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▼全日本フットサル選手権 静岡県大会、決勝トーナメントに勝ち上がった4チームはすべて今季の東海1部リーグを戦うチームとなりました。

昨年度のサブアリーナ開催と違い、2試合同時進行は観戦や取材には少々辛い(もったいない?!)感じもしますが、何はともあれ、その4チームで繰り広げられた熱い!準決勝の2試合を簡単にではありますがご紹介いたします。

まずはAブロック1位:XEBRAとBブロック1位:田原FCとの一戦。

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■XEBRA vs 田原フットサルクラブ

静岡県に与えられている東海大会への切符は2枚、つまりこの準決勝での結果がすべてと言っても過言ではないかもしれない。

さらに、どちらのチームも全日本選手権で県大会突破経験がないこと、どちらのチームも東海1部リーグ後期下位リーグを戦っている事、その後期リーグ初戦ではどちらのチームも東海1部残留へ向け大きな1勝をあげている事、直接対決を残している事など、置かれたチーム事情に共通点も多く、戦力やチームコンディションあるいは県大会突破へのモチベーションが上昇している中での対戦だったのではないだろうか。

【準決勝】XEBRA

【準決勝】XEBRA

【準決勝】田原FC

【準決勝】田原FC

 

10:00、定刻どおりに試合はキックオフ。

負けられない、いや、負けたくない両チームは新ルールでもギリギリのコンタクトをピッチのあちこちで繰り広げる。
もちろん笛が鳴ることもあれば、そうでないこともある。当たり前と言えば当たり前。
公式記録でファール数を確認すると、前半に田原が5つ、後半はXEBRAに5つが記録されている。

さて、肝心のゴールシーンだが、先にも記したが2面同時進行のため両ピッチを行ったり来たりの観戦取材と成らざるを得ず、巡り合わせだろうか?こちらのゲームの得点シーンに遭遇する機会が少なく残念だった。
得点経過は公式記録を転記する事でご容赦いただきたい。

ただひとつ、田原の4点目となったシーンはその顛末をしっかりと見ていたので振り返りたい。

直前に失点し1-3のビハインドとなったXEBRAが田原ゴール正面で間接フリーキックを得る。
すでに小池良平(8)をゴレイロにパワープレーを展開していたXEBRAは田原ペナルティーエリア内に全員を配置し1点を奪う姿勢を見せる。
キッカーの剣持貴充(8)は小細工無しに密集した田原ゴールめがけシュートを放つ。
ボールは田原のゴールネットを揺らした、が、間接フリーキックが故に田原のゴールクリアランスとなる。
このボールを拾い上げた田原のゴレイロ杉本陽一(1)がXEBRAゴールへ走り出していた向島佑介(2)にフィード。
ゴールインをアピールするXEBRAの選手は誰一人自陣への戻りを見せなかった。
ボールを受けた向島は無人のXEBRAゴールへ決定的な4点目をいともたやすく流し込んだ。

試合に「もしも!?」は無いのだが、もしも誰かに触れてゴールに入っていたのなら、2-3とXEBRAの追撃ムードが高まるゴールだった事は間違いがない。
しかし「触れたか、触れないか」その事実がどうであったかを議論することは意味がない。

唯一、向島がゴールした事実のみが、公式記録に書き込まれる。

もちろん笛が鳴ることもあれば、そうでないこともある。当たり前と言えば当たり前。

「笛が鳴るまでボールを追いかけろ!」・・・隣のピッチで同時に行われているU-10交流戦のベンチからしきりに発せられていた監督、コーチの声がこの中央コートにまで届いていたのなら。

いずれにしても、最後まで集中力を切らさなかった田原がXEBRAを寄り切ったゲームだった。

▼得点経過・・・公式記録による
前半
  7分→田原:(XEBRAのオウンゴール)
 14分→田原:石野潤(10)
後半
 22分→XEBRA:松浦公亮(18)
 25分→田原:石野潤(10)
 26分→田原:向島佑介(2)

▼Game Photo

このところすっかり田原のエースゴレイロに成長した杉本陽一(1)。

このところすっかり田原のエースゴレイロに成長した杉本陽一(1)。

田原を引っ張る、主将、蓮池紳吾。

田原を引っ張る、主将、蓮池紳吾。

XEBRAの阿野光平(6)の縦への突破を止める田原の向島佑介(2)。

XEBRAの阿野光平(6)の縦への突破を止める田原の向島佑介(2)。

田原の蓮池紳吾(9)に挑むXEBRAの桜井淳也(19)。

田原の蓮池紳吾(9)に挑むXEBRAの桜井淳也(19)。

田原の今大会最初のゴールを記録した金城レアンドロ。その後ゴールは成らなかったが常にゴールへ向かう積極さを見せていた。

田原の今大会最初のゴールを記録した金城レアンドロ。その後ゴールは成らなかったが常にゴールへ向かう積極さを見せていた。

力強く拳を握り締める田原の石野潤(10)。この試合でも2ゴールを奪った。22番は祝福する米田祐介。

力強く拳を握り締める田原の石野潤(10)。この試合でも2ゴールを奪った。22番は祝福する米田祐介。

田原FC、左から新間貴之(8)、石野潤、向島佑介。

田原FC、左から新間貴之(8)、石野潤、向島佑介。

この試合のXEBRA唯一のゴールを叩き出した松浦公亮。

この試合のXEBRA唯一のゴールを叩き出した松浦公亮。

今季のスタート時点では腰の故障で思うようなプレーが出来なかったXEBRAの剣持貴充(10)だが、この大会では攻守でチームへの高い貢献度を示した。

今季のスタート時点では腰の故障で思うようなプレーが出来なかったXEBRAの剣持貴充(10)だが、この大会では攻守でチームへの高い貢献度を示した。

新ルールでの一番の気がかり、スライディングはあちこちで見られた。

新ルールでの一番の気がかり、スライディングはあちこちで見られた。

ピッチに立つ両チーム合わせて10人がすべて写る。

ピッチに立つ両チーム合わせて10人がすべて写る。

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