▼第11回静岡県フットサル1部リーグ【第1節】
セレゾン浜松 2 (1 前半 2) 6 浜西フットサル
※以下、フォトギャラリーにてご覧ください。
先週の土曜日に開幕した今季の静岡県リーグ、その様子をお伝えするフォトギャラリーの掲載まで1週間のタイムラグとなってしまいました。
今回の記事から連続投稿で当日行われた1部リーグ、2部リーグの全8試合の様子をフォトギャラリーとしてお伝えしたいと思います。
今季の開幕と言う事で、一枚でも多く、一人でも多くの選手を撮影したいとの意気込みで当日を迎えたのですが、残念ながら「県リーグ【第1節】を振り返って」の記事でも書いたように、当日は自分自身が撮影に積極的にかかわることが出来ませんでした。
だからと言って開幕戦の様子を記録しない訳には行きませんので、カメラの操作に心得のある運営スタッフにズームレンズを装着した機材を託し、ピッチの様子を撮影してもらいました。
試合毎に掲載する写真の数が大きく異なりますが、使える写真は出来るだけ多くご紹介したいと思い、あえて掲載枚数の数合わせは行いませんでした。
何卒、ご理解ご容赦をお願いいたします。
それでは第1試合の「IKAI FUTSAL vs Mato Grosso Fuji」の試合からフォトギャラリーにてご覧ください。
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▼第11回静岡県フットサル1部リーグ【第1節】
IKAI FUTSAL 0 (0 前半 0) 1 MATO GROSSO
※以下、フォトギャラリーにてご覧ください。
先週の土曜日、6月16日に「第11回静岡県フットサルリーグ」が開幕した。
開幕戦はどのチームにとっても新シーズンへ向けた新体制での最初の公式戦となる。観る側にとっても補強選手、移籍選手の公式戦でのプレーを初めて目にすることが出来る訳だ。
新たなチームとしてFリーグへの歩みを進めるため昨季限りでその活動に終止符を打った「田原フットサルクラブ」に所属していた何人かの選手も今季のプレーの場を静岡県リーグへと移している。もちろん、引き続き東海リーグでのプレーを選択した選手も多いのだが、この日の県リーグ開幕戦でも彼等のプレーを目にすることが出来た。
Fリーグを経験している「山田マルコス勇慈」のイカイへの加入も静岡県リーグにとって嬉しい出来事だ。
今季の静岡県リーグの大きな財産ともいえるのではないだろうか。リーグ戦だけでなく、PUMAカップやジュビロカップなども含め、少しでも多くの試合に出場して欲しいと思う。
また、この日は関東を中心にフットサルの取材活動をされている田代由美子カメラマンが会場に駆けつけてくださった。翌日の東海2部と合わせての取材遠征だったが、静岡県リーグを少しでも取り上げていただける事は、選手たちの「やる気!」を大きく増幅してくれるに違いない。(※今季、彼女は中国リーグなどへも足を延ばしたいとの計画があるようだ。もう1度、静岡県リーグの会場へ足を運んでいただければ!)
さらにもう1点、今季の開幕戦では、観戦、応援に駆けつけてくださった方の数が非常に多かったと感じた。
西部地域から足を運びやすいエコパ開催だった事もあり、西部支部からの県リーグ新規参入チームや1部昇格チームへの歓声が特に大きかったようにも思うが、支部に関係なく客席から声援を送るサポーターの姿が見られた。
もちろん応援や歓声のほとんどは贔屓のチームへ向けたものに違いはないが、多くの方の視線や歓声はピッチで戦う選手たちにとってエネルギーにもなるだろうし事実、彼等の背中を力強く押していたと思う。
さて、この日の対戦カードに目を向けると、1部と2部、同時に行われた全8試合のうちの5試合が同支部対決となった。
特に1部の開幕カードの2試合はどちらも支部ダービーであるだけでなく、今季のリーグの行方を占う上で興味深い対戦でもあった。2部リーグでも「古豪」LOCO☆と「新入り」楽笑舎フットサルクラブの思わぬ(?)熱戦や、中西部ダービー、東部ダービーでの支部の意地を懸けた対戦も白熱した。
この日、一日を振り返れば「盛り上がり!」への大きな期待を感じる開幕戦だったと感じる。
▼1部リーグ【第1節】
IKAI FUTSAL 0 (0 前半 0) 1 MATO GROSSO
セレゾン浜松 2 (1 前半 2) 6 浜西フットサル
F.S.C/PROVA 4 (1 前半 3) 5 Obra-Prima
Natureza Grande 3 (2 前半 1) 1 mobilestore/テレポケット
▼2部リーグ【第1節】
BIG HIP 3 (1 前半 1) 2 FARANG Futsal Club
LOCO☆ 4 (2 前半 2) 3 楽笑舎フットサルクラブ
沼津蹴球団FC 7 (3 前半 1) 3 ARTISTA
VRAVO 2 (1 前半 3) 6 豊友
個人的には、1部リーグでのFDS(フットサルデータシステム)の導入準備など「やらなければならない事の消化が充分かどうか不安なままの開幕だった」と言うのが正直なところだ。実際、9:30キックオフの試合直前までドタバタとしてしまった。
また、県リーグのスケジュールプログラムは作ったものの、肝心のこのブログへの掲載、特に2部リーグ(レディースもしかりだが・・・)については、何の告知もさせていただいていない事など大きな反省点だ。
取り急ぎ、会場でお配りしたスケジュールプログラムをPDFファイルとして【静岡県リーグ】の各ページに掲載をさせていただいた。
さらにこの日は、今季のガイドブック掲載写真の撮影などをチームへ連絡させて頂いたにもかかわらず、私自身が充分な対応をさせていただけなかったことについても深く反省するところだ。他の役員の協力を得て何とか集合写真は全チーム撮影してはいるが、撮影のタイミングなど必ずしも最善でない対応となってしまったチームが発生した事にはお詫びを申し上げなければいけない。
そのガイドブック制作の進捗状況についてはご案内できるほど進んでいないのが現状だが、今後しばらくはその作業に全力で取り組みたい。
いずれにしても、優先順位を見失わずに(←すでにかなり混乱しているのだが・・・。)諸作業に励みたいと思う。
当ブログをご覧のみなさん、今季の静岡県リーグそしてフットデ静岡を今後ともよろしくお願いいたします。
「歴史的初陣は大差敗戦」
・・・Fリーグ2012【第1節】名古屋オーシャンズ対アグレミーナ浜松レポート
アグレミーナ浜松のFリーグ初戦は率直な表現を使えば「玉砕」に終わった。5連覇している名古屋オーシャンズに1対8。大きな力の差を感じた一戦だった。
アグレミーナのスタメンはゴレイロ山本浩正、剣持貴充、蓮池紳吾、中島涼太、向島佑介。一方のオーシャンズは岡崎でのプレシーズンマッチと同じ顔触れ。ゴレイロ川原永光、木暮賢一郎、逸見勝利ラファエル、北原亘の代表メンバーに昨季リーグ得点王の森岡薫が入る。
序盤からオーシャンズが落ち着いたテンポでボールを回し、主導権を握る。パススピードは速く、ほとんどミスを犯さない。
8分、オーシャンズが先制する。森岡がアグレミーナゴールの左前、ペナルティエリアの少し外で前を向いてボールキープ。タイミング良くゴール右に走り込んだペドロコスタの折り返しが、アグレミーナDFの頭に当たってゴールに吸い込まれた。
10分、オーシャンズが追加点。ハーフライン付近でボールを奪うと、素早い切り替えで右に展開。渡邉知晃が前方をふさぐDFの股の間にシュートパスを通し、ラファエルサカイがスライディングで押し込んだ。スピードに乗った、フットサルのだいご味を感じさせるゴールだった。
前半、アグレミーナは3回のチャンスをつかんだ。2分、自陣左深くから中島→剣持→向島という大きなサイドチェンジにトライ。4分、左サイド萩原洪拓から右前方の蓮池にパスが通るが、シュートは川原に止められる。18分には笠井健太のシュートのこぼれを蓮池がダイレクトで打つが、枠をとらえられなかった。
DFの連携は、時間が進むにつれ乱れ始めた。森岡の深い切り返しで前が空くシーンが何回か見られ、フリーで打たれた強いシュートを山本が再三セーブする。
「気持ちで負けないようにしよう。チームの決めごとを徹底しよう」と話しあって臨んだ後半だったが、時間の経過とともにどんどんスコアが離れていく。開始早々、渡邉にゴールを許し、24分にもゴールに近いエリアでワンツーを決められて再び渡邉にゴールを献上。24分に向島がチーム初ゴールを挙げるも、27分からの4分間で立て続けに4失点を喫した。
ヒールパスも交えたパスワーク、相手をギリギリまで近づけてからボールを離す個人の技量。岡崎市でのプレシーズンマッチは「床がベタっとしていてスピーディーな展開ができなかった」(オーシャンズ・アジウ監督)ようだ。前週とはボール回しとフィニッシュの精度が明らかに異なった。
きりきり舞いさせられたセカンドセット(吉川智貴、ラファエルサカイ、森秀太、ペドロコスタ、渡邉知晃から4人をチョイス)はこの日も威力抜群で、アグレミーナはスタミナを削り取られた。くたくたになったところでファーストセットの森岡、逸見に、確実にゴールを決められた。オーシャンズの戦術の引き出しの多さと決定力を思い知らされた。試合は1対8で決した。
残念なのは、試合途中でアグレミーナの士気が明らかに下がったことだ。試合後の記者会見で前田監督は「半数ぐらいの選手がモチベーションを下げてしまった」と振り返った。
一方のオーシャンズは全く逆だった。点差が離れると弛緩することも多いこのチームだが、アグレミーナ戦に関してはまったくそうした気配がなかった。試合後、川原に水を向けるとこんな答えが返ってきた。
「点差に関係なく自分たちが気持ちを切らさず、良いプレーを続けることが大事。そうすれば次戦でも『名古屋は怖い』という印象を残すことができる。もう試合をしたくない、と思われるぐらいのチームにしなくては」
まさしくプレーオフを見据えての発言だが、こうしたメンタルはどんなチームにも必要なことではないだろうか。
客席を埋めたファンや関係者にとって、この2チームに実力差があるのは百も承知。だからこそ、勝敗以上に敢闘精神に期待がかかる。この日、アグレミーナがゴール前に迫るとスタンドから大きな歓声が沸いた。向島のゴール後の「記念すべきFリーグ初ゴールです!」という場内のアナウンスには、割れんばかりの拍手が贈られた。選手は、このことを忘れてはいけない。
リーグを5年間けん引してきたオーシャンズには惨敗した。だが悲観することはない。当たり前の現実があっただけ。玉砕上等だ。ここから一つ一つ積み上げていけばいい。
すぐには結果が出ないかもしれない。クラブもチームもファンも、今は雌伏の時だ。竜の如く天空を突く日はきっと来る。
●名古屋オーシャンズ 8-1 アグレミーナ浜松
8分 オウンゴール 1-0
10分 ラファエルサカイ(オーシャンズ) 2-0
21分 渡邉知晃(オーシャンズ) 3-0
24分 渡邉知晃(オーシャンズ) 4-0
24分 向島佑介(アグレミーナ) 4-1
27分 森岡薫(オーシャンズ) 5-1
29分 逸見勝利ラファエル(オーシャンズ) 6-1
30分 逸見勝利ラファエル(オーシャンズ) 7-1
31分 森岡薫(オーシャンズ) 8-1
写真・レポート:橋爪充
速報とはいかないと思いますが、全試合のスコアを掲載したいと思います。
■2012東海フットサル1部リーグ【第1節】@テバオーシャンアリーナ
▼10:00
ROBOGATO:3
vs(前半:1-0)試合終了
FALCO GIFU F.S.:3
▼11:30
Praia Grande:4
vs(前半:2-1)試合終了
NASPA四日市:2
▼13:00
Futsal Clube UNIAO:5
vs(前半:3-0)試合終了
大和撫子/VIORA藤枝:2
▼14:30
オーシャンズサテライト:2
vs(前半:1-4)試合終了
DELIZIA磐田:8
▼16:00
XEBRA:3
vs(前半:0-3)試合終了
MEMBER OF THE GANG:8