タイトルに【第9節】と書いてはいますが、どうやら正式?には後期リーグ【第2節】と言う位置づけらしい事を公式記録の処理作業(シムシードの更新作業)で知りました。
まぁ、どちらにしても今季の東海1部は前期の7節と後期の3節の合計10節行われるので、この日の結果が出た後は泣いても笑っても残り1節となるわけです。
前節、すでに今季の優勝を決めたジュビロ磐田フットサルクラブですが、無敗でリーグ制覇に華を添えるまでハードルはあとふたつ。
一方、残留・降格争いは前節下位リーグ中下二つの静岡県勢が勝利したことで未だ4チームすべてに残留の可能性が残ると言う状況。
この日は「フットサルマガジン ピヴォ!」の本田記者が会場に姿を見せてくれました。
本当に久しぶりにお会いする事になったのですが、前日に開催された関東リーグ【最終節】の興奮!など色々お話を聞かせて頂きました。
その中で特にうらやましく感じたお話・・・今季の関東リーグの盛り上がりは凄まじく、節によっては1,000人近くもの観客に見守られて行われたそうで・・・。
我等が静岡そして東海地域でも関東に追いつく盛り上がりを沸き起こしたいと本気で思いましたよっ!!
また、本田記者はさっそくこの日の様子をWEBで公開してくれています。
まずは、そちらへのリンクをご紹介させて頂きます。
http://www.pivo.co.jp/news/index.php?id=1709
さて、試合の様子を簡単に振り返って見ます。
■最初にDANNY FC/Emersonとmember of the gangの対戦カード。
この日のDANNYは今季ゴールを量産している太田浩二や全日本の支部予選で負傷したベテラン小嶋淳を欠くばかりか、フィールドプレーヤー僅か5人で試合に臨みます。
それでも若い選手たちは試合前「頑張りますよ!」と力強く語ってくれました。
いざ試合が始まると、早々に失点しそのままギャングに流れを持っていかれてしまうのか?と心配しましたが、すぐに田辺康太(7)が同点ゴールを決めると続けて石川栄治(10)のゴールで逆転、前半はその後ギャングに追いつかれ2-2で後半へ折り返しますが、その後半ではギャングの核、木村雄一(14)らの攻めを凌ぎきり、児玉隆太(20)が勝越しゴール、そして先制点を決めていた田辺康太が終了間際にダメ押しゴールを決め、DANNYが勝利を収めました。
攻めでの縦へのスピードはこれまでも随所に見られていましたが、この日のDANNYは少人数でのゲームでありながら、ディフェンス面でも相手ボールに常に複数のプレスを掛け続けます。
前半こそそのプレスを回避され簡単に2失点してしまいましたが、後半はゴレイロ鈴木恵吾(12)を中心に集中した守備でギャングを封じ込みました。
早朝の出発で会場入りしたギャングですが、やはり前節のジュビロの優勝決定でやや元気がなかった?のかもしれません。が、それを差し引いてもDANNYの若手の健闘は素晴らしかったと思います。
▼Game Photo
■続いてPraia Grande vs ジュビロ磐田。
わずか1週間前の全日本選手権静岡県大会の準決勝の再現となる対戦カードです。
その1週間前、プライアをPK戦の末下し全日本選手権での東海大会進出は決めたものの、その後の決勝で久しぶりの公式戦での敗北を喫したジュビロ。
年明け1月の全日本選手権東海大会、2月のホストチームとして初タイトルを懸けるジュビロカップ、3月には初めて出場の地域チャンピオンズリーグと続く公式戦へ向け気力もコンディションも落とすものかと集中した様子。
対するプライアにとってのこの試合、ただの消化試合と考えていないことはコンディションの回復が完全でないチームの代表、渡邉純の名前がメンバー表にあることでも明らか。
全力で試合に臨むプライアの姿は、いつもどおりだったと思います。
試合は現状でのコンディションの差からか、序盤からジュビロの攻勢が続き得点王争いのトップを行く鈴木孝博(5)と若手の成長株、本田拓磨(18)の2ゴールで前半を終えます。
後半に入ると、開始早々にプライアの中澤晋平(8)がゴールを決め1-2。
この流れに乗るように、直後も奥山保司(10)や渡邉純(9)らのベテラン勢も果敢にジュビロゴールを目指すもののジュビロも追加点は許さない攻防が続きます。
流れを取り戻したいジュビロは、相手選手の退場により得た数的有利な状況を河合高宏(6)がしっかりものにし再び2点差とすると、河合がもう1点加え4-1で試合を終えました。
ジュビロは無敗優勝まであと1つ。
一方、敗れたプライアは今季の順位「4位」が確定、対戦成績でも負け越しが決定し最終節へ向かう事となりました。
▼Game Photo