9月18日、真夏に逆戻りしたかのような強烈な日差しの中で行われたプレナス・チャレンジリーグ「静岡産業大学磐田ボニータ vs スペランツァFC高槻」を見終えた筆者は、再びエコパに向かいます。
ゆめりあからエコパアリーナはバイパス経由で20分程度、渋滞の心配もしてはいたのですが何とか順調にエコパに到着することが出来ました。
目的の「バーモントカップ・全日本少年フットサル大会 静岡県大会決勝戦」は16:00キックオフ予定です。
本当は準決勝から見たかったのですが、今回はチャレンジリーグ観戦を優先してしまいました。
試合開始を待つ間に驚いた事!それはこのバーモントカップを取材に見えた方々の多いこと!・・・多いといっても5~6名のカメラマン、記者の方なのですが、社会人の各種大会と比べたら・・・ですよね!
もちろん年明け早々に東京の駒沢で行われる全国大会は非常に知名度の高い大会ですし、ジュニア世代のクラブチーム、少年団にとってはサッカー、フットサルにかかわらず、ひとつの大きなタイトルとして定着している証拠なのでしょう!
さて、その決勝戦の対戦カードは「SJFSC PIVO(静岡ジュニアフットサルクラブ ピヴォ) vs FCアスルクラロ沼津A」。
まず静岡市を拠点とするPIVOはフットサルの基本的な攻守を良く練習している、ある意味、フットサルに特化しているチームとも言えるかもしれません。今年6月に行われた民間の大会では全国優勝も果たしています。
対するアスルクラロ沼津はサッカーでも県内のトップレベルの活動をしている個々の能力の高い選手が揃ったチームです。
大げさに言えば、フットサル対サッカー対決とでも言いましょうか?
ただこの年代のゲームでは、いくら優れた組織を持つチームと言えども、やはり個人の突破力に屈してしまうケースが多いのが現実、と思っていた筆者でしたが・・・いやいやどうして!この両チームによる決勝戦は、そんな先入観を吹き飛ばす、非常に白熱した面白い試合でした。
立ち上がりハーフでがっちり守るPIVOを攻めあぐねたアスルクラロがパスミスでボールを失うと、素早いテンポでパスをつなぐPIVOが鮮やかな攻めで先取点。
しかし、個の突破力にものを言わせたアスルクラロがキャプテン吉田選手のドリブルからの鮮やかなループシュートなどで逆転。
それでも慌てず自分達の攻守を繰り返したPIVOがしぶとく追いつき試合は3分ハーフの延長戦へ!
結局、この試合、PIVOの勝利となりましたが、両チームのゴレイロの活躍もあり、ゴール前での攻防も見応え充分!
本当に面白い試合を観させて頂きました。
静岡県代表となったPIVOの選手たち、監督さん以下スタッフの方々、全国大会では自慢の組織力を存分に発揮して全国の強豪に挑んで欲しいと思います。
選手たちは大人顔負けのフットサルの戦術を身に付けていると思いますし、もちろん個々の能力もすばらしいものがあります。
全国大会での活躍を期待しています!!
以下、午前のうち撮影しておきました目に付いたバナーを ご紹介いたします。