こんな大会のご紹介!
「絶対に負けられない戦い!」ではなくて、「勝ち負けは大きな問題ではない戦い!」
そうです!JFAファミリーフットサルフェスティバルなのです!!
今回ご紹介するのは、藤枝フットサルスタジアムVIORA藤枝で開催された大会の模様です。
屋根なしの2面も含め、全3コートを利用してスケジュールが組まれていたこともあり、運営上の最大の心配事はお天気。
しかし大会当日はそんな心配はまったく無用な快晴!きっと大会参加チームの思いが通じたのでしょう!!
会場を拠点に東海1部リーグへ参戦している大和撫子/VIORA藤枝の選手、スタッフのご協力により順調に会場準備が整い、開会式を迎えます。
で、早速試合!と思いきや、今回の大会に合わせ企画された付帯イベントの第1弾が始まります。
Fリーグ、アグレミーナ浜松所属、剣持貴充選手による「おはよう!ウォームアップ・クリニック」です。
ピッチ1面を広~く使用し、親子でまずはストレッチ。続いて軽いランニングからボールを使ったアップメニュー、そして蹴球の基本「止める蹴る」の練習へ。
クリニックの最後はシュート練習で締めくくりです!
チビッ子たちも今日これから始まるゲームに向けて、良い練習になったのでは!?
さて、ご家族、お友達などと思い切り楽しんだ試合の様子は後ほどまとめてご紹介するとして、お昼の時間を利用して行われたこの日の付帯イベント第2弾、「LUZeSOMBRAプレゼンツ 豊島明・チビッ子フットサルクリニック」について。
豊島さんと言えば、元フットサル日本代表。東海地域とのご縁もあり日本で最初のプロ・フットサルチームとして結成された大洋薬品/BANFF(名古屋オーシャンズの前身チーム)のメンバーとして活躍、その後、Fリーグ開始と同時に湘南ベルマーレで5シーズンをプレー、キャプテンとしても活躍されました。
そして現在は神奈川県1部リーグ「フェニックス横浜」の監督を務めていらっしゃいます。
そのクリニックですが。
下は3歳(?)から少年団などで活動する小学生、もっとハイレベルな中学生に女性も含めた大勢のクリニック参加者を前に豊島さんがお話しされたのが、「クリニックのテーマは頭を使った、常に考えたプレー。」
優しいメニューの中にも、しっかりとテーマに沿ったプレーを要求しながら見事な流れで、そして楽しくクリニックが進みます。
最後に行った、グリッド内での「2 vs 2」のミニゲームでは、最年少参加者の活躍に豊島さんも大興奮!クリニックを見学されていた大勢の方からも歓声と拍手が起こっていました。
豊島さん、楽しいクリニックをありがとうございました。
さてさて、さらにスケジュールは進み、午後の試合から表彰式へと移って行きます。
各賞の発表に続き、本日最後の付帯イベント、プレゼント抽選会が行われました。
LUZeSOMBRAさんからご提供を頂いた数十点のフットサルグッズが次々と当選者に手渡されて盛り上がった締めくくりとなりました。
大会へのご協賛を頂きました「LUZeSOMBRA」さん、多くの品物をありがとうございました。
楽しいクリニックを行っていただいた豊島さん、そして剣持選手、ご苦労様でした。
運営にご協力いただいた、大和撫子とゼブラのみなさん、お疲れ様でした。
みなさんのご協力により、無事、大会を終了することが出来ました。
本当にありがとうございました。
そして何より、参加していただいた多くのチームのみなさんが、怪我もなく最後までこの大会を楽しんでいただいたことを嬉しく思います。
また機会がありましたら、その時もよろしくお願いいたします。
WING FUTSAL CLUB/ZIP co.ltd. 4 – 4 Natureza Grande
Force Futsal ISE 2 – 1 Estrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津FS倶楽部
Futsal Clube UNIAO 5 – 2 LEGARE
Cat’s 5 – 1 futsalclub serio
▼今節終了時の順位
1位 PRIDE/futsal arena/勝ち点16
2位 Force Futsal ISE/勝ち点15
3位 Futsal Clube UNIAO/勝ち点13
3位 Cat’s/勝ち点13
3位 Estrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津FS倶楽部/勝ち点13
3位 LEGARE/勝ち点13
7位 WING FUTSAL CLUB/ZIP co.ltd./勝ち点5
8位 Natureza Grande/勝ち点4
8位 futsalclub serio/勝ち点4
10位 LIBERTA/勝ち点3
第1試合
LIBERTA 0 – 7 PRIDE/futsal arena
PRIDE/futsal arenaが大量7得点で連勝し今節で単独首位に立った。
しかし残りの2節では上位チームとの対戦も残している事もあり自動昇格の「1つのイス」は最終節までまだわからない状態だ。
LIBERTAは連敗となり順位上昇へ向けて残り2試合は是が非でも勝ち点6を獲得しなければいけない状況に。
第2試合
WING FUTSAL CLUB/ZIP co.ltd. 4 – 4 Natureza Grande
点の取り合いとなった今節は終了30秒前、Natureza Grande NO.7土屋選手のゴールでドローに。
勝ち点1を分け合う形となった両チームはリーグ終盤の残留争い正念場へ。
第3試合
Force Futsal ISE 2 – 1 Estrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津FS倶楽部
最終順位を占う上でポイントとなる上位決戦は攻守の入れ替わりが激しい白熱した好ゲームとなった。
数々の得点チャンスがあった両チームだったが「1点」多く決定機をモノにしたForce Futsal ISEに軍配が上がった。
Force Futsal ISEは単独2位となったが残り2試合では上位陣のPRIDE/futsal arenaとFutsal Clube UNIAOの試合が残っている。
勝ち点獲得無しという非常に痛い結果となった Estrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津FS倶楽部は前日の10/12静岡で開催されたPUMA CUPの支部予選を戦い県大会進出を決めて移動しての今節だった。
試合では疲労を感じさせない全員フットサルを見せたが勝ち点まであと「1点」届かなかった。
残り2試合はFutsal Clube UNIAOとCat’sという上位チームとの対戦を残し「昇格」のための正念場を迎える。
第4試合
Futsal Clube UNIAO 5 – 2 LEGARE
前節WING FUTSAL CLUB/ZIP co.ltdに敗戦してしまったFutsal Clube UNIAOは今節危なげない戦いでLEGAREに勝利。
この結果で3位タイにFutsal Clube UNIAO 、Cat’s、Estrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津FS倶楽部、LEGAREと4チームがひしめく大混戦になった。
第5試合
Cat’s 5 – 1 futsalclub serio
Cat’sが連勝を飾り勝ち点を着実に積み重ね3位タイに浮上しリーグ終盤の上位争いに名乗りを上げてきた。
futsalclub serioは7位以下のWING FUTSAL CLUB/ZIP co.ltd./、Natureza Grande、LIBERTAと共に残り2試合を残留に向けて争う形となった。
▼1部リーグ自動昇格の1つのイス
▼1部リーグ8位、9位との入替戦となる2つのイス
▼2部リーグに残留する5つのイス
▼各県4チームとの入替戦となる2つのイス
上位と下位の境界線がはっきりしてきた東海フットサル2部リーグ。
が、残り2試合の結果次第で順位の変動は確実に生じる。
直接対決の結果優先のレギュレーションを加味するといよいよ最終節の最終試合が終了するまでわからなくなってきた。
上位6チームに優勝のチャンスが残っている。
そして下位4チームは確定したが7~10位の最終順位は今節ではまだ確定していない。
7、8位の残留か、9、10位の入替戦かを4チームで争う形だ。
各チーム目標に対する様々な方程式を解くべく頭を悩めせている事だろう。
勝ち点の計算をし、他試合の結果をそれぞれ転がって欲しい勝敗へと願う事になりそうだ。
大混戦の2部リーグ。
果たして全チーム最終節終了時にどの「イス」に腰を据える事になるのか。
次節では勝ち点3を全チームが必死になって取りにくるであろう事から好ゲームを期待せずにはいられない。
一先ず今節で2013年内のリーグ戦スケジュールはここで幕を閉じた。
第8節は1/5(日)にテバオーシャンアリーナにて開催される。
▼次節試合情報
2014/1/5(日)
会場:テバオーシャンアリーナ
※東海2部スケジュールはこちら ≫≫
昨日、エコパアリーナ会議室にて行われた静岡県フットサル委員会会議の場において、次年度より実施されることとなっている「フットサルチーム登録制度」についての概要説明が、一般財団法人静岡県サッカー協会の登録担当者から行われました。
これまでフットサルの公式戦に出場するためには、選手一人ひとりがその年の「フットサル個人登録」を行ったうえで選手証の発行を受け、自分が加入したいチームで選手証番号を大会登録する流れで手続きが行われていました。
これは、年齢(種別)にかかわらず、同様の手続きにより大会出場が認められていたかと思います。
それでは次年度は何がどう変わるのか?
最も大きな変更点は、これまでの
「フットサル個人登録 + フットサルチームの大会登録」
の図式から、サッカーチームの登録制度同様の
(年度を通した)「加盟チーム登録」
へ移行する、という点です。
この記事では、昨日県協会の担当者から変更点として説明を受けた細かな内容の掲載は省かせていただこうと思います。と、言うのも、現時点ではJFAからの説明を受けている県協会担当者ですら、細かな文言の解釈や規定として明確でない部分の判断、あるいは何処までサッカーのチーム登録制度と合致したものになるのか、など「完全にこうなります!」という説明が出来ない部分も少なからずあると言う状況だからです。
ではなぜ、こんな記事を掲載したのか?!
・・・中身はともかく、フットサルの公式競技に出場するための登録制度が、根本的に変わるのだ!という点を、早い時点からより多くの方に知っていただき、情報を受け身のまま待つだけでなく、アンテナを広げその成り行きを気にしていただきたいと思うからです。
特にフットサルに特化した活動を行っているクラブチームでは、選手が掛け持ち所属するサッカー少年団や部活、あるいは社会人のサッカークラブなどでの登録手続きの中身について、これまで以上に気を配っておく必要性を感じます。
また、フットサルチーム側だけでなく、サッカーチームの立場で事務処理を担当する方にも、今回の登録制度変更に関する諸々を知っていただくことも大事なことだと思います。
もう一点、登録とは切り離せない「登録費」についても新たな支払義務の発生(のケース)があるようです。
これまでフットサル委員会として、あるいは静岡県フットサル連盟として働きかけてきたフットサルチーム立ち上げから公式戦参加への後押しや、フットサル個人登録の増加に向けた様々な活動が「無」になってしまうのでは?との懸念も会議の出席者から聞かれたことも事実ですが、何があっても登録制度が変更されることだけは間違いない状況とのことですので、その成り行きを見ながらフットサル競技の発展のための新たな活動を模索していかなければいけないのでしょう。
いずれにしましても、あと半年後には新しい登録制度がスタートします。JFAからも早い時期に、さらに明確でわかりやすい「フットサルチーム登録制度」についてのリリースがされるのだと思います。
年度替わりの時期に、次年度のチーム作り、チーム体制についてドタバタとしないためにも、是非、今後もこのテーマへの関心を持っていただきたいと思います。
第19回全日本ユース(U-15)フットサル静岡県大会レポート
主催:一般財団法人静岡県サッカー協会
主管:一般財団法人静岡県サッカー協会第3種委員会
協賛:ラビット急行株式会社
後援:静岡県教育委員会 静岡新聞社・SBS静岡放送
会場:焼津フットサル倶楽部
2つの東海大会出場権を争い、静岡県内12チームによる第19回全日本ユース(U-15)フットサル静岡県大会が10/5焼津フットサル倶楽部にて開催された。
心配された天候は午前中は曇り空だったものの正午頃からは晴れ間が差して選手、父兄、取材陣、運営関係者を味方した。
3チーム4ブロックによる予選リーグではグループ1位のみの準決勝進出を争い、熱い戦いが各ピッチで繰り広げられた。
予選リーグ1位で準決勝進出チームは以下の通り。
▼Aブロック
・清水FC(青)/中東部1位 ※1位にて準決勝進出
・BANREYORE(岡部A)/中西部2位
・SHIZUNAN/中部3位
▼Bブロック
・丸塚中/西部1位
・ロプタ静岡/中部2位 ※1位にて準決勝進出
・アゴーラFC/東部2位
▼Cブロック
・城内FC/中部1位 ※1位にて準決勝進出
・FC雄踏/西部2位
・VALOR/中東部3位
▼Dブロック
・Hero FC/中西部1位 ※1位にて準決勝進出
・アスルクラロ御殿場/東部1位
・清水FC(白)/中東部2位
ベスト4に進出した4チームは技術、フィジカル共に優れたチームであり予選リーグを終えた時点ではどのチームが東海大会進出を勝ち取るかは容易には予想出来なかった。
そして行われた準決勝のカードと結果は以下の通り。
清水FC(青)/Aグループ1位 ※決勝進出/東海大会出場権獲得
6-3
ロプタ静岡/Bグループ1位
城内FC/Cグループ1位
3-4
Hero FC/Dグループ1位 ※決勝進出/東海大会出場権獲得
この結果により清水FC(青)とHero FCが予選リーグから全勝で東海大会出場権を獲得した。
東海大会出場権を獲得した2チームは現時点での「静岡県NO.1」の栄誉を獲得するべく疲労も蓄積されてきた中、熱く激しい決勝戦を戦った。
両チーム共に開始早々から「フットサル」としての技術を随所に見せ、選手個人のポジティブなチャレンジが数多く見れた事は今後の静岡のフットボール界の未来の明るさを感じさせた。
特にHero FCは個人としてもチームとしても「フットサル」ならではの技術と戦術の習得度の高さを見せ、大人のフットサラーを唸らせるようなコンビネーションでゴールに迫った。
しかし戦況は4-1で清水FC(青)がリードし主導権を握る展開。
ここからHero FCが「フットサル」として鍛錬してきたチーム力と絶対勝ちたいという気持ちの強さを見せる。
まずは1点を返し4-2とリードを縮める。
慌てずに積極的なプレーを続けたHero FCは10番原科選手のドリブル突破などを中心にペースを掴んでいく。
するとHero FCコーチ陣はフィールドプレイヤーである2番杉山選手にGKユニフォームを着せてこの年代のゲームではお目にかかる事は少ないであろうパワープレー(GKをFPに変えて攻撃に人数をかけて得点を狙いにいく戦術。)を指示する。
GKと交代するタイミングなども質の高い動きを見せ、相手陣地で数的優位になって同点弾を狙いにいった。
GKがパントキックを蹴る事が出来ないこの年代特有のルールもパワープレーの優位性を引き立てていた。
そしてこの日得点を量産しチームの勝利に大きく貢献していた8番木村選手のFKでのゴールで4-3と1点差とする。
奇を突かれた形となった清水FC(青)はそれでも必死にシュートをブロックし、ガラ空きになったHero FCゴールへの逆襲を狙った。
しかし試合終了間際、素早くボールを回し続けたHero FCのパワープレーがついに同点弾を生む。
GKユニフォームを着ていた2番杉山選手が一瞬フリーになった隙を見逃さず価千金のミドルシュートをゴール左隅に叩き込んだ。
筆者はU-15の大会でこんなにも「フットサル」らしい同点劇を目撃した事に驚き、興奮していた。
試合は3分ハーフの延長戦に突入。
清水FC(青)も同点にされはしたが勝ち越しゴールを狙って積極的な攻撃を延長戦でも繰り返し見せていた。
一方Hero FCはGK1番曽根選手や主将7番中山選手らを中心にゴールを死守し逆転弾を虎視眈々と狙う。
そして延長前半にHero FC18番小林選手がゴール前で左足での鋭いボレーシュートを突き刺し逆転に成功する。
最後まで一進一退の攻防を繰り広げた決勝戦はこのまま5-4でHero FCが勝利し東海大会出場権獲得と共に「静岡県NO.1」の栄誉を大逆転劇でもぎ取った。
試合終了後、嬉しさで涙する選手が1.2人だけではなかったのが非常に印象的だった。
10/4 アグレミーナ浜松vsエスポラーダ北海道 @掛川さんりーな
試合後の記者会見コメントです。
▼前田監督代行
ホーム初勝利を掛川でしたかった。前半のチャンスを決めることができず、最後に失点してしまった。
ボールを大事に、ディフェンスをしっかりやって、ひとつでも勝ち点を上積みしたい。
今日は2-0で勝つつもりだったので、前半0-0には満足している。後半、不用意な失点をしてしまったが、パワープレーは考えておらず、我慢して残り4分で何とかしようと考えていた。だが、残り6分のところで選手たちが勝ち急いでしまった。ちゃんと自分がコントロールして、落ち着いてプレーさせるべきだった。勝ちたい気持ちが出過ぎてしまった。1試合通してゲームプランを立て、実践していくことが、今後の課題になる。
▼三輪キャプテン
ボールを大事に攻撃して、守備では我慢してカウンターやパスをつないでシュートまで行こう、という意識をした。
我慢比べに負けてしまった感がある。みんなで声を出しあったり、集中力を高めて、改善していけたら。
自分がキャプテンになったからどいって、やる事は今までと変わらない。プレーで引っ張っていけたら。もっと声や気持ちを出せるチームになっていけたらと思う。
次の町田は勝利した事があるチームだけど、意識せず、1戦1戦、目の前の試合を大事にして、その結果勝利につながるようにしたい。