みなさんはU-18のカテゴリーで静岡県フットサルリーグが開催されている事はご存知でしょうか?
「静岡県」と名前は付いていますが、まだまだ暫定的な、試行錯誤をしながらのリーグ戦ではあるのですが・・・。
U-18の年代ですと、参加の費用や移動の手段といったところに、どうしても指導者や保護者の方の理解やサポートが必要です。
よほど特殊な場合でない限り、選手たちだけでの移動の手段はないでしょうし、ただでさえ東西に移動距離の長い静岡県の事ですのでなおさらです。
現在のように開催会場が西部地域に多い状況では、どうしても遠方からの参加は躊躇しがちになってしまうでしょうか?
その2009年度U-18クラスの県リーグ第1節が本日エコパのサブアリーナにて開催されると言う事で、ちょっとだけその様子をのぞいて来ました。
今年度は現時点で4チームが参加申込みを済ませているということでしたが、今日サブアリーナに来れたチームは、浜松開誠館高校と丸塚ユースの2チームだけでした。
運営担当の方に伺うと、やはり各チームの事情に配慮した日程を組んでいるとのことで、臨機応変な対応でまずは参加してもらうことが最優先との判断かと思います。
さらに、今後の参加希望、申し込みも受け付け可能と言う事でしたので、もし参加してみよう!と言うチームがありましたら是非、お問い合わせしてみてください。
「レベル的には?」とお考えの指導者の方もいらっしゃるかと思いますが、7月4日土曜日にエコパ・メインアリーナにて第2節が開催されるとのことですので、見学されてはいかがでしょうか?なお、同じ日に同じメインアリーナでは、社会人県リーグの第3節も同時に行われます。
さて、実際に試合を見ての感想ですが・・・どちらのチームも現役サッカー部あるいはサッカー経験者ばかりで編成されてはいるものの、フットサルのルールもままならない選手もいますし競技フットサルについては指導を受ける機会も少ないのではと感じました。
繰り広げられるほとんどは、いわゆるミニサッカーなのですが、そんな中やはり居るものですね、面白い選手が!足裏のタッチも上手いですよ!
「君、本気でフットサルやらない?」と思わず声を掛けたくなってしまいますね。いやいや彼等のほうこそ「もっとフットサル覚えたい」って思っているかもしれませんね!そんな選手たちを見ているとやはりプレーする場が大事だし必要なんだと実感します。ルールも戦術も後回しでいいのかなって思いますね。
あとは、この選手たちが、もっともっとフットサルにはまって行く環境を作ってあげる事が大切なんだなと感じました。
余談ですが、先日、同じエコパサブアリーナで行われた日本代表候補のトレーニングキャンプの際に、ミゲル・ロドリゴ フットサル日本代表監督が「今後は各年代(U-23/U-21など)でのフットサル代表チームを編成したい。選手にとっては良い目標になるはずです。」と話していました。もしU-18でもフットサル日本代表が招集されたら面白いですね。この年代には底知れぬ可能性を感じますから。
冒頭にも書きましたが、この年代の選手たちにフットサルのプレーの場を与えるためには、指導者や保護者の皆さんのサポートは不可欠です。
逆を考えれば、そのサポートを選手たちがフットサルへの情熱に変えてくれるかもしれません。
どうか、そこのところを熱く感じて未来のトッププレーヤーを育てましょう!
よろしくお願いします!!
(※U-18は未成年のカテゴリーですので今回掲載の写真は出来るだけ顔のはっきり写っていないものを使用しました。今後、関係の方々とご相談のうえ、チームの集合写真などを掲載させていただきます。ご了承ください。)