昨年度そして今年度と静岡県のフットサルへの多大なご支援を頂いている積水ハウス株式会社様。
昨日、我が家に届いた新聞の折り込みチラシをご紹介させていただきました。
お近くの方、生涯の買い物を検討中の方、是非、会場を訪ねて頂きたいですね!
そして、恐らくあるであろう(?)来場者アンケートのようなものに、「何処でお知りになりましたか?」の問いがありましたら、「フットサル関係者からの情報です!」と元気に答えていただきたいです。
物が物だけに、気軽なお買いもとは行きませんが、多くの方に積水ハウス様の展示会場に足を運んでいただけるような活動も、ご支援を頂く我々の役目と感じています。
どうぞ、みなさん、よろしくお願いいたします!
【第1節2日目第3試合】
エスポラーダ北海道 2-1 デウソン神戸
7分 0-1 岡崎チアゴ(神戸)
33分 1-1 本田拓磨(北海道)
37分 2-1 水上玄太(北海道)
北海道は高山、堀米、上貝、本田、ゴレイロ関口、神戸は鈴村、大野、原田、相井、ゴレイロ冨金原でスタート。
スピード豊かにゴールに迫る北海道、ピヴォ当てからの展開に活路を見出す神戸という対照的なゲーム運び。先制は神戸。7分、左サイドでマークを外してボールを受けた岡崎が、右足シュートを決めた。北海道は室田祐希、堀米らが速攻を仕掛けるが、神戸ゴレイロ冨金原が再三の好セーブでゴールを割らせない。前半は1対0神戸リードで終了した。
後半も一進一退の攻防。北海道は33分、左サイドをドリブル突破した堀米からの折り返しを受けた本田が反転シュート。これが決まって北海道が同点に追いつく。
お互いの良さが出た好ゲーム。北海道は37分、カウンターから室田祐希が持ち上がり、鈴木裕太郎を経由し、最後は水上が決めて逆転に成功した。
神戸は直後に鈴村をゴレイロに据えたパワープレーを開始するも実らず。北海道がFリーグ参入後、開幕戦初勝利を挙げた。
▼神戸千綿リカルド監督コメント
「勝てなくて残念。(選手は)やれることはやっていたと思う。フィニッシュの精度が足りなかった」
-今季、どういうコンセプトでチームを作ろうと考えているか。
「(監督を引き受けて以来)ミッションという気持ちでやってきた。まず感謝の気持ちを持ちながらチームを作ろうと決めた。毎日厳しく練習し、お客さんに対しての感謝の気持ちで試合をする」
-Fリーグに復帰して、どう感じたか。変わったところはあるか。
「昨日、会場で久しぶりにFリーグを久しぶりに見て、どきどきした。日本のフットサルは戦術的なところが成長していると感じた。がんばらなくてはいけないリーグになったと思う。若い選手たちもトラップやパスだけでなく、戦術的な動きができるようになってきた」
▼神戸冨金原徹選手コメント
「次は名古屋戦。スタートした当初から、名古屋に勝つことを強く意識している。修正できるところ修正して、1週間、人生をかけていい準備をする。勝つことにこだわってやりたい」
▼北海道小野寺隆彦監督
「参入7年目にして、初めて開幕戦を勝つことができた。積み上げてきたものが大きいと思う。大変わりのしないチーム。ストロングポイントもウィークポイントも分かっている。今日はウィークポイントが多く出てしまったが、そんなゲームでも勝ち切れたのは、成長の証。今日は、見に来てくれたファンのみなさんをとりこにするために、絶対に勝たなければいけないと思っていた。自分自身にとっても良い時、悪い時があって、今日はとにかく勝たなければいけない試合だった。大分戦で勝利できれば、チームがぐっと上がっていく。しっかり調整したい」
-開幕戦に向けてどのような調整をしたか。
「通常であればフィジカル中心にチームを作っていく時期。だが、開幕まで時間がなかったので、週1回だけフィジカルをやり、週の半ばで攻撃とディフェンスをやるというパターン。ゲームのルーティンと変わらないやり方だった」
▼北海道高山剛寛選手コメント
「(今季は)僕らにとって特別な1年にする。苦しい試合だったが勝ち切ることができ、いいスタートになった。大分、大阪と強敵が続くが全力で戦い、優勝できるように頑張っていきたい」
▼北海道本田拓磨選手コメント
-開幕節に勝利した。
「昨シーズン、リーグ戦が4位に終わり、プーマカップでも結果を出せなかった。開幕節に臨む選手のモチベーションは高かった。前半流れが悪かったが、内容は悪くなかったので結果がついてきて良かった」
-堀米、上貝、高山選手とのセットは昨シーズンとほとんど同じ顔ぶれ。
「ベースはほぼ一緒。継続してやっているからやりやすい。新シーズンに入っても、あまり時間をかけずに練習できていた。ホリだったり宮原だったり、ドリブルで仕掛けられる選手がいる中で、あとの3人でどれだけスペースを作れるかということを話していた」
-同点ゴールを決めた。左サイドを突破した堀米選手の折り返しを決めた。
「(シュートのタイミングとしては)うまく入りきれないと感じたので、スピードを落として受けた。相手ゴレイロは前半に顔面を蹴られていたので、上を狙った。意識したらいい感じで入った」
-反転シュートだった。あまりそういうプレーをするイメージがない。
「確かになかった。その場の反応。それまで何本か、シュートを打つべき場面で打てていなかったので、思い切って」
-ディフェンス面ではどうだったか。両チームのセットチェンジの時間がほとんど同じだった。
「相手にピヴォ当てをうまくやられてしまった。特に原田選手に当てられすぎた。自分たちでやり直しができなかった。今シーズンも少なくとも2回対戦するが、どれだけ当てられないかが重要」
-今シーズンの目標は。
「昨シーズンはけがで離脱する場面もあった。今季はけがをせず、チームに貢献したい。順位は昨シーズンより上が目標。まずはファイナルに行けるように」
-北海道の「走るフットサル」は見るたびに磨きがかかっているような印象。
「カウンターベースということで、チームの特徴もある。昨シーズンからトレーナーが代わり、練習から相当走っている。その効果があるのかもしれない」
▼神戸大野一輝選手コメント
-Fリーグデビュー。ファーストセットに入っていてびっくりした。
「4月の半ばに大阪と練習試合をやったときに、セカンドセットの後、若手の2番目ぐらい(のセット)で出た。大阪とは名古屋サテライト時代にやったことがあって、慣れていたのでいつもどおりのプレーができた。それで評価が上がって、ファースト(セット)に入れてもらえるようになった」
-チームで求められていることは
「後ろで回してピヴォ当てというのが基本戦術。自分は前を見られるタイプなので、(原田)浩平さんにも『チャンスがあればあててくれ』と言われている」
-ポジションは名古屋サテ時代のフィクソではなく、基本的には右のアラだったように見えた。
「フィクソのスズさん(鈴村選手)には、とにかく前に行けと言われる。あまり慣れたポジションではないが、戦況に応じてスズさん(鈴村選手)とお互いに交代してフィクソに入ることもあった」
-パスでリズムを作るタイプ。多少のミスにも動じることなく、40分間安定したプレーだった。
「思ったよりも緊張しなかった。むしろ東海リーグの初戦のほうが緊張した。ミーティングではミスしてもいいからと言われていたので、自分のプレーを全力でやるだけだった。序盤は硬かったが、みんなが声をかけてくれたのが大きかった」
-ベンチに下がるときに、いつも監督と話をしていた。
「『いつものプレーができている。大丈夫』と言ってもらえた」
-鈴村選手とのプレーは学ぶべき点は多いのでは。
「守備のときに相手をだますこと。声を出すこと。いろいろなことを、同じフィクソとして盗まないといけない。右左の両足が使えることもいいお手本だと思う」
-今季の目標を。
「チームは、監督もずっと言っているが、リーグ優勝してアジア選手権優勝を狙いたい。個人的には、このままコンスタントに試合に出続け、けがをしないように。目立つタイプではないので、裏からチームを支えたい」
-次節は名古屋戦。サテライト出身者としては特別な気持ちがあるのでは。
「僕は、トップにフィクソが多かったのでなかなか(トップの)練習に参加できなかった。多くの選手とは、マッチアップするのが初めて。以前紅白戦をしたときも、(森岡)薫さんたち代表組はいなかった。対戦はかなり楽しみ。どれだけ通用するのか。全力でぶつかるだけだ」
【第1節2日目第2試合】
バルドラール浦安 8-1 湘南ベルマーレ
4分 1-0 小倉勇(浦安)
4分 2-0 小倉勇(浦安)
13分 3-0 中島孝(浦安)
15分 4-0 浅野佑多(浦安)
19分 5-0 オウンゴール
20分 5-1 刈込真人(湘南)
28分 6-1 荒牧太郎(浦安)
37分 7-1 星翔太(浦安)
39分 8-1 小倉勇(浦安)
湘南は安藤、刈込、中村、浦上、ゴレイロ鈴木、浦安は荒牧、中島、星、高橋、ゴレイロ藤原でスタート。
素早いパス回しを披露する両チーム。浦安は4分、左キックインから小倉が相手ゴレイロの頭上を抜くシュートを決めて先制。その40秒後にはまたしても小倉が、PA外で粘った加藤の落としに反応して2点目。13分、巧妙なボール回しから中島がフィニッシュ。浦安は15分にも加藤とのワンツーから浅野がゴールを陥れ、4点のリードを奪った。
浦安は前半残り1分を切ってから、左サイド荒牧の突破からオウンゴールを誘発して加点。湘南も直後に刈込のゴールで食い下がるが、前半は5対1浦安リードで終了する。
後半も終始浦安が主導権。28分、右キックインを星がクイックスタートさせ、荒牧が突き刺して6点目。湘南は33分から岡村ゴレイロのパワープレーを開始するが、星、小倉にパワープレー返しを決められ万事休す。浦安が8対1で大勝した。
▼浦安米川正夫監督コメント
「初戦ということもあって、チーム自体は状態が良くなかった。前半の早い段階で先制して、ゲームを楽に進めることができたのが勝因。新シーズンを迎え、相手のやり方はやってみないとわからないと思っていたが、ふたを開けてみたら昨シーズンとほぼ一緒だった。ボールを持てる選手が減っているように見えた。点差はついたが、よりよいやり方はあった。そこを突き詰めればもっと点は入ったと思う」
-昨シーズンと、チームとしてどんなところが変わったか。
「ほぼ違いはないのかもしれない。ただ、僕自身2年目で、同じようなことをやるモチベーションがない。リーグを盛り上げようという気持ちはあるが、同じようなコンセプトで普通にやっていくのがいいのか、Fリーグの発展につながるのか、その点で葛藤があった。何を上積みしていくか悩んだ。本を読んだり、いろいろな人と話をして情報を得る中で。答えがみつかった。フットサルという競技にかかわる選手は、パーフェクトスキルを見つけてほしい。ゲームで結果を出しつつ、お客さんを楽しませることが必要だ。今季も浦安は、リーグを引っ張っていく。ぜひ注目してください」
▼湘南横澤直樹監督コメント
「見ての通りの大敗。(試合前は)昨年から築きあげてきたものはあるが、とにかく一体感をもって取り組もうと。負けはしたが、一体感は終始見られた。自分たちがやってきたもので、通じるところ通じないところが今日の試合でよく表れた。あとはトレーニングしかない。困難や強敵を『一蹴』するという今シーズンのチームスローガン通り、最後の最後まであきらめずにシーズンを戦っていきたい」
-チームの完成度をどう評価するか。
「フットサル自体を変え、フットサルとはどういうものかを選手に伝えたが、消化しきれていない。状態としては悪くはないと思う。最後の最後でゴールを狙うところ、勝負を分けるディフェンスなどの面で、集中力が欠けている」
▼湘南浦上浩生選手コメント
「大敗だが、ネガティブにとらえず、先を見据えたい。33試合のうちの1試合が終わったばかり。次はホーム開幕戦なので、必ず勝利して応援してくださるサポーター、スポンサーと勝利の喜びを分かち合えるようにトレーニングしていく」
-キャプテンとしての抱負は。
「特別に何かをする、ということは考えていない。チームの盛り上がり、一体感に貢献できるように、一選手としてより良いプレーを心掛けたい」
【第1節2日目第1試合】
バサジィ大分 5-2 シュライカー大阪
9分 1-0 森村孝志(大分)
11分 2-0 北嶋佑一(大分)
12分 3-0 田村龍太郎(大分)
25分 3-1 永井義文(大阪)
26分 3-2 永井義文(大阪)
39分 4-2 北嶋佑一(大分)
40分 5-2 青柳佳祐(大分)
大分は田村、白方、森村、斎藤、ゴレイロ青柳、大阪はヴィニシウス、小曽戸、田村、村上、ゴレイロ宮竹でスタート。
キックオフからお互いにゴール前まで持ち込む見ごたえのある攻防。9分、大分は大阪陣内でのルーズボールの競り合いを制した森村が、ゴールネットを強烈に揺らして先制。11分には右キックインから2人のDFの間に入り込んだ北嶋が決めて2点目。12分は左CKから田村がダイレクトシュートを決めた。前半は3対0、大分リードで終了。
後半は立ち上がりから大阪ペース。25分、右サイドを突破した稲田のライナー性のシュートパスを永井が胸で押し込んでまず1点。26分には右から佐藤が入れたボールを永井が押し込み1点差とする。
大阪は残り4分半から稲田をゴレイロに据えたパワープレーを開始。だが、決定機をものにできないまま時間が過ぎ、大分にパワープレー返しで2点を追加される。試合は5対2で終了した。
▼大阪木暮賢一郎監督コメント
「いいフットサルをして、来てくれたファンの方が楽しめるゲームをすることを目指した。立ち上がりに多くのチャンスがありながら、ミスから失点してしまった。もったいないゲームだった。フットサルは名前では勝てない、ミスをしては勝てないことをあらためて痛感した。今日が開幕戦。残り32試合あるので、(問題点を)修正して、ホームでは勝ち点3を取る。自分たちの目標である優勝にたどり着きたい」
-移籍加入の小曽戸選手に期待することは。
「彼の特徴と昨年まで培ってきたチームとしてのベースを融合させるのが大事。特に違和感なくプレーしてくれている。さらにいいパフォーマンスが期待できる。今日は、多少足の痛みがあったので無理せずに(後半はあまり出さなかった)。戦術的な理由ではない」
▼大阪佐藤亮選手コメント
「望んだとおりの結果ではない。事前に準備してきたものを、ピッチで表現できず残念。来週はホーム開幕戦なので、失点につながるミスを修正して、勝ち点3を必ず取りたい」
▼大分吉武茂郎監督コメント
「ゲームに勝てたのは良かったが、内容は大阪に圧倒されていた。チームの完成度は低いと実感した。勝ちはしたが、いろいろな課題が見えた。次の試合にむけてしっかり修正したい」
▼大分仁部屋和弘選手コメント
「足の調子が良くないため、状況に応じて時間制限でプレーする予定だった。状況によって。リードした展開だったので、(監督が)出さなかったのだと思う」
-試合内容をどう見るか。
「0点に近い試合。唯一良かったのは勝てたこと。今後は、次につながる試合をしていきたい」
▼北嶋佑一選手コメント
「パス回しをメインにした戦術に取り組んでいたが、それを全く出せなかった。勝ててしまったことをよしとするかどうか。迷うところだ」
-キックインからゴールを決めた。チームとして取り組んだ成果か。
「あの場面はどちらかというと、個人戦術。2人のDFの間に入って、ブロックしながら打った。(田村)龍太郎さんと2人の関係で生まれたゴールだと思う」
-今年の目標は。
「去年は、なかなか試合に出られなかった。今年は全試合出場を目指したい。来年のW杯のメンバーに選ばれるように、リーグ戦出場を重ねたい」
-名古屋サテの後輩にあたる北川選手が加入したが。
「合流して約1カ月。うまくやっていると思う。聞いてきたときには、いろいろアドバイスをしている」
▼北川祐選手コメント
-セカンドセットのメンバーとして、早い時間に出場機会を得た。
「なかなか自分の良さを出せなかった。チームが勝ったことが一番だが、2つのセットに入る生き残り競争の中で、もっとやれることがあったと思う。CKも蹴らせてもらったが、ゴールにつながればもっと良かった」
-Fリーグの選手と相対して、重圧は感じたか。
「正直なところ、思ったほどのプレッシャーは感じなかった。特別指定選手としてオーシャンズに帯同させてもらったことがよい経験になっている。ただ、余裕はあった中で自分らしいプレーができなかったという印象だ」
-今年の目標は。
「チームとしてはリーグ制覇。リーグ戦の名古屋戦は特別な試合になるだろう。ぜひメンバーに入って得点を決めたい。個人としては、チームの歯車として欠かせない存在になりたい。あいつがいなければチームが回らない。そう言われる選手になりたい」
【第1節第3試合】
府中アスレティックFC 6-1 アグレミーナ浜松
2分 1-0 皆本晃(府中)
6分 2-0 完山徹一(府中)
8分 3-0 渡邉知晃(府中)
8分 3-1 小池良平(浜松)
21分 4-1 皆本晃(府中)
25分 5-1 山田ラファエルユウゴ(府中)
38分 6-1 渡邉知晃(府中)
府中は皆本、上福元、渡邉、柴田、ゴレイロ田中、浜松は和久田、松本、剣持、田中、ゴレイロ石黒でスタート。
1分、府中はゴール左からのFKを皆本が決めて先制。浜松の壁2枚の右を抜いてゴールネットを揺らした。府中は6分に追加点。右サイドライン際でルーズになった浮き球を永島がうまく体を入れて保持し、中央の完山がプッシュした。8分に3点目。右CKから、渡邉が強烈なシュートをダイレクトで叩き込んだ。
ここまで防戦一方の浜松も、3点目を取られた後のキックオフボールから反撃の1点。左サイドを曽根田が切り裂き、ファーで小池が合わせた。前半は3対1で終了。
後半も府中ペースで試合が進む。開始直後の21分に皆本がこの日2点目を挙げ、25分には山田ラファエルユウゴがCKからミドルシュートを決めた。
4点差をつけられた浜松は30分から曽根田をゴレイロに据えたパワープレーを開始。須藤、田中も入れた新編成だったが、2度のチャンスを得点に結びつけられず、38分には渡邉にパワープレー返しを食らう。試合は6対1府中勝利で終了した。
府中の完勝だった。サイズの大きさのみならず、体のキレの良さでも浜松を圧倒。球際の攻防をほとんど制し、最後まで主導権を渡さなかった。浜松は新加入の須藤、田中らが個人技を見せた。ただ、全体的にボールを前に運ぶスピードとその経路についての意思統一に欠け、ゴール前のシーンが少なかった。
▼府中谷本俊介監督コメント
「府中はFリーグに加入してから開幕戦で勝ったことがなかった。初勝利をうれしく思う。昨年は開幕6連敗でスタートした。そんな僕らだからこそ、喜びは強い。初という意味では、府中の監督で、3年目を任されたのは初めてだという。そういう立場として、今シーズンは結果を残したい。その覚悟を今日の試合で多少見せることができた。チームのメンバーに感謝したい」
-今シーズンの目標は「優勝」なのか。
「メンバー(の充実)的にも優勝を目指す。そのつもりでいる。今シーズンは20人体制その中で12人だけが試合のメンバーになれる。残りの8人が不満分子になればマイナスになるだろうが、今シーズンは競争を楽しめるメンバーがそろっていると思う。入ってきた選手を含め、競争力が強みだと思う。対戦するすべての相手を倒していきたい」
▼府中皆本晃選手コメント
「コンディションはよくなかった。それだけに、自分ができるプレーに徹した。得点、ゲームコントロールの2点だけに絞って試合に臨んだ。最低ラインの仕事はできたと思う」
▼浜松保田健二朗監督コメント
「1対6という引き離されたゲーム。応援してくれた人に申し訳ない。どのチームもそうだろうが、オフの期間が例年より短かく、チーム戦術の浸透が難しい状況だった。一方で相手の府中は、新メンバーが入ってもピヴォを使う戦術が徹底していた。浜松はディフェンスもオフェンスも昨シーズンとは違うものを取り入れてやっている。選手間の受け渡し、コミュニケーションが完成度としては低かった」
-昨年と異なるやり方とは。
「昨シーズンはピヴォを1枚入れ、単調にそこに入れる形だった。今シーズンは新しく入ったメンバーが技術的に優れているので、既存の選手も含めて、クアトロという形で、後ろから構築していこうと考えている。ボール回しがうまくいっていた時間帯もあったが、相手が崩れるところまで回し続けるのか、早いタイミングで前に送るのか(の判断)が重要。特に後半はなかなかそれができなかったという印象だ」
▼浜松剣持貴充選手コメント
「5点差の試合で課題が明確になった。引き続き、継続してやっていきたいと思う」
▼浜松須藤慎一選手コメント
「点差が開いてしまった。修正点がたくさん見えて、伸ばせるところもたくさんある。悲観しないで次につなげたいと思う。監督からの話は具体的。それを現実化する時間がなかった。時間帯によって、前から来ているときに2、3本ダイレクトでつないで崩せるシーンもあった。そういうものを見せていきたい」
-前に運ぶやり方が、昨年とは違うようだ。個人としてドリブルのパスの選択についてどう考えるか。
「ドリブラーというタイプではない。パスコースを探す役割を果たさなくてはいけない。半分を超えたら、どんどん仕掛けて見ている人が楽しめる試合をしたい。みんながそういう意識を持たなくてはいけない」
-今シーズンの抱負は。
「みんなが思っているような結果にはしたくない。チームが変わったと思ってもらえるように貢献したい」
▼浜松小池良平選手
「準備期間が短い中で難しいところがあった。セットプレーからの早い時間帯の失点で、ゲームを難しくしてしまった。ただ、ボールが回っているときもあったし、崩せているところもあった。守備もはまっている時間帯はあった。ある程度時間が経過すれば、戦えるようになると思う」