■東海1部【最終節】の第1試合には先日の全日本選手権で全国行きを決めたmember of the gang(三重)と静岡のジュビロ磐田フットサルクラブが登場。
ギャングにとっては勝ち点3を奪い、わずかな可能性を持続させたいところ。
対するジュビロは「僕等が(プライアの)優勝を決めますよ!」と宣言するほどの気合の入れようだ。
この試合、もうひとつの見所は、今季の得点王争い。これまで15得点で得点王争いの首位を行くジュビロの門田と、1点差の14得点のギャング木村の直接対決だ。
木村は全日本選手権東海地域予選前に、利き足の薬指を骨折。その東海地域予選には座薬で痛みを止めての強行出場だったが、この東海リーグ最終節には出場しないのでは?との話もあった。
しかし、ギャングのホーム三重県の伊賀上野から最も遠い試合会場の富士に彼は元気な姿を見せてくれた。
そればかりではなく、ギャング本渡の先制点につづきゴールほぼ正面から指の骨折をしているその左足を振り切りジュビロを2-0と引き離すゴールを奪ったのだ。まさに気迫の一撃だった。
得点王争いで木村に並ばれた門田だったが、そう時間をあけることなく再び単独首位となるゴールを奪い返した。
左サイドからカットインし、右足で蹴るかと見せかけたシュートフェイントが鮮やかに決まると、切り替えしたボールを左足で一蹴。門田らしい柔らかな身のこなしから生まれたゴールだった。
木村と門田が演じたゴール合戦は結局この1ゴールずつだったが、見ているものを魅了するに充分な応酬劇だったのでは?
試合結果は後半にジュビロの本田が同点ゴールを奪うと、試合終了直前にジュビロの河合が放ったシュートがギャングゴールに決まったか!?にみえたが、ボールがゴールネットを揺らす前に終了のブザーが鳴り結局2-2のドロー。プライアの試合を待たずして東海1部の優勝の行方が決した瞬間だった。
以前、東海リーグのレポートの中で「次回はギャングの皆さんの紹介を・・・」みたいなお約束をしていましたね。
今回のゲームの中での写真を出来る限りご紹介いたします。(写ってない方、ゴメンナサイ!)
※掲載が遅れ申し訳ありませんでした。