Fリーグ第13節アグレミーナ浜松対湘南ベルマーレが9月15日、浜松アリーナで行われた。12節を終えて勝ち点1のアグレミーナ、勝ち点7で3連敗中のベルマーレ。アグレミーナは順位が近いチームの対戦でFリーグ初勝利を目指したが、0対5で完敗を喫した。
11分、CKから小野大輔にミドルシュートを決められ、1分後には右サイドが決壊し久光重貴にゴールを割られた。前半終了間際には刈込真人、ボラに続けてゴールを献上。この時点でほぼ試合の趨勢が決まってしまった。
アグレミーナの攻撃の見せ場は少なかったと言わざるを得ない。前半は、3分の蓮池紳吾、田中充彦、中島涼太でワンタッチパスをつないで右サイド奥まで持ちこんだ場面、10分の石野潤がDF2人の間を突破して中央に切れ込んでシュートを放った場面など。後半は開始早々にカウンターから蓮池、中島、田中、松本行令が絡んで2度ゴレイロとの1対1の場面を作りだしたのが目につく程度だった。
松本、石野、蓮池らがライン沿いを縦突破しても、藤井健太らベルマーレのフィクソのカバー意識が高く、なかなかゴール前にボールが入らない。残り5分からは、山本浩正がハーフウエーラインを超えたエリアに進出し、パワープレーを試みたが、左からの中島のシュートは相手ゴレイロに止められた。
同じカードは8月19日、小田原で行われている。剣持、田中のゴールが決まって2対0で前半を折り返しており、3対4で敗れたとはいえかなり競った内容だった。それからわずか1カ月後の完敗。いったいチームに何が起こっているのか。
前田健一監督は「ベルマーレ戦に向けて練習した動きが全く見られなかった。自分勝手なプレーをする選手がいた」と話す。「Fリーグの舞台に立っていることだけで満足している」「お客さんにお金を払ってもらっているという自覚がない」「チーム(ゲーム)のマネジメント力が低い」。いらだちばかりが口を突く。
プレス控室で、オフィシャルのカメラマンたちと話をした。浜松のチーム状態が好ましくないことについて、率直な意見を聞かされた。正直、耳の痛い話ばかりだった。「アマチュアの選手やスタッフにどこまでを要求できるか、という問題」。そんな話をされた。
負け続けて雰囲気の良いチームなどあるわけがない。Fリーグ発足当時の回顧話になった。
思い出すのは初年度のシュライカー、2年目のベルマーレ。勝てない。首脳陣と選手の関係が悪い。サポーターからはブーイング。どうにもならない状況に見えた両チームだったが、その後一定の向上が見られた。ベルマーレは全日本選手権準優勝の経験があるし、シュライカーの現在の充実ぶりは周知の通りだ。
チーム状況を劇的に変える薬はない。できることと言えば「投げ出さないこと」しかない。我慢が要求されるが、結局のところそれに尽きるのではないだろうか。カメラマンたちも同意見だった。
●アグレミーナ浜松 0-5 湘南ベルマーレ
11分 小野大輔(ベルマーレ) 0-1
12分 久光重貴(ベルマーレ) 0-2
20分 刈込真人(ベルマーレ) 0-3
20分 ボラ(ベルマーレ) 0-4
29分 ボラ(ベルマーレ) 0-5
写真・レポート:橋爪充
本日、私は浜松アリーナにて県レディースリーグの観戦です。
が、愛知県は守山スポーツセンターにて東海女子【第4節】が行われます。
結果掲載程度ですが・・・。
2012東海フットサル女子リーグ【第4節】@守山スポーツセンター
▼10:00
atadura:3
vs(前半:上-下) 試合終了
オーマイガッ(O×M×G):0
▼11:30
golrira shizuoka:1
vs(前半:1-1) 試合終了
FALCO LADIES:2
▼13:00
estrela/LENDA:0
vs(前半:0-1) 試合終了
Frontier FC:5
▼14:30
蹴球小娘/ONZE:5
vs(前半:上-下) 試合終了
AOMIレディースFC:2
▼16:00
丸岡RUCKレディース:1
vs(前半:上-下) 試合終了
member of the gang:4
本日、会場担当です。
設営、運営を頑張ります!
2部リーグ延期試合も行われます。
速報できるか!?
▼9:30
F.S.C/PROVA:1
vs(前半:1-1)試合終了
IKAI FUTSAL:3
▼11:10
Obra-Prima:2
vs(前半:1-1)試合終了
MATO GROSSO:1
▼12:50
Natureza Grande:4
vs(前半:1-0)試合終了
セレゾン浜松:3
▼14:30
mobilestore/テレポケット:5
vs(前半:2-2)試合終了
浜西フットサル:5
▼16:10・・・2部リーグ※8月26日延期試合
沼津蹴球団FC:1
vs(前半:1-1)試合終了
LOCO☆:3
PUMAカップ2013 全日本フットサル選手権大会への第一歩、静岡県内の各支部にて行われる、いわゆる「支部予選」が昨日より開始されました。
まずは今年のそれぞれの予選を前にして行われました、各支部フットサル委員長による委員長会議での「決定事項」ならびに「確認事項」をご紹介しておきます。
最初に、みなさんが最も気になる(であろう)、各支部へ割り当てられる「予選通過枠」について。
これは毎年、予選参加チーム数などをもとに委員長会議にて決定しています。そして今年の割当は以下の通り。
■西部支部(予選参加21チーム)…4チーム
■中西部支部(予選参加8チーム)…2チーム
■中部・中東部支部(予選参加8チーム)…2チーム
■東部支部(予選参加15チーム)…4チーム
このうちの中部・中東部支部予選については両支部の合同で、一つの予選大会として実施する事となりました。
次に県大会予選ラウンドについて。
こちらは、今年度はこれまでと少々異なる開催となります。
例年、年明け1月下旬に行われる東海大会へ合わせ、12月中旬までに土曜、日曜を連続して利用した県大会(1会場2面開催)を実施してきました。
ところが今年度は東海大会(岐阜県開催)開催日の確保の関係で12月8~9日が東海大会の日程となります。
これに合わせて静岡県でも県予選を終了しなくてはなりませんが、これまでのように土曜日・日曜日と連日で2面が利用できる会場確保が県内でも非常に困難な状況でした。
そこで今年は10月21日(日曜日)に別々の会場にて実施する事となったわけです。その2会場はエコパ・サブアリーナ(袋井市)とデスポルチ・クラップス(駿東郡清水町)です。
次は予選ラウンドの組み合わせについて。
こちらについては例年通り3チーム4ブロックでの実施です。10月14日の日曜日に清水総合運動場体育館にて開催予定の県大会出場チームによる代表者会議で抽選を実施しますが、今年の抽選方法として以下の事項が確認されています。
①各支部予選大会の1位のチーム(4チーム)を第1シードとし、異なるグループへ割り振る事とする。
②西部支部1位、中西部支部1位のチームはエコパ会場(Aブロック、Bブロック)にて試合を行う。
③中部・中東部支部1位、東部支部1位のチームはデスポルチ会場(Cブロック、Dブロック)にて試合を行う。
④第1シードの4チームはブロックならびにブロック内番号を指定できる。(西部支部1位、東部支部1位に優先権を与える)
⑤残りの8枠については抽選により割り振る事とする。
⑥決勝トーナメント(12月2日、日曜日、エコパ・サブアリーナ)の対戦カードは開催日当日に抽選にて決定する。
・・・と、まぁザッとのご紹介です。詳細につきましては県大会出場チームによる代表者会議の際に、実施要項としてお渡しする事となります。
(特に)西部支部1位、東部支部1位のチームについては、地元で予選ラウンドが行なえるアドバンテージがあります。県内東西への移動は距離も長く負担も大きいはずですので、大きなメリットとなるのではないでしょうか?
そして抽選に廻る残りの8チーム、今年の実施方法では同グループに西部あるいは東部の3チームが固まる可能性があります。この件についてはもちろん委員長会議でも議題には上がりました。が、支部チームへの配慮は、「まず最初に支部予選」という形でなされていますので、県大会からは同じ条件で抽選を行うこととなりました。
さて、話を冒頭の支部予選開始に戻しますと・・・。
昨日実施された支部予選は、西部支部の予備予選そして中西部支部予選の2支部です。
西部支部については9月30日に最終予選が行われますが、中西部支部ではすでに県大会へ進出する2チームが決定しました。
振り返れば、昨年の県大会決勝トーナメントに進出した4チームのうち2チームが在籍する中西部支部。筆者としても少々気になりましたのでカメラを持参し会場にお伺いしてきました。
大会は大本命の大和撫子が予選リーグ初戦で支部所属チームに敗れる波乱から始まりました。
そして迎えた県大会出場を懸けた準決勝、その対戦カード・・・ひとつは大和撫子に金星をあげた「Defi/Green Field」と同じ支部リーグ所属の「Ladoroa」の対戦です。どちらが
勝っても支部所属チームとして県大会への出場が決定します。
そしてもう一つの準決勝、なんと昨年の県大会準優勝「大和撫子/VIORA藤枝」と第3位「Estrelado/焼津」の対戦となりました。
地元支部でのレディースリーグの運営もあり、準決勝前半で会場を後にした筆者に届いた連絡は・・・。
優勝:大和撫子/VIORA藤枝(東海リーグ1部所属)
準優勝:Defi/Green Field(中西部支部所属)
というものでした。
準優勝のDefi/Green Fieldのみなさん、おめでとうございます。初戦での金星、そして県リーグチームも撃破、その勢いは本物でした。これで満足することなく、県大会でも台風の目となって欲しいと思います。
そして、大和撫子/VIORA藤枝のみなさん、初戦での敗戦、負傷者発生と苦しい予選大会だったと思います。が、昨年の刈谷(東海大会)での借りを返すためにもここで躓くわけには行かなかったはず。全員のその気持ちで勝ち上がった支部予選だったのではないでしょうか?
両チームの県大会での活躍を期待しています!
※以下、試合の様子だけでなく、あれこれと・・・。
Fリーグ関連の記事の連投ですが、こちらはやや私的な感情を込めたコメント付きでの掲載です。あらかじめご容赦を!
前回の記事では静岡県出身のFリーガーとして中村友亮選手をご紹介させて頂きましたが、今回、短く掲載させていただくプレーヤーは今季からシュライカー大阪に所属している本田拓磨選手です。
本田選手といえば、ジュビロ磐田フットサルクラブそしてDELIZIA磐田に所属、若い力として東海1部リーグの連覇に貢献した事はご存知かと思います。もちろん静岡県選抜としてもプレーしました。
その本田選手は今季、Fリーグの強豪チームシュライカー大阪でFリーガーとして新たなスタートを切っています。
プレシーズンマッチなどでは試合に出る機会もあったようですが、リーグ開幕からは日本代表ほかトッププレーヤーがベンチを埋めるシュライカー大阪だけに、なかなか出場機会がありませんでした。
それでも第6節あたりからベンチ入りの機会が増え、先のテバオーシャンアリーナカップにも出場、そして迎えたセカンドクールのスタート、大分セントラルの2日目【第11節】でついにFリーグ初ゴールを奪いました。対戦相手がアグレミーナ浜松だった事にも静岡への縁を感じます。
本田選手はこの試合で2ゴール、取材には行けなかった筆者ですが、試合後「自分の形でゴールが奪え気持ち良かった。これからも一歩ずつ進んで行きたい。」とメールにてコメントを頂きました。
その本田選手のプレーぶりについては、8月に小田原アリーナで行われた【第9節】vs
府中アスレティックFC戦で少しだけカメラに納めています。今回、ご紹介している写真はその時のものです。
残念な事にその会場でもほとんど会話をする時間はなかったのですが「もう少し時間はかかるかもしれないが、やれる自信は少しずつ付いてきているので結果を出したい。」と前向きなコメントをもらったばかりでした。
そのタクマ(←失礼!)が、DELIZIA時代のスタッフの結婚式にて浜松に立ち寄る情報が!・・・是非、会いたいね!
と言う事で、これからも出場機会が増え、次のゴールを奪い、ますます活躍する事を期待しています!