[6月9日~6月12日 エコパアリーナ/エコパサブアリーナ]
今週のトレーニングキャンプは、24歳以下の選手に限って招集された代表候補によるものです。
このキャンプには、急遽、田原FCから蓮池紳吾選手が招集されました。
キャンプ前日に突如招集の連絡を受けたそうで、会社への休暇のお願いや、キャンプへの支度などあわただしく合流したようです。
結局、キャンプ初日(9日の午後)の練習には間に合わなかったようですが、水曜日からの午前、午後の2部練習には元気に参加していました。
【フットデ静岡】・・・このU-24年代の代表候補キャンプへの招集、おめでとうございます。
率直な今の心境は?
【蓮池選手】・・・正直、何で僕が?と思いました。
【フットデ静岡】・・・急な招集への連絡だったと聞いていますが?
【蓮池選手】・・・そうです。昨日の午後には間に合いませんでした。休みを取らせていただいた会社の方に感謝したいです。色々連絡を取っていただいた前田監督(所属する田原FCの監督)にも感謝しています。
【フットデ静岡】・・・簡単な経歴を教えていただけますか?
【蓮池選手】・・・磐田市の出身です。サッカーをやっていましたが、フットサルは高校を卒業してから始めました。19歳の時半年間ほどブラジルで勉強しました。その時に言葉も少し覚えたんですが・・・。
【フットデ静岡】・・・最初の練習を終えての感想は?
【蓮池選手】・・・廻りが上手い選手ばかりなので、すべてが勉強と言うか・・・。
このキャンプへの招集を今後につなげて行きたいですし、一度だけでなく次も呼ばれたいと言う欲も出て来ました。
【フットデ静岡】・・・スペイン語とポルトガル語の違いはあると思いますが、監督の指示は直接理解できますか?
【蓮池選手】・・・いやいや、それは解らないです。 (笑いながら)通訳の在原さんの顔ばかり見ています。
【フットデ静岡】・・・長く一緒にプレーをしていた松本行令選手(田原FC→PraiaGrande)が今年からデウソン神戸でプレーする事になりましたが?
【蓮池選手】・・・まっつん(松本選手)は自分が一番最初にフットサルをやり始めた時から一歩二歩先にいた選手で常に目標でもありました。負けたくない気持ちもありますね。
さらにキャンプ最終日の練習終了後にあらためて感想を話してもらいました。
【フットデ静岡】・・・4日間のキャンプが終わりましたが?
【蓮池選手】・・・僕は初日が参加できず3日間の練習でしたが、とにかく一緒に参加していた選手を見て刺激を受けました。
もちろん勉強することばかりなんですが、今までどおりの自分じゃダメだなと思いました。もっと頑張らないと!
と、締めくくってくれました。
田原FCの前田監督も「蓮池には何かを掴んで帰ってきて欲しいし、必ずそれが現れるときが来るはず。僕は長い目で見ていますよ。」と話していました。
次に紹介するのは、静岡県生まれではないものの、静岡県と同じ東海地域に所属する岐阜県の東海2部リーグ、FALCO GIFU FSの中心選手、中島千博選手です。
彼は高校時代を東海大翔洋高校を過ごした経歴を持っています。
【フットデ静岡】・・・まず、このキャンプに招集された率直な感想を聞かせてください。
【中島選手】・・・色々な方に感謝しなければいけないな、と思います。認めていただいたということは本当に嬉しいですしありがたく思っています。
【フットデ静岡】・・・今日、仕事上必要なフォークリフトの試験が予定されていたと聞きましたが?仕事との迷いは?
【中島選手】・・・迷いはありませんでした。チャレンジしたかった場なので!会社の理解も得ることが出来ましたし。
【フットデ静岡】・・・高校時代、静岡で過ごしたわけですが、静岡への思いは?
【中島選手】・・・強く感じています。いろいろ勉強させていただいた土地なので。高校時代に経験出来たことは自分の成長にすごく役に立っています。
【フットデ静岡】・・・昨日、今日と練習を終えて感じたことは?
【中島選手】・・・すごいレベルの選手たちだなと。ただ自分も負けていない部分があると思うので、やれることを精一杯チャレンジしたいと思いいます。
自分の所属は地域リーグですが、これからも上を目指して頑張りたいと思います。
中島選手は、静岡フットサルオープンリーグにもFALCO GIFUのメンバーとして毎回、参加していますし、東海選抜大会でも岐阜県選抜の中心として活躍していました。身近に感じていた選手なので、これからもがんばって欲しいと思います。
次は、やはり高校時代を静岡学園で過ごした経歴を持つ、諸江剣語選手(バルドラール浦安)に話を伺いました。
【フットデ静岡】・・・まず、このキャンプに招集された率直な感想を聞かせてください。
【諸江選手】・・・自分が所属しているチームでの試合出場の機会があまりなかったので、呼ばれないかなぁと思っていましたがこうして招集してもらえたので正直、ラッキーと感じています。
【フットデ静岡】・・・フットサルをプレーするようになったきっかけは?
【諸江選手】・・・高校を卒業して地元(石川県)に戻ったんですが、ある人の紹介でバルドラールの前身のプレデターでフットサルの練習試合を経験しました。その後、縁あってバルドラールでプレーするようになりました。
【フットデ静岡】・・・静岡への思いは?
【諸江選手】・・・う~ん、静岡・・・。もっとやれると思いますよ。個人のレベルは高いと思いますから。
高校時代の経験はものすごく役に立っています。当時から足裏を使うプレーを覚えさせられたり、ひたすらドリブル練習させられたりと・・・。とにかく静岡学園生はフットサル向きの練習や経験をしていたことは事実ですね。
【フットデ静岡】・・・フットサルでは特に守備が大事だと思いますが。
【諸江選手】・・・最初はガンガン仕掛ける事ばかりでしたね。でも代表でフィクソを任されるようになり、守備の重要性は理解できるようになりました。
【フットデ静岡】・・・今後に向けては?
【諸江選手】・・・代表に残れれば嬉しいですけれども、残れなくても前向きに一生懸命頑張りたいです。
最後にご紹介するのは、原章展選手(ペスカドーラ町田)です。
原選手は、田原FCがジュビロカップ争奪!静岡県社会人フットサル選手権大会の4連覇を果たした年にメンバーとして在籍していました。
【フットデ静岡】・・・まず、このキャンプに招集された率直な感想を聞かせてください。
【原選手】・・・これまでの評価というより、将来への伸びしろを期待されたんじゃないかなと考えています。
レベルの高い選手たちと一緒にトレーニングできたので、チームに持ち帰って役立てて行きたいと思います。
【フットデ静岡】・・・ジュビロカップ4連覇を田原FCのメンバーとして経験されたと思いますが。
はい。田原でのプレーのきっかけはマリオさんの紹介だったんですけど、良い経験をさせていただきました。
【フットデ静岡】・・・当時の静岡での印象は?
【原選手】・・・とにかく、やさしくしていただいたことを強く感じています。自分は東京から土日の試合の時だけ通わせてもらっていたんですが、前田さんをはじめ、和泉さん、河合さんなどにも本当にお世話になりました。すごく静岡が好きです。
【フットデ静岡】・・・静岡への応援メッセージは?
【原選手】・・・自分は技術でも経験でもまだまだなんで、応援できるような立場じゃないんですが、静岡のことは常に気になっていますし、今でも連絡取り合っていますよ。藤原君の活躍や田原FCに和泉さんが戻ったことなどもうれしく思います。静岡が好きなんです。
【フットデ静岡】・・・最後になりましたけど、今日(6月12日)は「誕生日おめでとう!」と言わなければいけない日ですよね?