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初開催となる2014年地域女子リーグカップに出場するFrontier FC。

 

ウイダーFリーグ第34節 浜松vs浦安  湘南vs府中が小田原アリーナにて行われた。

その前座試合として今季の東海女子フットサルリーグ王者のFrontier FCがP.S.T.C. LONDRINA VALENTEと対戦した。

試合は序盤からFrontier FCがポゼッションで上回りペースを握った。

寺田が幸先よくカウンターから先制点を奪うと石川らのゴールで3-1でFrontier FCが勝利した。

その後行われた浜松vs浦安のゲームではFrontier FCのメンバーがボールパーソンを務めた。

 

Frontier FCは2月22日(土)23(日)に初開催となる2014地域女子リーグカップに出場する。

▼出場チーム

Bardral浦安Las Bonitas(関東1位)

Forest ANNEX(関東2位)

Frontier FC(東海1位)

member of the gang ladies(東海2位)

▼試合スケジュール

準決勝 2/22(土)

13:40 スカイホール豊田
Frontier FC vs Forest ANNEX 

13:40 岐阜メモリアルセンター
Bardral浦安Las Bonitas vs member of the gang 

決勝 2/23(日)
13:10 テバオーシャンアリーナ

詳細は日本フットサル連盟の公式サイトにて>>>http://www.jff-futsal.or.jp/

 

地域女子リーグカップ初代王者を狙うFrontier FCの応援宜しくお願い致します!

写真・レポート:奥山泰博

 

それではフォトギャラリーをどうぞ! 

 

 

 

 

 

ウイダーFリーグ第32節アグレミーナ浜松対バサジィ大分が1月26日に浜松アリーナで行われた。

前座2試合が終了し、いよいよメインイベントとなった観客の視線はピッチでウォーミングアップをする選手達に注がれた。

観客数2824人が見守る中、浜松は今季最後のホームゲーム勝利のチャンスに挑んだ。

また大分は今節勝利した場合、多会場の結果次第ではプレーオフ進出が決定するという重要なゲームだ。

 

マッチデースポンサーの丸尾興商株式会社より両チーム主将に花束が贈呈された。

山本、萩原、中島(千)が負傷から復帰。向島、笠井、田中、和久田らがメンバー外となった。

東海リーグ出身の松山、北嶋、石野らはこの日は帯同せず。静岡学園出身の中村はスターティング5に名を連ねた。※写真:前列左下

 
 

浜松のスタメンは山本(GK)、曽根田、三輪(C)、蓮池、江藤。

大分のスタメンは村山(GK)、仁部屋、ディドゥダ、小曽戸(C)、中村。

大分の序盤の攻勢に対して三輪、曽根田が粘り強い守備を見せる。

三輪が奪ったボールを曽根田→江藤と繋ぎ最後はボールを奪った三輪が左サイドから惜しいシュートを放つ。

また蓮池の強烈なシュートのこぼれ球を江藤がダイレクトシュートをするなど波状攻撃を見せる。

 

試合開始直後から積極的なプレーでチームを鼓舞した江藤。

左サイドの仕掛けから数本のシュートを放った蓮池。

 

前半3分、江藤のシュートをブロックした大分はそのままカウンターに転じる。

素早いカウンターから小曽戸が森村からの折り返しを押し込んで大分が先制。

浜松の序盤の良い流れを大分がゴールという形で断ち切った。

 

先制点を奪ったのは日本代表でも主力の小曽戸。

序盤からアグレッシブな守備で何度も1 対1を制した三輪。

 

蓮池→松本とスイッチした後、浜松はセカンドセットの松浦、萩原、剣持、小池を送り出す。

小池との連携から萩原が放ったシュートは枠を外れる。

一方大分は仁部屋が右サイドの1対1を制してシュートを放つもこれも枠の外。

 

前節怪我で欠場した萩原はセカンドセットの一角を担った。

松浦の積極的な仕掛けを大分はたまらずファイルで止める場面もあった。

 
 
松浦の積極的な仕掛けから得たFKを剣持が直接狙うも大分にブロックされてしまう。

大分は再び仁部屋は1対1からシュートを放つが山本がファインセーブで防ぐ。

前半山本は何本ものミドルシュートを防ぎ、こぼれ球にも素早く対処して流れを大分に持っていかせない活躍を見せた。

 

1対1を仕掛けるセカンドセットの一角剣持。

大分のカウンターを素早い切り替えで未然に防いでいた小池。

 

大分のキックインからカットして曽根田が強烈なボレーシュートを放つも村山がファインセーブ。

大分は前半6本のシュートを放ったディドゥダがミドルシュートを放つも枠外となる。

8分には三輪の高い位置での粘り強い守備から蓮池、中島(千)が続けて好機を迎えるもシュートは枠を外れる。

大分のカウンターのチャンスが増えていくが小池が素早い切り替えで未然に防ぐ。

カウンターから小曽戸が放ったシュートが枠を外れて浜松の素早いカウンターから松浦がゴール前まで侵入するもシュートは打てず。

 

浜松の選手の中では際立ってキープする技術がある松本。

ベテランの曽根田と江藤は気迫溢れるプレーでチームを引っ張る。

ディドゥダの強烈なミドルシュートを山本が防ぐ。

 

11分には小曽戸のシュートがポストを叩き、こぼれたボールもシュートを放たれるが山本がセーブ。

直後のCKからディドゥダが強烈なシュートを放つがこれもバー、こぼれたボールは再び山本がセーブした。

すると12分浜松は江藤が中央にドリブルで切り込みシュート。

これがゴール右隅に決まり浜松が同点とする。

 

最後はGKをよく見て流し込んだ江藤。中央に切り込んだドリブルテクニックが光った。

 
 

同点になった50秒後、今度は松本が中央からミドルシュートを決めて浜松が逆転に成功する。

前半での逆転に会場は大きな歓声に包まれた。

 

松本のミドルシュートで浜松が勝ち越し。会場は大きな歓声に包まれた。

 
 
たまらず大分はタイムアウトを取る。

再開直後の大分中村のミドルシュートは山本がセーブ。

しかし13分、大分が左サイドのCKから中央で芝野がシュート。

ポストを叩き跳ね返ったボールを自ら押し込み失点直後に同点に追いつく。

 

セットプレーのキッカーだったのが静岡学園出身の中村だった。

 

浜松は中島(千)が高い位置でボールを奪って惜しいシュートを放つ。

15分には蓮池が左サイドで奪ったボールをシュートするが惜しくも右ポストを叩く。

三輪から曽根田に良いタイミングで縦パスが通るも防がれる。

 

怪我から復帰した中島(千)は随所に俊敏な動きを見せた。

 
 
前半終了間際の19分、大分小曽戸が左サイドでパスを受ける。

一気にギアを上げた小曽戸はDF2人を振り切って縦にドリブル。

中央に折り返したパスを中央でディドゥダが飛び込みゴール。

大分が再び勝ち越しに成功する。

 

虚を突いた小曽戸の高速ドリブル。トップスピードから中央へパスを送った。

 
 
直後には小曽戸のドリブルを萩原が倒してイエローカード。

そのFKをディドゥダが強烈なシュートを放つも枠外となる。

仁部屋のシュートがポストを叩き、そのカウンターから松浦がドリブルから惜しいシュートを放つ。

右サイド高い位置でのキックインを得るとすかさず保田監督はタイムアウトを取って指示を出す。

これはゴールに結びるけることが出来ずラストは大分田村のシュートを山本がセーブして浜松は前半を2-3で折り返した。

 

前半から浜松を苦しめたディドゥダのシュート。

 

後半、浜松はセカンドセットの山本(GK)、曽根田、三輪(C)、蓮池、江藤でスタートする。

江藤が中央からドリブルしてシュートを放つも枠外へ。

カウンターから大分にチャンスが訪れ浜松のゴール前の混戦になるも山本がしっかり押さえる。

左サイドから曽根田が仕掛けるなど浜松は同点ゴールを狙いにいく。

 

前半よりも積極的に仕掛ける曽根田。

高い位置から豊富な運動量でプレスをかけた松浦。

 
 
浜松が高い位置からプレッシャーをかけるもゴールには結び付けれない硬直状態へ。

小池のロングボールに反応した松浦が前線で粘るもイエローカードをもらってしまう。

 

前半に逆転ゴールを決めた松本は後半も得点への糸口を探る。

剣持の強烈なミドルシュートはゴール右隅に飛んだが村山のファインセーブで防がれる。

 
 
小池→中島(千)→小池→剣持と展開し強烈なミドルシュートを放つもこれは村山にセーブされる。

直後GKと1対1を迎えた萩原がこのプレーで負傷して中島(千)と交代する。

松浦が高い位置でプレッシャーをかけボールを奪取するなど浜松の攻勢が続く。

大分はカウンターとミドルシュートで決定機を作っていくが追加点には至らない。

 

後半での逆転を狙い選手交代や指示の頻度も増えていった保田監督。

前線からアグレッシブにボールを追った蓮池だったが後半はシュート1本に終わった。

 

大分は右サイドからディドゥダ→中村が惜しいシュートを放つ。

直後のCKからディドゥダがシュートを放つが山本がセーブする。

再び中央からディドゥダがミドルシュートを放ち、これがゴール右隅に決まる。

立て続けにディドゥダにボールを集めた大分が38分に追加点を奪った。

残り2分で4-2と大分がリードを広げる。

 

この試合何本も放たれたディドゥダのミドルシュートがついにゴールを奪った。

 
 

後がない浜松は失点前から準備していたパワープレーをすぐさま開始する。

曽根田がGKとなり小池を中心にボールを回していく。

前節ゴールを奪った浜松のパワープレーにサポーターの想いは託された。

 

小池の加入でパワープレーの質は向上したが2点を返すには時間が少な過ぎた。

パワープレーから小池が一瞬フリーになった隙を突いてシュートを放ったが村山にセーブされた。

 

しかし松本、小池、曽根田がシュートを放つもゴールを奪う事が出来ない。

浜松は追撃弾を奪えずこのまま試合終了となった。

 

試合終了後、挨拶をする保田監督。ホームでの勝利を得られなかったが残り4試合の健闘を誓った。

記者会見での保田監督と三輪主将。

 
 
▼試合後の記者会見でのコメント

アグレミーナ浜松/保田監督

「最後のご挨拶の通り、本当に勝ち点を取りたかった試合でした。前節の神戸戦より気持ちが全面に出てましたし大分さん相手に良い内容のゲームも出来ました。しかし試合ははっきり勝ちと負けに分かれてしまいます。相手の点を取るところと守るところの部分が優れていました。わかっていてもまだまだ対等に戦うのは難しい状況です。疲れた時にどれだけ精度の高いプレーが出来るかもポイントです。しかしチームは変わってきています。残り4試合で勝ち点を狙いたいです。」

 

アグレミーナ浜松/三輪選手(C)

「監督の言った通り勝利が欲しい試合でした。もっと戦い方の質を上げていって上位チームとの差を詰めていかなければいけないと思っています。」

 

記者会見での伊藤監督。

 
 
▼試合後の記者会見でのコメント

バサジィ大分/伊藤監督

「厳しい試合でしたが選手が頼もしく戦ってくれました。プレーオフはまだまだ先なので別府セントラルも大事に戦いたいです。まだまだ名古屋には及ばない部分があるので勝ち点を取れるようにしっかり準備していきたいです。」

 
 

今季ホーム初勝利とはならなかった浜松。

駆けつけた多くの観客を楽しませた試合内容ではあったが勝利という結果がまたしてもついてこなかった。

応援し続けるサポーターのためにも残されたリーグ4試合と3月のPUMA CUPで結果で示していくしかない。

チーム力は向上し試合内容も上向きであっても勝利をしなければいけないのは監督、選手、フロントも重々承知のはずだ。

また大分は多会場の結果によりプレーオフ進出決定はならなかったがアウェイでの大きな勝ち点3を手にした。

 

●アグレミーナ浜松  2-4  バサジィ大分

3分 小曽戸(大分) 0-1
12分 江藤(浜松) 1-1
13分 松本(浜松) 2-1
13分 芝野(大分) 2-2
19分 ディドゥダ(大分) 2-3
38分 ディドゥダ(大分) 2-4

写真・レポート:奥山泰博

 

それではフォトギャラリーをどうぞ!

 

 

 

 

 

開場を待つ多くの観客が長蛇の列を作った。

 

ウイダーFリーグ第32節アグレミーナ浜松対バサジィ大分が1月26日に浜松アリーナで行われた。

アグレミーナ浜松の今季ホームゲーム最終戦となったこの日は前座試合などの様々なイベントが催された。

丸尾興商マッチデーと称されたこのホームゲームでの入場者数は2824人。

豪華ゲストが出場した前座の2試合をフォトギャラリーを中心にご紹介。

 

入場するスポーツパラダイスドリームチームに歓声が湧いた。

 

11:00キックオフの前座1試合目は静岡あさひテレビスポーツパラダイスドリームチームvs 静岡八事キッカーのゲームが開催された。

スポーツパラダイスドリームチームには澤登正朗氏、田中誠氏、平野孝氏に加えてスペシャルゲストに元サッカー日本代表の福西崇史氏、戸田和幸氏が参加した。

後半には平野孝氏と戸田和幸氏とが静岡八事キッカーでプレーするというサプライズもあった。

またD-FUT WINGSのメンバー数名も参加し県内の女子フットサラーもプレーした。

試合内容も最後まで白熱し、訪れた観客を楽しませた。

 

戸田和幸氏は2試合目にはヴォラーレでプレーした。

 

12:40キックオフの前座2試合目はスワーブス(芸能人チーム) vs ヴォラーレ(サッカー静岡県リーグ)が開催された。

アーティストのナオト・インティライミ氏、GAKU-MC氏ら豪華メンバーが様々なアクションで観客を魅了した。

またエンターテイメントの要素だけでなくプレーでも随所に観客を驚かせるプレーを披露した。

平野孝氏、戸田和幸氏、楽山孝志氏、アグレミーナ浜松代表和泉秀実氏などがヴォラーレでプレー。

スワーブスのリードで折り返した後半はヴォラーレが連続ゴールで追撃するもスワーブスが勝ち越したまま逃げ切った。

 

写真・レポート:奥山泰博

 

イベント内容の詳細はアグレミーナ浜松公式サイトにて→http://anguilla.sblo.jp/article/85661758.html

 

メインイベントのアグレミーナ浜松対バサジィ大分のゲームレポートへ続く。 。。

 

それではフォトギャラリーをどうぞ!

 

 

 

 

ウイダーFリーグ第31節アグレミーナ浜松対デウソン神戸が1月17日に浜松アリーナで行われた。

アグレミーナ浜松は1/4に墨田セントラルで開催された大阪戦で劇的な試合展開で後期初勝利を挙げた。

続く1/5の湘南戦では接戦となったが惜しくも1点差で勝ち点を逃した。

前節の名古屋戦では敗れはしたものの最多得点記録を更新し今節でのホーム初勝利に期待が膨らんでいた。

対するデウソン神戸は前期9位、後期は現在4位と1つも落とせない試合が続いている。

今シーズンの順位や戦績は伸び悩んでいるもののタレントを揃えた好チームであるとこは間違いない。

また浜松には神戸に在籍経験のある選手がいると共に神戸にも静岡にゆかりのある選手が数人顔を揃えた。

 

新加入の江藤と小池も揃ってベンチ入り。山本、笠井、萩原らは欠場となった。

XEBRA(現東海1部)や静岡県選抜で活躍した静岡学園出身の渡井(下段左から2番目)は神戸の中心選手として活躍中。

 

浜松のスタメンは赤窄(GK)、松本、三輪(C)、蓮池、江藤。

神戸のスタメンは森(GK)、渡井、川崎、西谷(C)、相井。

キックオフ開始直後、浜松は蓮池が持ち込んでミドルシュート。

これは惜しくもバーの上に外れたが積極的な立ち上がりとなった。

 

開始早々にオーニングシュートを放った蓮池。

 

しかし神戸はこれに動揺すること無く攻勢をかける。

相井のシュートを皮切りに序盤から激しいプレッシングを仕掛ける。

浜松は蓮池のシュート以降なかなかシュートまで持って行く事が出来ない。

神戸は4分、左から右サイドを駆け上がった森にワイドに展開。

曽根田が追走したが一瞬マークがルーズになった隙を見逃さず森がそのまま持ち込み逆サイドネットへ流し込み先制点を奪った。

 

長身ながらもしなやかな動きで先制点を奪った森。

 
 
浜松はセカンドセットの松浦、剣持、田中、小池を送り出すが神戸のプレッシングに苦しみうまくパスが回らない。

神戸は前線でキープ出来る選手達が数人いる利点を生かし厚みのある攻勢を仕掛け続けていた。

 

攻守のタクトを振るう小池も神戸の激しいディフェンスに序盤から手を焼いていた。

 
 
神戸は7分にゴール前左の位置でFKを獲得する。

これを須藤が壁とGK赤窄のニアサイドに強烈なシュートを直接蹴り込み追加点。

早い時間帯で点差を広げる。

 

正確なキックでFKを直接決めた須藤。神戸のプレッシングは浜松にリズムを作らせないアグレッシブなものだった。

 

神戸は原田、岡崎、相井が次々と浜松ゴールにシュートを浴びせるがGK赤窄も果敢な飛び出しでなんとか防いでいた。

浜松はカウンターを仕掛けたところを奪われてしまい逆にカウンターを食らってしまうが剣持がゴール前ギリギリでクリアする。

このプレーで剣持は一時ベンチに下がって三輪と交代する。

11分、神戸の渡井が自陣深い位置でボールを奪取。

長い距離をドリブルで運びパスを出すと森が右サイドの相井に展開、走り込んだ渡井が中央でパスを受けてゴールに流し込んだ。

 

県内で活躍していた当時よりも経験も実績も積んでスケールアップしたプレーを見せた渡井。

 

3点差をつけられた浜松はセカンドセットで好機を作る。

剣持から展開されたパスを松浦が左サイドから中央に走り込んだ小池にパスを通すも一歩届かず。

神戸から移籍してきた江藤もシュートチャンスを探って前線でボールを呼び込んでいく。

 

神戸から移籍した江藤はホームゲーム初出場。古巣を対戦相手に迎え気合いは十分だった。

スタメンではなく途中出場となった曽根田。サイドから打開を図るも神戸の守備を崩せなかった。

 
 
神戸は原田らがスムーズなカウンターを見せてチャンスを作る。

CKからの原田のダイレクトシュートはポストを叩き追加点を奪うには至らないが完全なる神戸ペースだ。

岡崎、相井、山蔦らのキープから西谷、渡井、稲田らアタッカー陣が幾度となく好機を作っていた。

浜松はゴール前のFKから剣持、江藤と連続シュートを放つも枠を捉える事が出来ない。

 

隙をみて独特のフォームから意表を突くミドルシュートを放つ小池。

渡井とは静岡学園時代の同級生、そしてXEBRA在籍時のチームメイトだった剣持。

XEBRA在籍時には揃ってフットサル日本代表にも選出された小池と渡井の注目のマッチアップ。

 
 
前半残り5分でデウソン神戸が5ファイルとなるが浜松はその後ファイルをもらえず第2PKを得る事が出来なかった。

そのまま前半は3-0で神戸リードして終えた。

 

江藤の特徴をよくわかっている神戸は危険なエリアに進入してところで激しいプレッシングをかけた。

 
 
後半、浜松はセカンドセットの赤窄(GK)、松浦、剣持、小池、江藤でスタートする。

前半に比べてパスも前線で回り初めCKを獲得。

そのCKから剣持がミドルシュートを放つも枠を捉える事が出来ない。

 

松浦は後半になって何度かスピードを活かした突破を見せ4本のシュートを放った。

剣持のミドルシュートは枠を外れるも前半に比べ高い位置でプレー出来るようになってきた。

 
 
対する神戸は稲田、須藤らのシュートで再びリズムを掴み出す。

24分にはCKからボールを受けた山蔦が岡崎にPIVO当て。

岡崎がうまくタメを作って流したボールに山蔦が走り込みダイレクトでゴールを決めた。

 

静岡を拠点にしていたシャークスに在籍していた岡崎。彼も花巻から神戸に移りここ数年で大きく成長を遂げた。

神戸の選手の中でも際立ってフィジカルの強さを見せた相井。

日本代表の中心選手になりつつある西谷も攻守に渡って躍動した。

江藤と山蔦のマッチアップ。古巣のアグレッシブなディフェンスに江藤は最後まで手を焼いた。

 
 
4点差を追う浜松は松浦→剣持、小池の絶妙なインターセプト→江藤とゴール前まで迫るが得点には至らず。

残り時間8分、曽根田をGKにしてパワープレーを開始する。

開始早々から小池を中心にリズムよくパスを回しシュートチャンスを多く作った。

そして3分には小池の中央からのシュートを最後は松本はゴール前で押し込み1点を返す。

 

ギリギリのタイミングでパスをさばく小池。

小池のシュートから最後はゴール前で松本が押し込み1点を返す。

小池が放ったグラウンダーの鋭いシュートは惜しくもポスト右に外れた。

 
 
残り5分で浜松が5ファウル。

三輪のディフェンスでファイルを与えてしまい第2PKになるも岡崎のシュートはGK赤窄がストップ。

この日の浜松のパワープレーはシュートチャンスが多くゴールの可能性を感じさせる内容だったが追撃も1点で留まりタイムアップ。

4-1で神戸が浜松に勝利した。

浜松のホームゲーム初勝利のチャンスは次節の大分戦での今シーズン最後のホームゲームのみとなった。

 

 

記者の質問にも真摯に答える保田監督。

 
 
▼試合後の記者会見でのコメント

アグレミーナ浜松/保田監督

「ホームゲームが残り2試合の内の1試合という事で勝利を狙っていました。ここ3試合で理想には近づいてきていただけに今日のゲームは内容の悪い試合になってしまい申し訳ないと思っています。」

「敗因としては攻守の切り替え、人数のかけ方、DFからOFの切り替えなどの部分で相手が上回っていました。立ち上がりからの連続失点、しかも悪い形だったのでリズムが作れませんでした。」

「次節のホーム最終節に向けてチーム状態は決して悪くないと思ってます。今日の試合が悪かった事は確かですがもう一度良い状態で臨めば大分戦で良いゲームが出来ると思います。」

 

アグレミーナ浜松/三輪選手(C)

「試合の入り方の悪さとDFの寄せの遅さがこのような結果に繋がってしまいました。しかしこの2.3試合の状態は決して悪くはないので練習から集中して次節に挑みたいと思います。」

 

 

記者会見での小川監督と西谷主将。

 
 
▼試合後の記者会見でのコメント

デウソン神戸/小川監督

「とにかく勝ち点が取れて良かったです。前半からギアを入れて走りました。早く点も取れていい状態で後半に入れました。少し押し込まれた時間帯もありましたが我慢して守れていました。パワープレーのディフェンスもしっかり奪いにいけていたので良かったです。しかし返すことは出来なかったのでもっと練習で選手とコミュニケーションをとって準備をしていきたいです。」

 

デウソン神戸/西谷選手(C)

「1点目から4点目までウチらしさを出せました。後半が少し課題が残ったのがプレスが少し落ちてしまった部分です。前半のように後半も戦いたかったので継続出来るようにしていきたいです。とにかくチームには勝ち点3が必要だったので良かったです。」

 

 

浜松は次節今季最後のホームゲームを同じ浜松アリーナで迎える。

対戦相手は現在後期2位と好調の大分。

ここ数試合調子を上げていたのも事実だが今節でその調子の良さを見せれなかったのも事実。

現在のチーム状態の真価は今季最後のホームゲーム初勝利のかかったゲームで問われる事となった。

 

●アグレミーナ浜松  1-4  デウソン神戸

4分 森(神戸) 0-1
7分 須藤(神戸) 0-2
11分 渡井(神戸) 0-3
24分 山蔦(神戸) 0-4
34分 松本(浜松) 1-4

写真・レポート:奥山泰博

 

それではフォトギャラリーをどうぞ!

 

 

1/11.12 @静岡県袋井市エコパサブアリーナ

PUMA CUP 2014 第19回全日本フットサル選手権東海大会

 

「1/11 PUMA CUP 2014 第19回全日本フットサル選手権 東海大会…1日目レポート 」
http://www.fut-de-shizuoka.com/FS_WEBLOG/?p=23544

 

準決勝2試合と決勝戦が行われた2日目。

勝ち上がったのはDELIZIA磐田、MEMBER OF THE GANG、ROBOGATO 、NASPA四日市といずれも東海1部リーグのチームとなった。

 

準決勝/第1試合

DELIZIA磐田 4-1 MEMBER OF THE GANG

得点者 
DELIZIA磐田:横山、門田 、大澤2
MEMBER OF THE GANG:池山

最後尾から前線に駆け上がり先制点を決めたDELIZIA横山。

 

横山の先制ゴールで前半は1-0でDELIZIAがリード。

選手層で上回るDELIZIAの攻勢に対してM.O.T.Gがなんとか1失点で耐えたという印象の前半だった。

後半に入るとDELIZIAの積極的な仕掛けに対してM.O.T.Gは5ファウルを早い時間帯で重ねてしまう。

34分には第2PKを与えられたチャンスを門田がしっかり決めて追加点。

M.O.T.Gも木村との連携から池山が一死を報いるゴールを決めるも直後にDELIZIA大澤に決められて1-3と突き放されてしまう。

試合終了間際にも第2PKを得たDELIZIAは大澤の連続ゴールでこの試合を決定づけた。

DELIZIAが2大会連続で全国大会出場を決めた。

 

DELIZIAの至宝と称される鈴木も攻守に渡り豊富な運動量でチームの勝利に貢献した。

 

第2PKを決めてチームメイトとサポーターにガッツポーズを向ける門田。

 

球際では終始激しい攻防が見られた。しかし悪質なプレーはなくフェアプレーによるものだった。

 

第2PKを含む2得点を奪った大澤。昨日に続き大事なところでゴールを決めた。

 
 

準決勝/第2試合

ROBOGATO 5-3(延長) NASPA四日市

得点者 
ROBOGATO:山本、青木、加藤2、東 
NASPA四日市:オウンゴール、森下2

惜しくも敗れはしたがNASPA森下は個人技で2ゴール。角度の無いところからの一発はどよめきが起こった。

 
 

1-0でROBOGATOがリードし前半は終了、後半は目まぐるしくゲームが動く好ゲームとなった。

オウンゴールと森下のゴールで一時勝ち越したNASPAに対してすぐさまROBOGATOは青木が左サイド深い位置から強烈なシュートを逆サイドネットに決めて2-2の同点とする。

しかし35分には再び森下のゴールでNASPAが勝ち越しに成功。

その1分後、ROBOGATOは2日間高パフォーマンスを見せていた加藤がNASPAの逃げ切りを打ち砕く同点ゴールを決め試合は延長戦へと突入する。

この日もFPの人数が他チームに比べ少ないROBOGATOだったがプレーの質と運動量を保ち続けて攻勢に出る。

延長前半に東が勝ち越し弾を決めると、延長後半には再び加藤が決めて2点差をつける。

タフな試合を勝利したROBOGATOが2年振りの全国大会出場を決めた。

 

高水準のプレーでチームを勝利に導いた加藤。この若さで現時点でのプレーぶりは末恐ろしい。

 

ゴールこそなかったが前線で体を張って起点となっていた近藤。

 

森下の突破からのシュートは全国でも通用するレベルだと感じさせた。

 

全国大会出場を決めて喜びを爆発させるROBOGATO。GK石原は質の高いコーチングと判断力を見せた。

 

 

決勝戦

ROBOGATO 2-0 DELIZIA磐田

得点者 
ROBOGATO:青木、近藤

この日2試合目の両チームだったが東海NO.1の座をかけて激しいゲームが繰り広げられた。

 
 
先日開催された東海リーグでの直接対決ではDELIZIAに軍配が上がっていた。

ROBOGATOは全国大会出場の切符とDELIZIAへの雪辱を晴らすべくこの試合を戦っていた。

昨日から2試合こなしている両チームは疲労を微塵も感じさせないゲームを見せた。

選手層の厚いDELIZIAに比べ少数でセットを回すROBOGATOのフィジカルベースの高さは目を見張るものがあった。

8分にROBOGATO青木のゴールで先制すると28分には近藤が追加点を決めて2-0の完封勝利を収めた。

DELIZIAは合計29本のシュートを放って波状攻撃を浴びせたがゴールを奪うことが出来なかった。

 

スピード、テクニック、フィジカルと3拍子揃っているROBOGATO加藤。

 

日本代表候補選出の実績を持つROBOGATO西森。随所の玄人好みのプレーを見せた。

 

DELIZIAは柄沢らの新加入選手も満遍なく起用。充実した戦力で全国大会に臨む。

 

決勝戦では6本のシュートを放った門田だったが残念ながらノーゴール。2日間主将としてチームを鼓舞しながら決定的な得点も奪った。

  

PUMA CUP 2014 第19回全日本フットサル選手権東海大会

【優勝】ROBOGATO  ※2年振り

【準優勝】DELIZIA磐田 ※2年連続

2チームは3月に開催されるPUMA CUP 2013 第18回全日本フットサル選手権大会へ出場決定。

 

最後までアグレッシブなゲームを披露してくれた両チームでの集合写真。

 

表彰式の様子。

 

写真・レポート:奥山泰博

それでは2日目のフォトギャラリーをどうぞ!