▼平成23年度 第8回静岡県レディースフットサルリーグ【第1節】・・・第2試合
■Infinito/PROVA清水フットサルコート 2 vs 2 Praia Grande Ladies Futsal Club
県レディースリーグに初参戦した一昨年、そして昨年といずれも4位の成績でシーズンを終えているインフィニート。このチームの特徴はなんと言っても意識の統一が取れた堅い守りと言えるでしょう。昨年以上の成績を残すためにも今季は持ち味の守備力に加え、攻撃力、決定力を発揮したいところです。
昨年、Castillon FC(カスティジョン)のチーム名で県リーグに参入したチームが、今季、東海1部所属のPraia Grandeのレディースチームとして再出発する事になりました。メンバーのほとんどが高校時代にサッカー部に所属しており潜在能力の高いチームと言えるでしょう。
真新しいユニフォームのお披露目の試合となるプライアレディースのキックオフで試合が始まる。
両チームとも守りではハーフでの守備、攻撃では丁寧にボールをつなぐフットサルを展開。どちらも基本技術の精度の高さを見せる。
一進一退でゲームは進んでいたが、先制ゴールはインフィニートが奪った。前半13分、プライアレディースを敵陣ペナルティエリアに押し込めるまでボールをつなぎオフェンスラインを高めると、ゴール中央から渡辺優美(10)がシュート。これをゴール前で夏目千佳(17)が軽くあわせてコースを変えると、ボールはプライアゴールへ吸い込まれた。
一方、プライアレディースは前半のうちに塩川由香(20)のゴールで追いつき後半へ折り返すと、後半35分に芹沢枝理子(23)が逆転ゴールを奪う。
試合はこのまま進み、プライアレディースの勝利かとも思われた試合終了数十秒前に、プライア陣内左サイドからのキックインからのボールをインフィニートの杉田香(8)が起死回生の同点弾を叩き込み2-2の引き分けで試合終了となった。
白黒は決しない試合であったが、フットデ静岡としてはこの日行なわれた4試合の中でのベストゲームに推したい好ゲームだった。
■得点経過(※公式記録による)
▼前半
13分→Infinito:夏目千佳(17)
19分→Praia LFC:塩川由香(20)
▼後半
35分→Praia LFC:芹沢枝理子(23)
39分→Infinito:杉田香(8)