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▼全日本フットサル選手権 静岡県大会 予選リーグの戦いを簡単に振り返ってみました。

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【Bブロック】・・・朝一番の組合せ抽選を終え、このブロックがいわゆる「死のグループ」である事は誰もが感じたはず。
同居する事になった3チームは、シード順にEstrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津フットサル倶楽部（東海2部）、スリーク浜松（県リーグ1部、第6節終了時点での単独首位）、田原フットサルクラブ（東海1部）。
3チームとも全日本選手権での東海大会は経験がなく、それだけに県予選突破へ強い想いで予選リーグに臨むことになる。

■ブロック初戦はスリーク vs 田原。
県リーグでは破壊力を見せるスリークの攻撃を田原が封じ込め、前後半それぞれ3得点を奪い6-0で快勝。攻守にバランスの取れた田原の戦いぶりが際立ったゲームだった。

■次の対戦カードはEstrelado vs 田原。
このブロックも支部予選の勝ち上がり順位などで、この大会でのシード順と所属リーグの上下関係が逆転しているため、2試合目にして東海リーグ所属チーム同士の対戦だ。
先に終わったAブロック同様に、田原が勝てばブロック最終戦を待たずして決勝トーナメント進出となるため、エストにとっては絶対に負けられない試合となる。

試合は負けられないエストが永田陽介(13)のゴールで先制するが、間をあけずして田原の蓮池紳吾(9)が同点ゴール、さらに石野潤(10)が続き田原が2-1と逆転。
エストも司令塔、内藤修弘(6)自らが同点ゴールを奪うと、先制ゴールの永田が再び勝越し弾を田原ゴールへ蹴りこみ3-2、エストのリードで後半へ折り返す。
後半も先手を取ったのはエストだった。永田がこの試合の3点目を決め4-2とリードを広げる。
エストは先日の東海2部リーグでの悪夢（※交通事情などにより試合時間に間に合わず不戦敗）を振り払うかのように、アグレッシブに攻める。が、田原の畠山デイビッド(11)に1点差に迫られるゴールを奪われると、やや攻守にアンバランスが発生。さらに司令塔の内藤が足に違和感を感じピッチを離れなければならない事態に。
1点差を守りきりたいエストだったが、終了数分前に自陣ゴール前に放り込まれたボールを田原の萩原洪拓(4)に頭で押し込まれ同点とされると、終了1分前には前半にも逆転ゴールを奪われた石野にまたしても勝越しゴールを許してしまう。
後がないエストは最後の力を振り絞り田原ゴールを目指すが、残り数秒の絶好機もボールは僅かにゴールポストを外れ終戦となった。
この試合、間違いなく予選リーグのベストマッチだった。

■最終戦はエスト vs スリーク。
田原の決勝トーナメント進出を演出してしまったエストに対し、初戦に合流できなかったメンバーが加わったスリークが本来の破壊力を発揮。佐藤栄祐(15)の4ゴールなどで6-4と格上チームを振り切った。

▼Game Photo

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