今年もジュビロカップが無事に終了した。
ジュビロカップは、まぎれもなく県内最大規模のフットサル公式戦だ。
リーグのカテゴリーを取り払い数多くの参加チームにより開催される事は、各チームの活動意欲や戦力アップに大きく貢献していると思う。
そして都道府県単位で行われる大会としては、全国にも誇れる有数のカップ戦であると確信している。
運営面では、多くの対戦を消化する事が必須であるため、スケジュールの都合上、試合時間は短めでしかもランニングタイムとせざるを得ない。
県リーグ1部以上で採用されている20分プレーイングタイムとは異なる試合運び、戦術が要求される場合もあるのではないか。
つまり、短期決戦の試合フォーマットにありがちな番狂わせも起きる、いや起こすことが可能な大会だと言えるのかもしれない。
それだけに格上との対決にも、モチベーションを高く望めると思うし、実際、今年もいくつかのアップセットが起きている。
このジュビロカップで今年度の県内での公式戦はほぼ終了となるが、ほとんどのチームがこの大会をひとつの区切りとして来季に向かう事になる。
いずれにしても、各チームともこの大会での経験を生かし、今後の活動へのプラスとして欲しいと願う。
同時に開催されたオーバー30レディースフットサル大会やアンダー7キッズ交流会も大きな盛り上がりを見せた。
特にオーバー30レディースフットサル大会では、東海フットサル連盟の大立目理事長にもご来場頂き、参加枠を東海4県にまで広げての開催は、東海地域の交流の場としての役割も果たせたと思う。
さらに静岡県女子選抜として初めての経験となるエキシビジョンマッチも行われ、多くの方に観戦していただいた事は選抜チームとして喜ばしい出来事であり、今後の活動へのエネルギーとなるものと期待したい。