5月16日の日曜日に、平成22年度 第7回静岡県レディースフットサルリーグが開幕した。
今季のリーグ戦には昨年までの6チームに加え、東部支部と西部支部からそれぞれ1チームが参入し全8チームによる、1回総当りのリーグ戦となる。
日程は、昨年同様、西部支部リーグの開催日にあわせてエコパ・サブアリーナを中心に予定されている他、清水区や富士市での日程も組まれている。
(※スケジュールを更新しました。↑の【県レディース】からご確認ください。)
▼参加チーム
(1)Frontier FC・・・昨年度1位(東部支部)
(2)エスパルスドリームフィールドフットサルクラブ・・・同2位(中東部支部)
(3)聖隷ウイングス・・・同3位(西部支部)
(4)Infinito/PROVA清水フットサルコート・・・同4位(中東部支部)
(5)DANNY FC Ladies・・・同5位(西部支部)
(6)MARIO FUTSAL SCHOOL/CASA DO FUTSAL・・・同6位(西部支部)
(7)イクマインドア球’s倶楽部 Fiore・・・西部支部より新規参入
(8)Castillon FC・・・東部支部より新規参入
この日行われた開幕戦には6チームが来場し3試合だけが行われた。
県リーグ初の試合となった新規参入の2チームはどちらも白星を挙げる事ができなかったが、チーム数の増加により昨年以上に盛り上がりが期待される今季の静岡県レディースフットサルリーグだ。
▼聖隷ウイングス vs エスパルスドリームフィールドフットサルクラブ(SDF FC)
昨年度の2位と3位の対決となったオープニングマッチ。
中学生から社会人まで幅広い年齢層で構成される聖隷ウイングスが格上相手に健闘したが、ワンチャンスをものにしたSDF FCが1-0で勝利。
この日のSDF FCには今季加入したサッカー経験豊富な選手が参加できず昨年までのメンバー中心で試合に臨んだが、なんとか勝ち点3を奪い第1回のシーズン以来となるリーグ制覇へ最低限のノルマを果たしたスタートとなった。
▼イクマインドア球’s倶楽部 Fiore vs Frontier FC
新規参入のイクマ球’s Fioreが王者Frontier FCに挑んだこのゲームは、前半こそフィニッシュに硬さが見え1得点にとどまったFrontier FCが、後半は相手に一本もシュートを打たせずゲームのほとんどを支配。
20本のシュートで3点を加え4-0で危なげなくシーズンのスタートを切った。
FリーグのシーズンオフにあわせてFrontier FCのコーチを務めている湘南ベルマーレの曽根田盛将選手もベンチ入りし、実戦での戦術指導を行っていた。
▼Castillon FC vs DANNY FC Ladies
蹴球経験者が豊富な割には昨シーズンを不本意な成績で終えてしまったDANNY FC Ladiesが新規参入チームのCastillon FCと対戦。
東海女子サッカーリーグでもゴールを守るDANNY FC Ladiesの青島由美と、大学時代にはゴールキーパーとしてのユニバ代表経験も持つCastillon FCの川口真奈。二人のゴレイラ対決にも興味が注がれた試合だ。
DANNY FC Ladiesが前半、数少ないチャンスをものにし1-0で折り返した試合は、後半に入るとCastillon FCが18本のシュートを放つがDANNY FC Ladies青島の好セーブで無得点、そのまま試合終了となった。
ゴレイラの出来不出来が試合結果に大きく影響する女子チームにあって、能力の高いゴレイラを擁する両チームの戦いは引き締まった緊張感のあるゲームだった。