく力があると思っている。これからを楽しみにしていてください。ありがとうございました。
■伊藤雅範選手(神戸)
監督が変わればやり方が変わるのは当然です。選手はその中でベストを尽くすだけです。(パワープレーは)負けていることが前提なのであまりやりたくはありませんが、練習はしています。今日もあの中で大きなチャンスを2回作っている。「たられば」になってしまいますが、あそこで2点入っていたら皆さんの評価も変わってきたのではないでしょうか。あの2回のチャンスで自分たちの方向性の正しさが証明されたと思います。シーズンが始まる前は3位という目標がありました。(目標達成は)難しい状況になってしまいましたが、それでもあきらめずに戦っていきたい。チームは新監督を迎えて雰囲気が劇的に変わりました。あと7試合、その先にある全日本選手権、そして来季。未来に向けて1つ1つ試合をやっていきたい。チームの状態はいい方向に変わっています。今日は負けてしまいましたが、いい結果を残す自信がある。期待していてください。
■アジウ監督(名古屋)
リーグ終盤のとても重要な試合に勝ち切ることができました。立ち上がりは良くありませんでした。しかし、少しずつ、特にオフェンスの修正を施してチームにリズムが出てきました。この試合で勝ち点3を取れたことは非常に大きかったですね。
▼…ウィルソン、シジネイがいなかった理由は?
怪我です。フルメンバーで臨みたい試合でしたが、怪我の影響で出られませんでした。
▼…前半、早いタイミングでタイムアウトを取ったがどんな指示を出した?
立ち上がりはピヴォがいない組み合わせでスタートしました。相手はハーフからアグレッシブなディフェンスをしてきたために、(名古屋は)コートを広く使うことができず、相手のプレッシャーに負けていた。そこでこちらもピヴォを入れて、できるだけ前でキープさせることを考えました。できるだけ単純な動きで(コートを)もっと広く使うこと。縦を使うこと。できるだけ相手の深い位置を狙うこと。こうなると相手のディフェンスが引かなくてはならないので、ボールを持った人がある程度楽な状態になる。2人目3人目の動きでシュートまで持ち込もうという意図でした。ミスもあったがそういう動きができて、得点にもつながった。そういう意味では良かったと思います。
■北原亘選手(名古屋)
6連勝といういい流れを途切れさせないためにも重要な試合だった。昨年から続いているチームの勢いをこのまま継続して、どこが相手でも同じ気持ちで戦えば3連覇への道が見えてくると思います。2位とは勝ち点差8ついたが、後ろを見ないで自分たちの戦いをしていくだけです。
■川原永光選手(名古屋)
浜松アリーナは僕がフットサルを始めたきっかけになった会場。ここでFリーグの試合をできたことは非常にうれしく感じます。
(※レポートならびに写真撮影はすべて橋爪氏によるものです。各写真のキャプションについてはフットデ静岡にて入れさせていただきました。)