連盟内部では早くから開催の計画が持ち上がっていた、県内5支部の選抜チームによる対抗戦。
今季は全国大会や地域リーグ、地域予選に県内各公式戦の重複が多く、なかなか要項を煮詰めてスタートとは行きませんでした。
それでも、今年度内に実現したかったこの支部選抜対抗戦、暫定的ではありますが、まず第1節を行うことになりました。
チーム編成のテーマは各支部の判断で行なっており、西部支部では教育リーグ中心の編成と聞きますし、中西部、東部は東海リーグ勢も含めて支部の戦力を結集しているようです。
東海リーグ参戦チームが無い唯一の支部、中東部では県リーグ参加チームから戦力を集めています。
支部所属チームがもっとも少ない中部支部は、ほぼ東海1部のゼブラでした。
チーム編成同様に、その戦い方や試合ごとのテーマは各支部での判断で試合に臨み、決して勝ち負けだけにこだわる対抗戦ではありません。
何より普段ほとんど一緒に練習しない選手が集まるチームですから、その監督役を任された方にとっても、なかなか戦術的にも難しい運営でしょう。
静岡県フットサル連盟としては、
たかが支部とは言え、その支部を代表している事への誇りをもてる選手の発掘、育成。
普段、練習を共にしないチームメイトとの戦術理解力やお互いをサポートする献身的なプレー。
プレー以外の事務連絡の面での協力。
東海から県内各支部までリーグの枠を越えた選手同士の交流。
などなど、今後の県選抜選手として必要な要件を備えた新たな選手の発掘にも繋げて行きたいとの思いも込めての、この5支部選抜による対抗戦なのです。
第1節の結果は、すべての支部が2試合ずつ消化して、すべて1勝1敗の結果でした。
今後に向けて、多くの課題を抱えている事は間違いありませんが、選手の金銭的負担「ゼロ」を維持したまま、より良い活動にしていきたいと思います。
また、この支部選抜対抗戦を単なるマッチメイク程度に考える事の無いよう、各支部で有効な活動として欲しいと思います。
第2節の開催については、県リーグ【第4節】終了後のエコパアリーナを予定しています。(10月16日・土曜)