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9月30日から10月2日にかけて山梨県甲府市小瀬スポーツ公園体育館にて開催された、第27回全国選抜フットサル大会。
「もう、そんなのいいよ!」と言う声も聞こえてきそうなくらい、遅れに遅れている全国選抜観戦記の掲載ですが、決して静岡県外のチームや出来事だからといって手を抜いたわけではないのです。

必ず掲載!の強い意志?は持ってはいたのですが、タイミングがズレにずれた事には素直に反省、掲載を楽しみにしていただいた三重県選抜のみなさん、ゴメンナサイ。

しかしながら、今こうしてブログ掲載の諸作業を進めてみますと、取材メモの乱れた文字は、試合後しばらくは記憶に残る試合の進行と共に読み出し可能だったのですが、これだけ時間が経過してしまうと自分にとっても暗号以外の何物でもない!?状態になってしまった部分も!。

ということで、文字少なめ・写真多めの観戦記を連投したいと思います。

■予選リーグ第1試合・・・三重県選抜 vs 香川県選抜

初戦に臨む三重県選抜。

こちらは香川県選抜。

初戦に臨む三重県選抜のベンチには、ギャングからの森と中本、ナスパから森下、松山、そしてフォースの池山の姿がなかった。
このベンチ外の顔ぶれだけでも攻守に安定感のあるセットが組めそうだが、人材豊富なメンバーを持つ今年の三重県選抜を象徴した初戦への人選だと感じた。

さらに、監督として大会に臨むゴレイロの森恵輔までが1度もこの試合のピッチに立たなかったことも最初に記しておこう。

スタートは石川勝也、木村、横内、石川哲也のフィールド4人に小林がゴレイロとしてピッチに立った。

キックオフ直後に左サイドのキックインから石川勝也がゴール正面で決定機を迎えたが決める事が出来ない。

そこから香川県選抜の想像以上に積極的な前プレにてこずる事になる。

「香川についての事前情報はまったくありませんでした。」と試合後、森恵輔が話したように三重県選抜にとって香川県選抜の戦い方への特別な準備はなかったようだ。

三重県選抜は木村が底に入ってゲームメイクを試みるが、パス出しのタイミングやボールを運ぶ方向など選抜チームの難しさからか今ひとつ連動性を欠く。

8分には最後尾の木村が自陣第2PK付近で厳しく寄せられてボールを失い、そのまま香川のショートカウンターで先制点を奪われてしまった。
しばらく間は開くものの16分にも同様に最後尾へのプレスから失点、0-2のビハインドとなってしまった。

前半のほとんどは香川ペースだったのだが。最終的に予選敗退とはなったが、ワイルドカードでの生き残りにも可能性を感じさせるゲームを見せた。

しかし三重県選抜にあせりの色が見えなかったことはピッチサイドでカメラを構えた筆者にも感じる事が出来た。

さらに2点リードの心理状態の妙や積極的な前プレの代償として数を重ねたファールカウント、そしてフィジカルの低下が香川県選抜の勢いにややブレーキをかける。

18分過ぎにはギャングセットの鮮やかな連携で石川勝也が1点を返すと、続けざまに峯山も決め2-2に追いつき後半へ折り返す事になった。

三重県選抜はハーフタイムでさらに連携への修正点を改善できたのか、後半に入ると受け手の顔出しの位置やタイミングにリズムが生まれ、最後尾からのビルドアップにも余裕が出てきた。

こうなると完全に三重ペース。誰がピッチに立っていても連携を欠くことなくボールが動く。

結局、後半は4-1と香川を圧倒、6-3と逆転で大事な初戦を勝利した。

後半は全員が躍動していた三重県選抜。好スタートを切った。

試合後、1度もピッチに立つことがなかった森恵輔監督(選手兼任)に聞いた。

▼初戦を終えての感想は?
・・・初戦の難しさを改めて感じた試合でした。特に立ち上がり、相手のプレッシャーに浮き足立ってしまいました。失点の場面は自分達ができることをサボってしまって奪われたもの、だから0-2になっても自分達のプレーをすれば大丈夫だとあせりは感じませんでした。

▼昨年の悔しさを引き継いでの2年連続出場ですが今年のチーム作りのテーマは?
・・・今年は最終日まで5試合戦う事が目標で、大会に臨む最大のテーマはチーム全体の運動量の継続です。誰が出てもどんなセットでも走り負けないことが大事だとみんなで話をしてきました。

▼大会までの準備は?
・・・静岡遠征での各チームとの練習試合、静岡県選抜とのエキシビジョンマッチ以外は、東海リーグなどの絡みもあって1度しか活動できなかったです。試合形式もギャング対選抜みたいな形だけでした。

▼今日のベンチ入り・ベンチ外の判断は?
・・・3日間で40分のプレーイングを5試合。各試合ごとに安定した運動量を発揮するためには偏りはなくしたかった。誰が出ていても走りきる事には自信があったので。ただ、池山と森下については初戦のベンチ外でちょっとフラストレーションを貯めて、2試合目以降に爆発してもらうつもりです。(笑)

▼自らもピッチに立ちませんでしたが?
・・・自分達も前プレを基本にゲームを作りたいので、最後尾とゴールの間のスペースをゴレイロが受け持つ事が大事です。その意味で小林は広いエリアの守りや足元には安定感もあるので思い切って任せてみました。ただ、コーチングの声が少し遅かったのでその点だけ注意しました。個人的には普段はピッチ最後尾から試合を見ているわけですが、ベンチから見るピッチは声の掛けどころなどかなり違うものですね。勉強になりました。

以下、フォトギャラリーにてゲームの様子を掲載いたします。

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