静岡県内のフットサル関連行事の告知です!
来る11月9日(土)、10日(日)の両日を「ECOPA FUTSAL WEEKEND (エコパフットサルウィークエンド)」などと名付けてみました。
たまたま9日は静岡県1部リーグ、2部リーグ、U-15リーグ、サブアリーナでもU-8の県内交流戦が行われる、まさしくエコパアリーナがフットサル一色となる日。さらに翌10日には、毎年恒例となった「エコパフットサルクリニック」がメインアリーナ3面にて開催とあって「どうせなら、ぶっ通しのフットサル企画なんてどうかな?」が事の発端でした。
で、いろいろ考え、昨年も実施した「県リーグ選抜」によるトレーニングマッチや県選抜の強化も兼ねたエキシビジョンマッチなど、この機会ならではのスケジュール作りを思い立った次第です。
幸いにも、お声をかけさせていただいた県外のチームより、「行きますよ!」との嬉しいお返事をいただき出来上がりつつあるスケジュールがこんな感じなのです。
当日、エコパアリーナに登場するチームは?と言うと
◇静岡◇
U-8交流戦参加チーム(9日サブアリーナ)
U-15静岡県リーグ参加チーム(9日)、
静岡県1部リーグ10チーム(9日)
静岡県2部リーグ8チーム(9日)
静岡県1部リーグ選抜チーム(9日)
静岡県2部リーグ選抜チーム(9日)
静岡県フットサル選抜【男子】(10日)
静岡県フットサル選抜【女子】(9日、10日)
DELIZIA磐田(10日)
大和撫子/VIORA藤枝(10日)
EMERSON FC(10日)
Estrelado/焼津(10日)
アグレミーナ浜松(10日)、ほか
◇県外◇(9日~10日)
ZOTT WASEDA
SWH futsal club
SWH Ladies futsal club
VEEX Tokyo Ladies
埼玉県女子フットサル選抜
ザッとこんな感じなのです。
単独チームあり、選抜チームありですが、全国大会など公式戦以外でこれだけ多くの県外チームが泊まりでエコパに来場していただくこととなり、嬉しい気持ちでいっぱいです。
男子県リーグ選抜とのトレーニングマッチでは、DELIZIA-SWH-ZOTTの「混成チーム」なんてのも結成されるかもしれません。
また、女子チームの中には日本代表選手、代表経験者が一体何人含まれているのでしょうか??
参加する静岡県選手にとっては、男子も女子も強化につながる素晴らしい経験を積み上げることが出来そうです。
もちろん、それこそが今回の企画の最大の目標でもある訳ですから!
とにかく!11月9日(土)、10日(日)の両日は、静岡県内外のチームによるトレーニングマッチざんまいの週末になりそうです。もちろん、観戦自由!!
※日曜、夕方以降の時間帯でのピッチ使用に余裕があります。上記チームとの対戦はおそらく不可ですが、対戦相手を誘いあっての利用希望があればお知らせください。静岡県フットサル連盟所属チームのみなさん、是非ともご検討ください。
そうそう、エコパフットサルクリニックについてはこちらをご覧ください。
ほんとに間もなく、締め切りになりそうですよ!! クリニックと言っても、まぁ、「巨大な個サル」と言えるかも!?お気軽にご参加ください!!
以上、「ECOPA FUTSAL WEEKEND (エコパフットサルウィークエンド)」のお知らせでした。
全10チームで行われている今季の静岡県フットサル1部リーグはシーズンの折り返し点、第5節を迎えた。
会場は清水総合運動場体育館。
第4節まで全勝で首位に立つセレゾン浜松フットサルクラブに続き、1引き分けこそあるものの無敗で追走するObra-Prima(オブラ)。
同じ週の月曜日に終わったばかりの全日本フットサル選手権(PUMAカップ)中部地域予選では東海リーグ勢を押しのけ、見事、優勝で県大会進出を決めたばかりだ。
そのオブラにとっては活動拠点である清水区内で行われる唯一の県1部リーグ、PUMAカップ予選同様に地元サポーターの前で最高のゲームを披露したいところだが、この日は友人の結婚式出席などの理由で主力メンバーを多く欠く布陣で臨まなければならなかった。
対戦相手はIKAI FUTSAL(イカイ)。
主力を欠くオブラとは対照的に、この試合からイカイにはタイ代表経験を持つ選手など、新たに加入した4名の新戦力が出場可能となる。
「新戦力」とはいうものの、内2名は正確には「復帰」を果たした選手だ。一人はタイから帰国したGK(1)落合弘則、もう一人はFリーグ出場の経験もあるFP(20)ベッチーニョ(登録名はロベルト・ボルシェイデ)、いずれもイカイのメンバーとして2009年度のPUMAカップでは東海大会へ進出した実績を持つ。(関連記事:http://www.fut-de-shizuoka.com/FS_WEBLOG/?p=2888)
そして残る二人が今節最も注目されるタイからの移籍選手、FP(3)プレーン(登録名はナティ・ジーポン)とFP(4)ベンズ(登録名はフォンテプ・ソナミット)だ。
前節までリーグ戦では下位に低迷するイカイだが、リーグ戦後半での巻き返し、さらには11月に予定されているPUMAカップ東部予選へ向け立て直しの材料はすべて揃ったと言えるだろう。
この日行われた全5試合の中から注目度が高かったこの対戦をピックアップレポートとして掲載させていただくこととした。
+++++++ ◆Pick Up Report◆ +++++++++++++++++++++++++++
9:30、イカイのキックオフで定刻通り開始されたゲームは、タイからの注目選手二人が揃って先発としてピッチに立った。
攻守のキーマン、西谷を欠くオブラはディフェンスでの無理な仕掛けをせず、自陣でしっかりと陣形を保ちながら対応する。
「まずは全員が守備の意識を高く持つ。守りの中でチャンスを見つけ、ボールを奪いカウンターに繋げるプランだった。」と試合後、オブラのキャプテン加藤が話すように、試合序盤はイカイのボール回しに我慢の時間が続いた。
だが、最初のゴールはイカイが奪う。
前半5分、マイボールを失ったオブラは「攻」から「守」への切り替えがわずかに遅れ、イカイのキャプテン谷口に右サイドのドリブル突破を許してしまう。右45度付近、タッチライン際から谷口がそのまま思い切りよくシュートを放つとボールはゴレイロの脇を抜けゴールネットを揺らした。
あっけない1点ではあったが、先制ゴールの後もテンポ良くボール回しの続くイカイの攻めに「今日はイカイの日か?」との思いも頭をよぎる。
逆を言えば、オブラの攻めに迫力が欠けていたとも言えるだろう。ボールを奪った後も積極的なシュートを打つことなく、なんとなくボールを失う展開だった。西谷、大宅の不在の影響か、いつものような厚みのある攻撃は影を潜めていたのは間違いなかった。
それでも前半は0-1の最少失点で終了。オブラにとっては後半に試合の流れを取り戻せるスコアだけにハーフタイムの選手の表情にも暗さはなかった。
ところが後半が始まった直後、自チームのキックオフボールを簡単に失い、その流れのまま新加入のベンズに追加点を奪われてしまう。
谷口から須田を経由したくさびのボールを、ベンズが足元の上手さを発揮して奪ったゴールだった。
後半立ち上がりで2-0とリードを広げたイカイ。勢いのあるチームならここからさらに試合をわが手に引き込むことが出来るのだろう。
ところが今季、ここまで最下位に低迷する弱さが露呈、攻撃面での修正をしてきたオブラの積極さに、自陣ゴール前に押し込まれる時間が多くなる。
予期せぬ失点を喫したオブラだったが「ハーフタイムでは、積極的なアラの仕掛け、そして何よりシュートの意識を強く持とうと話をしました。」とのキャプテン加藤の言葉通り、攻めの姿勢にシフトしたオブラの攻撃がイカイの攻守を上回る時間帯を作りだした。
後半9分に大西がペナルティースポット付近、ゴールほぼ正面から蹴り込み1-2と反撃のゴールを奪うと、同11分にはゴール前の混戦から加藤がゴレイロのポジションを見極めたうえでゴール左隅へ狙い通り流し込みあっという間に試合を振り出しに戻した。
勢いそのままに、さらに前がかりとなるオブラだったが、同点からわずか1分後、イカイ陣内でのパスミスからカウンターを受けイカイのキャプテン谷口にこの日2点目を奪われ2-3と再び劣勢に立たされた。
その後スコアは動かず、一進一退の攻防が続く。そして試合時間残り40秒。
オブラのレフティー大倉が左サイドでボールを受ける。ゴールまで比較的距離がある位置ではあったが、大倉はここから自慢の左足を思い切り振りぬいた。
このシュートがゴール右上の「ここしかない!」空間を射抜き3-3。その後の残り数十秒のプレー時間にもオブラの攻めの意識は継続し「あわやブザービートか!?」と思わせるヘディングシュートをイカイの落合がキャッチして試合終了。
主力不在のオブラにとっては、今季のリーグ制覇へ向けシーズンを継続するために必要な勝ち点1を確保した貴重な引き分けだと言えるだろう。
終了間際の豪快な同点シュートを決めた大倉は「3失点目は自分のパスミスからだったので何とか取り返したかった。普段の練習からあたっていたので点を取ることが出来る予感はありました。あの場面、相手の足が止まり寄せが甘かったし、左利きの僕にとってはコースも開いていましたからね。狙い通りのシュートが打てました。」と試合後振り返った。
また、キャプテンの加藤は「今日は試合に来られない選手がいましたが、イカイの新戦力や0-2のビハインドでも焦りや怖さは感じなかった。公式戦でしばらく負けていないですし、PUMAカップ予選での強豪との対戦経験、予選大会優勝と言う結果も選手全員、大きな自信になっています。東海リーグ昇格へ向けてもそうですし、PUMAカップの県大会でも1試合1試合の積み重ねが大切。どちらも東海へ進みたいです。」と今季の終盤へ向けた目標を掲げた。
一方のイカイ。
第5節にして今季2度目の引き分けだが、それ以外はすべて1点差とはいえ3敗、いまだ片目すら開かない厳しい状況となった。
戦力的にはこの試合で今季初出場となった4選手以外にも、この日2ゴールのベテラン谷口、東海林や須田などFリーグの浦安や花巻でハイレベルなフットサルを経験済みの選手もいる。多少のメンバーの入れ替わりはあるものの、毎年、それなりの補強を行えるチーム環境を羨む声も多い。企業のサポートがあるチームだけに、練習時間の確保や練習参加の人数も他のチームのそれとは比べ物にならないほど恵まれているはずだ。
県リーグレベルでは「電撃的!」とも言える4選手の加入の経緯などを含め、試合後にイカイの境監督、復帰を果たした落合選手、そしてキャプテンの谷口選手にお話を伺ったので短くご紹介し、レポートの締めとしたい。
▼境大輔監督
◇お疲れ様でした。(と声をかけ、何も問いかけていない時点で)
・・・とにかく監督の責任です。自分の戦術チョイスのミスで勝ちを逃がしてしまった。
◇今日の試合についてですか?
・・・これまでの試合でもそうだったのですが、自分の理想の戦術にこだわりすぎてしまったのかもしれません。自分の中では「県リーグで勝つだけのチーム作り。」では納得できない部分があります。
◇上を目指しているからこその取りこぼしだと?
・・・チームの目標がFリーグだとかと言うことではないのですが、東海地域でしっかりと戦えるチームに仕上げて行きたいという気持ちがあります。今日のゲームでもチームディフェンスの戦術は練習で積み上げてきたものがあったのですが、個人戦術の部分で未熟さが出てしまったと思います。プレスの掛け方やカウンターへの対応で出場経験の浅い選手にミスが出てしまった。一人ひとりの身につけている個人戦術を見極めた試合の進め方を指示出来なかったことは自分のミスだと思います。
◇新加入選手については?
・・・まず、ベッチーニョについては試合だけの合流になってしまいました。落合もまだ十分な練習が出来ていません。ただ、タイ人の二人は来日してからの約2週間、ほぼ毎日練習が出来ています。
◇3番のナティ・ジーポン選手は代表歴もあると聞いていますが?
・・・はい。昨年のワールドカップでもプレーしているそうです。以前はブラジル人の「個」を中心としたチーム作りをした時期がありました。しかし、(タイ人の)彼らが加入したことで、より「組織」を意識したチーム作りが必要になると思います。だからこそ、選手一人ひとりの個人戦術の部分での成長が必要だと考えます。特に若い選手には、タイ代表選手などとのコンビネーションの中で経験値を高め大きな成長を期待したいです。
◇県内の他のチームからの羨む声も大きいと思いますが?
・・・そうですね、「またか!」なんて言われてますね。周りの声はともかく、自分たちが間違いなく良い環境でフットサルが出来ていることを忘れてはいけないと思います。「話題になるだけのチーム。」ではなく、応援していただいている会社やチームのサポーターのためにも残されたリーグ戦や、全日本選手権での結果を求めたいと思います。
▼落合弘則選手
・・・実は家の事情で日本に帰国することは決めていたんです。そんな時に谷口選手から「誰か良い選手いない?連れて来れないの?」と話があったんです。正直、自分の在籍していたチーム(PRACHIN FUTSAL CLUB/タイ)には「日本に行きたい!」と思っている選手はたくさんいたんです。チームとも話をしたのですが、「しっかりと日本へ送り出せる選手。」と言うことで今回の二人を紹介した、と言う訳です。
3番のプレーンはバランスの取れる選手で、シュート力もあります。
4番のベンズは若い選手でサイドを突破するスピードが持ち味です。ボール扱いもうまくシュートのタイミングも良い選手です。
今日の試合ですが、(帰国してから)いろいろあってあまり練習もできなかったこともあり、良いプレーができませんでした。
とにかくコンディションが悪かった。本来の自分のプレーが出来るよう調整していきたいと思います。
▼谷口譲二キャプテン
・・・今回の(タイからの)選手加入については、会社はもちろん彼らが在籍していたチームや国際移籍の諸手続きなどでアドバイスをいただいた連盟のみなさんやサッカー協会の方々に感謝したいと思います。試合を行うことだけがチーム運営でないことを改めて実感しました。
以前は主にブラジルからの選手でチーム作りをしていた時期もありました。チームとしては、助っ人だけで勝とうと言うことではなく、日本人選手に良い経験を積んでもらうことも考えています。特に若い選手にはブラジル人選手たちから「勝ちきるメンタル」を感じ取って欲しいと思っていました。
今回、スタイルは違いますがタイからの選手と一緒に戦うことになり、若い選手を含めチームはさらに良い経験を積めると思います。
(今日も含めてですが)今季ここまでの悪い流れを断ち切り、「負け癖」を打開したいと思います。とにかく「勝ちに勝る経験はない!」と思いますから!
自分もまだまだチームの若手選手には負けずにプレーできる自信があります。リーグ戦の今の順位からしたら、これから対戦する相手はすべて格上ですから、まずは気持ちで負けないように若手選手を引っ張りたいと思います。
10/20(日)に浜松アリーナにて行われたPUMAカップ2014静岡県西部地域予選決勝ラウンドのレポートを「4枠」の県大会出場権を獲得したチームを中心にご紹介。
日程変更に伴い数試合の対戦が消化されている中、3チーム4ブロックそれぞれの1位=県大会進出を掛けて激しい戦いが繰り広げられた。
PUMA CUP 2014
第19回全日本フットサル選手権
静岡県大会西部地域予選決勝ラウンド
@浜松アリーナ
2013/10/20(日)
【決勝ラウンド・各ブロック組み合わせ】
▼Aブロック
・DELIZIA磐田
・GFC Butterfly/NTN
・BIG HIP
▼Bブロック
・セレゾン浜松フットサルクラブ
・mobile store
・grassgreen浜松
▼Cブロック
・楽笑舎フットサルクラブ
・A.S.mezcolanza
・KOSEI A FC
▼Dブロック
・浜西フットサル/イクマインドア球’s倶楽部
・Emerson FC
・LIONフットサルクラブ
■西部地域予選【優勝】:DELIZIA磐田(東海1部リーグ所属)
GFC Butterfly/NTNとの対戦ではDELIZIA磐田は「2-0」、BIG HIPは「4-0」でどちらも勝利。
A ブロック最終試合はDELIZIA磐田 vs BIG HIP。
引き分けの場合、得失点差+2で上回るBIG HIPが準決勝進出という状況の中で前半終了間際にBIG HIPが価千金の先制点を奪いDELIZIA磐田は1点ビハインドで後半を迎える事となる。
2点以上を奪い勝利しなければいけないDELIZIA磐田の窮地に会場に駆けつけた「DELIZIA磐田ファン」も含め戦況を見つめる多くの方々は「波乱」が頭をよぎったに違いない。
しかしチーム自体は冷静さを失っていなかった。
後半開始早々に同点ゴールを奪うと着実に得点を積み重ね4点を奪取。
経験と自信を感じさせる試合展開を見せ「4-1」で勝利しブロック1位で県大会進出を決めた。
続く準決勝ではmobile storeに3-1、決勝ではA.S.mezcolanzaを2-0で下し、この日4試合の日程を充実した選手層で戦い抜き優勝を飾った。
DELIZIA磐田/赤堀監督は「ランニングタイムは焦りがちになるが自分達のスタイルを貫きました。BIG HIP戦では速いテンポで選手を入れ替えて逆転を狙いました。これまで逆境に立たされた数々の経験もありますが、特に今季は後半に強いという事もわかっていたので冷静に戦えました。」とベンチワークや選手のメンタリティに「ブレ」は無かった事を強調。
「代々木」へ向けての最初の関門を風格を感じさせながら突破した。
■西部地域予選【準優勝】:A.S.mezcolanza(西部1部リーグ所属)
Cブロックを僅差で勝ち上がったのは西部1部リーグ所属のA.S.mezcolanza。
この日の第3試合目で県2部リーグの楽笑舎フットサルクラブを1-0で振り切り勢いそのままに準決勝ではLIONフットサルクラブを1-0で下した。
決勝ではDELIZIA磐田に0-2で敗れたものの王者相手にいくつかの見せ場を作った事は県大会で台風の目となりそうな予感をさせた。
スピードとキレがある選手を数人擁し攻守共に体を張ったアグレッシブなプレーが非常に印象的だった。
25番主将/鈴木選手は「少人数ながらみんなで頑張りました。2回目の出場となる県大会でも今日の戦いのように頑張りたいです。」と謙虚な言葉でこの日を締めくくった。
■西部地域予選【3位】:LIONフットサルクラブ(西部1部リーグ所属)
東海1部リーグ所属のEmerson FCと静岡県1部リーグ所属の浜西フットサル/イクマインドア球’s倶楽部とのブロックでの戦いに競り勝ったのは西部1部リーグ所属のLIONフットサルクラブ。
カテゴリーでは1番下になるLIONフットサルクラブが1勝1分で並んだEmerson FCに得失点差で上回った形となった。
ジュビロカップなどの県大会では「常連」といった印象のLIONフットサルクラブ。
犬飼選手を中心に毎年チーム色は変動するものの今大会でも「ツボ」を心得た勝負強さを発揮していた。
準決勝では同じカテゴリー所属のA.S.mezcolanzaに0-1で惜敗したが3位決定戦では静岡県1部リーグ所属のmobile storeを下してきっちり勝利でこの日の戦いを終えた。
■西部地域予選【4位】:mobile store(静岡県1部リーグ所属)
3チームが静岡県1部リーグ所属というデスブロックとなったBブロック。
また前日に静岡県1部リーグが清水総合体育館で開催されたハードな日程となったが3チーム共に「同じ条件」となった。
mobile store は先日行われたgrassgreen浜松戦で2-1で先勝している有利な状況。
第4試合に行われたセレゾン浜松フットサルクラブ戦では10番小柳選手の1得点1アシストの活躍で2-0で勝利しブロック最終試合を待たずして準決勝進出と県大会進出を勝ち取った。
今季加入のメンバーとの連携も高まってきた印象のmobile store。
準決勝ではDELIZIA磐田に敗戦。
3位決定戦ではLIONフットサルクラブにも敗れこの日の最後は2連敗となってしまったが県大会ではこの敗れた2チームを含む強豪チーム勢にどのような戦いをするかが鍵となりそうだ。
以上が西部地域予選を勝ち上がった4チーム。
県大会でどのような活躍を見せてくれるか非常に楽しみだ。
県内の予選は中部支部予選が10月12日(土)に終了し残すところ東部支部予選のみとなった。
▼中部支部予選県大会進出チーム/順位順
Obra-Prima(静岡市清水区、中東部支部)
Estrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津フットサル倶楽部(焼津市、中西部支部)
大和撫子/VIORA藤枝(藤枝市、中西部支部)
F.S.C./PROVA清水フットサルコート(静岡市清水区、中東部支部)
▼東部支部予選大会日程
■11月3日(日)東部支部予選1次ラウンド:デスポルチ・クラップス
■11月24日(日)東部支部予選決勝ラウンド:富士体育館
▼以降のスケジュール
■11月24日(日)静岡県大会代表者会議:富士体育館
■12月21日(土)静岡県大会予選ラウンド:エコパアリーナ
■12月22日(日)静岡県大会決勝ラウンド:エコパサブアリーナ
■1月11日(土)東海大会準々決勝:エコパアリーナ
■1月12日(日)東海県大会準決勝、決勝:エコパサブアリーナ
■3月7~9日全国大会1次ラウンド:エコパアリーナほか
■3月14~16日全国大会決勝トーナメント:東京/代々木第1体育館
今年度の全日本フットサル選手権の第一歩となる県内各支部予選の先陣を切って、去る10月12日に中部地域予選の決勝ラウンドが行われた。
例年行われていた県内5支部での予選から、今年度は中部、中西部、中東部が合同で「中部地域予選」として県大会へ進出するチームを決することとなった。
その数「4チーム」。
日程変更に伴い次の日曜日が決勝ラウンドとなった西部支部、そして11月へずれ込む日程となっている東部支部にも同様に「4枠」が与えられている。
現時点では県大会の組み合わせに関する詳細は決定してはいないが、一つでも上位に入り、より有利なシード順を手にすることが県大会の決勝ラウンド、さらには東海大会へコマを進めるためのアドバンテージになるのではないだろうか。
今回の記事では県大会へ名乗りを上げた4チームを簡単にご紹介させていただくこととした。
■中部地域予選【優勝】:Obra-Prima(静岡市清水区、中東部支部)
県1部リーグでも上位争いを繰り広げているチーム。勢いそのままに、チーム全員が高い意識でこのPUMAカップ中部地域予選へ臨んだ。
決勝ラウンド初戦では同じ支部でしのぎを削ってきたLOCO☆と対戦。先制点を奪われはしたが、落ち着いた試合運びで逆転し、まずは県大会への切符を手に入れた。その後の準決勝では東海1部リーグの強豪、大和撫子/VIORA藤枝に、そして決勝では東海2部リーグ所属のEstrelado/焼津を相手に、どちらも1-0と最少スコアながら勝ち切った。
■中部地域予選【準優勝】:Estrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津フットサル倶楽部(焼津市、中西部支部)
悲願の東海1部リーグ昇格を目指すリーグ戦との日程が接近する厳しいスケジュールの消化を余儀なくされたEstrelado。東海リーグ所属ながら予選ラウンドの免除となるシードを与えられず、予選ラウンド初戦から戦いこの決勝ラウンドへ勝ち上がってきた。それだけに選手全員の疲労やコンディションの面で十分とは言えない状態だったのか、決勝ラウンド初戦から今ひとつのゲーム運びではあった。が、なんとか決勝まで勝ち進んだ。もちろんチームとしての最低限のノルマ「4位以内」は確保した訳で、2004年以来、チーム史上2度目の東海大会を目指し県大会へ臨むことになる。
■中部地域予選【3位】:大和撫子/VIORA藤枝(藤枝市、中西部支部)
一昨年の全日本フットサル選手権では東海大会まで進出した、言わずと知れた強豪チーム。この中部地域予選での目標も「優勝」だったに違いない。予選免除で迎えた決勝ラウンド初戦、相手は4つもカテゴリーが下の中部地域リーグ所属の「CRAYON/静岡球’s倶楽部」だったが、いきなり思わぬ苦戦を強いられた。2-1とかろうじて県大会への切符は手にしたものの、準決勝ではやはり格下チーム相手にスコアレスでの敗退となってしまった。最終的に3位で県大会に臨むことになってはしまったが、2年ぶりの東海大会を視野に入れ東海1部所属チームの意地を見せたいところだ。
■中部地域予選【4位】:F.S.C./PROVA清水フットサルコート(静岡市清水区、中東部支部)
中部地域予選の1次ラウンド終了時点で決定していた決勝ラウンド初戦での対戦相手「XEBRA」。その東海1部所属の強豪チームとの対戦を十分に研究しこの日に備えていたFSCは狙い通り先取点を奪う。一旦は同点そして逆転と劣勢に立たされたかに思えたが、後半、残り数分からの粘りは見事だった。3-2の再逆転勝利で、この日一番の番狂わせを演じたFSCだったが、続く準決勝では東海2部のEsreladoに0-1と惜敗。その結果を受けての3-4位決定戦では、またしても東海リーグ勢の大和撫子との対戦となった。格上との連戦の疲労もあり0-5とこの日の最大点差ゲームで敗退となってはしまったが、公式戦の場での東海リーグ勢との3連戦で貴重な経験を積み上げたのではないだろうか。
以上が中部地域予選を勝ち上がった4チームの顔ぶれだ。
県大会では中部地域の代表として東海大会への【2枠】を掴み取ることが出来るよう、思い残すことなく実力を発揮してほしいと思う。
▼他支部の予選大会日程
■10月20日(日)西部支部予選決勝ラウンド:浜松アリーナ
■11月3日(日)東部支部予選1次ラウンド:デスポルチ・クラップス
■11月24日(日)東部支部予選決勝ラウンド:富士体育館
▼以降のスケジュール
■11月24日(日)静岡県大会代表者会議:富士体育館
■12月21日(土)静岡県大会予選ラウンド:エコパアリーナ
■12月22日(日)静岡県大会決勝ラウンド:エコパサブアリーナ
■1月11日(土)東海大会準々決勝:エコパアリーナ
■1月12日(日)東海県大会準決勝、決勝:エコパサブアリーナ
■3月7~9日全国大会1次ラウンド:エコパアリーナほか
■3月14~16日全国大会決勝トーナメント:東京/代々木第1体育館