今季の静岡県社会人フットサルリーグが明日エコパアリーナにて開幕しますが、レディースの県リーグはすでに先週日曜日に開幕戦を終了しています。
今季の静岡県レディースフットサルリーグは参加全8チームにより1回総当りのリーグ戦で予定が組まれており、この開幕節(第1節)にはその全チームが登場しました。
この記事から4回連続で、当日行われた全試合を簡単に振り返りたいと思います。
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▼平成23年度 第8回静岡県レディースフットサルリーグ【第1節】・・・第1試合
■聖隷ウイングス 2 vs 0 Estrelado Ladies/いちまるスポーツヴィラ/焼津フットサル倶楽部
聖隷ウイングスは、中学生からオーバー30まで幅広い年齢層で活動しているチームですが、今季は進学などの関係で中学生、高校生の登録が減り、ベテラン勢主体での戦いが強いられるシーズンです。昨季の得点王にも輝いている花島美智留選手を中心とし、攻守共に粘り強さを発揮し昨年以上の成績(昨季は6位)を狙います。
対するEstrelado Ladiesですが、こちらは今季から新規参入したチームです。チーム名の通り焼津フットサル倶楽部が新に立ち上げた女子チームです。とは言え、昨シーズンの優勝チーム「エスパルスドリームフィールドフットサルクラブ(※昨シーズン終了後に解散。)」に所属していたメンバーが名を連ねていますし、監督やコーチ陣も同施設を拠点に東海2部リーグへ参入しているEstreladoのメンバーが務め、参入初年度からの活躍が期待されます。
定刻に始まった試合は、前半、花島美智留(10)がチームをコントロールする聖隷が組織的な攻守でやや優位に立つものの、エストレディースも昨季の優勝を経験している大池彩美(13)、鈴木奈々子(7)を中心に個の能力でこれに対応しお互い無得点で後半へ折り返す事になった。
その後半27分、ハーフライン付近でボールを奪った聖隷の村松未己(9)がそのままドリブルで攻め上がり、ゴール正面から決め先制点を奪う。
リードを許したエストレディースだが、前半と比べるとゴールへの意識も強くなり、小柄な角谷美里(6)が前線でスピードを生かした仕掛けを繰り返したり、あるいは大型選手の山口希美(8)、萩原未来(11)が積極的にシュートを放つ。しかしいずれも単発的な攻撃にとどまり、聖隷の組織の守りを崩すまでには至らない。
逆に後半39分、聖隷は竹内麻祐(30)がゲームを決める追加点を奪い2-0で開幕戦を勝利した。
敗れたエストレディースだが、この試合を見る限り個人の能力は高く、選手間の連携、組織力が備われば今後の戦いに大いに期待できると感じた。
■得点経過(※公式記録による)
▼前半
両チーム得点なし
▼後半
27分→聖隷:村松未己(9)
39分→聖隷:竹内麻祐(30)