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決勝トーナメントへの出場は4チーム、その4チームが準決勝でもこの決勝戦、3位決定戦でも同時に試合を行うのでオフィシャルスタッフは連盟の役員が務めるわけですが、今年のボールパーソンにはサブアリーナで試合を行っていたU-15クラスの県リーグ参加チームがお手伝いしてくれました。

ハイレベルのゲームは子供たちの記憶に残ったに違いない。

ハイレベルのゲームは子供たちの記憶に残ったに違いない。

準決勝ではHero FCの選手が、そして決勝戦と3位決定戦では丸塚ジュニアユースの選手がボールパーソンを担当してくれました。
選手のみなさん、そして手配をしていただいたチーム関係者のみなさん、ありがとうございました。

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【決勝戦】田原フットサルクラブ vs ジュビロ磐田フットサルクラブ

【決勝戦】田原フットサルクラブ

【決勝戦】田原フットサルクラブ

【決勝戦】ジュビロ磐田フットサルクラブ

【決勝戦】ジュビロ磐田フットサルクラブ

 

両チームとも、この日の最大のノルマをクリアした後とあって肩の荷は下りてはいるが、静岡県大会優勝と言うタイトルの重みは意識しているはず。

同じ磐田市を拠点とし、日頃から交流もある仲間同士とは言え、やはり負けるのはイヤ。

何より今年無敗で東海1部リーグを突っ走るジュビロにしてみれば、このまま黒星なしで年を越したい想いだろう。
田原にとっては「勝てないはずがない!」と思いながらもこれまで良い結果を出せなかったチームと公式戦、しかも決勝の舞台での対戦チャンスを得たのだから気持ちも高まり試合に集中。

田原のキックオフで始まったこの試合、その田原をキャプテンとして引っ張る蓮池紳吾(9)が先制ゴールを奪った。
その後は両チームとも好機を数多く作れずに時計が動き、前半はこのまま終了か?と誰もが思った残り数十秒、和泉秀実(7)、石野潤(10)が立て続けにゴールを決め3-0とリードを広げ前半を終えることとなった。

後半は開始早々にジュビロの門田雄輔(10)に待望のゴールが生まれ1-3と反撃開始。

しかし、そのアグレッシブさがファールの数へと反映されてしまい、なかなか良いリズムが掴みきれないまま時間が過ぎる。
試合終盤には田原に立て続けに第2PKを与えてしまうが、ゴレイロ皆川広紀(1)のセーブなどで守りきると、終了直前、横山正浩(20)のゴールで2-3と追いすがった。が、時すでに遅し。

東海1部下位リーグを必死で戦う田原FCの下克上が成立した。

田原にとってはもちろんうれしい初優勝であるが、終盤の第2PKでの決定力不足、あるいはジュビロの前半終了間際の集中力不足など、東海予選へ向けての課題も突きつけられた両チームだった。

静岡のフットサルの聖地、エコパの神様がそれぞれのチームに課した宿題だろう。

両チームには昨年の静岡代表が掴み取れなかった全国行きの切符を是非とも手にして欲しいと思う。
その東海予選は平成23年1月22日(土)と23日(日)、三重県鈴鹿市、鈴鹿スポーツガーデン体育館にて開催予定だ。

▼得点経過・・・公式記録による
前半
  3分→田原:蓮池紳吾(9)
 14分→田原:和泉秀実(7)
 15分→田原:石野潤(10)
後半
 16分→ジュビロ:門田雄輔(10)
 29分→ジュビロ:横山正浩(20)

▼Game Photo

大会MVPに選出された田原の石野潤(10)。予選からの4試合すべてで貴重なゴールを奪っている。

大会MVPに選出された田原の石野潤(10)。予選からの4試合すべてで貴重なゴールを奪っている。

田原の新間貴文(8)とジュビロ赤堀隆寛(9)の競り合い。

田原の新間貴文(8)とジュビロ赤堀隆寛(9)の競り合い。

ジュビロの本田拓磨(18)と田原の蓮池紳吾(9)。

ジュビロの本田拓磨(18)と田原の蓮池紳吾(9)。

鋭い切り返しを見せるジュビロの鈴木孝博(5)。スライディングで対応するのは田原の米田祐介(22)。

鋭い切り返しを見せるジュビロの鈴木孝博(5)。スライディングで対応するのは田原の米田祐介(22)。

後半開始早々にゴールを決めたジュビロの門田雄輔(10)。

後半開始早々にゴールを決めたジュビロの門田雄輔(10)。

優勝カップを手にする蓮池紳吾主将。昨年までの4年間、東部支部所属チームに奪われていたカップを久しぶりに西部支部所属チームが手にすることとなった。

優勝カップを手にする蓮池紳吾主将。昨年までの4年間、東部支部所属チームに奪われていたカップを久しぶりに西部支部所属チームが手にすることとなった。

優勝の賞状を受け取る杉本陽一。

優勝の賞状を受け取る杉本陽一。

大会MVPの表彰を受ける石野潤。

大会MVPの表彰を受ける石野潤。

おめでとう!田原FCのみなさん!!

おめでとう!田原FCのみなさん!!

 

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【3位-4位決定戦】XEBRA vs Praia Grande

【3位決定戦】XEBRA

【3位決定戦】XEBRA

【3位決定戦】Praia Grande

【3位決定戦】Praia Grande

 

会場やスケジュールの調整で行われたり行われなかったりの3位決定戦、今年は決勝戦と並行して行われることとなった。
この決定戦を戦うチームにしてみると最もモチベーション的に辛いゲームなのかもしれない。

1年間の想いの結集が実らなかった両チームの心中を察すればその辛さも容易に理解できるのだが・・・。

個人的には、この決定戦の実施そのものには賛成だ。
大会は上位トーナメントへと継続して行くわけだし、そのための予選大会としてはしっかりとした順位付けを行っておくことも無意味ではないと思う。
また、例年通りの原則で組み合わせ抽選を行う場合を想定すると、第1シード内の優先順位は少なからず各チームの心の持ち方にも影響を及ぼしかねない。
もちろん同じチームが同じシード順で勝ちあがってくるかどうかはまったくわからない訳だが、ひとつでも上のシード位置を所属支部に持ち帰る、そのプライドを懸けた戦いを期待したい思う。

試合はパスを繋ぐ相手を追い詰めるプライアのプレススタイルが発揮される前に、開始から僅か数十秒、右サイドから左サイドへ大きく展開されたそのボールを待ち構えていた剣持貴充(10)の右足が空中で炸裂。
強烈なダイレクトボレーがあっという間にプライアゴールに突き刺さった。

その後しばらく一進一退が続くが、9分、剣持が決めた位置とほぼ同じ場所で待ち構えていた榎戸亮介(21)がロングフィードされたボールをジャンプしながら胸でトラップ、ワンフェイクとフェイントでマークを外し、鮮やかなシュートを決め2-0と得点が動くと、その3分後には曽根宏文(13)が追加点を奪い3-0とXEBRAリードで前半を終えた。

後半も桜井淳也(19)のゴールで4-0とリードを広げたXEBRAに対し、攻撃の持ち味をまったく出せずにいたPraiaは、24分に五味義通(15)、26分に中澤晋平(8)、28分には栗原正翔(11)の連続ゴールで1点差に詰め寄ったものの試合は結局このまま4-3で終了。

勝ったXEBRAには東海1部残留という大仕事が残っている。
残り2節、今月19日にはエコパサブアリーナで、そして年明けの2月6日は静岡市中央体育館で初開催となる東海リーグで正真正銘のホームゲームを迎える。

▼得点経過・・・公式記録による
前半
  1分→XEBRA:剣持貴充(10)
  9分→XEBRA:榎戸亮介(21)
 12分→XEBRA:曽根宏文(13)
後半
 18分→XEBRA:桜井淳也(19)
 24分→Praia:五味義通(15)
 26分→Praia:中澤晋平(8)
 28分→Praia:栗原正翔(11)

▼Game Photo

3位決定戦、XEBRA vs Praiaの戦い。

3位決定戦、XEBRA vs Praiaの戦い。

試合開始早々に、鮮やかなボレーシュートを決め静かに歓喜に浸るXEBRAの剣持貴充(10)。今大会のベストゴールと呼べるほど美しいシュートだった。

試合開始早々に、鮮やかなボレーシュートを決め静かに歓喜に浸るXEBRAの剣持貴充(10)。今大会のベストゴールと呼べるほど美しいシュートだった。

前半3-0と突き放すゴールを決めたXEBRAの曽根宏文(13)。

前半3-0と突き放すゴールを決めたXEBRAの曽根宏文(13)。

ヒールリフトに挑戦したXEBRAの鈴木哲(11)。

ヒールリフトに挑戦したXEBRAの鈴木哲(11)。

Praiaの五味義通(15)とXEBRAの松浦公亮(18)。

Praiaの五味義通(15)とXEBRAの松浦公亮(18)。

Praiaの2番は増田慈雄。

Praiaの2番は増田慈雄。

試合終盤、XEBRAの最年長ゴレイロの山本充義(1)もピッチに立った。

試合終盤、XEBRAの最年長ゴレイロの山本充義(1)もピッチに立った。

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